今日はまた涼しいですね~
今年は例年になく秋の訪れを早く感じます
まだ真夏の布団で寝てるので
朝さむくて目をさましちゃいます(>_<)
風邪ひかないように気をつけなくちゃ!
みなさんも体調管理くれぐれも
お気をつけてくださいね(^^)
さて、昨日は第2回目の教室でした。
初心者の方から、経験者
老若男女の生徒さんがいる中、
毎回毎回、いったいどう伝えたら
分かりやすく、体感し楽しんでもらえるかという事を
試行錯誤しています(>_<)
理屈でない“感覚”という世界を
言葉でつたえるには本当にむつかしいですが
自分が演奏を通して人に伝えることは
自分の中の処理で済んでいたので
そこまで私でも深く考えませんでしたが
自分ではない他人に
この感覚を伝えようと思ったら
複雑な暗号である“音”という世界を
きちんと翻訳してあげることが必要だと
この2回の講座を通して
すご~く感じました!
“太鼓道”
こうして、ブログに書きながら
私自身も自分の頭の中にある感覚を
吐き出し整理して伝えていこうとおもいます!
みなさん、太鼓にも人間と同じく“目”があるって
ご存知ですか?
いきなり何を言い出すんだと
思わないで聞いてください(苦笑)
私は今回の教室で常々
太鼓にとって一番大切なことは“音”だとお伝えしています。
太鼓の音=言葉
そして、言葉=コミュニケーション
太鼓を叩くということは、
その音で奏でるコミュニケーションそのものなんです。
ちょっと想像してみてくださいね
日本語しかしゃべれない人が
英語をしゃべるようになりたいときどうしますか?
そう!駅前留学ですね(笑)
英会話教室に通って、
その言葉を覚えるじゃないですか
言葉がわかってはじめて英語でコミュニケーションが
とれるようになります。
これ、太鼓の音も全く同じです。
先にも言った通り太鼓の“音”=言葉
言葉=コミュニケーションという事なので
自分が伝えたいメッセージを
より言葉にしてきちんと届けられるようになる事で
相手に→伝わる
伝わってますでしょうか?
そして、ここが大切なポイントです
相手に何か思いをきちんと
届けたい、伝えたいと思ったとき
みなさんどうします?
そう相手の“目”をみて話しますよね!
例えば“ありがとう”という言葉を
真剣に伝えたいと思った時
相手の目をみないでありがとうと
言ったときと、
きちんと相手の目をみて
ありがとう!と言った時
どっちがその思いは相手に伝わるか
明らかですよね
でね、この“目”は太鼓にもあるんです!
太鼓の目!?
さて、太鼓の目ってじゃあいったい
どこかわかりますか?
それは!
太鼓を打つ皮のど真ん中にあるんです(?_?)
いいですか、だいたい真ん中辺とかじゃなくって
ド真ん中!です
ここに太鼓の目があります。
だから想いをちゃんと届けたい・・・
伝えたいと思ったら、この目を見て打ってあげる
ど真ん中を打ってあげることで
そのメッセージはより伝わるという事です
ただし太鼓の演奏をする時に
ずっとこの真ん中しか打ってはいけないという
事ではなく、
自分の想いを、言葉を音にのせて
より相手にきちんと届けたいと思ったら
この目を見を打ち抜く
目を見て話してあげることで
聞いている人への伝わり方が
まったく違います。
打ち手がきちんと太鼓の目をみて
話してあげる(打ってあげる)と、
太鼓はきちんとその想いを受け止めてくれます。
ここの太鼓と自分というコミュニケーションがうまれ
楽しくなります。
人と人がコミュニケーションを通して
幸せだったり楽しさを感じることと全く同じなんですね~(^^)
多くの演奏者は
まだまだこの目を見れないことが多いです
目を見て話すことは
恥ずかしいですかね(笑)
これは余談ですが、
プロアマ問わず多くの演奏を映像や生の演奏拝見しますが
私は演奏している音を聞かなくても
ちゃんと太鼓の目を見て話しているかどうか
一目瞭然でわかります。
目を見て話してくれる人の演奏は
究極音を聞かなくても私にはその想いが
メッセージとなって届いてきます
音階のない音を表現することは
難しいですが、太鼓にも“目”があるという事だけでも
知っておいてもらえたら
少しは何か変わるかもしれませんね