2014年12月3日水曜日

“今日の太鼓からvol.30”木目を活かした紺青塗装。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


お久しぶりの今日の今日の太鼓からですね~
“今日の太鼓からvol.30”


今日は木目を活かした染色塗装、
木目を活かしながらも色鮮やかな青で表現した

桶太鼓ご紹介します(^^)/

染色紺青塗装。



当店桶太鼓は杉材を使用しておりますので
もちろん胴体には“木目”がありますね


最近は様々なデザイン塗装やカスタム塗装をさせて
もらっているので、木目も塗りつぶしてしまう事がおおいのですが


染色塗装は、あえてこの木目を活かすことにより
独特の風合いと表情をかもしだす、シンプルの中に
オリジナリティある素敵な塗装で人気があります!

今回は、なかでも鮮やかな染色青塗装。

アップにするとこんな感じですよ!




当店のオリジナルシルバー調べとの
相性もばっちり(^^)/




いよいよ今年も1か月をきっておりますが
今年もお陰様でたくさんのデザイン桶太鼓作らせていただきました。


正直アップが追い付かず
まだまだ紹介しきれてませんので


少しずつアップしていきたいと思います


お楽しみに(^^)/






2014年11月30日日曜日

“守る”とは“変化”するという事。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

11月最後の日曜日、みなさんいかがお過ごしでしょうか
今日は、親父は三重県の小学校で和太鼓製作の実演で

私は午後から技能五輪大会のイベント出演です
日中は臨時休業となりますがよろしくおねがいします(>_<)


さて、昨日地元岡崎の浄光寺さんというお寺で
70代のマダム(^^)の方々の前で2時間ほどお話を
させていただく機会も頂戴しました(^^)/

浄光寺“心の栄養学”


テーマは“心の栄養学”という事で

大先輩方を目の前にしながらも、自分自身の経験や
感情が何か心の栄養につながってほしい!と願いました。


三浦太鼓店は来年創業150年という節目を迎えます。


仕事柄つねに“伝統”という言葉がついてまわりますが
私は“伝統”とは、先人たちの積み重ねられた“知恵”の結晶だと思っています。


だから、伝統を守るという事は、姿カタチを守るという事ではなく
その“知恵”を受け継ぐという事なのです。


すべての根っこ、柱にあたる部分にこの“知恵”が宿ってさえいれば
あとは時代に合わせ、ニーズにあわせ“変化”しなければなりません。


言い変えれば、柱や軸があるから変化できるのです。
いくらすばらしい伝統でも、時代のニーズや変化に対応できなければ
求められなくなり→結果なくなってしまう・・・


日々こうした仕事に携わっていると
すでに伝統として受け継がれた素晴らしいコトやモノが

だんだんとニーズが薄れなくなっていってしまう・・・


そんなことも目にする機会があります。


積み重ねられた知恵や歴史というのは
いくらお金を積み上げても買えるモノではありません。


日本の文化や歴史というのは財産です


きっと過去の先人、偉人たちも
こうして時代のニーズを作ってきたからこそ

現代に伝統として根付いているんだと思ってます



世の中のニーズというのは、現代の人たちに幸せを届けることにも
つながります(^^)



こうした貴重なお時間、ご縁をいただくたびに
私自身たくさんの事を感じ学ばせてもらう事に感謝です。


2014年11月29日土曜日

伝わる事は感じてもらう事。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


お陰さまをもちまして、あたらしい挑戦となった太鼓道
無事すべてのカリキュラムを終了しました。




今回の教室では、何を伝えたいのかという事が
最初からはっきりと決まっていました。


それは、和太鼓の“本質”。


本質という言葉にしてしまうと
すこし難しく感じてしまうかもしれませんが

とても簡単なことです。


和太鼓の本質とは、“音”。


たった一発の活きた音が大切なんだよという事を
伝えるための私自身の大きな大きな挑戦でした。


でも、“音”は目では見ることができないですよね~


その目に見えない世界を伝えるために
どうしたらよいのかという事を、


ただただひたすらに考え考え考えて
生徒さんと、自分自身と、また太鼓と向き合ってきました。


その昔、お釈迦様は目に見えない世界を“空”と表現されました。


“空”とは、目には見ることはできないんだけど
確かにそこに存在するエネルギー。 


空=無いという事ではありません。
ただ見えないだけです


身近な例えだと、


みなさん人間も生物も呼吸をして生きていますよね
呼吸は“空気”を吸っているという事ですよね


“空”という“気(エネルギー)”です


空気は目には見えないですが、
人が生きるうえで決して欠かすことのできない
大切な大切なエネルギーですよね

太鼓の音もまったく同じなんです


音というのは目には見えないだけで
確かにそこに存在する大きな大きなエネルギーです


だから、太鼓を叩く演奏するという事は
単に曲やリズムを刻むことでは決してなく


まずは、目の前にある太鼓の音(エネルギー)と向き合うという事なんです。


自分自身と太鼓がつながって
はじめてそこに大きなエネルギーがうまれます。


でもね、

言葉や文章だけでは伝わらないんです。



これが今回の教室をやらせていただいて
あらためて私自身が強く感じた事です。


人と人とのコミュニケーションだって
一緒です


今は伝達手段が発展し、
相手と直顔をあわせなくても会話やコミュニケーションが出来てしまいますが


本当に心と心をつなげる
コミュニケーションをしようと思ったら


その場を共有し、
その人の目や、表情や、魂を感じながら
会話をしなければうまれない事があると思います


言葉やメッセージだけでなく
想いや魂というのは感じてもらってはじめて“感動”がうまれ


伝わるんだという事をあらためて
学ばせていただきました。


そのためにはやはり同じ空間、空気、想い
を共有してこそはじめて本当の感動がうまれます


今は無事やりとげられたことでの安心感と
私自身みなさんから多くの事を教えてもらえたことの
感謝の気持ちでいっぱいです


どこまでやれるかわかりませんが
自分の役割を全うできるよう
これからもがんばっていきたいと思います











2014年11月20日木曜日

ライブDVDいよいよ販売間近です(^^)/

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

あぁなんだかとお~い昔の出来事のように
すでに感じてしまう今日この頃ですが

零~ZERO~10周年記念公演
『新生 RE-BIRTH』

ライブDVDがいよいよ完成間近となりました!

よって、本日から先行予約受付開始しました(^^)/
詳細はこちら>>>



今回の公演は、これまで零~ZERO~のがさせていただいてきた
公演とは、自分たちの中でもまったく違う舞台でした。


何が一番違ったかというと、
自分たちの視点です。


10年を前にして舞台に立ち、表現者として
自分たち零~ZERO~だからこそ伝えられるものってなんだろうという


大きな大きな壁にぶつかったんです。


そんな時、幾多失敗や大切な方々との出会いと経験・・・


それが私達零~ZERO~を一筋の光へと導いてくれました。


『新生』というタイトルは、
10年という歳月はかかったけれど、

10年たち、ようやく自分たちの役割、使命に気付き
それを伝え、表現したい・・・

そんな願いでした。



今回の舞台で私たちが伝えたかった、たった一つの想い。


それは“活きた和太鼓の音”
和太鼓の本質は活きた“音”そのもの。


たった一発のその“音”こそ、
人々の心の奥深くに響く本当の音なんです。


今回の公演オープニング曲では、
そんな太鼓そのものが持つ本質、魂、大きなエネルギーを
まず何より伝えたい!

そんな願いから五代目親父に特別出演ゲストとして
ステージ上で太鼓作りを演出してもらいました。

五代目親父と零~ZERO~コラボ


こういう形で親父とステージ共演できることになるとは
私自身も全く想像してなかったです(^^)



深い霧が少しずつ薄れ、


透き通るように世界がつながってきた
感覚が今の私達には確かにあります


とはいえ、10年でたどり着いた答えは
まだまだ第一歩。


これからこの確信を胸に、
多くの方々に伝え、届けていきたいと願っています


ライブ当日オープニングスライドで使用し
今回のDVD予告編映像で使っている音源も、実は親父の太鼓作りと
零~ZERO~の演奏を合わせて作った特別な音源です(^^)/


正直、太鼓の持つエネルギーは
映像では伝えきれないですが、
私たちのメッセージ、想いは届くと信じています



2014年11月13日木曜日

伝えるそして通じる。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


あらま~気づけば、11月に入って最初のブログですね(?_?)


まぁ今年もいっこうに落ち着かない日々で
お陰様で仕事に演奏に、その他もろもろに活動しております


振り返ってみて、2014年も本当にたくさんの
出会いと、別れ・・・ 挑戦と失敗をさせていただくことができました(^^)


そして、今年に限っては
三浦太鼓店六代目としていろんなところでお話を
させていただく機会が不思議と急に増えました。

本当にありがたい限りです。


今月は地元岡崎中島町の浄光寺さんで
『心の栄養学』講座の講師としてお話しさせていただきます(^^)







そうそう、先日は地元北中学校さんでの講演でしたが
学校の生徒さんからたくさんの嬉しい感想お便りをいただきました(^^)/




こうみえても!? 緊張しぃの私は

人前で話をすることが大の苦手で、できることなら避けてきた
人生です。


ただ、“伝えたい”という思いが強くなった時、
“伝えなければならない”大切なものに気づいたと時、
そこから逃げたい自分を超えて

挑むことができるようになった気がします。



どんなに素晴らしいコトでも、

どんなに素晴らしいモノでも、

どんなに素晴らしい商品でも、

どんなに素晴らしい想いでも、



人に伝わってなければ、伝わらなければ“存在”しないのと同じ。



私はこの事を太鼓を通して学びました。



太鼓の“音”もまったく同じです。



どんなに素晴らしい太鼓が目の前にあっても
太鼓にそのエネルギーが伝わらなければ→


太鼓は反応してくれません。


逆を言えば、

きちんとその想いが伝わると


とてつもないエネルギーを放って返してくれるんです。



私はよく太鼓の“音”は言葉でありコミュニケーションそのものと
伝えます。



偉そうなこと言っても、
こんな私もいつもちゃんと伝わっているか不安との戦いです。


今回生徒さんからいただいたメッセージは
私の想いがちゃんと伝わっていました(大泣)


本当にうれしいです


太鼓の持つエネルギーで、
少しでも多くの人に幸せを届けることが

今の私の夢であります









2014年10月27日月曜日

行ってきました佐久島へ(^^)/

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

2日間店を留守にし、いろいろご迷惑おかけしましたが
無事に帰ってまいりました(^^)


今年で6回目となりました
佐久島太鼓フェスティバル!


いや~!


やっぱり島はいいですね~


三河湾、約20分の船旅でとても近い
佐久島ですが、島へ渡ると空気も環境も一遍!


今年も佐久島満喫してまいりました(^^)/


今回はそんな佐久島レポート
写真を中心にお届けしたいと思います!


まずは何と言ってもこちら>>>
佐久島行フェリーに太鼓を積み込んで出発!

佐久島行きチャーター便に太鼓をたくさん積み込んでいざ!



三河湾、約20分の船の旅(^^)/


こちらメンバーのボンさん!
船にゆれる太鼓を守っているのではありません(>_<)

極度の酔い症のため、活きるか死ぬかの戦い中です(笑)

そんなこんなで無事に佐久島到着!

佐久島東港

島へ渡るとすでに
祭りの太鼓準備がされてました(^^)/



本来の佐久島の太鼓は地元八釼劔神社で行われる
祭礼ですが、このフェスティバルでは特別に
ステージで演奏披露くださいます(^^)


使う太鼓は、まさにこの地域特有の太鼓!

ご覧くださいこれが通称、小〆(コジメ)太鼓と呼び
胴体はなんと真鍮製なんです(^^)


この太鼓は大変地域性のある太鼓で、
全国でも当店ともう一軒の太鼓屋さんしか

作ることができない特殊な太鼓です。


皮も一般的な絞め太鼓と違い
極限まで張り上げ、一種の破裂音に近いところまで
12本のボルトで締め上げ、さらに竹バチでアタックするという叩き方(^^)/

それに合わせるのが
このとっても変わったバチでたたく大太鼓の打込み。

現地の人はバチではなくブチと呼びます


現地の方は、これをバチと呼ばず

太鼓にぶち当たりにいくというイメージから
ブチとよぶんですね


佐久島の太鼓の名人である三宅さんが
今回もいろいろと教えてくださいました(^^)/

こちら佐久島の太鼓名人:三宅さん(^^)/


そんな島の伝統太鼓は、
しっかりと地元の子供たちに受け継がれています!

佐久島太鼓保存会ジュニアのみなさんの演奏




こうして、きちんと伝統が継承されている事が
私たちにとって何よりうれしい事です。


そして、このフェスティバルに参加いただいた
チームの方々に、またご来場いただいた方々に

すばらしい伝統の音を披露くださいました(^^)/


やはり、伝統の音の中には
常々わたしが伝えている太鼓の本質である“音”がやどってます。


というか、むしろこの方々には本質しかありませんので
もう、すさまじい太鼓エネルギーです(>_<)


そんな素晴らしい演奏を、参加させてもらった
子供たちも刺激を受けたと思います!(^^)!





そうそう!島の少し内陸にあり
参加者もなかなか足を運ぶことも少ない


島の守り神である八釼劔神社は、
やはり不思議なパワーを感じる場所でした。

八釼劔神社

当日の早朝にフェスティバルの成功と安全を祈願してまいりました(^^)/



さて、実際のフェスティバルは
今年も大盛況(^^)/






海岸ステージなので目の前は海!





ただ!

本当に本当に残念ながら今年は少し途中雨があり(>_<)


お客さんや演奏者が一時対応しなければならない
場面がありましたが、


地元の守り神への願いが通じたのか
最後は再び晴れ間が広がり無事フィナーレを

迎えることが出来ました(^^)/



今年も佐久島のみなさんに本当にお世話になり
素敵な思い出と共にかえってまいりました!


参加いただいたチームの方々、
ご来場いただいたみなさん本当にありがとうございました(^^)/


また来年よろしくお願いします!













2014年10月21日火曜日

祭り伝統の世界に革新を・・・伝統は守るために変化する。中山神社例大祭で学んだ大切なこと。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


この週末は天候に恵まれ、各地で
いろんなイベントやお祭りが開催されましたね!


私もこの日曜日に、岐阜県恵那市の重要無形文化財となる

中山神社の大祭に伺ってきました!


中山神社大祭


この祭りは、毎年10月の第三日曜日に開催される祭りで

花馬と呼ばれる2頭の馬と共に奉納され6組の
打ち囃子組が太鼓を打ち鳴らし、

五穀豊穣、無病息災を祈願するそうです



2頭の花馬






ここ数年、地区の太鼓を張り替え修理など
させていただいており、実際に祭りにお邪魔すのは
今回がはじめてだったのですが、


あらためていろんな勉強をさせていただく
すばらしい祭りでした!


まずは、その演奏スタイルと
使う太鼓!


打ち囃される太鼓は、2尺クラスの長胴に
ご存知この三河地区特有の締太鼓である小〆(コジメ)を使用。


リズムは違えど今週末私達もイベントで行く
佐久島保存会の太鼓や、一色の打込み囃子に


良く似てるんです!



小〆(コジメ)という太鼓は、
当店と知立にある太鼓屋さんしか日本全国でも
作ることすらできない、とても特殊な太鼓なのですが


言い変えればこの地域しか使わない
特殊な太鼓。


何が特殊かと言いますと、
一番の特徴はその胴体の素材。


金胴と言って、なんと真鍮でできた胴体を使うんです。


真鍮製の胴に、極限まで張られた皮を
さらに細い竹やカシのバチを使って
破裂音にも近いような、パチパチという特殊な音を出し
囃子のリズムにアクセントをつけています(^^)


これは三河地域特有の祭り
ちゃらぼこ太鼓などにも使用されますが


南は三河沿岸、そして北は
この中山神社の岐阜県恵那が最北だとおもいます。


三河湾から岐阜県の山奥まで


ルーツについては全くわかりませんが
その演奏スタイルや使う楽器が類似するには


ひとつ理由があることはわかってます。


それは“矢作川”



実は、その分布を見てみると矢作川を中心に
北から南まで繋がっているんですね~


こういう事実は面白いです(^^)




また、この祭りの本当にすごいところ!


それは、本来祭りというのは
氏子を中心にその地域の人たちだけのものだったりします。



しかし、ここの祭りには
日本全国からその太鼓を奉納すべく

太鼓打ちが集まってくるそうです(^^)/

全国から集まる太鼓打ち



地区は過疎が進む一方で、

祭りには多くの人が集う・・・




日本全国の過疎地区で祭りの存続、継承すら危ぶまれる中
この中山神社の大祭はわけが違います


そこには、伝統の世界に革新をし
伝統の灯を絶やすまいと努力される

地域の方々の並々ならぬ努力を感じました。


本来、祭りというのは女、子供はNGという
概念を外し、女性や子供たちの参加を認め、


また、本来はその地区の祭りに
言ってみたらよそ者を参加させてしまう・・・



これこそ、この中山太鼓の現在の繁栄の
最大の理由です。





私も伝統という世界にいるので、

本来ある伝統のスタイルや考え方を
変えていくというのは、本当にいろんな苦労が
あることは、よーーーくわかります。



ただ、愚直にその事をかたくなに変えない


変えられないがゆえに、


素晴らしい伝統の灯が
消えてしまう・・・


消えかけてしまう事ってたくさんあるんですね



時代の変化、またそのスピードは
私達が感じる感覚よりきっと、


ものすごく早いスピードでやってきます。


私は、“伝統を守る”というのは

“守るために変化すること”



と、常々感じています。




そういう意味でこの祭りは
祭りという本質を貫きながらも変化する


現代における新しいカタチを完璧に
やり遂げられているすばらしい祭りだと感じました(^^)


誰でも参加できますよ!


今回は私は、いち見物人として
拝見しましたが、来年はその列に参加し


太鼓を叩きたいと思います(^^)/


今回はみなさんに、その祭りの音と
雰囲気を動画でもご紹介したいとおもいます


こちらから>>>