入社して、
早くもちょうど
半年が過ぎた
しゅん太丸♬
先日、
めでたく20歳の
誕生日を迎える事ができました!
はい、
来年の1月が成人式です♬
若いな〜♪( ´▽`)
うちの社員はありがたい事に
しゅん太丸だけじゃなくて
本当にみんな真面目で、
何より
太鼓が大好きなんです♬
自分が20歳の頃を
ふと思い返してみても♪( ´▽`)
一旦は地元の企業に勤めたんですが、
その会社を辞めて、、、
ま、
その間に
たまたま家業が「太鼓屋」だったから
親父の仕事を手伝いながら
何か次の新しい道でも
模索しようかと、、、、
太鼓が好きでもなければ、
興味もない、、、
今の彼らとは
真逆のスタートラインだった頃を
思い出します♪( ´▽`)
だから、
余計に若い彼らの成長を
間近で感じられる事は幸せに思うのです♬
しゅん太丸、
実は、ここ数日
「加藤建具」さんという
友人の建具やさんに
いろいろと道具のメンテナンスの仕方や
木の材料の事を
教えてもらいに
短期修行に出ておりました♬
私自身、
師匠に桶の作り方
そのものは教えてもらっても、
桶って、本当にたくさんの
刃物やカンナを使うんですが、
その手入れの仕方までは
習う事が出来ず、、、
自分でもわからないことだらけ、、
当然、
しゅん太丸にも教えてあげられない、、、
そんな中、
友人の加藤建具さんが
手入れの仕方を
教えてあげるからと
なんともありがたい
お声掛けしてくれたのです♬
今回、
しゅん太丸が
主に教えてもらってきたのが
「カンナ」の研ぎ方♬
ありがたいことに、
今は亡き、
秋田伝統工芸士であった
五十嵐さんから
大切な「カンナ」は
たくさんいただいたのですが、
正直、いただいた直後は
切れ味バツグン!!で
これはすごい!
そう感じていたんですが、
当然、使えば使うほど
だんだん切れなくなっていく、、、
そこで、
いざ研ごうとしても、
角度や形の
特殊なカンナを研ぐという技術が
今までの三浦太鼓店では
なかったので、
研げば研ぐほど切れなくなってしまう、、、
困ったそのたびに
いろいろ教えてくれたのが
加藤建具の同級生
林くんだったのです♬
持つべきものは友ですね♪( ´▽`)
カンナの研ぎ方
教えてやるから、
しゅん太丸を
1週間くらい預かるぜと、、、
そして、
修行の旅に出ることになったのです♬
太鼓づくりも
当然そうですが、
私たちの仕事って、
言葉とか教科書では
決して伝えきれない「感覚」っていうのが
本当に大切です。
そして、
その「感覚」っていうのは
心で感じて初めて
気づける「感性」なので、
百聞は一見にしかず、
とにかく
優れた「技」とか
優れたモノに触れることが
一番の勉強になるんです♬
短い期間ではあったけど、
少なからず
しゅん太丸は、
今回の修行生活でいろいろと
感じてくれたようで、
日報にこんな風に
書いてくれてました♬
“言葉で教わる以上に、感じたことが大きい”
本当にそうなんです。
修行から帰ったら、
早速その教えてもらった研ぎ方を
今度はしゅん太丸が
教える立場になって、
カネゴンや、
若い社員同士に教え合ってくれました♬

基礎からきっちりと
叩き込んでいただけた事で、
おかげさまで
これまで使っていたた刃物も
みんなピカピカに研げる
ようになりました♬
太鼓作りは、
単に美しい太鼓が作れたら
「ゴール」ではないと、、
常々思ってます。
目に見えない「音」とか、
お客さんの「想い」とか、
そういう大切な事って
決して「目」では見えないから
心で感じられる「感性」を
磨く事♬
これをいつも大事にしています。
ピカピカに
磨かれたのは、
刃物だけじゃなく
心も一緒に磨かれたって事ですね♬
ありがたいです。
さて、
今日は祝日ですが
私たちはもちろんお仕事です♪( ´▽`)
ここのところ、
少し疲れが溜まってフワフワしてますが、
ぼちぼちと
マイペースで頑張ります♬
今日も素敵な1日を^_−☆