週があけ、いよいよ
再来週(^_^.)
本番ステージを迎えます。
先日はホール通しリハの映像を
メンバーで鑑賞会(^^♪
たまには太鼓を叩かずに、客観的に
意見を出し合うのもこの時期だからこそ大切な時間。
とはいえ、練習のために借りたスタジオで
一日太鼓も使わず缶詰状態・・・・
ひろ~い!スタジオの
隅っこで仲良くミーティングです(^^♪
さて、今日は三浦太鼓店からすぐ近くにあります
市民会館横にある寺院、甲山寺から古い太鼓の修理をうけました。
甲山寺の古い太鼓。
太鼓のサイズは1尺4寸。
このサイズの太鼓にしては珍しく
胴本体はぐるりと本漆で塗られています。
古く歴史のある太鼓だなという事は
初見でわかり、早速なかをのぞいてみると
やはり、たくさんの銘がありました(^^
作られた年は、
延享三年丙寅二月吉日
延享→えんきょうと読みます。
1746年です
今から268年前にさかのぼります!
こちらが当時作られた甲山寺住職さんのお名前。
三州額田郡岡崎 甲山寺衆徒 多宝坊慧光(花押)
当店の名も入っておりました(^^
さすがに達筆すぎて、私達では
読み取れませんでしたが、専門の先生に
見ていただいたところ、
明治二十四年八月下旬
太鼓屋彌市 両面張替
当店で修理した記録
また、大変興味深い銘も残ってました。
寛政三年、1791年
三州坂崎村
羽之(?)右衛門(花押)
寛政三年の張替記録
これは現在の幸田町坂崎ですね
その昔は幸田にも太鼓屋さんが
あったという事ですね。
最後の修理記録は、昭和十三年に、
八幡町にあった時代に祖父が修理した記録が残されてました。
76年ぶりの修理でございます
まったくもって気の長~い商売ではありますが、
この地域は天災や、人災、戦争など
幾多の困難な時代があったと聞いています
そんな時代も乗り越えて、
現在に生きるこの太鼓の生命力に
今日はたくさんエネルギーをいただきました!