2013年12月28日土曜日

感動を届けたい。

こんにちは、六代目彌市です(^^♪
いよいよ今年も終わりに近づいてきました。


三浦太鼓店は年内は明日29日まで営業。
年始は4日から営業となります!


今日明日は在庫整理&棚卸~
これがまた大変なんだな~

年末恒例行事です!がんばります。


さて、今年最後にうれしいお便りをお客様から頂戴しました(^^♪


先日当店自慢の大太鼓、三六-saburoku-を
おさめさせていただいた、広島県はJapanese Drum 和☆Rockさん!


Japanese Drum 和☆Rockのみなさん(^^



太鼓無事に届いたようです。


“一打叩いた瞬間、歓声と共にみんなで抱き合って喜びました”


とお便りいただきました(嬉泣)



究極突き詰めると、私達はきっと
誰かの役に立ちたい、誰かに喜んでもらいたい、そんな想いが
モチベーションとなって自分自身の役割に最善を尽くすのだと思います


人にはそれぞれその人にしかできないそんな役割があって、
たまたま私は“和太鼓”で誰かの役に立つよう役割が
与えられたんだと思っています。


その使命と役割が明確にある今の自分は本当に
幸せだと心から感じ、感謝の言葉以外ありません


ただし、そんな使命や役割に気付いたのは極々最近のこと。

和太鼓には決してかかす事のできない活きた“音”があり
その“音”こそ人々の心に奥に響く和太鼓の本質。


だからその先に“感動”がうまれる


そんな風に強く確信しています。



来年も、もっともっと多くの“感動”を届けられるよう
まだまだ精進して参ります。


Japanese Drum 和☆Rockのみなさん
本当にありがとうございました!












2013年12月27日金曜日

新聞作りました!新聞のりました(^^♪

こんにちは、六代目彌市です(^^♪

今日は新聞ニュースを2つほど。

ひとつ目は、
今朝の中日新聞三河版に昨日の行列の記事が
掲載されました!



寒い中、メンバーのマギーちゃんもがんばってくれた
お蔭でなんとか乗り切ることができました(^_^.)


そして、もう一つは
三浦太鼓店新聞、新年号が完成しました!

太鼓店新聞新年号

ただいま新婚旅行中の編集長と妹が
がんばって毎回作ってくれています(^^♪


年に4回を目標にお届けします!
もちろん無料ですのでお気軽にご請求くださいね!(^^)!


日々の太鼓作りへのこだわりや挑戦
太鼓ってこんな風にできるんだよっていう事を
独自の視点でお伝えしています(^^♪


ご請求はこちらから>>>












2013年12月26日木曜日

今年最後の出演です(^^♪

こんにちは、六代目彌市です(^^♪


今日は零~ZERO~、今年最後の出演でした!
地元岡崎生誕の徳川家康公、生誕祭。




私達の住む、ここ岡崎は
徳川家康生誕の地なんですね~!(^^)!


なので岡崎の人は家康をこよなく愛しています。



あっそれから、こちらは
最近地元岡崎で爆発的人気の“オカザえもん”さん(^^♪



私も地元岡崎をこよなく愛する人の一人ですが、
地元に誇りを持てるって幸せな事ですね!


それにしても、今日は小雨もちらつき(>_<)
寒い寒い外を小一時間ほど練り歩くというイベントだったので


さすがにつらかったな(^_^.)


終わった後の、ふるまいのお汁粉が最高においしかったです!





今年もこれで最後の出演。

数えてみると、今年は38回いろんなところで演奏させていただく
事ができました(^^♪


たくさんの出会いと、感動。
ひとつひとつが財産です。



来年もどうぞよろしくお願いします!
















2013年12月25日水曜日

伝えるとは、つたわる。

こんにちは、六代目彌市です!(^^)!


イヴの夜は私は一人飛騨高山まで納品旅行でした(^^♪
高速も便利になって昔は高山っていうと、遠い距離でしたが
今は岡崎からあっという間です。


雪があるので気をつけてスタッドレス履いていこうと
もちろん準備はしていましたが、まさかこんなに雪だとは(>_<)

氷点下5℃の別世界(^^


こりゃ~さすがに驚きましたね~

たがたが数時間走ってこの世界だと
普段雪道に慣れていない私達では怖かったですが
無事言ってまいりました(^_^.)



さて、今日はメリークリスマスですね!みなさん。
素敵なクリスマスになる事いのってます


クリスマスムード漂う世間の中で
ふと感じたことそれは想いを伝えるという行為。


クリスマスなので告白したりとか(笑)想いを伝える方もいるのかなぁ
遠い昔の事ですっかりわすれましたが(^_^.)



伝える・・・・



という行為は人がこの世に誕生し
コミュニケーションとしてなくてはならないとても大切な行為ですね。


そして私は太鼓の“音”も
大切な人と人とをつなぐコミュニケーションの“音”だと思っています。




神様に祈りをささげ、伝える“音”

人々の魂を鼓舞する“音”


あたかも人の声のように発しられるその“音”は
きちんと人の心に届くんですね。


太鼓のみならず、音楽の原点てそういうメッセージのこもった
コミュニケーションの“音”だと私は思います。



この事って本当に大事な考え方で、
“音”を伝えるという感覚がないと
太鼓叩いているはずなのに、太鼓の音をとどけるはずなのに、
まったく音とは関係ない事を届けてしまっているってことがあったりします。


そもそも、コミュニケーションと言うのは
双方の意思が通じ合って成立するものなので


一方的にそれも何を言っているのかわからないような
メッセージ、“音”というのは受け取る人からすれば
違和感だらけなんですね。


意外とメッセージを発信する側、
太鼓でいう打ち手側はこのことに気付けなかったりします。
伝えるとは、つたわるという事。

うん。


太鼓の音も、言葉にしても
人に自分の想いをきちんと伝える事!

難しいですけど、大切だなぁと感じた
今年のクリスマスでした(^^♪


みなさん素敵なクリスマス
お過ごしください。















2013年12月24日火曜日

三浦太鼓店からメリークリスマス!(^^)!

こんにちは、六代目彌市です!(^^)!


今日はクリスマスイヴ❤
みなさん素敵なイヴお過ごしでしょうか(^^♪


先日の日曜日、当店社員の朝倉慶介と
零~ZERO~メンバーである鈴木智重子がめでたく結婚しましたので
ここにご報告させていただきます(^^♪



まだまだ若く、未熟な二人ではありますが 
みなさん今後ともどうぞよろしくお願い致します。



さて、今日はイヴという事で当店から
みなさんへプレゼントではありませんが、新作の太鼓を発表させていただきます!



私自身が好きという事と、楽器としてのまだまだ
進化と可能性の余地があるなぁと日々感じている桶太鼓。

みなさん、桶太鼓の素材や製法、役割ってご存知ですか???


桶胴は主に杉やサワラ材を使用。


そもそも桶とは醤油やお酒、味噌、昔ながらのお風呂などで使用され

中に水分を入れることで木が膨張するという特性があります。

そんな中、太鼓だけなんですね~ 常に乾燥した状態でこの桶を使うのは。

もともと桶は水分には強く乾燥にはあまり強くないという特徴があったので、

胴にひびが入ったり、“たが”が緩んだりと色々問題がありました。


それでは、現代の楽器として利用される太鼓としては品質が良くないのでは・・・

とずっと考えていました。


そして考えて開発したのが今回の新作太鼓です(^^♪



実はこの太鼓。新たな桶を作ろうといろんな挑戦を繰り返し
開発途中の失敗から生まれたものなんですね(笑)


まず一番注目したのが胴の材質。

従来の杉やサワラより太鼓の“音”に適したものがないか探してみました。

そこでたどりついたのが今回の木材。


太鼓の命ともいえる胴の材質が与える音への影響力



日本より緯度が高い寒い地域で育ち、木の質が非常に密でありながら、
軽くて柔軟性や弾力性に優れることが特徴の木材がある事を発見。

その良質な木材はバイオリンやギターにも使われているそうです(^^♪


早速これは面白そうだ!と思い、1尺5.6寸クラスの担ぎ桶を製作し
試してみたところ、木の質が密なので響きが良すぎるというか
予想以上に響きすぎてしまったんですね(>_<)

ああこれではちょっと響きすぎだ~と思ったんです。





響きすぎ!? 



と、いう事は“響く”事をより求められるサイズの大きな太鼓にしたら最適なのでは!
と早速考案したのが今回の太鼓です!(^^)!



サイズは2尺6寸!


予想は的中し、音の響きや胴からくるエネルギーは
従来の桶とは一味違ったパワーを発してくれました(^^♪


そして2尺6寸とサイズだから生まれる音の“響き”と迫力の重低音。

ガッツリ打ち込めるという事、2尺6寸というサイズからその名も
打二六『Dan-Jiro』と命名しました!(^^)!



三浦太鼓店オリジナル新作太鼓。その名も打二六『Dan-Jiro』


詳しくは!こちらのアドレスへ>>>






2013年12月21日土曜日

今年最後の三六-saburoku-です!(^^)!

こんにちは、六代目彌市です!(^^)!


今年もいよいよ残すところわずかになってきて
町はクリスマスも控え、なんかこの季節の雰囲気好きなんですね(^^♪


さて、今年も本当にたくさんのご縁を頂戴し
おかげさまで一年仕事をさせていただくことができました。
本当にありがとうございます!


今日は、本年最後の出荷となる当店自慢の大太鼓!
三六-SABUROKU-を製作&組み上げ!(^^)!

本年最後の三六-SABUROKU-


この子は、遠く遠く広島まで行く予定なんですね!


この大太鼓に関しては、毎回毎回本当に試行錯誤を繰り返し
皮の作り方を変えてみたり、縫い位置を1㎝単位で調整したり
胴の高さや材質だったりと、発売以来常にリニューアルをほどこしてきました。


そして、たどりついたのが現在の三六-saburoku-。


自分自身の納得いく音つくりをめざして。



何より、自分自身が納得する“音”をつねに追い求め
進化、挑戦を繰り返した音。



まだまだ、正直答えは出ていません。


そもそもこの“音”つくりに答えなんて出る日はないのかもしれない・・・
最近はそんな風にすら思います。


昨日まではコレがよかったと思っていたことが
今日はやっぱりこれかなぁとか、そんなことの連続です(>_<)





たくさんの人を幸せにし、たくさんの縁を生んでくる事を心から祈りながら
この“音”を届けたいと思っています。




2013年12月19日木曜日

結婚式にはぜひこの太鼓!

こんにちは、六代目彌市です!(^^)!


いよいよ今週末、大切なイベントを控えております!

零~ZERO~、メンバーであり当店の従業員である朝倉慶介と、
同じく零~ZERO~メンバーである鈴木智重子の結婚式。


まさかまさか、2人がこうして一緒になるなんぞ
予想もしていなかったのですが零~ZERO~を通して、
太鼓を通して出会った二人が結ばれたこと
本当にうれしく思います!(^^)!


私にとっては零~ZERO~を創設した事と
二人を引き合わせたキッカケも作った覚えがあるので(^_^.)
なんだかわが子のような感覚です(苦笑)


楽しみだな~


さて、結婚式と言えば!!!
Welcome太鼓!ここから商売につなげるか(^_^.)


WelcomeボードならぬWelcome太鼓!(^^)!



サイズは小さいけどもちろん本物のくり貫き胴に
これまた本物の牛革を張り、飾りサイズとはいえ
製法も素材も本物同様の太鼓です!(^^)!


当日はこの太鼓が、みなさんの来場をお出迎え(^^♪




太鼓の皮は片面だけでは成立せず両面張る事で
互いに響き合って一つの音を作るもの・・・
どちらか一方では決して成立せず互いに支え合って
はじめてひとつの音なんですね(^^♪


なんてうまい事言って見たりしながら(笑)


当日は、冒頭の挨拶もまかされてしまい
ちょっぴり緊張もしておりますが二人の門出を
精一杯祝福したいと思います!




2013年12月18日水曜日

先代(祖父)の形見

こんにちは、六代目彌市です(^^♪


相変わらず少し体調崩し気味で
みなさんご心配くださってすいません(>_<)


まわりでも結構風邪がやっぱり流行っているようなので
みなさんもお気を付けください。


さて、先日親戚の叔母さんがこんな太鼓の皮を持ってきました。



これなんだか分かります???
分からないですよね(^_^.)


これ、小鼓(つづみ)の皮なんです。
それも仕上がったものではなく、作業途中のもので下穴がまであいてますが、
縫い上がっていません。

下穴作業途中の皮


この作業途中の皮は祖父(先代)の仕立てたものだそうです。


祖父は私が小学校の頃亡くなりました。

残念ながら私が物心ついたときは、
すでに病気と闘っていたので仕事をしている祖父の姿を
私は見たことがありません。


五代目の親父からは祖父は本当に起用で仕事がとても丁寧だったと
日々聞かされていましたので、実際のその仕事を見れなかったことが
残念だな~といつも思っていました。


そんな時、出てきたのがこの作業途中の皮・・・


親戚の叔母は、祖父の仕立てたこの皮を縫う作業を
当時手伝っていたそうです。


最初にこの皮を見た時、その仕立ての美しさに
驚きました!


小鼓の皮は本当にうす~い仔馬の皮を使い
皮そのものが非常にデリケートなので加工も難しい


にもかかわらず、ものすごい細かい仕事をきちんとしてある
皮を見て親父が普段言っていたことがどういう事なのか
私の中で一本に繋がりました。


きっと完成されてものじゃなかった事が、よかったんだと思います


この皮に出会って、仕事を見ることができただけで
沢山の事を祖父が私に教えてくれました(^^♪



一、仕事は丁寧に


これは今の三浦太鼓店の社是の最初の項目です。


きちんと想いを受け継いで
次につなげていかなければと改めて感じました!(^^)!

当店の社是、最初の項目。仕事は丁寧に・・・ 祖父の教えです






2013年12月17日火曜日

表情の異なる2種類の赤 “今日の太鼓から”Vol.19

こんにちは、六代目彌市です!(^^)!

ヒートテックを着込んだ安心感で
ここ数日の急な寒さに油断したか(>_<)
すこし体調崩し気味です・・・


みなさんは年末忙しさと共に体調崩されてないでしょうか


さて、久々になりますか“今日の太鼓からvol.19”
今日は表情の異なる2種類の桶太鼓作りましたのでご紹介します!(^^)!


いよいよ平成25年の名入れも終わるな~

桶太鼓の胴の中にも製作年号入れます!(^^)!


まずは当店人気の木目を活かした染色赤塗装。

木目を活かした染色塗装。


1尺6寸両面牛革。紺青調べの担ぎ専用仕様です(^^♪



染色塗装は、木のぬくもりやあたたかも感じつつ
新しさもありかっこ良いですね!


そして、もう一つの赤はこちら>>>
ウレタンダークレッド塗装


今回はお客様のご要望に応じ“たが”も黒に塗装


こちらは、たがも黒塗装して調べと上手にコーディネートされて
またまたかっこいいですね!(^^)!


桶太鼓は個人の方が自分専用のものとして
購入される方が多いので、自分のオリジナリティやこだわりを
カタチにしたいというご要望が多いです!

ちょっとした事でも違うし
やっぱり自分のものとなると太鼓に対する愛着も
違いますね!


一生懸命想いを込めて作った太鼓。
末永く愛用してもらえたらうれしく思います。








2013年12月15日日曜日

職業病。

こんにちは、六代目彌市です!(^^)!

冷え込みも本格ですね~
今日も、日曜日という事もあり大阪京都方面や近隣のかた含め
あちこちからご来店くださいました(^^♪
ありがたいですね。


こんな寒い真冬でも三浦太鼓店にかかせないのは扇風機!

夏でも冬でもかかせない扇風機(^_^.)


太鼓の皮は基本的にそれぞれの胴に合わせて型をとっていくので
2~3日水につけて柔らかい状態にした皮を乾燥させるのに
扇風機が必要不可欠!


ガスストーブの横に扇風機という
なんとも不思議な光景です(^^♪



さて、人にはそれぞれの道を究めたからこそ
くせみたいに出てきてしまう職業病みたいなのあると思いますが

私の職業病・・・
それはまさしく“音”なんですね~

もちろん!太鼓の音です。


よく、演奏会やお祭りを見に行きますが
そこで何を一番感じるのかと言うと


あの太鼓の皮は薄いな~とか、
あの太鼓もう少し締めたらいい音するのにな~とか
あの太鼓にしてはちょっと叩きすぎてるな~とか
あの太鼓ならあのバチじゃない方がいいのにな~とか
あの太鼓は音もバランスも素晴らしいな~とか


特に演奏会みたいな舞台だと、
演出や構成でお客様を引き込む事も工夫されてますが
そんなぁことはそっちのけで、音の事ばっかり頭に入ってきてしまうんですね(苦笑)


だから心地よい“音”が入ってきたときは
その音のエネルギーに圧倒され、ああやっぱり太鼓って“音”なんだな~

と気付かされます。


耳で聞く音が手に取る様に、音なんて触れるものではないけれど
手で触れているような感覚で入ってきます。


それがいやって事ではなくて
逆に楽しいし、そこから多くの事を学んで太鼓つくりに活かしています。


演者としても、職人としても
究極の太鼓の音を届けたいというのが私の夢ですね(^^











2013年12月13日金曜日

個性はありのまま(^^

こんにちは、六代目彌市です(^^♪

今日は急に冷え込みますね~
私達が先日言った新潟も大雪の様で(>_<)

今月は京都の山奥と、飛騨高山に納品に行く予定なので
さすがにスタッドレスに履き替えました!(^^)!


さて、今日は東京から皮張立ち合いに
いつもお世話になりまくっている、もうアーティストとお呼び
しなければならない活躍の塚本鷹くんがご来店くださいました!(^^)!


若くして書道家、和太鼓奏者として活躍


塚本君はまだまだとても若いのですが、
突出した個性と感性の持ち主であらゆる方面で
活躍されています。

最近は書道家、和太鼓奏者『鷹』-TAKA-として
事務所に所属されたそうです(^^♪

事務所サイトはこちらから>>>


そうそう、私達零~ZERO~のTシャツの文字も
彼に書いてもらいました!(^^)!


はじめて会ったのは彼が
まだ高校生の時でした。


もうすでに、その時から個性は突出して
ただものではない風格は備わってましたね~


個性と言うのは、難しい事をやることではなく
自分自身をありのままに表現する事だと思います


なーーーーんて口でかんたんに言えないぞ(笑)


わたしの頭はいつも理屈ばかりがぐるぐると
よぎるので、ありのままを表現する自分自身を
抑えようとする自分がいたりしちゃいますね(苦笑)


なのでいつも塚本君から
たくさんの刺激をもらいます。


今回も貴重なお仕事ご縁をいただき
感謝感謝です!


私にできる役割できちんと向き合いたいと
強く感じた刺激的な一日でした!(^^)!


塚本君ありがとう!

塚本君ご来店!(^^)!










2013年12月12日木曜日

オーストラリアからこんにちは(^^♪

こんにちは、六代目彌市です!(^^)!


さて、今日は遠い遠い海の向こうから
うれしいお便りをいただきましたのでご紹介させていただきます(^^♪


ここ最近、個人でも所有しやすい事で
人気の桶太鼓。


また、個人で持つからには!と、
みなさんそれぞれの想いをカタチに
様々なご要望をいただいています。

当店では、そんなワガママ(笑)なご要望にお応えしたい!と
世界でたった一つのデザイン桶太鼓を作らせていただいています(^-^)

今回ご要望くださっさのは
オーストラリアに在住の日本人の方(^^♪


ということは、当店の太鼓が
遠く海を渡るのかと(^-^)ワクワクしながら
製作させていただきました!


ご要望くださっさ内容は
3人の娘さんをイメージした蝶々と、

そんな娘さんを優しく見守る
母のイメージで百合の花と蝶々の
2面デザインです(^-^)

まずは、百合の面デザイン(^-^)








そして、もう一方の面は
娘さん3人それぞれ個性を色と形で表現させていただいた蝶々の面。


飛び切り華やか&ゴージャスに仕上げさせてもらいました!(^^)!

背景をベースに和紙を使って蝶々を表現。

七色に光るラメで華やかに舞う蝶々を表現。



3人の娘さんそれぞれの想いをカタチに!(^^)!



実は、打ち合わせの段階では、お母さんから
子供さんが男の子なのか女の子なのかという事は知らされていませんでした(>_<)

無事とどいたかな~

喜んでもらえたかな~と
ドキドキしていると、遠くオーストラリアの地から
この写真が送られてきたんです!(^^)!


自分の蝶々だよ(^^♪と指をさしてくれてます!

お母さんと娘さん(^^♪


まさかの女の子三姉妹
こんなかわいい子たちだったとは!(^^)!


無事とどいた安心感と
よろこんでもらえた事、本当にうれしい限りです(^^♪


遠くオーストラリアの地で
しっかり活躍してくれと願うばかりです。



本当にありがとうございました!






2013年12月10日火曜日

元禄時代の太鼓が教えてくれる事。

こんにちは、六代目彌市です(^^♪


先日日曜、零~ZERO~ライブに向けて1日こもっての特別練習日でした!

ああ~ライブの構成がはじまると、本当に時間なんて
あっという間であってもあっても足りなーーーーい(^_^.)


今回で結成以来何度目の自主公演になるのか・・・
毎回試行錯誤、先はまったく見えないですが、

私達は零ゼロというチーム名の通り、常に無から有生み出そうともがき
過去ではなく常に未来のみを見て突き進んできました。


歩みと共に感謝の気持ちが膨らむばかりです。
みなさんに喜んでいたけるよう頑張ります!





さて、今日は先日ブログでも紹介しました元禄元年に作られた太鼓、
現在、張替や胴のメンテナンスを進めておりまだ完成してないのですが
太鼓が放つエネルギーがすごいので改めてご紹介します。


岡崎市秦梨、福生寺の2尺2寸ケヤキ製宮太鼓

元禄皆元(元年)1688年。
胴内には京都三条天部村、橋村儀兵衛(花押)とあります






since1688ということは、325年前です。

325年という時を経てもなお、この太鼓は生きています。
それどころかものすごいエネルギーを発しています。


現代の医学では長生きの日本人でも平均年齢約80年。
どんなに長く生きたとて、この太鼓の年齢にはたどり着けません


こういう太鼓と出会うと、赤ん坊みたいな私ではありますが
“伝統”とは何なのか・・・
という事をそんな未熟な私に教えてくれます。

伝統伝統と、言葉でいう事はとてもかんたんな事。

じゃあその伝統の本質はなぁにと聞かれたときに
きちんと自分自身の中に答えがあるのは、先人たちの
残してくれた想いがあるからこそ。

本当に貴重な財産です。


その上で、現代に生きる私たちの役割は
伝統を守ることだけではありませんね


守るとは、教わる事と思っています。


教わってばかりでは、自立できないし
時代の変化、環境の変化に対応できず
生き残る事すらできないかもしれません。


先日、とある大企業の社長さんの講演を聞く機会があり
こんな事をはなされておりました。


『最も変化に対応できるものが生き残る』


とてもシンプルですが、確信をついた
深い言葉だと思いました。


伝統からきちんと学び教わり
その上で、現代に求められる新しい音を作っていけたら・・・・


もしかしたら何百年後に
自分たちの太鼓も“伝統”と呼ばれているといいな(^^

と夢がふくらみます。









2013年12月8日日曜日

今年もこの時期がやってきた!

こんにちは、六代目彌市です(^^♪

太鼓作りの工程で、毎年寒い冬の時期に欠かせないものがあります(>_<)
それはこれ!!

熱湯!?


はい。瞬間湯沸かし器からの熱湯です(^_^.)


完成した太鼓しかご覧になったことがない方が多いので、
なかなかイメージできないかもしれませんが


太鼓の皮の原皮は乾燥した1頭の皮です。


この皮を乾皮と呼んでいますが、乾燥した皮っていうのは
カッチカチに硬いので、そのままでは加工のしようがないんですね・・・


そこで、どうするかと言いますと
乾燥した乾皮を2~3日水につけて、柔らかい状態にもどします。


イメージしてもらうなら、乾燥ワカメや干ししいたけなどの乾燥食品て
使うとき水に戻すじゃないですか~

あんな感じです。


そこで柔らかくなった皮が、いよいよそれぞれいろんな太鼓の種類に
あわせて加工されて行くんですが、この過程で水を使うんですね(^_^.)


だから、真冬の水仕事、場合によっては
表面が凍るほど冷たい水との戦いなんです(>_<)

前掛けに長靴、魚業者さんみたいな格好



皮を作る作業はとても重要で、
それぞれの太鼓の種類や大きさによって削ったり厚さを判断したりします。


結構長い時間水場での作業がつづくので、あまりに冷たくて(>_<)
だんだんと手の感覚がなくなってきちゃうんですね~


そこで、バケツに熱湯を用意して
水➟お湯➟水➟お湯みたいにかじかんだお手手をあっためながら仕事してます(^_^.)


もうかれこれ十数年経つので、だいぶこの寒さや冷たさに慣れましたが
仕事はじめた当初は、これまたあかぎれやしもやけだらけで大変でした(^_^.)


どんな仕事でも職業病?仕事柄大変な作業や習慣がありますよね~



この前テレビで見たそば打ち職人は、
魂込めて打ち込むゆえに、背中がまんまる(>_<)でした!


それでもその姿に、その人の生き様と魂、情熱を感じましたね(^^