2016年5月31日火曜日

奇跡の人!

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


いよいよ5月も終わりですね( ;∀;)

2016年もハーフ折り返し地点!


怒涛の5月も今日で終わりです~


子供たちの運動会も無事終わり、
仕事にプライベートに相変わらずの日々でした(^^♪






今年から、新一年生に三男坊が入学しましたので( ;∀;)

1年生、3年生、6年生と

今年の運動会はさぞかし忙しいのだろうか?


と出演プログラムを嫁さんから渡され見てみると( ;∀;)





予想通り( ;∀;)


全プログラムすべてに子供たちが出演!


お蔭様で、1日中ビデオ片手に

やりきりましたよ~(^^♪



最後の演目、長男は身体も身長も

学年で一番小さいのですが、


今なにかと話題の『組体操』の

ピラミッドてっぺんでがんばっておりました(^^


我が家は、お蔭様で

元気な男の子4人の子宝に恵まれました。



それでも、残念ながら

元気な産声を聞けなかった子が

我が家にはいるんですね。



子供は当たり前のように授かり、

当たり前のように生まれてくるということは


何一つない。

子供が生まれることは“奇跡”なんだと本当に実感してます。



昨晩、あの人気漫画コウノドリのモデルとして話題になった

産婦人科医の荻田和秀先生の番組を見ました。



日々、命と真剣に向き合うそんな先生も、

やはり新しい命の誕生というのは“奇跡”だとおっしゃってました。




日々、様々な批判や事件、争い

悲しいニュースが絶えませんが



この世の中にはたくさんの

奇跡がつながって今の私たちがいるわけです。



“奇跡”を辞書で調べると、

常識では起こるとは考えられないような、不思議な出来事。


と出てきます。



人がいくら頭で考えたって“常識”では理解できないほどの

たくさんの“奇跡”がつながり今の私たちがあるということ。




この世の中、常識ではなかなか理解することは確かに難しいですが



でも、あなたや私が今ここに“存在”していることには

必ず“理由”がある。


私はそう思っています(^^



私はたまたま生まれた、三浦太鼓店六代目。


6代さかのぼるとご先祖様はそこに64人。


10代だと約1,000人


20代だと約100万人


30代だと約10億人もいるんです。




そのうち誰一人として欠けていたら


今の私はいないわけです。



2016年現在の地球人口は約70億ですが、


200年前、1800年当時の地球人口が約10億人だと

言われてますからね。



地球そのものが今の私だと

思ってもいいくらいです。



幾多の“奇跡”に感謝しながら、


今日も笑顔で(^_-)-☆



素敵な一日を過ごしましょう!


2016年5月24日火曜日

人生の大切な“時間”の選び方

こんにちは、六代目彌市です(^^)/



夢の国からの疲れも、
ドーーーープリ残ってますが( ;∀;)

昨日も朝から夜遅くまで、

今度は一気に現実世界に戻ってお仕事がんばっております~(^^


2尺6寸の平担ぎ桶太鼓
無事仕上げました!





最初の頃は、

師匠に何度おなじことを言われても、

組んでいく竹の“目”が見えずに

どこをどう組めば間違えずに
組めるのかサッパリ分からず( ;∀;)


身体が疲れるというより、

考えても考えても分からない
“頭”が疲れるばかりでしたが、


だんだんと師匠の言われる
“目”というのが見えてきて

間違えずに組めるようになってきました(^^)/






作る技術は、これはこれから

ずっと磨き続けることで、経験と実績を

積み重ねるしかありません。


また、

この技術を積み重ねることと
同時に“素材”についてもいったい何がよくて

何を選ぶべきか?


ということを考えていかなければなりません!




桶の素材は“竹”と“杉”!


竹は8m~10mもありますからね( ;∀;)

今、三浦太鼓店の軒下には長~い竹さんが
吊ってあります(^^


こちらは、秋田から仕入れた秋田杉!




各地にいろいろな杉はもちろんありますが、


これも同時進行でいろいろと試してみながら

太鼓の“音”にあった最適な
素材を見つけていきたいと思います(^^♪



私にとって、今の仕事は

ディズニーランドに行くのと同じく

“夢の国”なのです笑



日々、ワクワク!ドキドキ!の連続で、、、


仕事という概念ではなく、

“好き”だから多少疲れてようが

そんなの関係なく、情熱的に動くことができますね~(^^



みなさんはお仕事“好き”ですか???



仕事だから、好きとか嫌いなんかで
選べないよ~( ;∀;)


そう言われる方、そう思いながら
お仕事されている方もたくさんいると思います。


私も実はそうでした。


今のこの太鼓屋という仕事、

もともと“好き”ではじめた仕事ではなかったですよ( ;∀;)


むしろ、嫌いでした('Д')


本当です。


今の自分からは想像つきませんがね、


“嫌い”だったころは、

ただ“作業”。



言われたことを、最低限やるだけ、こなすだけ。



むしろ、言われたことも

ろくにできていたかどうか・・・・


それが、不思議なことに

だんだんといろんな経験を重ねていく中で


この太鼓屋という仕事に対する“責任”と“情熱”が
生まれてきました。


これが代々受け継がれる家に生まれた
もともと私が持っている“DNA”と言われればそうなのかもしれませんが


今は、素直に“大好き”と思える

この仕事に出会えたことは本当に幸せです。



だって、“仕事”って人生のほとんどの“時間”を
費やしていくわけですからね。


仕事が楽しい、

仕事が好き=人生の大切な時間を豊かに過ごすことができる。



だから、今の私がアドバイスできるとしたら


どんなことでもとことん好きなことをやる!


仕事だって、好きなことを仕事にした方が
幸せにきまってます。



太鼓を作ることが好きの人もいれば、

お菓子を作ることが好きっていう人もいる。




“好き”というモチベーションは、

人それぞれ違うんです。



先日、太鼓でドン!のビデオ撮影をしてくださった

凡堂さん!


忙しい中、それこそ徹夜で素晴らしい映像を

編集、仕上げしてきてくれましたよ(^^♪



聞けば、凡堂さん!



20時間かかっても、

この編集が楽しくて楽しくて仕方ない!


そうおっしゃってました(^^♪



“好き”という気持ちは、

内側から沸き起こる湧き水のごとく

強いモチベーションが湧いてくるんですね!



“好き”なことを“得意”なことを仕事にしましょう!


今の仕事がもし好きでなければ、


①好きになる努力をする


②好きなことを仕事にする



このどちらかですね!


私は①のタイプでした。



何でもイヤイヤやっている人からは

想像的な発想や豊かな関係性は生まれないのではないでしょうか、、、



凡堂さんが撮影くださった、

太鼓でドン!からフィナーレひだまりアップします(^^♪


ご覧くださいませ~!!


2016年5月23日月曜日

夢を与えられる人になる。

こんにちは六代目彌市です^ ^

ただ今、わたくし
夢の国からの帰り道。

子供達はすっかり
疲れて爆睡してますが

新幹線に揺られながら
ブログ書いてます^ ^


ひょんな思いつきで(≧∇≦)

いつも頑張ってる、
零メンバーと、家族を連れて
たまには太鼓ばかり叩いてないで
遊びに行こう(≧∇≦)

が、キッカケでした(笑)

ねぇ〜みんなーー

たまには遊びに行こうよ!
家族連れてさぁ^ ^

どこ行きたい?

そしたら、満場一致で
ディズニーランド(≧∇≦)でした!

そう、ここは
大人〜も♬
子供も〜♬

集う夢の国なのです^ ^


今日もいい天気!

日曜日ともあって
すごい人でした(≧∇≦)


たくさんの人に“夢”を与えられること。


そんな人生、

そんな生き方、

そんな仕事をしていきたいです。


“夢”を与える、そこには“感動”がありますからね。


帰り道、

自分が初めてディズニーへ連れてって
行ってもらった日のことを思い出しました。


レストランで食べたステーキの味!
初めて使うナイフとフォークに感動し、


今ではお土産コーナーに一つもないのではと思いますが、

キラキラ七色に光るテレホンカードは、
今も1回も使われることなく
残ってます(^-^)


深く心に響いた夢は、
いくつになっても忘れないし

今度は、その与えてもらった夢を
自分が与えられる人になりたいという
原動力になりますね(^-^)


さて、一気に現実の世界ですが(⌒-⌒; )

一晩眠ったら忘れてしまう、、、

そんな夢じゃなくって、

大人になっても忘れない、、、

そんな夢を見てくれてたら
嬉しいなぁ( ^ ^ )/






2016年5月20日金曜日

豊かな想像力がこれからの時代に必要な能力。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


今週末の日曜日!

零~ZERO~メンバーと、三浦太鼓店写真&家族全員で

ディズニーランドへ旅行に行きます~(^^♪



1年通して、土日も出演イベントが多く

たまの家族サービスということで企画しました(^^)/



総勢25名の団体様ツアーですよ~( ;∀;)


楽しんできますーーー!



それにしても、混んでるんだろうな~



前回行った時は平日でしたが、

もうあまりの人の多さに酔いましたね~( ;∀;)



この4月からパーク入場料が値上がりしましたが、

それでもディズニーの経営ってすばらしくて


その実績が様々な書籍や各メディアで報道され

言わずと知れた夢の国、一大レジャーランドなのです。



ディズニーランドに世の中の景気や不景気なんて

あまり関係ないのかもしれません。



景気がよかろうが、

景気がわるかろうが、



うまく行っている企業や商品、サービスというのは

必ず世の中から必要とされているわけで。




よく、


市場はなくなった、、、


モノはもう売れない、、、



そういう言葉も聞きますが、

すでに、様々なモノやサービスに溢れた現代には

ただモノを作るだけでは確かに売ることは難しいですね~



だからこそ、ただモノを作るだけではなく

技術も、考え方も革新的発想(イノベーション)が必要ではないでしょうか



よく考えてみてくださいませ、


もともとiphoneに市場なんてなかったんですから。


世の中の人がiphoneが欲しいと

思っていたからiphoneができたのでしょうか?



違いますね、


スティーブジョブズが、

まだ世の中にはないけれど、


こういうモノがあったら、世界は革新的に変わる!


その想いが、新たな“市場”を生み出したんですね。



すでに存在している世の中に“ある”モノを作るのと


まだ世の中には存在していないモノを作る。



この2つには同じモノであっても、

大きな違いがあると思います。



ジョブズには及びませんが、

私もそういう想像的なモノづくりしていきたいと思ってます(^^♪


この太鼓、女性専用として発表した『舞鼓』という
当店オリジナル商品なのです~♬




和太鼓を趣味として楽しんで演奏してくださる

方々が増え、

女性の演奏者というのがとても多いんですよ。



でも、太鼓の前に立つと、

女性であっても、オリャーー!と

単にチカラ強い演奏が目立ってました( ;∀;)


もちろん、女性がチカラ強い演奏をする!


これも魅力的なことですが、


男性の私達立場からすると、

女性には女性にしかできない柔らかい表現があるのにな~(^^♪



そう思ってふと、



あぁそうか!


女性が女性らしく表現できるような太鼓がないから

いけないんだ!


そう思って生み出したのがこの“舞鼓”なのです~






太鼓そのものは、確かに溢れかえり、

たくさん新しいモノが売れる時代ではありませんが、



それでも、新たな市場というのは

想像力さえあれば革新的に生み出すことができる(^^♪



“想像力”




これからの世の中を生き抜くために

とても必要なキーワードなのかもしれません。



さて、今日も想像的に何かを生み出していこう(^_-)-☆
































2016年5月19日木曜日

守るためには“知る”が大切。

こんにちは、六代目彌市です(^^♪


いよいよ、三六-SABUROKU-

胴からすべて自社による製作が軌道にのり始めました(^^♪





この1月から桶づくり修行をはじめて、

半年が経とうとしていますが、


日々の役割プラスで新たにのしかかってきた

仕事なだけに、正直心も身体もパニック寸前で( ;∀;)



桶づくりが順調に進む一方では、

おろそかになってしまった仕事もあり、、、


ここのところいろんな方にご迷惑かけてしまっています(*´Д`)



それでも、失敗を恐れず覚悟をもって取り組んでいる桶づくり。



そこには、私がいつもどんな事があっても

大切にしている思いがあるからです。



それは、“伝統を守り、伝統を創る”ということ。



これは、わが社の経営理念なのです。




では、私達が大切にしているその“伝統”は、

どうしたら守ることができるのでしょうか???



“守る”ためには、

必ず必要な要素が一つあります。



それは、“知る”ということ。



だって守るべき相手のことを知りもしないで

そもそも守ることなんてできませんね。



何を守ればよいか分からなければ、

守ることなんてできません。



私は、その守るべきものを

歴代の彌市が作ってきた太鼓や、


また、各地に受け継がれてきた古い太鼓からその答えを

教えてもらいました。



決して“カタチ”や“見た目”の話ではないんです。



そもそも和太鼓とは一体何なのか?


和太鼓の本質に迫る深い世界の話なのです(^^♪



温故知新、故きを温ねて新しきを知る。


太鼓の場合は、先にも言った通り、

見た目やカタチではなく


その先にある“音”が私に答えを教えてくれました。



だから、私の場合のたずねる先は“音”ですから


“温故知新”ではなく、“音鼓知新”なのですね(^^♪





物事には、

姿カタチの見た目と中身が存在します。



私達人間も同じで、


“身体”が姿カタチ、見た目だとしたら

“心”がその中身です。




どこか表面的で、薄っぺらい社会になりつつ

あることに懸念を感じますが


それは、人々の判断基準が

どうしても姿カタチ、見た目の判断しかできずに、


その中身、心を理解しようとしないからだと感じます。


物事の本質というのは、見た目やカタチではないので

目には見えないのです。



見えない深いところにありますから、

本質がきちんと見えるようになるには

感じる心が必要です。




私は古き伝統から、その大切にされてきた答え、

本質を感じました。




“守る”ためには“知る”こと。


本質を知ることができれば、

未来に向かって歩む道がおのずと見えてきます。



私たちの掲げる、伝統を創るということは


言い換えれば、本質を創るということなのです。





桶づくり、


小さな一歩ですが、

この一歩がこの先私たちにとって

大きな一歩になると信じて、今日も頑張ります(^_-)-☆


2016年5月18日水曜日

カエルの子はカエル。子は親の“真似”をする。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


来月、地元中学校の全校生徒の前で

講演の依頼をしていただきました( ;∀;)


ありがたいことなのですが、

あがり症の私は、今からなんだかドキドキ( ;∀;)


してます~。



まだまだ短い私の人生ではありますが、

今振りかえると、やはりそれなりの

分岐点がありましたから何か子供たちの将来について


役にたつ話ができたらと思ってます、がんばります( ;∀;)



さて、子供たちと言えば、

先日合同練習に伺った岐阜総合の生徒さんもそうだったなぁ~






何がって、とにかく礼儀正しい。


そして、元気よく明るいあいさつをし

今なにをすべきか考え、気付き行動できてるんですーーー。


これは驚きましたね~!



なぜ?


このようにできるんだろう?

と、思ってみていると


指導者、先生が厳しいというわけではないことに気付きました。



そうではなくって、“先輩”がその姿勢を

後輩たちにしっかりと見せていることがわかったんです。



先生や指導者から単に厳しく

押さえつけられるようなことでは

逆にここまできちんとできないのではないだろうか・・・



後輩は、先輩の普段の行動一つ一つを見て

それをただ“真似”をしているだけなのです。



だから、先輩が立派なお手本となれば


後輩たちも自然とそのようになっていく。



当然と言えば、当然ですね(^^♪




カエルの子はカエル。

子は親の背中を見て育つ。



とは、よく言ったもので、


この例えには、

何も特別子供に何か教えなければならないという

事はいっさい言ってないわけです。



伝わってますでしょうか?


親の“背中”


すなわち、行動を見て子供はその“真似”をするわけですよ~




以前、桶の師匠に


どうして師匠の桶はこんなに美しいのか?


そう尋ねたら、親がそのようにしてたから

自分もそうしているだけだと答えが返ってきたことを思い出しました。



そうやって考えると、

上に立つ者、親の責任、普段の行いというのは


その後ろ姿を見て育つ次の子たちに

どれほど大きな影響を与えているか?


ということが分かりますね~。



責任重大です( ;∀;)



考えてみたら私もそうだな~。


この親父から、太鼓作りの技術そのものを

もちろん習ってきましたが、


それよりなにより、

その“生き方”や“姿勢”、

普段の“行動”から学び大きな影響を受けてきました。



もちろん、酒を飲んでたまに暴れる(笑)

ところは、反面教師にしまして~( ;∀;)




後輩や、子供というのは


とことん上の世代の背中をみて“真似”をしようとするわけですから、



“真似”されていいような


自分自身になりつづける、


常にその努力を怠らないことが大切ですね(^^♪

仕事は丁寧にしなさい!

ではなく、

丁寧な仕事とはどういう事か
みせること。

私は心から尊敬できる父親でよかったですから、


自分もいつか子供たちからそんな風に
感じてもらえる父親になりたいです(^^






2016年5月17日火曜日

Amazonでも!中国でも!買えない自分になる!

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


さて、日夜めまぐるしく環境が変化していくと言われる

現代。


その変化のスピードたるやすさまじい勢いで、

みなその波に乗り遅れないように必死になっています。



モノに溢れ、情報に溢れ、

今や情報の数というのは、この地球上に存在する

砂粒の数よりも多いと言われているんですよ( ;∀;)




そんな現代に生まれたのが、

そう私達なのです"(-""-)"








逆に、ひと昔前を考えてみるとどうでしょうか?



モノはない、

情報もない、

海外からの参入もない、、、



こういう時代だったからこそ

守られたことがあります。


それは、“技術”です。



単純に“モノ”がないわけですから、

その“モノ”をたくさん作る必要がありました。


モノをたくさん作る必要があったからこそ、

技術が進歩し守られてきたんです。




方や、現代。



どうでしょうか?



モノに溢れ、情報に溢れ、

また海外からの参入や便利なネットビジネスなど様々な参入がある。



最近みなさん、どこで何を買いましたか?



はい、先日私


ちょっと大きなプールが欲しいと思い(^^♪

ネットで検索。(子供の遊び場ではなく、竹をしずめる水槽として笑)


→すぐさま Amazonでヒットしその場で購入。

最短では当日届くというシステムなのです( ;∀;)



買う方はいいですよ、そりゃーーー便利な時代です!



でも、売る側の立場になったらどうでしょうか???



だから、日本の今ありとあらゆる“技術”が


こういった様々な現代のあらたなビジネス参入や

モノそのものが溢れかえっているという原因で


受け継ぐこと、守ること、つないでいくことが

とてもとても難しい時代になっていると強く感じています。



少し前までは、私たちのような“伝統”という

仕事の世界だけの問題かと思ってました。



でも、全くそうではない

という事に気付き始めました。


伝統にかかわらず、私達日本人がつちかってきた

様々な“技術”というのが、


海外や、その他ビジネスの参入により

ものすごいスピードで失われていっているんです。



嘆いていても、

指をくわえてただ見ているだけでは、

もうどうしようもありません。


だって、もうそういう時代なのですから。



何度もいいますが、


モノがない時代だったからこそ、


その“モノ”を作るということが

単純に必要だったわけです。



技術を継承するためには、

その知識だけあっても全くダメで、


その技術を使い続け、また

発展し続けなければなりません。



“技を守るためには、技を使い続ける”しかないのです。





良いモノを作れば売れる。

品質が良ければ大丈夫。


もうそういう時代ではないですね、

現代において私が今一番必要だと感じているのは



Amazonでも!中国でも!買えない自分になる!




これしかありません。




 Amazonでも!中国でも!買えない“モノ”を作る


ではなくて→自分になる!


がポイントです。


“人”も“モノ”も同じです。



これからさき、どれだけモノや情報に溢れたって、


“あなた”という存在は唯一無二の“価値”であるわです。



だから、その“価値”を伝え、見出すことができれば


きっと選ばれる存在になっていく。



そう思っています。


言葉で言うのはかんたんですが、


仕事に対する姿勢というより、

これからの時代を生きていく私たちにとって


根本から何か意識を変えていかなければならない

ことですからね( ;∀;)



相当むずかしいことだという事もわかってます。



だから、その変化のスピードに追い付けない

“技術”がどんどん失われていっているわけです。



なくなっていいモノなら、諦めもつきますが、


受け継がれたその“技”の中には

単に技術以外のたくさんの“知恵”がありますから


損失の代償は大きいと思います。



 Amazonでも!中国でも!買えない自分になる!


あなたにしかできない“価値”を

今日も創造的に見つけていきましょう(^_-)-☆


























2016年5月16日月曜日

言葉が変われば結果が変わる。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


今年に入ってから、三浦太鼓店では

私含め全社員があらたに取り組み始めたことがあります!


それは、1ヵ月の目標、目的設定をして

掲げた目標に対して、

日々の実践行動に落とし込み日誌をつけていくというもの(^^♪




大人になると、学生時代と違って

宿題というのはあまりないですよね~(^^♪



でも、大人になったからと言って

もう勉強しなくていいなんてことはありませんね!


むしろ、


大人だからこそ、社会人として

ますますその学びを高めていく必要があります(^^



宿題といっても、特別難しいことをやるわけでは

決してありません。


当たり前の事を当たり前にできるようにすること!



でも、


この当たり前の事を当たり前にできるようにすることこそ!


何より一番難しいのです( ;∀;)




日々の当たり前が、


今月は1つできるようになり、


また来月はもう一つできるようにしていくこと、、、



今の自分より

少しでも良い行動習慣を身に着けていくことで


成長と達成感を感じ、

日々生き生きと!生活できる(^^♪


そんな“自立”を目指した活動なのです~。


1月からスタートしましたこの活動も

早いもので4か月がたちましたが、


やってみると面白いですよ~(^^♪


だんだんと、メンバーの雰囲気、言葉が変わってきたんです。



ある人に、自信はついてきましたか?


そう聞くと、“まだ自信はありません”と言います。



また、ある人に自信はついてきましたか?



と、聞くと


“自信しかありません!”と答えます。



あくまで、目的目標は、自己設定なので

私が与えた課題というのは何一つないのです。



自分自身との約束を守り、


当たり前の事を当たり前にできるようになっていくと


内なる“自信”というモノが

湧いてくるんですね(^^♪



まだ、自信がない、、、、


そう答えたメンバーと、


自信しかないです!



そう答えたメンバーとでは、


明らかに仕事に対する向き合い方や

日常の態度に“差”を感じます。




でも、私の目から見ていて

この両者に取り組みに対しての

大きな“差”というのは不思議なことにないのですよ~。


それでも、


あきらかに、この両者に生じた“差”というのは、


一方は、自分のやった行いに対して

自分で自信が持てた!


と、そういう意識を“選択”しただけです。




逆にもう一方は、

自分の行いに対して、


まだまだ自分なんて全然ダメ!


そういう意識を“選択”しただけなのです。




言葉の選択。


意識の選択。




自分自身でプラスのエネルギーに働きかけられる

言葉を“選択”できるかどうか、、、




自分の内なる内面ときちんと向き合い、


その大いなる“可能性”に気付いていける


そんな社員を育てていきたい。



まだまだ私自身も、メンバーと同じラインで

スタートしたところなので、


逆に日々、すばらしい実績をあげていく

メンバーからたくさんの刺激をもらいながら


取り組んでいます(^^♪



当たり前のことを、特別熱心に、

しかも徹底的にやり続ける事!


継続することは本当に大変ですが、


よき習慣を一つでも多く生活に取り組める努力を


続けていきたいですね~!


今月の目的目標も半分を折り返しました(^^♪

後半もがんばります!









2016年5月15日日曜日

何事も目的1番!目標2番。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


今日は今年の夏企画している、
零~ZERO~ライブIn岐阜公演に友情出演いただく

岐阜総合学園高校和太鼓部のみなさんと
合同練習をしてきました~(^^♪


今回の企画は昨年、三浦太鼓店に新入社員として
入社してくれた日置貴也の母校というご縁で実現!


地元を離れ、ここまで1年がんばってきてくれた
彼なりの想いがたくさん詰まった、

今までにない特別なライブになりそうです(^^♪





今回のライブ一番の目的!


それは、

日置なりに太鼓づくりをするようになってから

感じた和太鼓への向き合い方。


和太鼓とは、、、


ただ演奏するだけの学生時代では

感じることのできなかった“和太鼓”の持つ

本当のチカラや魅力を少しでも感じてもらいたい。


それが一番の目的としてあります(^^


実際、多くの演奏者やチームがありますが、

自分自身が目の前にある太鼓とは、


いったい何だろう?


そこまで一歩踏み込んだ感覚を

持ちながら演奏できる人は少ないように感じます。



和太鼓ってどういう楽器?


という和太鼓の本質にせまる答えを

伝えられる事も私達太鼓職人のもうひとつの役割だと思ってます。






何事も、目的1番、目標2番と言います(^^


単に、ライブの成功!という目標だけでなく

何のために、

なぜ?このライブをやりたいのか、、、


他者、他人、社会のために働くチカラというのは

モチベーションも、そのエネルギーも持続しますね!



今回は、そんな岐阜ライブの

すばらしい“目的”を掲げてくれた日置に感謝です(^^♪




それにしても、岐阜総合さんの演奏初めて拝見しましたが、


本当にすばらしいです!


そりゃ~そうですよ~(^^♪


昨年、高校和太鼓部の全国大会で文化長官賞という
大変すばらしい成績をおさめられた実績をお持ちですからね!



私たちも、今回の企画で

逆にたくさんのフレッシュでエネルギー溢れる

みなさんから刺激をもらうことができそうです(^^♪


何せ、キラッキラ!!に輝く

純粋でまっすぐな瞳で太鼓を演奏してくれていますからね(^_-)-☆





「和太鼓零LIVEin岐阜」

日時:2016年7月9日(土)

会場:各務原文化ホール

チケット:1000円 (全席自由)

開場:17時 開演:17時30分


<チケットの販売場所・お問い合わせ>

*販売場所
・三浦太鼓店 (愛知県岡崎市六供町字杉本32-2)
・各務原文化ホール(岐阜県各務原市蘇原中央町2丁目1番地8)

*お問い合わせ
三浦太鼓店 0564-21-2271
mail→ zerolive@wadaikozero.com

※各務原文化ホールでのチケット販売は
5月16日から開始します。





2016年5月12日木曜日

人の成長を素直に喜べる自分になる。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


日に日に初夏の陽気を感じる
今日この頃(^^


気持ちのいい五月晴れで
仕事もはかどります!


さて、

わたしは、相変わらず桶とたわむれる日々( ;∀;)





“桶職人”と言われる専門の職業が存在する仕事ですから


当然、太鼓づくりの片手間でなんかやれるわけがないことは

重々承知なのです。


それでも、自分が今までやってきた

太鼓作りの時間を削ってでも、


今はこの桶づくりにかけています。




なぜ?私がここまで桶づくりに

取り組む時間が作れるのか、、、



それは、ありがたいことに

三浦太鼓店には若い職人が集い育ってくれているからです(^^♪



親父がいなければ、

10代、20代のメンバーですからね(^^



そして、社長の私ですら30代!

老舗ベンチャー企業です(^^


昨年春に入社し1年が経ちました
岐阜県から来てくれた新人日置も、

もう4尺2寸の大締太鼓の皮が
一人で作れるようになりました!






でも、数年前まで


自分自身の仕事を人に“任せる”なんてことは

できませんでしたし考えもしませんでした。


正確に言えば、人に任せるなんて絶対嫌でした!


親父にだって任せたくなかったです( ;∀;)

それだけ自信も責任もプライドもありましたからね。


自分以外にこの太鼓は作れない!

作らせない!


そう思ってました( ;∀;)


それが、今や

自分の成長以上に人の成長を素直に喜べる自分がいる。


不思議なモノです(^^

本当に守りたいものが見えてきたとき、


私個人、一人のチカラではどうしようもならない事が

見えてきたんですね。



だから、自分自身が上手に太鼓を作れた時より

若い社員が、上手に太鼓を作れるようになっていく

喜びがとても大きいです(^^♪



伝統産業は厳しく、

モノは売れない時代と言われますが



その“伝統”が私に

何を守れば残されていくのかを教えてくれましたから。



あらたな伝統を生み出す

仲間がいるって本当に幸せです(^^♪







2016年5月11日水曜日

水素水!!!!これはすごいかも( ;∀;)

こんいちは、六代目彌市です(^^♪


季節の変わり目でしょうか、、、


ここ数日少し身体が重いですね~( ;∀;)


腰は、すっかりよくなりましたが


この時期、毎年わたし“花粉症”に悩まされるんです( ;∀;)


一般的な人よりずいぶん遅いんでしょうか、、、


だいたいゴールデンウィークから、

梅雨入りぐらいまでが一番ピークです( ;∀;)


ぞくに言う杉花粉ではないんでしょうね~(^^♪


杉なら最近、杉に埋もれながら仕事してますから笑






でも!!!!!!




実はですね~、


今年、そんな毎年悩まされる花粉が

あまりひどくないんですよ~!


例年なら、毎日ぜったい薬を飲み続けなければならず

花粉&薬の副作用との闘いで( ;∀;)


それが、

今年にかぎってもちろん多少ムズムズありますが、


それでも、ほとんど薬を飲まずにここまで過ごせてる!!!!



なぜだ!!!


絶対原因があるはず!


と、探ってみたらありましたありましたありましたーーーーー!




たぶん、これです!




はい、これは三浦太鼓店に半年前からウォーターサーバー!


ただの“水”ではありません。


こちら今話題の“水素水”です(^^♪



さまざまな健康効果があると、

今ちまたで話題の水素水(^^


早速入れてみたんです~。



詳しくしらべてみるt、

花粉症の原因というのは、活性酸素が増加することで

起こるらしく、水素水にはこの活性酸素を減少させる効果があるそうです(^^♪




みなさん、花粉症で毎年悩まれてるとかありません??


わたし、あまり健康食品とか様々な効能とか

興味ないんですが、


さすがに自分の身体でここまで

実感できたことがはじめてだったので、


ご紹介させていただきました~( ;∀;)




今年に限って?たまたま?なのか?


また水素水効果!


ご報告いたします(^^♪







2016年5月7日土曜日

師匠からのSOS!



こんにちは、六代目彌市です(^-^)

今日も五月晴れ!

気持ちのいい五月らしい
爽やか晴天が続きますね〜!

みなさんお休みを満喫
されてますでしょうか(^-^)

そんな今日は、師匠からの
突然の電話からはじまりました。

聞くと、3日前に
電動ノコギリの操作を誤って、

右足裏を切ってしまい、
救急車で運ばれてしまったそうです(/ _ ; )

5針縫ったそうですが、
大事には至らず、一安心・・・

普段は自分で運転されて
竹屋さんまで竹を割りに行ってましたが、

車の運転ができないということで私にSOS!
急遽師匠を乗せて竹屋さんまで行くことに!



痛々しい右足の包帯はありましたが、
いつも師匠はそのお歳とは思えないほど
びっくりするくらい元気なんです。

それでも、ひとたび仕事から離れ
私生活になると

さっきまでの姿はどこへ!?

と思うほど、
身体はお歳を召しただけの不自由さを感じてました。

怪我をする以前より師匠は膝を痛めており
補助車なしでは、一人で歩くことすら
できないのです。


この数ヶ月、

私は師匠から“与えて”いただくばかりでした。

だから、

そんな師匠からのSOSとあれば
何としても役に立ちたい、、、

そう思って駆けつけました。

与えていただいた喜びより、
こうして少しでも力になれることの方が
不思議なことに喜びは大きいんですね(^-^)

何はともあれ、

大事に至らず、怪我もそれほど
大したことがなくて済んで良かった!

ほっと肩を撫でおろしたのですが、

何と師匠、怪我をした翌日

突如めまいと吐き気に襲われ、
またしても救急車で2日続けて運ばれたと
言うじゃありませんか(≧∇≦)

足の裏の怪我からきたのか!?

と心配していると、

何と、2日目の理由は
“耳あか”がたまっていただけ!

でした(≧∇≦)

師匠!!!!!!!!!!

そりゃ〜毎日毎日、来る日も来る日も
桶作りだけに情熱を燃やしている人ですからね(≧∇≦)

それでも、たまには
耳掃除してくださいマセーーーーー(≧∇≦)


という、驚きの1日でありました!

健康な身体あってこその
日々と、私も昨日の腰痛から
痛切に感じてますのでね(^-^)

みなさんもどうぞお身体大切に
明日も元気にお過ごしください(^o^)/







2016年5月6日金曜日

“教える”から“引き出す”へが教育の真理。

こんにちは、六代目彌市です!


昨晩、真夜中午前2時ごろ、、

突如腰に激痛を感じ起きたのです。


正確には、痛すぎて起きることができず

座ることすらできませんでした(⌒-⌒; )


未だかつて、腰だけは丈夫だと
思っていた私は、腰が痛い!

そういう経験をしたことがなかったので
すぐに医者に行きましたが

朝には腰の痛みもすっかり
治っていたので、病気も特定できず、、、

吐き気がするほど、痛みに襲われたのは
夢だったのか(⌒-⌒; )

太鼓打ちの方々は、腰の痛みと
戦っている人も多いですよね〜♬

腰が抜けた感覚初めて味わいましたよ

みなさんもくれぐれおお気をつけてーーー(⌒-⌒; )


さて、

GWみなさん満喫してますかーーーー!

私は、今日も明日もお仕事です(^-^)


明日は、太鼓作りではなく

経営者勉強会に参加しますね〜(^-^)


新米社長ですから(⌒-⌒; )

モノづくりへの情熱と同じだけ、
人を育てる、率いることに対しても

勉強していかなければ、発展はないと思ってます。

月に最低3冊くらいは、
隙間の時間を見つけて読むようにしている本も

我が書斎スペースに少しずつたまってきました(^-^)




今日は、そんな学びの中で
響いた言葉をみなさんにも是非!
ご紹介したいと思いブログを書いてます。

それは、リーダーシップに関する思考ですが、

みなさんも、子を持つ親だったり、部下を持つ上司だったり
後輩を持つ先輩だったり、チームを率いるリーダーだったり、、

何らかの組織で人の上に立つことって
ありますよね。

そんな時、メンバーに対して
どんな指導、教育方法をとっているでしょうか???

私が最近読ませていただいた本には
こんなことが書いてありました。

“教える”ではなく“引き出す”

リーダーは、与えること、教えることから徐々に
個々のメンバーの強みや能力を見出して、

それを“引き出す”という視点に移行することが大事だと。。。

なるほどな〜。

教える、与えるというのは、

“私”が経験した世界の中でしか伝えることができません。

一方、“引き出す”というのは視点は、

“私”すら持ち得ないその子独自の“能力”を
最大限に発揮し生かしてあげる考え方ですね。

同じ、人を育てる“教育”という視点にありながら
この二つの考え方は全く違った答えを導き出すものに
なると感じました。

欠点や弱点ばかりに目をやって
それを正そう、治そうということばかりに
一生懸命エネルギーを注いでいるうちは、

きっと、私が正しいから
私の言う通りのことをしなさいと、

能力を引き出すどころか押さえつけている結果
になる。


本当の教育とは、

足りないところを指摘しできるようにさせることではなく、
その子“らしさ”を引き出してあげることなんだと思う。

人は人の鏡と言います。

自己が成長を感じることができれば、
当然組織も人もいい影響をあたえられるわけですから

学びも立派なお仕事の一つですね。


さて、今夜は早めに寝ます〜〜〜

今夜は腰が痛くなりませんように(⌒-⌒; )

お休みなさい。



2016年5月5日木曜日

“音をつくる”とは“音をつなぐ”ということ。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


今日は5月5日端午の節句。


各地で五月晴れのさわやかな風にふかれる

鯉のぼりを見ることができますね~!!



そんな今日は、

鯉ものぼりそうな、長~い桶太鼓作ってます(^^♪








これを、今やわが社の塗装職人として

右肩上がりの( ;∀;)慶さんが


美しい木目に仕上げてくれました~!!





さぁ、ここまできたら

いよいよこの太鼓用に製作した皮を組んでいき

いよいよ感性の時を迎えていきます。






私の仕事は何でしょうか??


太鼓を作ること。


もちろんそうですね。



でも、単に“太鼓”というモノを作っている訳じゃありません。


“太鼓を作る”ということは、“音をつくる”

という事です。



さらに、“音をつくる”とはいったいどういう事でしょうか??


私はどのように“音”を作っているか。


いつも大切にしている感覚があります。



それは、“音をつくる”とは“音をつなぐ”ということです。



一つの完成した太鼓を生み出すまでに、

様々な作業や様々な工程がありますね。




一つ一つの作業、

一つ一つの素材、

一つ一つのパーツ、



これがすべて一つにつながって

はじめて“深い音”は生まれるんです。



不思議なことに太鼓さんは、


私が10の事を理解しながら音をつなげていくと

10の深い響きを生み出してくれるんです。



昨日までは10だったけれど、

今日新しいことを1つ発見し、気付いて


11の事を理解できるようになると

11の深い響きを生み出してくれるんです(^^♪




そうやって音のつながりが増えていくと、


自然と周りの人も巻き込むような深い音になっていくんですね~。


私が目指す最終の活きた音というのは、


人と人、人と自然をつなぐ音。



まだまだ今は10かもしれない。


でも明日は11を目指し


来年は20を目指し。


そうやっていつか多くのモノ、人、自然をつないで

生み出す深い音作りたいな~(^^♪


今日も素敵な一日を(^_-)-☆

2016年5月4日水曜日

一人一人は違う。それでも世界が一つになる方法はきっとある。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

あかん!!!!!!

4月までいろいろと忙しすぎたか、、、


ここへきて、すっかり忘れ( ;∀;)

が横行し、いろいろとご迷惑、お叱りを受けて

しまうことが続いている('Д')


後悔しても、時間は取り戻せないわけで、、、


ただひたすら謝るだけのつらい日々。。。


器用そうで( ;∀;)とびきり不器用な私。


たまには頭と身体のリフレッシュしなくては( ;∀;)



さて、そうはいっても今日もお仕事お仕事!



ここのところ、桶屋!?

と間違えられるほど、桶づくりに没頭している日々です!(^^)!




太鼓作りに没頭、集中している時は

楽しいな~(^^♪



そして、太鼓は天然自然の素材を扱う事が多いので


そういう自然とのふれあいは、

ただ単にモノを作る以上のことをいつも教えてくれる気がしています。



桶って、出来上がってみれば

それはそれは美しい胴が仕上がりますが、


もとをたどれば、一枚一枚の杉の板からできてるんですね~(^^♪






大きい太鼓になれば、胴に組み上げるに20~30枚ほどの

板を使い組み上げていきます♬







先にも言いましたが、

この桶を作るのに使う杉の板。


当然一つとして同じモノはないんです。



・硬いモノもあれば柔らかいモノもある。

・素直で優しいモノもあれば、素直でなく癖のあるモノもある。

・幅の広いモノもあれば、幅の狭いモノもある。






人の“個性”と同じように、

一つとして同じモノは存在しません。



それでも、



最後はこの一つ一つの素材をうまく

つなぎ合わせることができなければ、胴は『円』に完成しません。




では、どうやって桶胴は

この個性や癖、幅の違った、一つ一つの板をつなぎ

合わせていくのか?


ご存知でしょうか。


それは、つなぎ合わせる板と板の側面の「角度」を削り合わせるんですね♬


板側面の角度を一つ一つ揃えていく。







こうして、一枚一枚個性や癖は違えど

寄り添い合う角度を揃えることで、きちんと『円』が一つになっていくんですね(^^♪


こうした作業、自然の素材と触れ合いながら

人も、自然も同じだな~と感じました。




例えば家族。


一人一人の集合隊である家族。


一つ屋根の下、一人一人が寄り添い合い

そこに愛があれば、その家族の円はきちんとつながっています。


でも、

一緒には住んでいるけど、寄り添う角度が違っていたらどうでしょうか?




例えば、会社。


一人一人の集合体である会社。


一つの目的に向かって目的をとげるために

毎日働く社員組織が、きちんと寄り添い合っていれば

それはそれは大きな力となり大きな業績、成果を遂げるでしょう。


でも、

一緒に働いているけど、寄り添う角度が違っていたらどうなるだろう??




太鼓だってそうなんです。



一見、『円』に見えても

寄り添う角度を間違えて作ってしまうと


そりゃ~隙間だらけで音も抜けていってしまう・・・




例えば世界。


人種も性別も、年齢も、文化も違うけれど


一人一人が寄り添い合う角度が揃えば

きっと争うことなく世界はつながっていくんだろうなぁ~。




私達人間は、そうするための“知恵”を持っている。



今日も豊かな一日になりますように(^o^)丿

2016年5月3日火曜日

正しさよりも楽しさを。

こんにちは、六代目彌市です(^-^)

最近は、世界のトップアスリートや

あらゆるジャンルでトップに立ち活躍する年齢も
10代の若さでというのが珍しくなくなってきましたね〜。

オリンピック選手だって、
金メダリストだって10代で世界のトップに立つということが
決して珍しくないです。

そんな中、8歳でショパン国際ピアノコンクールでアジアを制し
5年連続優勝し、12歳の若さでプロデビューした

若きピアノの天才奏者、牛田智大くんの言葉が印象的で

同じ音楽なだけに、あぁ太鼓の演奏にも通じる話だなぁと
感じた言葉がありました。


それは、“正しさよりも楽しさを”


ピアノの世界のことは私は正直まったく素人なので
わかりませんが、

クラシックの世界はやはり格式や伝統があり
表現するのは、もちろん現代奏者ではありますが

その音、音楽性、表現というのに

よくも悪くも、様々な“評価”というのが
ついてまわるそうです。

そりゃ〜そうですよね♩

クラシックの世界には、きちんとした“楽譜”というのが
残されているわけで、

そこに、作曲者の“意図”やメッセージが書かれています。

そんな伝統と格式の世界にありながら、
牛田くんは、

“正しさよりも、楽しさ”を大切にしている。

そうお話しされていました(^-^)


楽譜通り、引けばよいのであれば

人間じゃなくても、ロボットでもできる時代。


人が人のために何か“メッセージ”をその“音”を
使って表現したいのであれば、

やはり、演奏者自身の“心”がその音に現れなければ
ひとには伝えられないんだと思います。


先日、息子たちのチームの練習にたまたま
遊びに行った時、

新曲の練習をしてました(^-^)

指導していたのは、私ではなく、私の妹です(⌒-⌒; )

この日は、初めて新曲を練習するという日でありながら

本当にみんなこれ初めて叩く曲なの?

そう感じるほど、大人も子供たちもみんな
表情からあふれるほどのエネルギーを放ちながら

イキイキ!して練習してるんですよ〜(^O^)




どうしてこんなに楽しそうに、みんなイキイキ!
してるんだろう???

そう思って練習を見ていると、

新曲でありながら、みんな楽譜を一切見ずに
練習してたんですね♬


みなさん、経験ありませんか?


新しい曲をはじめるって聞いてたら、
まず“楽譜”がないと叩けない。。。


当然そう思いますよね。


でも、新曲で最初から楽譜を与えられてしまうと

“リズム”を間違えないように叩くことばかりに
集中して練習が続いてしまいます。

これでは、相手の心と心どころか、

目の前にある太鼓と自分の心でさえ
大きな大きな壁ができてしまいます。

それをわかっている彼女は、

最初から楽譜を与えることをせず、

まず目の前にある太鼓と自分が繋がって、

そして、周りにいるメンバーと“音”で楽しむ♬
そうやって曲作りをサポートしながら指導していました。


だから、伝わるんですね〜。

たかが、練習でしたが感動したんですよ私は(^-^)

それも、新曲ですからね、
リズムも当然間違えるし、体にだって
入りきってませんが、

心にはその音が素直に入ってくるんです。


“正しさよりも楽しさを”


演奏者自身が楽しいって心から思えないことは
当然その先にいるお客様に届くわけがないですね。

作り笑顔でも当然なく、
心から楽しんでいる皆さんのイキイキした表情と音は

本当に、人の心にたくさんのエネルギーを
与えることができるんだ!

そう思えた瞬間でした♬


今日もワクワク楽しく!素敵な1日を(^O^)



太鼓作りで必要な“感覚とは”

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


はい、今日も連休中も休まずお仕事です~

子供たちにとっては休みの日でも

どこかへ連れてってやれず、、、


いつも申し訳ないぁ~と思ってますが、


そうか!


私自身も今の子供たちの年齢くらいから

太鼓屋の仕事を少しずつ手伝ってたなぁ~と思い出し


今日は長男と次男を三浦太鼓店へ連れて行くことにしました(^^♪



まずは、朝の日課である

店舗と店まわりのお掃除から(^^)/




三浦太鼓店では、朝から全員で店舗と

店回りのお掃除から仕事がはじまるのですが、


キレイになるって本当に気持ちよくって、

環境だけじゃなく、心まで晴れやかになりますよね~!!







さぁ、朝のお掃除が終わったら

いよいよお仕事お手伝いをしてもらいます(^^)/


長男は、チカラ仕事(^^♪



鋲を打ち終わった太鼓にくくりつけてある

ひもを外す作業→これがとてもチカラがいるんですね~( ;∀;)



次男は竹削り(^^♪

“セン”と呼ぶ専用の刃物を使って

竹の表面をキレイに磨いていくのですが、


刃物なんて扱う事が少ない現代っ子ですからね~

ケガをすることが怖いと言って、

軍手を使いながら恐る恐る挑戦してくれてます~( ;∀;)





モノを作ったり、


モノを生み出したり、


何か新しいことを考えたり、、



太鼓作りをしていて常々私は

“感性”というのがとても大切だと感じています。



手先の器用さはもちろん必要ですが、


それよりも“感覚的な器用さ”


これをとても重視しています。




感覚的な器用さを高めるには、やはり“感性”が必要なわけで


その感性を養うには、自分自身で感じる経験をすること!


経験や体験をどれだけたくさんできるかにかかってきますね!



竹を削れば当然、竹のトゲが手に刺さるわけで、

太鼓を作るには、当然チカラがいるわけで、、、

丁寧な仕事をするには、当然時間がかかるわけで、、、、



気の短い次男は、1時間も経たぬうちから

面倒くさい( ;∀;)と言ってますわ~笑


でも、極論!

その体験を通じて“面倒くさい”って

思ってもいいんです。


だって、そこから

太鼓作りって本当に大変なことなんだと“感じて”くれた証拠ですからね(^^


これこそ、感性の第一歩。




“手先の器用さではなく、感覚的な器用さ”



そういう環境が自然にあった幼少期を

思い出し、


子供のうちからそういう経験や体験を

たくさんさせてあげることが大事ですね(^^♪


ここから七代目が生まれてきてくれるといいなぁ(^^



わたしにも、こんな時代がありましたから~(^^♪