2015年8月30日日曜日

あなたの“夢”は何ですか?

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


日曜日の朝、いかがおすごしでしょうか^^;


めずらしく、静まった仕事場で一人
今日もお仕事です。


さて、突然ですがみなさん“夢”ってありますか?


夢は持った方がいい。


夢が叶う。



いろんな言い方をされますが、

私自身はこの“夢”というキーワードに小さいころから悩まされてきました。



理由はかんたん。


“夢”がなかったからです。



正確には、“夢”をどう描いたら良いか?


“夢”がいったい何なのか分からなかった


と、言った方が正しいかもです。



先日、ブログでポツリとつぶやいてみたら

すぐに会えることになった、お笑い芸人のゴルゴ松本さん!


そう、行ってきましたよ講演会^^;


そして今回の講演のテーマがまさに“夢”の授業だったんです^^;



今回の講演は3人の先生による企画で、


宇宙開発JAXAの木場田さん、

テレビコマーシャル等にも出演される
フットボールフリースタイルの横田さん、


そして、ゴルゴ松本さん。





それぞれの方がこの“夢”の大切さをお話しされていました。



じゃあ、どうやったら夢って持てるのでしょうか。




小さいころ、夢が持てなかった頃の私は


“夢”=今はないけど将来なりたいこと、なりたい自分



と、理解していました。



そしてなりたいことや、なりたい自分というのは


今の自分が“好きなこと”だと思ってました。



だからいくら探しても見つからなかったんです。


もちろん、明確にこうなりたい!こういうことがしたい!


小さいころからイメージが持てる人もたくさんいますね。


そういう人がうらやましかったです。



でも、それってやっぱりなかなか難しい。




講演を聞いていてとても印象的だったのが、


最初は“好き”では決してなかったけれど、

ちょっとずつ練習や経験を重ねて、

上手になっていくと不思議とそれが“好き”になっていった。



“夢”とはそんな自分のなかの“好き”を育てる事ですよ~



って。


衝撃でしたね^^;


なるほど~!




そういえば、自分の人生振り返ってもそうでした。



わたし、、


太鼓、、最初は好きでもなんでもなかった。



子供の頃から、かんたんな作業を手伝うことがありましたが

イヤイヤ手伝っていました。



太鼓なんか興味すらなかったのでもちろん叩く事だってしたことなかった。



そんな、わたしが今は太鼓大好き!になってる。



それは、作る事を練習し

そして、その先の感覚を学びたいと


バチすら握ったことがなかった叩く事をはじめて

少しずつ少しずつ太鼓が“好き”になっていった。



“好きこそものの上手なれ”



好きでやっていれば上達も早い。



そして、今好きでなくてもあなたの中の“好き”は
自分自身の“努力”で育てることができる。



そうやって考えたら、

“夢”という言葉は難しいかもしれないけれど


“好き”になりたいことは
まだまだたくさーーーーんあるな~^^;



あなたの“夢”はなんですか?


じゃなくて、


あなたの“好きになりたい事”はなんですか?



こうやって子供の頃聞いてもらえたら

もう少し頭の中で理解できたかもしれない...



そう思った素敵な夢の授業でした(^^♪



今日も素敵な一日をヽ(^o^)丿




2015年8月29日土曜日

行ってみて、やってみて、感じてみるから、見えてくる。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


先日、“なまはげ”に会いに行くため
秋田県まで出張してきました(笑)



本当の旅の目的は違いますが^^;

この人に会いたい!と口にしたら会えることになった不思議なご縁を

つなぐ為に訪れた秋田の地。


人生初!秋田です^^;


目的の出会いも、偶然の出会いも、旅の目的も
すべてが創造以上のすばらしい旅でした。




飛行機^^;


嫌いですね~!

何度乗っても怖いです笑


とくに、今回帰りの飛行機が台風の影響で揺れた揺れた泣


あと1時間到着時間ずれてたら、名古屋空港はすべての便が
離着陸不可になってましたから、ギリギリのタイミングで帰りましたよ。



でも、飛行機に乗ってみると



ああ、やっぱり地球って丸いんだな~とか


普段は雲の下の生活だけど

雲の上にも同じく、雲の上の世界があるんだな~とか



そんな高い高い雲の隙間からちょこんんと頭を出す

富士山を見て、ああやっぱり富士山てすごい山なんだな~とか、




初めて訪れることになった秋田の

行く前のイメージは、秋田美人^^;とか、

秋田こまちになまはげ、雪深い土地...


あくまで頭で考えるイメージと創造しかありませんでしたよ。



そんな想像の世界へ実際訪れてみると


当然のごとく、創造とは全くちがう世界が広がっているわけです。




すべてが違いましたね。


私の住んでいる岡崎とは。



一面どころじゃない、いったいどこまで続くのかと思うほどの田んぼ。


そして、美しい空と針葉樹林の深い森。



まだまだ愛知は暑いですが、秋田はすでに秋の気配。すずしかったです。



秋田美人に会えることを一番楽しみにしていた下心は打ち破られ笑


この大自然のスケールに私の心は奪われましたよ^^;



空気がキレイだから、太陽の日差しの強さ、空の色ですら

まったく違う印象を受けました。



『感じる』ってやっぱり大事です。



『考える』じゃないです。


『感じる』です。



頭でいくら考えても、答えが出ない事って

たくさんあるじゃないですか。



『理屈』じゃなくて『現実』




いろいろ振り返ってみて、私は


行ってみる、

やってみる、

そして、感じてみて見えてくる世界を『現実』として大切に受け止めてきました。



もちろん“行動”するということなので、


その先の結果は、時にうまくいくこともあれば、


うまくいかないことだって当然あります。



でも、そうやって行動した結果うまくいかなくても

不思議なことに“失敗”とは感じません。


逆にそれは“経験”であり“価値”であり、大きな“財産”になりました。





太鼓叩いた経験すらなかった私が


太鼓を叩いてみようかなと思うようになった時もそうでした。




いくらキレイな太鼓が作れても、


その先にある“音”は見えてこなかったんです。




バチをにぎり、叩き続けてみて、

いろんな“音”を感じる事ができたからこそ


今は明確に自分の作る太鼓の“音”が見えるようになりました。



自分の中の世界が広がると、不思議と自分の外の

世界も比例して広がっていった気がします。



右も左も分からぬ秋田の地でも、

私の作った太鼓が活躍してくれていました^^;



太鼓職人としてこんなにうれしい瞬間はないですね!





こころ温かい秋田のみなさんに感謝です!



今日も素敵な一日をヽ(^o^)丿





2015年8月19日水曜日

“感じている”のではなく“感じようとしている” 現代人が忘れかけた“感性”

 こんにちは、六代目彌市です(^^)/


みなさん、お盆休みも終わり
日常の生活へお戻りでしょうかね^^;


私は逆にお盆休みがなかったので、
昨日は急きょ1日だけ休みもらって

子どもたちと長野の山へドライブ。


大好きなビーナスラインを通って長野県、蓼科高原
まで行ってきました(^^)/



前日まで天気予報は雨マーク^^;


相変わらず嵐を呼ぶ男か!?

と思いきや、何のことはない快晴(^^)/



青い空、白い雲、夏の空、森の香り


最高の休日でした。



みなさんもこのお休みいろんな所へ
リフレッシュされに行かれたのではないでしょうか・・・


山、海、川・・・


自然に触れ合うと不思議と気持ちもリフレッシュされます。


そして、何より言葉や理屈では言えない
豊かな気持ちになりますね。




夕日が沈む海と波の音。

静かな川のせせらぎ。

緑豊かな森の空気。



こうやって言葉にしイメージしただけで、とても心が気持ちよくなりますね。


これを“感性”といいます。



そう、人間には誰もがこの“感じる”というチカラを持っている。




美しい空をみて汚いと思う人はいない。


気持ちの良い森の新鮮な空気を吸って、息苦しいと感じる人はいないはずです。




だけど、こうした感じる心、“感性”を刺激される瞬間というのが
残念ながら現代社会に生きる私たちは、少なくなってきている気がします。


私は仕事柄逆に、つねにこの“感性”の中で生活することが多いです。


手を使い、足を使い、耳を使い、身体全身を使って目指す先にある“音”を感じています。



“感じている”というより“感じようとしている”


のが正解かも知れないです。






“感性”は特別な人だけが持っている感覚では決してないですね。


先に言ったように美しいモノをみて美しくないと思う人はいません。


誰もが当たり前に持ち備えた人間の本能ともいえるべきものだと
私は思います。



私のようにどっぷり感性に使った生活をしていると、

そうでない人との会話に“ギャップ”を感じることがあります。



私が伝えたい、感じてもらいたい感性というのは

豊かな心につながるメッセージです。



言葉を選び、内容を選びこうして書き続けている
ブログも、わたしの角度で分かりやすく何か“感じて”もらうことが
できたらという想いがあります。


“自然”とは“真理”。


真理というのは、変える事の出来ない普遍的なことですね。


太陽は西からのぼり、東へと沈んでいく。

誰もこの事実を変えられる人はいません。



だから、自然は強く偉大です。


本当のリフレッシュとは、

ストレス社会に埋もれた心をまぎらわす事ではなく、

こうした自然をめいっぱい感じてゆたかな“感性”を育むさきに

あるのかもしれない...



そう感じたとてもよい休暇でした(^^)/



今日も素敵な一日をお過ごしください!





2015年8月16日日曜日

“言葉”にできたら「夢」は実現するの?

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


いよいよ連休も終わりという方が
多いでしょうか・・・


連日の盆踊り大会で今年の夏は
楽しませていただきました(^_^)/~



昨夜は地元岡崎、北斗台の夏祭り!



今年、太鼓修繕にたずさわらせていただいた
関係で、ご招待くださいました(^_^)/~


この地域は、住宅団地で子供も多く
大変活気と地域と人の関わりが深い

とてもよいお祭りでした(^^♪


ああやっぱり祭りっていいな~としみじみ実感。


“祭り”という一つの目的に
たくさんの方々が関わる。


ただ単に楽しい1日ではなく、
この時間を共有できることはとても大きな意味がある。


私はそう感じます。


家族ですら関わりが“希薄”だと言われる
この時代ですからね、他人との関わり、

人と人との関わり、


価値観や環境が違う人たちとの関わりは
すべてがうまくいくことばかりじゃない事も
当然ありますが、それもおおきな学びと経験の一つですね!



さてさて、昨日のブログ!


ゴルゴ松本さんの話しにはなんと
つづきがありましたよ(^^♪


私がこうしてブログでゴルゴさんすごいな~って

つぶやいたら、


今度ゴルゴさんが来ますよ!
よろしければぜひ!!


と、講演会のお誘いが笑


こんなこともあるんですね~!
一般公募も受け付けているようです!



そういえば、

前にもこんなことがあったな~私。


あれは朝のニュース番組とくダネ!にも出演されている
コラムニストの深澤真紀さん。

それまで深澤さんの事はテレビ等で拝見したことはなく、
たまたまネットの記事で彼女の記事を読んでとても共感。


その事をブログで書いたら、今度深澤さん来ますよ~!

よければどうぞって講演会で
彼女のお話を聴くことができたんです笑



ゴルゴさんも言ってたな~“言霊”って。


そういえば、先日の私たちの零~ZERO~ライブも鼓音魂“KOTODAMA”
だったな~笑


いろいろつながる繋がる^^;


言葉にした想いは、実現するという考え方。


私はそれを信じます。



ただし“言葉”にしたら“奇跡”が起こるわけじゃない。


言葉にできるその想いというのは
あなた自身の“決意”であり“覚悟”ですね。


だからその掲げた理想にむかって
一歩ずつ歩むその“軌跡”が夢をつかむ唯一の方法。


人はそれをきっと“奇跡”と感じるのかもしれない。


そして掲げた理想や壁は高ければ高いほど、

積み重ねなければならない軌跡がながーーーーく!なります。



その道中には、苦難や困難もあれば、

逆に想像もつかなかったようすごい事も起こる。



そして最後の最後、目指すてっぺんに登りつめたとき、

はじめて後ろを振り返ってみる。



その時に見ることができた“絶景”を

人はきっと“奇跡”だと思うのだと。



言葉にすることはかんたんのようで

実は、結構むつかしい。


言葉にできないような夢や思いは
やっぱり実現させることは不可能なのだと思う。


大きなことだけが夢で、

小さい事やささいなことが、夢じゃないなんてこともない。


だから、

今日も小さな夢を一つ叶えていけたらな^^;



今日も素敵な1日をヽ(^o^)丿








2015年8月15日土曜日

一隅を照らす。自分のいるその場所で光り輝けたら。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


昨日は、大変お世話になっている滝町の盆踊り大会へ参加
させていただきました(^^♪


瀧山寺のご住職からの直々のご依頼を受け、
短期間ではありましたが、子供たちの盆太鼓指導。


ほとんどの子供が、太鼓を叩くのがはじめて。


上手に叩けることより、太鼓の楽しさを
伝えられたらなぁと頑張りましたが、


教える事って、自分がやる事より
よっぽど難しいですね(>_<)

よい経験をさせていただきました。


滝町盆踊り大会は本日も常盤小学校運動場で開催しています!


グランド内に駐車場もありますので、
お近くのかたはぜひ足をお運びくださいませ(^^♪







さて、少し前だったか
Facebookのタイムラインなんかでもシェアが広がっていたので
ご存知の方も多いと思います。


お笑い芸人のゴルゴ松本さんのお話し。



ゴルゴさんと言えば、あの有名なお笑い番組「ボキャブラ天国」で

「漢字」をつかったネタで一世を風靡。


私は高校生でしたが、我が校にも
文化祭のゲストでも来校してくれたことを思い出します^^;



そのゴルゴさんは、ただのお笑いのネタとしての「漢字」から

独自の視点と勉強を重ね、『命の授業』と題し


私たちが普段から大切にする日本の言葉、言霊の意味を追及し


道を少しはずれてしまった子供たちなどへ、「漢字」を通して
命の大切さ、言葉の大切さをつたえる活動をされています。



ちょうど先日もその内容が金スマでも
特集されていました。


以下に動画リンクを添付しますので
時間あるかたはぜひごらんください。


私はこのゴルゴさんの姿を見てとても感動しました。


たくさんのすばらしいメッセージを伝えられていますが、

その中で私が一番感じた事は、



伝えているメッセージや中身のすばらしさではありません。



ゴルゴさんの「魂の熱さ」に感動しました。



そして、人はやっぱり自分の役割や使命が明確になると

ゴルゴさんのようにビッカビッカ!に「輝く!」んだなと。



「漢字」を単なる笑いをとるためだけの「ネタ」で終わらせずに


言葉や漢字のもつ本当の意味を知った彼だからこそ
伝えられる独自の言葉の強さがあります。


そういえば、天台宗瀧山寺の宗祖である最澄は

「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」という言葉を残していますね。




「一隅」とは、今あなたがいるその場所です。


「一隅を照らす」とは、あなたのおかれている場所、環境で
ベストを尽くし輝くということ。


そしてあなた自身が光輝けば、あなたの隣が光ます。


そうやって一人一人が輝き合えば、街が光り社会が光り
一つ一つの光がつながってやがて世界を明るく照らすという思想。


こうしたことが大事だということは頭では理解できても
実際の世の中は、妬みや嫉妬や甘えが絶えません。


人を妬んだり、嫉妬してもそこからは何も生まれないどころか
互いにマイナスのエネルギーに引きづり込まれてしまうだけ...


道をはずしてしまった子供たち、

社会へ復帰することは決して容易ではないと思いますが


きっとそんな子供たちの心に
多大な勇気を与えるあったかい光があったんだとおもいます。


自分のいるその場所で輝ける人が増えたら

そのいい光はきっと身近な人につながっていくんだろうな


今日もよい一日をヽ(^o^)丿

2015年8月14日金曜日

太鼓は筋力ですか?

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


みなさんコンプレックスってあります?

こう見えても私、コンプレックスの塊です^^;



完璧主義ではありますが、
その完璧主義であるがゆえに、コンプレックスも強いのかもしれない。


こうあるべき、こうでないといけない、こうしたい、こうなってほしい。


理想がはっきりしているがゆえに
そうならないことにたいする不満がコンプレックスとなります笑


でも、コンプレックスって言い変えれば
人と違うってことなのかな?


人と違うってことは言い変えれば“個性”ってことなのかな?


個性とは“あなたらしさ”


素直に受け止める事で何事もうまくいくのでしょうかね~
まだまだ勉強です^^;



さて、コンプレックスのように
頭が硬いと何事もうまくいきません。


先日、太鼓ワークショップの際こんな質問を受けました。



太鼓ってやっぱり筋力ですか?



なるほど~



シンプルだけど、確信をついた質問ですね。



答えはかんたん。


太鼓は筋力ではありません。



では、何でしょうか?



はい、太鼓は“脱力”です。



これって太鼓に限らずどんな世界でも
同じような事言われていませんか???



そう、先日私たちはライブで歌を歌い言になり、
歌の先生にレッスンを受けました。


その際言われた事。


のどにチカラが入ると力んだ声、
のどで声が詰まってしまうからのどをリラックスしてお腹から声を出す


一生懸命がんばって歌おうとすればするほど、


力んでしまって逆効果になる。


そういう事です。



そのほかもいろいろありますね。


今、ちょうど甲子園の真っ最中!


野球のピッチャーの解説なんかでも
力まず腕がよく振れているなんてこと言われますし


身体だけではなく、人の心も同じで


心が力んでがんばろう!がんばろうとしすぎて
うまくいかないときは、逆をやるとうまくいくと聞いたことがあります。


頑張って→ダメだとしたら


その逆をやればいい。


頑張らない→うまくいく。




太鼓もまったく同じです。


私たち普段の練習でかならず基礎練習をおこないます。


私たちが行う“基礎練習”とは、


①早く打てる
②正確に打てる
③カタチよく打てる


ではなく、

ただ一つ、“良い音を出す”


この事を目標に基礎練習をしています。




そして、この“良い音”を出すために必要なのが


“脱力”なんです。



もちろん、最初から最後まで
チカラを入れなくていいという事ではないです。


チカラを抜く、抜ききるポイントがあります。


それは、太鼓の打つ、音が生まれるその“瞬間”です。



その一瞬までは精神もエネルギーも最大限に高め
音が生まれるその瞬間にすべてを“解放”してあげる。


そうすることで、良い音が生まれます。


目の前にある太鼓に生み出したエネルギーを素直に“預ける”



そんなイメージです。


心も身体もリラックス^^;



分かっていてもがんばっちゃう!


チカラを抜くことは怖いですからね。


目の前にある人、モノを信じきれないと
チカラを抜く事はなかなかできませんから。


まずは、自分を信じて周りを信じて
リラックスすることを訓練ですね(^^♪



今日もリラックスして
よい一日をヽ(^o^)丿








2015年8月12日水曜日

太鼓が教えてくれた本当の“豊かさ”

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

みなさんお盆休みですよね!


お墓参りはもちろん行きますが!
三浦太鼓店は休まず営業です(^^)/


休みの日がつづきますが
みなさんどうやって過ごされるのでしょうか^^;


つねに動いていることが好きな私は、
あまり身体を休める休みはないですが

つねに“考える”ことが好きな私は^^;
さすがに頭を休めたいと思う事がたまにあります。


そんな現実逃避したいときに私は“映画”をみます。


本当は映画館に足を運びたいですが、
映画館に行く時間もないのでもっぱらTUSTAYAでレンタル^^;


映画の広くて深い世界観ていうのは、
どこか固まったしまった自分の感情や考えをやわらげてくれる。。。


そんな気がします。


本当の豊かさってどこにあるんでしょうか


こんな私でも(笑)時として私も不安になることがあります。


と、言うより常に不安と戦っている。


自分はこれで正しいのか、

誰かに不快を与えていないか

誰かを巻き込んでしまっていないか、

自分勝手な想いばかりではないか



結局私には何ができて何ができないのか?


こういう事って
考えれば考えるほど迷宮入りですね


最近、深澤真紀さんの考えすぎない生き方という本を紹介されましたが
考えすぎない生き方という本を読んで考え込んでいる自分がいる笑



やっぱり最後に信じられるのは“自分自身”


そして心豊かな人生を歩みたい。そう願います。


私はそんな“豊かさ”というのを太鼓から学ぶ事ができました。



だから私が伝えたいのは、演奏活動においても

太鼓作りにおいても、太鼓指導においても、こうしたブログでの発信、

メッセージにおいてもただ一つの同じ想い、



太鼓を通して“豊かさ”を伝えたいだけなのです。



正直、まだまだ伝わらない。


そう感じることが多いです。



それは私の力不足でもあるし、
時代が、世の中がそもそもそんなこと必要としていないのかもしれない。



それでも、太鼓が教えてくれた本当の“豊かさ”が心にある以上は
やっぱり伝えずにはいられない。


それが私の性分なようです^^;
















2015年8月10日月曜日

今日は初代の誕生日。六代さかのぼると直系で○○人!?になる!

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


みなさんいよいよお盆休みですかね!


今年に入って本当に忙しく、
ろくに休み何てなかったわたし。。。


ひっさしぶりにオフをとり、
親父の太鼓チーム楽風打さんの佐久島での休暇に
家族そろって参加(^^)/

いやーーー、


よく遊んで、よく寝たな~


島はいいですよ!


時間も風も、街にいるときとは
感じ方が全く違う^^



一足先にお休みいただいたので、
三浦太鼓店はお盆休みはありません^^;


みなさんは今年の夏はどこへおでかけされますか?


ゆっくり、休んでくださいね~



さて、お盆。



お盆とは、ご先祖様の霊を供養、祀る日ですね。


そしてご祖先様の霊が子孫や家族の元に帰って来るとされています。



では、みなさん
ご先祖様ってどこまでがご先祖様でしょうか^^;


ちなみに、私は三浦太鼓店の六代目彌市。



だから、一般的な人より
ご先祖様を身近に感じることができるのかもしれない。


そして、実は今日8月10日はそんな初代三浦彌市の誕生日なんです!


初代三浦彌市


もし、初代が活きていたら170歳過ぎだとおもう。


身近に感じるというのは、こうした写真が残っていることと

そして、もう一つはやっぱり受け継がれた太鼓があること。


修理でお預かりした太鼓の中には、
ときとして、初代三浦彌市の銘を見ることがある。



実際には、“見れる”というより“会える”という
感覚のが近いですね。


こうした太鼓に“出会える”ことは、
本当に言葉に言い表せない感動が私にはあります。


あるサイトで見つけたのですが、
6代前までさかのぼると、直径で自分まで

なんと126人ものご先祖様がいることになるそうです!




この図の中にある一人一人

もし、誰か一人でもかけていたら今の自分がないという事になる。


不思議です。



こうしたことを考えてみると、

やっぱり“今”ここにある自分自身は

自分だけのモノではない。そう感じます。



“生きている”のではなく、

“生かされている”。


“生かしていただいている”



与えていただいた大切な命。



そんな感謝の意を持って
この夏は過ごせたらとおもいます。





2015年8月8日土曜日

本当に良いもの!?ってなんだろう?

こんにちは、六代目彌市です(^-^)/

今日は、今年に入ってはじめて!の連休。

連休初どころか単純に休みを取るのは
今年に入ってはじめてかも(´Д` )

佐久島へ2日間バケーションしてきますよ!


さて、先日ある東京のファッションブランド
「SHARE PARK」さんの東海地区初出店にともなった
取材を依頼されました!

親父と揃ってファッションモデルに(笑)


“いいものを長く着る”というブランドコンセプトと、
歴史と伝統の太鼓作りが通じ合った事がきっかけでオファー。

にしても秋冬モデルとは(´Д` )


そりゃそうーーだよねーーー!


本日、気温38度の中
ハイネックセーターですよ笑!!


“いいものを長く着る”


さて、では“いいもの”っていったい何だろう?


ということです。

これは、伝統産業においても
同じ価値観のように感じます。

伝統的なもの=いいもの。

単純な方程式ですが、間違ってないです。


でも、ここからが問題。


いくら“いいもの”であっても
ニーズや需要がなければその先に“つながらない”ってことです。

伝わっていますでしょうか?


伝統産業の現実は厳しいです。


昔ながらの職人が手がける高い技術と経験を要する
モノづくり。

間違いなく“いいもの”です。


しかし、現代という時代において
それを必要とする場所だったり、用途、ニーズが
なければ求められなくなる。

求められない=需要がない。

そしてすたれてしまう・・・


たしかに“いいもの”というのは
長く愛用できるものだと思います

加工技術の高さというより、
“素材”そのものに価値があるものが多い。


でも、いくら“いいもの”でも
その時代その時代に、やっぱり人々が求める“ニーズ”がある。

私は時代とは季節のような“環境”と同じだと思う。

真夏にやっぱりセーターは気ないでしょ(笑)


これ、めちゃくちゃいいものだよ!って
言われても、たしかにいいものとはわかるけど買わないですよね。

雪深い真冬の寒い時期に、水着は売れない。


本当のモノの価値というのは、

時代という“環境”に適していて、かつ
人々の心を豊かにするモノだと

私は思っています。

今日も暑そう!

海でバケーションしてきます(^-^)/






2015年8月6日木曜日

お客様のニーズは聞くな!?本当の“個性”とはいったい何だろう?

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


今日も暑い日になりそうですね、
早朝からすでに汗だくです(^^)/

でも夏は好きですわたし!

たくさん汗かいてると
ああ、いきてるーーーって感じ笑



さて、そんな暑い夏にぴったりの
のどごしさわやか!

ビールの話し(^^)/


ん????


ビール????


なんぞやと思われるでしょうが
このビールパッケージがとても面白く

そして大切なことを感じさせてもらえた。


きょうはそんなお話をちょっと紹介します(^^)/



みなさんビール好きですか(^^)


私は普段からお酒はあまりのみませんが

五代目親父は大好きです(^^)/



業界もシェアも広く、
いろんなメーカーが試行錯誤して

しのぎを削ってますね。


そんな中、地方なんかにいくと
よくお土産屋さんで“地ビール”なるものを見かけることがあります。


早速、地元岡崎の地ビールは
ないかと調べてみるとやっぱりありました!




岡崎名産の八丁味噌を使った地ビール!


私は、あまりビールを飲まないので
よくわからないのですが、

地ビールって、普段のむビールと違って

“クセ”が強いそうですね。


一般的なビールは、のどごしさわやかでキレがいい!

なんてのが好まれて飲まれるようですが、


地ビールは逆に、のどごしも悪ければキレもない、

それどころか、後を引くような苦味があったりするそうです。


その“クセ”こそが“個性”



何が言いたいかと言うと、


一時、この地ビール産業というのは
とてもとても流行し、各地で地ビール工場が建てられたそうです。


でも、今は減少の一途。


その理由がおもしろかった。


それは、“お客様のニーズを聞いてしまったから”

だそうです。

分かりますか?


商品開発で一番大事にしそうなお客様のニーズ。

お客様のニーズとはお客様が求めていること。



求めていること、求められることを
したがゆえに衰退してしまった・・・・


不思議な話ですがおもしろいです。


その理由はこうです。



お客様のニーズ、答えはほぼ
決まっているそうです。


それは→

「安くて、いいものください」

「のどごしすっきりで爽やか」がいいです。


だそうです。



すると、どうなるか


このニーズに答えようとして、
どんどん「のどごしがすっきり爽やか」なビールに近づけていきます。


これによって何が起こったか?


そう、どんどんスーパードライのような
どこにでもあるビールに近づいていったそうです


そして、もともと地ビールが好きだった人は

「なんだか普通のビールと変わらないじゃないか」と飲まなくなる。

普通のビールが好きな人は
「普通のビールだね。普通ならいつものがいいよね」と飲まなくなる。


結果として→誰にも飲まなくなってしまう・・・




この話を聞いて、


なるほど~おもしろい!


そう思いました。


日本の教育ってどこか平均値を大切にし
“個性”を否定するような傾向がある・・・


そんな話をよく聴く事がありますね。


地ビールにとって“クセ”とは“個性”そのものですね。



そしてそのとんがった“個性”こそ→“価値”


そういう事なんだと思います。



このビールの話は最後にオチがあります^^;


そんな地ビール業界で今売れに売れている
ビールがあるそうです!


それがコレ→



ズバリそのまま笑


お客さんの好みやニーズ何て聞いてなんかないぜ!


決めていることは2つだけ、

①米麹をつかうこと
②作るたびに味は変わります!

だそうです。

のどごしも悪ければ、クセや苦みも強い。

作るたびに、その時期最適を目指すために“味”
そのものまで違う!


これは面白いです^^;


これこそ突出した“クセ”であり“個性”

そして、その“個性”が“価値”となり選ばれる理由になっている。



ちょうど、昨日零~ZERO~メンバー会議で
ライブも終わって今後の方向性を話をしていたので


この地ビールの話がやたら胸に突き刺さってきました。




お客さんが求める事ってなんだろう?


お客さんが喜ぶ事ってなんだろう?



もちろん、どんな商売、どんな人生でも

お客様とのつながり、人とのつながりなくしては成り立たない。


その中でも、


やっぱり誰もが同じじゃない。

私はそう思います。



あなたはあなただからこそその“価値”がある。



お客様の声というのは大事です。


でも、それだけに振り回されて自分たちの“個性”を見失っては

もったいない。




私だからできること。


私じゃないとできない事。


あなただからできること。


あなたじゃないとできない事。




どこの誰に頼んでも同じようなことや


どこの誰でもできるようなことだったら、



“あなた”に頼む理由がなくなってしまうのかもしれない。




自分たちにしかできないこと、

自分達だからこそ伝えらえれること。



そしてその“役割”


10年前に零~ZERO~が初ライブを経験した後に、
自分自身に向けたメッセージがあらためて胸に突き刺ささる。



“クセ”や“個性”こそ最大の“価値”なのかもしれない。


そこに勇気と“自信”をもち、


私たち、


私だからこそ伝えられることを挑戦し続けていきたい。


そう思いました。