2018年1月31日水曜日

支えられている事が「強み」。

こんにちは、六代目彌市です(^^)

今日は、急遽
特注で頼まれた、

通常のサイズより倍くらい
長い桶を作ってるんです♬




長さが、長くなると
作ることも当然難しいのですが、




実は、それより大変な事が、

通常のサイズと違う特殊に長いサイズなので

「材料」そのものがない!?


と言うことです♪( ´▽`)


もちろん、時間をいただければ
材料から準備して作ることはいくらでも
できるのですが、


今回は、納期がなく急ぎ!!


こりゃ〜困ったなーーーと
思っていたら、

これまた五十嵐さんが
助けてくれました♪( ´▽`)


ここの所、
毎日助けられてます私♪( ´▽`)


五十嵐さんが、
亡くなられて秋田までお参りに訪れた際、、、




五十嵐さんの工房に、
作られることなく

工房の片隅に立てかけられていた
上質の秋田杉が置いてありました。




これは?

と、奥さんに尋ねると、

最後に作ろうと思っていた
桶の材料だったそうで、

残念ながら、

カタチにされる
事がなかったので

三浦さんよかったら
もらってください。


と、言うことで
貴重な貴重な材料を送っていただきました♬




これが、

たまたま今回の特注サイズに
ぴったりで、

何とかお客さんの要望に
合わせて作ることができたのです。


ここ最近、五十嵐さんに
助けてもらってばかりだな〜♪( ´▽`)


こんな私のような
背高ノッポさんの桶ができそうです(笑)






そういえば、
昨日、平昌オリッピックの

女子スノーボード代表の
鬼塚雅選手が、

こんな事を言ってました。


私の最大の強みは“支えられている”事です。


と、、、



この言葉を聞いて、
何だかビビってきました。


なかなかそんな風に
言葉として、支えられている事が強みですと


言えるでしょうか???



人との出会いや縁、

今の自分がある「環境」すべては
自分の力で勝ち取ったモノ、、、


そう考えてしまいガチですよね。


まだ鬼塚選手は19歳なのに
そんな風に言えて本当にすごいな〜って♬


まさしく、
私もそうなんです。


「支えられている事」が強み!




これでも一応、「社長」でして(笑)


社長としての、責任とか役割なんて

まだまだこれっぽっちも
果たせてませんが、


たくさんの人たちの出会いとご縁
そして環境に恵まれ支えられているなぁと♬


受けたご恩は、

世の中や、次の世代へ送っていく事でしか
果たせませんので、

今日も自分の
やれる事と向き合って
頑張ります!

今日も素敵な1日を^_−☆

2018年1月30日火曜日

五十嵐さんからの手紙

こんにちは、六代目彌市です♪( ´▽`)

今週もまだまだ寒い日が続きそうで
週の中頃には再び全国的に雪予報!!

くれぐれも皆さん
お風邪や交通安全に
お気をつけくださいませ〜〜♬


さて、

そんな真冬の雪国は秋田の五十嵐さんから
お手紙を頂戴しました。


先日、ブログで紹介させていただいた
天国からのメッセージ>>>


この時、五十嵐さんと
お電話で、その事をいろいろ
お話しさせてもらったお返事をいただきました。




お父さんの「夢」は
普通の夢と違って、特別リアルなんです。


そうお手紙には書いてありました。


私が、ここ数日

桶作りの胴の中の仕上げ方で
これでいいのかなぁ〜???

と、悩みながら仕事していた時

突然、五十嵐さんの
奥さんがお父さんの夢を見たと

お話しくださったんですね〜♬




夢の中で、

胴の中を
これでもかと真剣にカンナをかけている
お父さんの姿を見たそうです。




その姿を見た奥さんは、
やっぱりお父さんは「職人」の中の「職人」!


ステキだったと♪( ´▽`)


そうお手紙くださいました。


亡くなった今でも、
そこには変わらぬ夫婦の愛が確かにあって、


本当に、素敵な
ご夫婦だったんだと、改めて感じました。


どんなお仕事も、

どんな人生も、


全てを削ぎ落として
最後の最後、究極に残るものって

やっぱり「愛」だよなって、


私はこの夫婦お二人が
これまで生み出してくれた「桶」から


確かに感じてました。


人の「愛」に勝るものって
ないのかもしれませんね。


お父さんが亡くなられて、

北国秋田で一人暮らしです。


とても寂しい日々です。

とてお不安だと思います。

毎日会話しながら
桶作りをしていたご夫婦だったので

今はその話す相手もいないので、


五十嵐さんの奥さんは、
私にしょっちゅうお電話くださいます♬




人の行動力の原点って、
「不安」な気持ちを打ち消すため

っていうのも
とても正直な気持ちの気がします。


私もそうです。


日々、たくさんの「不安」があるから

その不安を打ち消すために
「行動」できるんです。



だから、私は今年も
たくさん行動しますよ♪( ´▽`)


今年は、さらに桶の理解を深めたいので
原木から仕入れるため、

秋田原木市場へ行ってきます!




早速、五十嵐さんが
秋田原木市場の情報を送ってくださいました。


奥さんは、いつも
一緒に市場へ行って、

原木の目利きをしてたそうで

私が教えてあげるから!と
とても心強いのです♪( ´▽`)


「本物」の職人は、
人の何倍もほね身を惜しまず努力しなければ
いけいないと言っていた、、、、
 

太鼓の内側が、

本当に美しい「音色」を出す秘密だと、、、、


美しいだけではなく、
さらに美しい「べっぴん太鼓!!」


まだまだ先は長そうです(^^)



今日も、そのべっぴん太鼓に
一歩でも近づけるように

頑張ります!


今日も素敵な1日を^_−☆




2018年1月29日月曜日

その一瞬の「感動」が余韻となる。

こんにちは、六代目彌市です(^^)

昨日は、よく寝たーーーーー♪( ´▽`)
びっくりするくらい

よく寝たーーーーー!

キラくんよりも
誰よりも先に寝て、

12時間は寝てた(笑)


おかげさまで、
すっかり元気を取り戻し、

最高の月曜日も迎えております♬


今回、東京で参加させてもらった
「エクスマ新春セミナー」の参加者の余韻が凄いんです♪( ´▽`)




未だに、多くの方々が、

この時の感動の「余韻」に浸ってて、

ブログやツイッター上に
「余韻」が溢れてます♬


なぜ?これほどまでに

多くの方々が「余韻」に浸っているのか??



それは、その場に溢れる「感動」があったからです。



そして、

その「感動」というのは、


人の心、すなわち「想い」が
生み出すモノだと


今回のセミナーに参加して
改めて私は確信しました♬


藤村先生は、
セミナー中にこんなお話をされたんです↓↓↓





会社や、ブランドはいずれ消えてなくなる。

もっと言えば、

私自身だっていずれはこの世からいなくなってしまう、、、、



だから、
本当の「価値」というのは


商品そのものや会社にあるわけじゃなくて、


そこに関わる人たちの「想い」だと、、、、



本当にそうなのです。


だって、
私はいずれ消えて無くなったとしても


その「想い」は絶対に
なくなることはないのです。


ほら、
例えば、三浦太鼓店初代は三浦彌市。



もちろん、あったこともない

話したこともない、


想いを直接聞いたこともない、、、


150年前のご先祖様ですからね♪( ´▽`)



でも、

私は、確実にこの初代からの
「想い」を受け取っているんです♬



この文字は、

初代が作った太鼓を修理した時に、
太鼓の胴体の中に書いてあった初代の残した文字。



この太鼓をパッと
目にした瞬間、


この太鼓の「音」を
パッと聞いたその瞬間に、


初代からのたくさんのメッセージを
私は感じるんです。



そう、
初代は死んでいなくなっても


その「想い」は、
150年経っても失うことは
絶対にないということを


私は、普段の仕事から
強く感じているんです。


とても幸せです。


その大切さに気づき、
受け止められた方々は、

必ずそのバトンを
次の世代へ渡そうと努力しています。


先日の小豆島のヤマロク醤油さんもそうだし↓↓



単に、
美味しい醤油を作ることが目的じゃない。


その「美味しい」の中に宿る
「本質」を知っているからこそできる行動。



五十嵐さんは、
いつも私に問いかけてくれます。




その「技」を広く世の中に
役立てて欲しい、、、と


職人にとって「技」とは、
イコール「想い」なのです。

なぜ?そこまで
真剣にまで一つのことに向き合い続けられるのか?


それは、その「技」が
世の中に役立てられることを知っているからです。


不思議だけど、とっても面白いですね(^^)



「感動」は人の想いが生み出すモノ。


人の心に与える、
その一瞬の「感動」を知っている人は、


太鼓の響のように必ずその感動に「余韻」を
残すんです。


その「余韻」こそが、

藤村先生の言われる
失う事の決してない本当の「価値」なんでしょうね。


たった一発のその「音」から生まれる響が、

人の心に「余韻」となって
生き続けてくれることを私は知っています。




だから、

今日もブレずに
太鼓を作れる。

本当にこれほど幸せなことはありません。


独り占めしませんからね!


もっともっと、成長して

私にしかできないことで
世の中に役立つ人間に成長していきたいです。


今後ともどうぞ
よろしくお願いいたします!


今日も素敵な1日を^_−☆


2018年1月27日土曜日

目では見えないところに、本当の大切さがある。

こんにちは、六代目彌市です(^^)

今朝は、東京は調布のホテルで
目が覚めました(^^)

雪はないけど、
相変わらずの大寒波で、、、

汚れた愛車を洗車しようと
何件もスタンドをハシゴするんですが、、、

どこも洗車機がやってない!?


どんだけやる気がないの〜〜〜と
思ってたら、

何と!?

洗車機が凍ってるって(笑)




そりゃ〜仕方ないので
諦めました♪( ´▽`)

寒い朝です、
いかがお過ごしでしょうか、、、、


今回東京へ来た
一番の目的はこれです↓



はい、

新春のエクスマセミナーに参加!


「エクスマ」とは、

エクスペリエンス・マーケティングの略で、
一言で説明すると、

マーケティング経営のお勉強会です。


私は、このエクスマの
86期豊橋塾の塾生。

会場では、
もちろん同期のみんなにも会えましたー!!





そして、
何と何と!!

今回の新春セミナーは
お正月らしい演出がしたいという事で!

オープニングで
太鼓演奏をさせていただく事に♬




今まで、いろんな場所で
演奏はしてきましたが、、、


何だろうか、

次元の違う緊張感が
そこにはありました♪( ´▽`)


私は、このエクスマと出会って
もう10年以上が経ちます。


正直、エクスマと出会っていなかったら
今の自分たちがどうなっていたか、、、、


それくらい、

私の生き方、考え方、価値観、思想に
大きな影響を与えてくださった場所。



藤村先生は、
いつも私たちにいろんなメッセージを
投げかけてくださるんですが、


私がいつも先生のメッセージから
共通して感じることはこれです↓↓




“目では見えないけど大切なこと”


先ほど言った、

生き方、考え方、価値観、思想って

決して目では見ることができないじゃないですか、、、


でも、

そういう目では見ることができない所に
本当の大切さがあると、

いつも教えていただきます。



自分は、特に
そういう所に共感することが多くって、


ほら、

「太鼓」って「音」何ですよ。


「音」って目では見えないじゃないですか、、、


そして、

その目では見えない「音」というのは、

人はどこで感じるかというと
「心」で感じるんです。


あぁ〜、この太鼓なんか分からんけど
いい「音」だなぁ〜とか、


なんか分からんけど、
涙が出るな〜とか、


心にしみるなぁ〜とか、、、


この「何か分からんけど」っていう
目では見えない世界を、


自分たちがどれだけ
「理解」して太鼓を作れるか?

これが本当に大切なのです。


見えない世界が、
自分たちで理解できてなかったら、

太鼓は作れないのです。



改めて、
そんなことを強く考えさせられた
昨日のエクスマセミナーーー。


私の演奏を見ていた
田畑さんがこんなツイートをしてくださいました↓






なぜか、「覚悟」と言う
言葉が脳裏をよぎった、、、と



はい!

まさしく、

今年の私のテーマが「覚悟」なのです♪( ´▽`)



言葉じゃなくって、

それを目で見えない「音」を通して
感じてもらえたなんて、

本当に嬉しかったし、

やっぱり、


そこに大切なことが
宿ってるんだなと改めて実感しました!



だからこそ、

どんな太鼓にも
真剣に向き合うことができるんです♬


貴重な経験をさせていただいた
藤村先生に感謝!!!




今日は東京でこれから
2件ほどお仕事して


夜には愛知に戻りますーーー!


今月の出張はこれで終わりね♪( ´▽`)


今日も素敵な1日を^_−☆

2018年1月25日木曜日

天国からのメッセージ。

こんにちは、六代目彌市です(^^)

大雪、大寒波の影響が
日本全国であったようで、、、

私たちの愛知は雪の影響は
思ったほどではなかったですが

さすがの寒さで、
朝から秘密基地の水が凍ってて

トイレも水道も水が出ません♪( ´▽`)

こんな経験初めてです!!!


みなさんの地域は
大丈夫でしたか???

トイレに行きたくなったら
とりあえず近くのコンビニに走ります(笑)


さて、

桶作りも2年目になって、
少しずつではありますが

いろんな事がわかってきて
だんだんと自信を持って作れるようになってきました。





ただ、

自分の中の理解が
深まってきた分、

逆に、

これで良いのかな???


そう感じることも多くなってきたんです。


ここ数日、
特に一人、悶々と悩んでいたのが、

外側の仕上げじゃなくて、

中の仕上げ方!!





昨年、秋田の五十嵐さんの工房へ
お邪魔した時に

奥さんがお父さんはこうやって
仕上げていたよ!

と言う事を教えてくださったんですが、


だんだんと、

どうも自分の中で、
やり方があっているのか、、、

あってないのか、、、、


しっくりと来てなかったです。





そしたらね、、、

ちょっとビックリする事がありまして、、、


それは、

昨日、その五十嵐さんの奥さんから
突然電話があって、

こう言われたんです。


三浦さん、

お父さんがなぜか突然、夢に出てきて


私に一生懸命話をするんです。


それは、

太鼓というのは、
もちろん見た目の美しさが大事だから


パッと見た時の仕上がり!
これはとても重要。




でも、

それより大事なことは、


胴の中の仕上げ何だよ〜って、、、


胴の中は、

決して直接見えない部分ではあるけれど、

そういう見えない部分こそ、

丁寧に、丁寧に仕上げてあげることで
「本物」の太鼓は生まれるんだよって、、、


そんな夢を見たと、
お電話もらったんです。


ビックリしました♪( ´▽`)


五十嵐さんの奥さんに、
電話越しに、


実は、最近ずっと
胴の中の仕上げ方に悩みながら
仕事をしてて、、、、


と、話すと


あぁ〜、お父さん
それを伝えたかったんだねぇ〜と、、、


何だか、
驚きと感動と、

言葉にできない不思議な気持ちで、、、




私の工房には、
五十嵐さんのお写真が飾ってあります。


きっと、いつも天国から
見てくださってるんだなぁ〜♪( ´▽`)


そして、

きっと私の仕事っぷりを見て
色々歯がゆい思いをされてるんだろうなぁ〜(笑)


五十嵐さんから
直接私は桶作りを一つも習うことはできませんでしたので、


今日は、

初めて五十嵐さんから
桶作りを直接教えてもらった記念日です(^^)


奇しくも、

今日は私の38回目の誕生日でもあるのです♪( ´▽`)



朝起きること、

机の上に子供達から
こんな嬉しいメッセージが!!


天国の五十嵐さんから、

子供達から、、、


最高の誕生日プレゼントをもらって
とってもハッピーです♪( ´▽`)


今日は最高の1日です!

みなさんにとっても
素敵な1日でありますように^_−☆


2018年1月24日水曜日

たくさんの「ロマン」溢れる場所。

こんにちは、六代目彌市です(^^)

今年も無事に行ってきました!

先日アンビリーバボーで放送され
話題沸騰の小豆島はヤマロク醤油さんの

大桶プロジェクトへ♬




テレビで放送されたので
ご存知の方も多いと思いますが、

ヤマロク醤油さんは、

醤油作りの蔵元でありながら、

自ら仕込む大桶を
自分たちの手で作り出しており、

今や世界中に、
その活動の影響の輪が広がっている

凄い会社なのです♬



仕込み桶の寿命は
100年から150年と言われており、

ヤマロク醤油さんでは、

そのほとんどが五代目山本康夫さんの代で
寿命を迎えるモノばかり、、、


















代々受け継いだ
伝統の味を守るために、

新しい大桶を新調しようと考え
いろいろ調べたところ、


今や、日本にこの大桶を
作れる企業がたった1社しかないことに気づきます。


そこで、立ち上げられたのが
この木桶職人復活プロジェクト。

このプロジェクトについての
熱い想いは、

五代目山本康夫さん
自身のメッセージを読んでいただくことが
一番です↓↓
木桶職人復活プロジェクトにかける想い>>>



受け継いだその伝統の「味」を守るために、

何が?必要かと考えた結果
たどり着いた「桶作り」という答え。


それが、

ジャンルこそ違えど、


受け継いだその伝統の「音」を守るために、
何が必要か?

と、そう考えた
私の「桶作り」に対する想いと重なり


出会うキッカケとなったわけです♬




“木桶による発酵文化を
 子や孫の世代に残し伝える”

これが、五代目山本さんの抱く「使命」です。


なぜ?


それほどまでに、強い信念が生まれるのか??


みなさんわかりますか??


自分の生きている間の事じゃなくて、

自分が死んだその先々の事まで
考えて「今」という大切な時間を

使う事って、使える事って
普通の人生を生きていて

何か一つでもあるでしょうか、、、


山本さんは、

“木桶による発酵文化”を
次の世代へ伝える事の中に

一体、どんな意味があるのか?

という事を
全て知ってみえるからこそ、

情熱を注ぐ事ができるんですね。


文化の中に宿る、

先人たちの“知恵”や“歴史”の中に

どれほどの“価値”や“財産”が宿されているのか、、、


それを肌で感じて見えます。


桶作りにかける情熱や、
発酵文化を大切にする想いは当然の事、


そこに集う人々の心までも一つに繋げてしまう
山本さんの影響力に、


山本さんの捉えている“歴史”や“文化”が
私が感じているような浅はかなものじゃなくって

もっともっと身近にあって
誰もが忘れてはいけない大切な事なんだと
改めて感じさせられました。




本当に不思議な場所です♪( ´▽`)


何が大切で、

何を大切にして、

どう行動すればいいのか?


ちょっと難しく言うと
物事の「本質」は何かという事を


この場所は教えてくれるような気がします♬




あれほどの感動的な
テレビ放送の反響で、

現場は出荷のピークでした♪( ´▽`)




現地ではお土産買えたのですが、

ネット通販や、電話ファックスでの
注文は2ヶ月以上待ちの状態だそうです!


凄いな〜♬


私は、今回
大桶用の新しいタガの組み方を
教わったので、

今年また新たに製作予定の2代目味噌六作りに
活かせそうです!




職業や、国や地域を越えて
つながる人々の輪が、

この木桶復活プロジェクトの
本当の意味を教えてくれているようでした♬




本当に感謝です!


私は、一足早く
帰ってきましたが、

今年は今週末までに
新桶を6本も仕上げるそうです!

ご興味ある方、
ぜひ小豆島へ!

2018年1月20日土曜日

いくつ売れたらヒット商品か??

こんにちは、六代目彌市です(^^)


さて、今年から

デザインコンセプトシリーズとして

新たな太鼓の可能性に
チャレンジした商品を発表していきます♬




デザインコンセプトシリーズとは、

太鼓本体のデザインと、カバー
そしてストラップまで

全てが同じ統一された
デザインでコーディネートされている♬

そんな商品です(^^)


このシリーズにかける願いは♬


太鼓がただ「音」を奏でるためのモノではなく、

自分自身をより豊かに「表現」できたり、

自分自身の「可能性」を太鼓が広げてくれるような
今までにない価値観を想像したい!!


そんな願いです♬


もちろん、中心にある「音」作りに
何より自信を持って提供できるように

なってきたからこそ挑戦できる
次のステージなのです!



そんな想いをツイートしたら
みずきさんから、とても嬉しいメッセージをいただきました↓↓





少なからず、
私たちのメッセージを受け止めてくれる人がいる!

これが何よりの励みになるんです!!


みずきさん本当にありがとう!
益々気合い入れて頑張ります!頑張れます!!



さて、

太鼓って一体いくつ売れたら
ヒット商品だと思いますか???



ヒットに対する考え方は
いろいろあると思いますが、


ちなみに、

最近市場をグイグイと伸ばしている
テレビショッピング何かは、

たった1つの商品を、
番組の中のあの短時間で

10億円以上も売り上げる!!


そんなモノ凄い商品が
あったりするそうです♪( ´▽`)



正直、ちょっと私たちでは想像も
できない世界です♪( ´▽`)



ちなみに、三浦太鼓店が
定める「ヒット商品」の概念はこれです↓↓


“1台売れたら大ヒット!!”


はい、たった1台でも売れたら
三浦太鼓店では大ヒット商品なのです♪( ´▽`)


そもそも、

「太鼓」という伝統的な世界では

毎年、毎月新商品を出す企業なんて
ほとんどありませんし、


そもそも、

新商品という概念そのものが
あまり存在しません。


だから、「ゼロ」から「1」を生み出す行動
そのものが評価に値すると考えています。


そして、

その生み出した「1」を、

もし世の中のどこかの誰かが
必要としてくれたなら、

こんなに嬉しいことはありませんね。


だって、もし
それを生み出してなかったら、


その方々とつながることは
決してなかったから、、、



先日東京展示会で発表した
今年の新作の一つである

三六miniも、
実は一昨日、早くもご成約いただく事ができました!!




これで、三六miniも大ヒット商品の仲間入りです(笑)



ちなみに、
一昨年発表した4尺の鼓路和-KORONA-も

無事、地元愛知の桜丘高校さんへ
お嫁に行きました♪( ´▽`)




自分たちが新たに想像したモノを
カタチにして、

それを必要としてくれる人がいるって

こんなに幸せなこと
ありません♪( ´▽`)



どこかの誰かが
必要としてくれて、

それを喜んでくださるのであれば、


私たちは寝る間も惜しんで頑張れるのです!


さて、次なるデザインコンセプトシリーズの
デザイン案も

たくちゃんが続々と
アップしてくれてます!!




私たちもどんな
太鼓が生まれるのか!

毎回ワクワクしながら
新作作りに励んでます!


さて、
これから名古屋ブルーノートへ
お客様の演奏を観に伺ってきます♬


楽しみです!


今日も素敵な1日を^_−☆


2018年1月19日金曜日

先人たちが残してくれたモノ。

こんにちは、六代目彌市です(^^)

昨晩の、
奇跡体験アンビリーバボーで放送された

小豆島のヤマロク醤油さんの
感動を通り越した、実話ヒストリーを見て

涙が止まりませんでした、、、




ご縁あって、

私も昨年このお桶作りの現場で
勉強させていただいた事もあり、


またヤマロクさん同様に
同じく「伝統」に関わる身として、


勝手ながら、自分と重なる部分も
たくさん感じながらテレビを見ていました。


ヤマロク醤油の現五代目当主である
山本康夫さん。


代々受け継がれたその「伝統」を
守るということは、

「今」に生きる自分だけの使命では決してない、、、


自分たちの役割を「駅伝」に例えて
受けたバトンを次の世代へと、、、、

そんな強い想いを涙ながらに
語られていた事がとても印象に残っています。




私も、いつも同じことを
感じさせていただきながら

今の自分の仕事をさせていただいています。



だって、今私がやっている仕事の

何一つとっても、


自分だけで実現させられた事なんて
ないからです。


全ては、先人たちからのその「バトン」があったから、、、



桶作りの技術は、
私の大切なたった一人の師匠から学びました。




そして、

桶作りに欠かす事ができな
職人にとって「命」とも言える大切な道具は、

今は亡き、

秋田伝統工芸士である五十嵐さんから
全ていただいきました。


五十嵐さんの工房↗︎







ヤマロク醤油の山本さんも
テレビでお話されてましたが、

私たちがやっている「今」の仕事の
答えというのは、

2年先、3年先と言う
短い将来のためじゃ決してない、、、、


経営計画は、年の単位じゃなくで

世代の単位まで先を考えて

今の私たちが、「未来」に生きる
子孫のためにできる事を考える、、、、


そうお話されてました。


じゃあ、
なぜ??


そのようなヤマロクさんの「考え方」だったり
「想い」と言うのは生まれるんでしょうか???



私は、それこそ

先人たちが残してくれたタカラ「知恵」だと
思っています。



私たちの今やっている事って、
その結果が出るのは


100年先、
200年先なのです。


これは、三浦太鼓店
初代三浦彌市が残してくれた太鼓です。




この太鼓ももちろん現役。

150年の時が経とうとも
その「音」でたくさんの人に幸せを送り続けているんです♬


こういう太鼓を目の当たりにした時、

あぁ、そうかと、、、


自分が今、

世の中に新たに生み出そうとしている
太鼓たちも、


こうやって作っていけば、

100年
200年と人々に必要とされ続けるんだと、、、


目の前にある
残された古い太鼓が教えてくれます。



時々、人間は傲慢で自分勝手な生き物なので


今の自分があるのは自分一人の力だとか、、、

人以前に「自然」の大切さを
見失ってしまったりとか、、、、


私だって当然そうなってしまうことあります。



でも、やっぱりそうじゃないんだなって、



時折、思い返してみて


今の自分がなぜ?存在できているのか、、、

今自分がなぜ?それができているのか??


そういう大切な事を
いつも忘れないでいたいと改めて強く感じました。


私が日々作っている
桶作りの作業場には、

そんな五十嵐さんからの
偉大なメッセージが掲げてあります。




習得したその「技」は、

あなただけのモノじゃない。


その「技」を使って、

あなたは世の中にどんな役立てる人になれますか???


そういつも説いてくださるんですね。


本当に感謝です。



それでも残念ながら
五十嵐さんや偉大な先人たちに、

もう直接返すことはできませんので


私ができることは、

その受けた「恩」というタスキを
次の世代へと繋げていくこと。


まだまだやれること、
やるべきことがたくさんあるようです。



来週月曜から
ヤマロク醤油さんへ今年も
大桶作りに参加させていただいてきます!

益々今年は
楽しみです(^^)


今日も素敵な1日を^_−☆