2016年7月28日木曜日

新作太鼓!その名も“桶千代”できました(^^)/

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


太鼓作りは楽しい~なぁ~(^^♪


忙しい時間の合間でも、

想像的で楽しい太鼓創りたい~♬


そう思ってます(^^♪



楽しいことをやっていると、

時間も体力もあり余って感じるのは

不思議ですね~!!


はい、先日ブログで紹介しました


“桶千代”完成しました~(^^♪



見たい~???


見たいですよね~笑???



まずは、できたばかりの生地の胴体に

色をつけなければならいのです~(^^





何色にしようか???


さんざん悩んだ結果、、、、



桶千代だけに、青々とした表情や

若々しさを表現しようと、


木目を生かした染色の青塗装にすることに

しました!!


こちらです~↓

じゃ~ん(^^




さすが、我が三浦太鼓店の塗装職人

慶さん!!


風合いも、イメージもバッチリに

仕上げくれました(^^♪



さて、完成した胴体にいよいよ

皮を張る作業。


今回は、桶太鼓ではありますが、


この皮の張り方に

ちょっと秘策を考えておりました!




それは、小さい太鼓けれど

低い音を鳴らすための秘策なのです~(^^♪




大きさは、こんな感じです~


締太鼓と外径は、ほぼ同じ。





外径は同じでも、

先ほど言った通り、

小さくてもセットの低音の役割にしたいという

太鼓なので、その秘策を練って

完成したのがこちらです~(^^♪






よっぽど太鼓マニアの人じゃないと

普通の桶と何が違うのか?


分からないと思いますが、


この創り方をすることで、

小さな太鼓でもかなりの低音を

響かせてくれるんです~(^^♪


座って叩く、セットの低音!


これが今回の太鼓の作りたかった音ですからね~(^^♪




なんとなく、見た目も

桶千代っぽい感じ?がして


なんだかとても愛らしい太鼓ちゃんが完成しました~!






さてさて、


試作1号機の桶千代、


ここからは、実際に使っていきながら


またマイナーチェンジ繰り返しながら



製品化させていけるように

がんばりますーーーーー(^^♪



お楽しみくださいませ~!





2016年7月25日月曜日

新作の太鼓作ってますーー( ;∀;)

たまには、現実逃避( ;∀;)


そんな夜には夜更かしして

映画でも借りてきて~♪



昨日はそんな映画の夜でした~(^^♪


こんにちは、六代目彌市です!


さて、さて

この1ヵ月は、ほぼ休みなく桶太鼓つくり~の日々(^^)/



相変わらずの時間はかかってしまっておりますが、

作業は順調に進んでおり、


桶づくり、少しずつではありますが

実績と経験を着実に積み重ねてきます!



できることが増えてくると、


だんだん余裕もできてきて

そうすると、不思議と遊び心が湧いてくる(^^)

そんな性格です笑



そんな時、教室の指導を

主にしてくれている妹から、


こんな太鼓作れない?と、


相談を受けました。



妹の教室の生徒さんは小さな子供から

70歳を過ぎる高齢の方まで、


様々な人が参加してくれています。




小さな子供でも、高齢の方でも

セットで太鼓を使ってもらおうと思うと


台の高さや、立って叩く負担などがあり

座っても叩けるセットの太鼓ができないか?と、、、、



そこで考えたのが小さな桶太鼓!





現在よくあるのは、

締太鼓の締め方を調整して

音の高い、低いを作って座って叩くセットを作ることはありますね~


私たちもそうやって演奏に

取り入れたりしてますーーー




でも、あくまで同じ締太鼓同士。



音の高さは変えられても、


音色までは大きく変えられません。



でもって、完成した桶がこちら>>>




座台にセットできるような、

そんな桶太鼓になる予定です(^^♪



それから、音も小さな桶ではあるけど

締太鼓のかん高い音との違いを

できるだけつけるために♬


普通の桶ではなく、

小さいけれどしっかりと低音がでる~♪



そんな桶を創ろうと、


皮の張り方に秘策をかんがえてます~(^^♪





今週中には、皮を張り終え


いよいよ試作第一号ができるよていです(^^)/




気が早い私は、

この太鼓の名前考えないとな~( ;∀;)



そう思ってたら、


我が家の長男が名前の提案をしてくれました~!




桶は竹を使うんでしょ?

じゃあ竹千代ってどういう意味?


そう聞かれたので、


竹千代か~、


千代というのは、千代紙や千代竹や千代の富士(^^


幼いとか小さいっていう意味じゃない?


そう伝えたら、


だったら“桶千代!”がいいじゃん!




桶千代!


竹千代ならぬ桶千代!


それいいねーー!


という事で


まだ太鼓は完成してませんが、


“桶千代”ということになりました(^^♪


さてさて、桶千代


どんな太鼓、どんな音色になるかしら~


また試作完成したらアップいたしますーー!


今日も素敵な一日を(^_-)-☆




2016年7月24日日曜日

教室では教えてくれない太鼓の話。パート2 7・3分けは太鼓にもある。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


朝が元気→(^o^)丿

昼は当分補給でボチボチ→(^^♪

夜は体力も集中力もなくなり

バタンきゅーーーの日々です~( ;∀;)



ということで、

朝は元気なわたくし、


頭も体もフレッシュなうちに

チャキチャキがんばりますーーー!


朝型人間のようです(^^♪




さて、教室では教えてくれない太鼓の話。

パート2ということで、


前回の続きはまた別の回で

お伝えしますが、


今日のテーマはこちら→

「太鼓にも7・3分けがある!」




7・3分けって私の世代だと、


おっさんの古臭い~髪型( ;∀;)のイメージですが、


最近では、オシャレ7・3なるものが登場し、

若い人たちに人気の髪型!ですよね(^^)/


そんなオシャレ7・3分け、

太鼓にも7・3分けしているところがあるんですよ!


さて、どこでしょうかね(^^)


正解はこちら>>




ちょっと分かりにくいですが、

画像アップしてよーーーく見てみてください(^^♪


なんとなく山が7:3に分かれているの

分かりますかねーーー

本当によーーくみないと分からない

レベルです( ;∀;)


図にするとこんな感じ↓








さて、そんでもって

これは何か?



という事ですが、


実は、これ桶太鼓の“たが”です。



まず、桶太鼓のたがは

表面は“せん”と呼ばれる刃物で

綺麗に磨きますねーー!




↑こちらが“せん”という道具



こんな感じで磨いてます(^^♪





まだ磨く前のもともとの竹の表面は

こんな感じです↓




これを丁寧に磨いていきーーーー



こうなります↓




これだけでも、地味ですが本当に

大変な作業なのですーー( ;∀;)


まだ慣れないせいもありますが、

腕はパンパンなのです~!



で、これだけでは終わらず


今度は裏側を

先ほどの7・3分けに角度をつけて削るのです~






なぜ?

わざわざこのような面倒な処理をするか?



それは、たがを組んだ時に胴の傾斜と

ピタリとおさまり、たがが締まりやすくなる為。



まったく表面的には見えない部分にも、

こうした隠れた“知恵”がモノづくりには

たくさんあるんですね~(^^)/



大切な“せん”の道具は、

師匠から有り難いことに2丁ほど

譲り受けました。





桶作るようになって、

それまでは“たが”の役割そのものが


どのような役割をしているのか?


ただの飾り?


そう思ってたくらいですが、


その奥深さと役割の重要性に

気付き始めた今日この頃ですーーー




この夏に大小さまざまな桶を30台以上

作らなければなりませんーーー( ;∀;)



さて、今日も

桶づくり!!!!がんばりますーー!


みなさんも素敵な一日を(^_-)-☆








2016年7月23日土曜日

教室では教えてくれない太鼓のお話し。太鼓はどこが鳴っている?パート1

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


さて、今日は

教室では教えてくれない太鼓のお話しパート1!!!!


と、いう事で(^^)/


最近では、太鼓教室も本当にたくさんあり

叩き方、構え、リズムや曲はどこでも習えますが、


じゃあ、そもそも目の前にある“和太鼓”って

いったいどんな楽器なの??



太鼓職人視点で、

ちょっと違った角度から太鼓のお話し

みなさまの少しでもお役に立てたらいいなぁ(^^)/


と、いう事で第一話。



今日のタイトルは“太鼓はどこが鳴っている?”です!!





さて、そもそもそんなこと考えたことありますか( ;∀;)


叩けば、打てば鳴る(^^♪


誰でも気軽に“音”が出せるのが和太鼓の

魅力ではありますが、



では、さてさてその和太鼓、


いったいどこがどうなってその“音”は生まれているのでしょうか??



シンプルかつ深い楽器和太鼓の

音が生まれる仕組みを見てみましょう!


まずは、太鼓を分解しちゃいましょう!


とてもシンプルですからね!

たった3つの素材で出来ちゃいますよ(^^♪

まずは1つ目!




はい、こちら↑


ご存知太鼓の胴ですね。


和太鼓にとって一番良い材料とされている木が

ご存知“ケヤキ”のくり抜き胴なのです。




樹齢はおよそ150年から250年くらいの木を使われます。




この胴は、人間に例えるならば“心臓”です。


この胴体さえ“生き続けていれば”

実は、太鼓はどれだけでも長生きすることができるんですね!!



でも、まだこの胴だけではあのドーン!

という音は生まれません(^^♪



続きまして、皮~!






はい、こちらもご存知牛の皮ですね~(^^)/



一部馬の皮も使いますが、

ほとんどはこの牛の皮を使う事が多いですね(^^






張る前の皮はそれぞれの胴に合わせて

“型”をとり、こんな感じになってます~♬



はい、これだけを叩いても

やっぱり同じくドーン!という和太鼓の音は生まれませんね。




そしてそして、最後はこちら!





はい、大きなものから小さなものまで~(^^♪



太鼓の大きさに合わせて大小様々な“鋲”びょうが

ありますね。






太鼓は、シンプル!

たったこの3つの素材でできちゃう楽器だという事を

まずはお伝えして、


いざ!


ここからどう音が生まれていくか!

その仕組みを見てみましょう。



これまためちゃくちゃシンプルですからね!



まず、先ほどの“胴”と“皮”を

テンションをかけて締めあげます↓




一般的には“皮張り”と表現されますが、


いったい何をしているか?



それは、先ほどの“型取った皮”と“胴”を

「つなぎ合わせていく作業」なのです。





それぞれ、別々だった胴と皮という素材を


“つなぎ合わせる”のです。



そして、つなぎ合わされた

その胴と皮をさらに一つにするのが“鋲打ち”



この作業で、3つのパーツがそれぞれ

完全につながりました!






これですべての工程は終わり

和太鼓の“音”は生まれます。



さぁ、本題に戻りましょうね(^^♪


太鼓はどこが鳴っている?


もうお分かりですよね!




はい、太鼓は皮だけが鳴っている訳ではなく、

胴体だけでもその音は生まれない。



そう、和太鼓というのは

個々のパーツは存在していますが



目の前にある太鼓の“全て”が鳴っているという事です(^^♪


という事で、正解は


「和太鼓はすべてが鳴っている!」です。



なので私達、太鼓職人の仕事は、

一つ一つの素材を丁寧につなぎ合わせてあげること。



そうすると、あの独特の

深~い音が生まれるんですね(^^♪



人間関係も同じですよね!


一人一人が別々に存在しているよりも、


互いの関係性がきちんとつながり合わさっていくと

関係性は深まります。



豊かな関係性からは、豊かさを生みます。



そういう“音”を私たちは“活きた音”と呼んでいます。



今度太鼓を叩く、打つときは、


目の間にある“皮”だけに意識をとられずに、


太鼓全体を鳴らすイメージを持って

向き合ってみてください(^^♪



そうすると、不思議と

太鼓の音色をも変わり、


応えてくれると思いますよ~(^^♪



今回は太鼓のつながりが理解して

いただけたと思うので、


次回は、太鼓と自分のつなげ方!


お話ししたいとおもいますーーー(^_-)-☆





2016年7月22日金曜日

教室では教えてくれない太鼓のお話し。パート3

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


今や全国、いや世界中に輪を広げる

和太鼓の世界。

伝統芸能や祭礼という枠を超えて

楽器として多くの人が愛用してくれていますね(^^♪


そんな和太鼓はサークルや教室も、

近年めまぐるしく増えてまいりました。



今日は、そんな教室では

なかなか教えてくれない、

太鼓屋ならではの視点でとらえた

お話ししたいとおもいます(^^♪


今日のテーマは「構え」。




みなさん、太鼓の前に立ったら

まず最初は「構え方」から教わると思います。



では、この「構え」とは、


いったい何を構えるのでしょうか???



正しい姿勢をとることでしょうか?


正しい心の準備をすることでしょうか?



もちろん、そうですね。


正しい姿勢をとり、心の準備を整える。

とても大切なことです。



でも、もう一つ

実は大切なことがあります。



それは、


“受け止める準備をする”こと。




何を受け止める必要があるのか?




太鼓の前に立ち、

振り上げたバチで一発ドーーーーーン!!!


と叩く、その“音”を受け止める準備をするんです。





太鼓はそもそも、“音”で意志を伝える

コミュニケーションです。


誰かにその意思を伝えるためには、

まずは“自分自身”と目の前にある“太鼓さん”と

つながる必要があるんです。



誰かに、その音で想いを伝えたいと願うのであれば、


何より、一番最初に


目の前にある太鼓さんと自分がつながっている

必要があるんですね~(^^♪



じゃあどうやったらつながれるでしょうか、、、



太鼓と人って考えると、

ちょっと難しく感じるかもしれないので


人と人で考えてみてください。



人と人との関係性で、

信頼できるつながりを生むには


「コミュニケーション」が大事ですよね。


コミュニケーションは一方通行で良いですか?


ダメですよね。


コミュニケーションは相互関係が大事です。


話して伝えることと、相手の話をよく聞いてあげること。


そうすると、互いのつながりが

深まっていきますね(^^♪



これは、人同士であっても

人と太鼓であっても同じということです。



人と太鼓。


人が一方的に太鼓さんに想いをぶつけるだけじゃ

だめなんです~。



想いを伝えたら、

今度は自分の想いを受け止めてくれた

太鼓さんの話を(音)を聴いてあげること。




だから、一発打つことで生まれた

そのドーーーン!という音を、

ちゃんとその響き、余韻が消えるまで

聴いてあげること(^^♪



すると、不思議なことに

今まで聴こえなかった音や

太鼓さんからの想いが伝わり、


自然と自分と太鼓がつながっていく

感じができるとおもいます~(^^♪


人も太鼓もお互いの

気持ちの通じ合いからつながりが生まれていきますね(^^♪


今日も素敵な一日を(^_-)-☆











一流と二流の違いはどこにあるか?

夏休みになりましたね~( ;∀;)

子供たちは喜んでますが、

宿題もたーーくさんあるようで( ;∀;)


私、小学校のころ

宿題をまったくやらずに机の引き出しに

隠してて、、、


先生と親にこっぴどく怒られたの( ;∀;)

今でも思い出すな~。


だから、自分の子供たちが

宿題やっている姿を見て、

本気で凄いなーー!って

尊敬の眼差しなのです( ;∀;)



今でも、面倒なことからは

すべて逃げてしまう本質は変わってないのです( ;∀;)


そんなダメな自分から、

抜け出す良い習慣を身につけたいーーー!!!!!


こんにちは、六代目彌市です(^^)/


昨日、NYで長年活動され

サッカーの中田英寿さんとも共に

日本文化をめぐる旅、フォトグラファーとして

活躍されている“たかはしじゅんいち”さんが

取材でご来店くださいました。



超有名な雑誌フォトや、

一流と呼ばれる方々との交流と実績を持たれる

たかはしさんですが、


写真家としては自分はまだ二流だと言ってました。



じゃあ、たかはしさんの言われる

一流と二流の差はどこにあるのですか?


そう尋ねると、

こんな答えが返ってきました。



それは、

「あなたにしかできないモノがあるかないか」


だそうです。


カメラマンという職業は、世界中にたくさんいる。


そんな中で、

「あなた」に私が依頼する理由“ある”か“ない”か


その差が一流と二流のを分けていたと、、、



なるほどな~。


カメラマンという職業に限らず、

世の中にはどんな仕事もサービスも

たくさん競合やライバルが存在しますよね。



その人たちとの“違い”はどこにあるのか?



同じような仕事やサービスが

多くなればなるほど、他との“違い”

選んでもらえる“理由を”つくりだすことは難しい、、、、



そう考えがちですね。


でも、私はそうは思わない。


同じような仕事やサービスが

どれだけ世の中に多く存在したとしても、


“あなた”という存在はこの世で2人として

同じ存在がないオンリーワンなのです(^^♪



我が家にも、顔も性格もそっくりな双子がおりますが(笑)


それでも、やっぱりそれぞれ

持っているモノは全く違うわけで、、、、


それをちゃんと自分で理解して活かせるかどうか。


どんなに多くの仕事やサービスが存在しても


あなたは他の誰でもない、この世でたった一人の唯一無二の存在。



だから、あなたにはあなたにしかできないことが

あって当然なのです(^^♪



人は生まれながらにして、


あなたにしかできないことをするために

光り輝くことを神様に与えられていると

私は信じてます。


他人にあって、自分にないモノを探すのではなく、

自分にしかないモノを見つけること(^^


今日も笑顔で素敵な一日を(^_-)-☆











































2016年7月20日水曜日

明日への扉を切り開くのは自分自身。

こんにちは、六代目彌市です(^-^)

一ヶ月にもわたり取材いただいた
明日への扉が放送され、

同時にネット配信されましたので
ご案内いたします!

今回は、5回に分けて
配信されており、

主役は私ではありません!
五代目親父でもありません!

三浦太鼓店の若き職人である朝倉慶介です(^-^)

5年前、今の三浦太鼓店を
次の世代へも残し続けたい、、、

そう親父と話し、会社を法人化することを
決めました。

法人化したと言っても、
当時、実際に現場で働いていたのは

私と親父、そして妹の3人だけ。


そこに、ある日突然!

スーツ姿で履歴書を持った若者が
やってきたんですね(≧∇≦)

家族だけで細々とかろうじてつないできた
この仕事。

正直、当時は

自分の仕事を人に任せることなんて
考えられなかったし、

自分以外の人が
三浦の太鼓を作れる訳がないと思ってたし、

そもそも、

家族だけでも精一杯の事業を

どうやって、人を雇えるのか???

そんな状況でしたね(≧∇≦)


それでも、朝倉本人に

なぜ?三浦太鼓店で働きたいのか?

そう尋ねると、

“三浦太鼓店を大きくしたいから”


そう言ってくれたことを
思い出します。


人には、人生のターニングポイントが
いくつかあると思いますが、

間違いなく三浦太鼓店にとって、

朝倉が入社してくれた時から
大きく動き出し、

次の夢を考えるステップ、
存在になってくれました。

番組のタイトルは明日への扉。

その閉ざされた扉の向こうを
見たければ、

自らの手でその扉を開けるしかない。

そう思います。

零の演奏から、太鼓の作り方まで
誰が見てもわかりやすく丁寧にまとめて
くださってますので

シリーズ5回ありますが
ぜひ全てご覧くださいませ!!

三浦の活きた音はこうやって
生まれていきます(^-^)


気付ける人になるために必要なコト。

ここのところの私の日課は、

家に帰ったらまず

4人の子供たちとお風呂に入り、

全員の頭を洗う事( ;∀;)


育ち盛りの男坊主!

汗かき臭~い( ;∀;)

頭を徹底的にゴシゴシ!!!


と洗ってやるのが日課です(^^)/


こんにちは、六代目彌市です!


梅雨も明け、本格的な夏の暑さが

続く今日この頃ですが、みなさん

いかがお過ごしでしょうか(^^)


日々の日課や習慣て

とても大切ですね。


今年から三浦太鼓店では、

全社員に日々の気付きや出来事を

日誌として書いてもらい、


それを毎日私に提出してもらう!


そんな新しい習慣を作りました(^^)/






どうして、日誌を書いてもらう事を

始めようかと思ったか?


理由は2つあります。


1つ目は、気付いてあげたい。


日々一緒に働いていて、

コミュニケーションしているつもりでも、


意外と“つもり”になっている事って

多くないですか???


恋人だったり、家族だったり、兄弟や社員、、、


存在が近くなればなるほど、

言葉で言わなくたって分かってくれてるだろう、、、


そんな風に考えてしまいがちですが、

日々のささやかな感情の変化に

いち早く“気付き”感じてあげられる事が大切

だと、


社の代表となってからは

ますますそう思うようになりました。


先の子供たちの頭を洗ってやるのも、

成長を感じ、気付くコミュニケーションの一つです。




それから、2つ目は

“気付ける人”になってほしいという事。


毎日同じことの繰り返しのようで、

少しずつ変化している。


そんな日常ですが、


何も考えずに過ごしても1日だし、



今日あった出来事から、

少しでも何かを感じ取ろうとして

自分なりの答え、気付きを学ぶことも1日。



同じ1日であっても、

ちょっとした姿勢で、その先は大きく変わっていくと

思います。



一人一人が気付けたことを見て、

私もなるほど~!


と新たに気づくこともできるし、

一人の気づきがドンドン膨らんで一石二鳥なのです(^^)/




そんな中、先日ある社員の気付きがうれしかったので!


以下紹介します。

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自分の夢を持つことは、とても大切。

でも、その夢だけに夢中になってしまうと

どこか“自分勝手”になってしまう。


例えば、太鼓屋でもたくさん太鼓が売れることが

決して目標ではない。


お客様が本当に喜んでくれること、

本当に喜んでくれる太鼓を作ることが

何より自分自身の夢につながる大切なコトだと感じました。

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すばらしい気付きですね(^^)


グーーーっと私自身の背中も押してもらった感じです!


お客様の喜び、望みを叶えることを

自分たちの喜びとする。


私達がいつも一番大切にし、届けていきたいのは

“活きた音”なのです。



とにかく今日もそこだけには一切の妥協なく!

お仕事がんばりますーーー(^_-)-☆










2016年7月19日火曜日

竹は華になる。

こんにちは、六代目彌市です!

昨夜は、夜8時ごろ帰宅し
8時30には寝てました(O_O)

おかげですっかりパワー充電完了です(^-^)

早く寝ることって、やっぱり大事ですね〜!

今日も早めに就寝します〜。


さて、今月は岐阜での演奏続きで

この日曜日には、毎年お世話になっております

岐阜県各務原市にあります
真伝不動明王寺さんでの

竹華灯籠まつりに出演させていただきました!



ステージ後方には、

高さ3メートルもの竹灯籠が120本!!!

竹を切るところから始まり、
毎年1年かけてこのまつりのために準備される
竹灯籠は、一見の価値ありですよ!

残念ながら、見逃してしまった方!

ご安心ください(^-^)

毎年、9月の安城デンパークさん
中秋の灯りまつりへと
この竹灯籠はそのまま嫁いでいかれますので!

ぜひとも9月デンパークへと
お越しくださいませ〜(^-^)

それはそうと、

皆さんこのまつりの“竹華”という言葉、

あまり聞きなれない言葉ですよね〜。

私も、一体どういう意味なのかな〜?
と、ご住職にお尋ねしたところ

こんな言葉が返ってきました。

「竹は華になる」


なるほどな〜。


少し深い言葉ではありますが、

私には、日常に溢れたモノこそ
当たり前と思わずに感謝する心を
忘れないでいてほしいという

願いに聞こえました。

そうやって考えると、

この世の中に“雑”なものなんて何もなく、

この世は全て“華”なのかもしれませんね(^-^)


何事も捉え方次第です。

今日も1日健康に過ごせましたことに
感謝感謝です!


明日も皆様が素敵な1日なりますように(^-^)





2016年7月17日日曜日

まだ世にない太鼓を作りたい~(^^♪

おはようございます!

六代目彌市です(^^)/


ここ数日、ブログ更新する気力がなく

ちょっと疲れが溜まっているようです( ;∀;)


先日、人間ドックに行ったんですが


最高血圧が88しかない!


3回も計り直しされましたが、

それでも最高92でした( ;∀;)



もともと低血圧ではありましたが、

今回はさらにひどいようで~( ;∀;)



さすがにビックリして、

何か低血圧の改善方法あるのか?


調べてみると、


塩分を少し多めにとるとか、

ヨーグルトや柑橘系の果物が良いなんて

書いてありました~。



高血圧は聞きますが、

なかなか低血圧って聞かなくって

どうしたら良いモノか( ;∀;)


たしかに、ここのところ

立ちくらみしたりするな~( ;∀;)


無理せず休み休みがんばりますーーーー!


さて、

そうは言っても夏から秋は祭り本番で

仕事も一番忙しい季節です~(^^


完全に桶職人化した

私は、毎日毎日とにかく桶との格闘!


ガンガン作ってます~(^^♪




桶の材となる杉の柾目板も

秋田から続々と入荷してます~




自然のものは

すぐには使えず、ここから最低半年は自然乾燥が

必要なのです~(^^


待ち遠しいなぁ~(^^♪



それから、2つほどご連絡です~!


ここ数日、桶の胴にヒビが!!!


というご連絡を何件か続けて

いただいております~( ;∀;)




乾燥していた5月から、

急激に湿度と気温が上がり、


太鼓に負担がかかりやすい時期で

どうしてもこのような事が起こりやすいのですが


安心してください、メンテナンスできますので(^^)/



それからそれから、

自作で桶を作るようになって


いろんな事ができるようになってきたら

あんな太鼓作ってみたら?

こんな太鼓はどうだろう??


という“欲”が出てきました~(^^)


という事で、作業の合間に

ちょっとずつですが、新作の試作にとりかかってます~


今思いついているだけで、5,6種類の

新作が頭にありますからね(^^)/



チラッとお見せします~!


第一弾の新作!




通常のサイズの桶の中に

ひときわ小さな桶ありますよね~。


さて、これがいったい

どんな太鼓になるでしょうか(^^♪




今は世にない楽しい太鼓!

ガンガン作りますからね!

お楽しみに(^^♪



夏本番、

みなさんも体調崩しやすい季節ですので


お身体大切に

ご自愛くださいませ~(^_-)-☆






2016年7月13日水曜日

目指すゴールがあるから頑張れる!

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

蒸し暑~い暑さが
続きますが、みなさんいかがおすごしでしょうか( ;∀;)

作業しながら、

何度も着替えながら
暑さとたたかっております~( ;∀;)



さて、成功は失敗の彼方に~!


実績も経験も何もない中で

今年からスタートした桶づくり、、、



当然、うまく行くことより

失敗することのが多いです( ;∀;)


昨日仕上げた担ぎ用の

平桶太鼓!




先に皮は仕上がっていたので、

完成した桶を皮と合わせてみると、、、





はっ!


入らない( ;∀;)



本来であれば、

このように、皮の内側にぴったり

収まらなければならないのです~( ;∀;)





皮の径より、胴体が微妙に大きく仕上がってしました( ;∀;)


ミリ単位での完成を目指すのですが、

まだ実績が十分でないので、


どれだけの幅の板を組み合わせれば

口径がピッタリ収まるか分からないのです( ;∀;)




小さくなりすぎてもダメだし、

大きくなりすぎてもダメ、、、


失敗を一つ一つ実績にして、

積み重ねていくしかないのです( ;∀;)



安心してください!


うまくいかないことばかりじゃありませんよ(^^♪


順調に、桶太鼓仕上げられてます!




だんだんと、コツもつかめてきて、


たくさんのお客様にご迷惑かけてしまってますので

とにかく急ピッチで製作がんばっております!


今日は、1尺4寸から1尺8寸までの

計6台の桶を仕上げました!




作る技術と経験を重ねることは

もちろんですが、


何より私が緊張する瞬間は、


できた太鼓のその“音”を聞く時です( ;∀;)





私には、日常の太鼓作りにおいて、

目指しているゴールが2つあるんです。



それは、“仕上がり”と“音”。



仕上がりというのは、

やはり見た目の美しさですね(^^♪


太鼓らしい曲線であったり、

バランスであったり、、、


憧れる桶職人の仕上げた桶を

お手本にして、どれだけそこに近づけられるかを目指すこと!


ただただそれをゴールに掲げ

近づける。



そして、“音”


太鼓の命である“音”。


いくら見た目が美しくても、

“音”がいきていなければ意味がありません。



活きた音というのは、

すでに何百年と受け継がれてきた

古い太鼓さんが、私の先生となって

教えてくれますからね(^^♪


ただただその“音”を目指すのです!




私にとって、一番ありがたいことは

その目指すゴールが明確に見えているという事です。



ゴールが見えてなかったら、

気力だってモチベーションだって違うと思う。



目指すゴールがあるから頑張れる!


永遠にゴールテープは切れないかもしれないけど、

一歩でもそこへ近づく努力はできる。



今日も、その一歩!


まだまだ先は長いようです(^_-)-☆

2016年7月10日日曜日

人生に目的を持つことの大切さを知る。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


昨日は、零~ZERO~ライブin岐阜!

行ってきました~(^^)/


今回は、なんといっても

昨年、三浦太鼓店に入社してくれた

日置貴也のたーーーっくさんの想いがあふれた

企画公演(^^♪


そんな彼が掲げてくれたテーマは「一期一会」。






最初に本人から、

地元岐阜に帰ってライブがしたいんです!


そう話をもらったのですが、


ただ単にライブがしたい訳じゃなく

3つの事を伝えるライブがしたいんです!



そう話してくれました(^^



一つ目は、

零~ZERO~の音を知ってもらいたい。


日置は、昨年全国高校和太鼓の全国大会

和太鼓部門で優勝された岐阜総合学園高校の

卒業生なんです。



高校の和太鼓部から離れ、三浦太鼓店に入社し、

また零~ZERO~に入り、


太鼓を作ること、

そして演奏につなげていくことで

高校時代に感じることができなかった

“音”の深さ、、、


それを演奏を通し、後輩立ちに感じてもらいたいという事。





二つ目は、

その母校指導者であった恩師が今年定年退職され、

そんな先生に感謝の気持ちを届けたいという事。








そして、最後三つ目は

母校である、岐阜総合学園の生徒さんたちとの共演がしたい!!









と、


こんな素晴らしい話を

私にしてくれました。




この話を最初に日置から聞いたとき、


企画段階で、まだ具体的な内容について

何も決まっているわけじゃなかったですが



もうその時点で私たちの中ですべてが“つながり”


これは間違いなく、素晴らしいライブになる!



そう確信ましたね(^^♪





そんな思いがつながり、

今回優勝出演くださった岐阜総合学園のみなさん!


全国優勝されるほどの実力ですからね~

演奏の実力は当然のことながら、


演奏以外の“姿勢”が何かにつけて

すばらしく!


とにかく感動した!というより、


私も岐阜総合和太鼓部に入り、

一から勉強しなおしたい( ;∀;)


そう本気で思いましたね(笑)



日置もそうですが、

みんな素直でまっすぐですばらしい!!


アンケートでも、

そんな岐阜総合学園のみなさんの

演奏に感動した!という声が

本当にたくさんありました!









まだまだ、私自身昨夜の余韻が

頭と身体に疲れと共に心地よく残っており( ;∀;)


うまく整理できませんが、



大きなライブが終わるたびに

私は本当にたくさんの事を学び感じます。





毎回、毎回、絶対失敗しないように演奏したい!


そんな想いが強くなればなるほど、


どんなに練習を重ねても、

ミスなく120%切れることの方が

本当に少ないんです。




今回のライブもミスをせず、

完璧な演奏をすることを目標としていたとしたら

きっとうまくいかなかっただろうなぁ~



改めて、人生には「目的」を明確に持つこと。



その大切さを学ばせていただきました(^^♪





長い生きをしたい!


これは、だれもが望む人生の“目標”ではあるかもしれませんが、

長生きをすることそのものが、人生の目的ではない。



どれだけ長く生きていても、

充実した人生、心の豊かさ、出会いと感謝が

そこになければ意味がない。



まさしく、今回掲げてくれたテーマである

「一期一会」がなけれ何一つ繋がらなかった舞台。




岐阜総合学園のみなさん、先生方、

岐阜のみなさん、岡崎のみなさん、

ご来場いただきましたお客様、


そして、舞台を支えてくださった多くのスタッフの方々。


ただただ、その事に

今は感謝しかありません。


また新しい目的に向かって、さぁ行こう! イジャ!




写真提供:ASAKO