こんにちは、六代目彌市です♬
今年は猛烈なほどの夏の
暑さが過ぎ去り、
ようやく秋の気配を感じられる季節に
なってきたというのに、
気が早いので
今日は来年の「春」の
話をさせてください♪( ´▽`)
毎年恒例の
岡崎公園で開催している
春の桜祭り太鼓フェス!
実は、
来年の桜祭りに向けて
ちょっと今までにない動きを
してみたいと、、、
思いまして♬
発案者はこの方↓↓
はい、
ご存知たくちゃんなのですが
桜祭り太鼓フェスを
たくちゃんは今まで、
お客さんとしての立場で
見てきて感じたことは、
「岡崎」の桜祭り太鼓フェスって
こんなにたくさんのチームが
岡崎にはあって、
それが一挙に集まって
これだけお客さんにも楽しんでもらえてる♬
こんな素晴らしい文化があるなら、
当日1日だけで終わるのは
もったいない、、、
この、桜祭りの当日に向けて
みんなで作る桜祭りになったら
もっと、当日の祭りが
盛り上がるし、
「文化」として
もっと発展するんじゃない??
そう言ってくれたんです♬
確かにそうだ!
と、いうことで早速
三浦太鼓店新聞の号外として
来年の桜祭りフェスに
向けて一体何をするのか?
何をしたいのか?
と言う案内を作ってくれました♬
今ざっくりですが
こんなこと企画しようとしてます♬
具体的には、
①ひーくん先生による
初心者太鼓教室♬
これは、太鼓未経験者限定の
太鼓を初めてやってみたい♬
そんな方に向けた
教室です♬
あぁ、ひーくん人気が
最近零でも圧倒的だからな♪( ´▽`)
これが一番人気になりそうだ♪( ´▽`)
続いては
②和太鼓零と一緒に演奏♬
ハレルヤ!合同部
我ら、和太鼓零の
代表曲である「ハレルヤ!」を
サテライトステージで
一緒に叩こう!と言う企画♬
もちろん、
事前に練習も一緒に数回やります!
まだまだ
いろいろありますよ〜♬
今年の味噌六作りで
大人気となった
たくちゃんによる
オリジナルTシャツプリント♬
これをチームオリジナルを考えて
ロゴを作ってプリントしちゃおー!
と言うワークショップ♬
桶職人しゅん太丸は、
タガを使った
ブレスレット作りと桶太鼓の構造のお話しWS♬
そして、私は
教室では教えてくれない太鼓のお話と題して、
太鼓の音が鳴る仕組みや
太鼓にとって大切な「音作り」のお話し
などを、
トークライブ形式で
秘密基地にて開催させていただく予定でいます♬
すでに、
日にちが決まっているのが
・ひーくん太鼓教室
火曜日の夜 春までに全15回を予定
・しゅん太丸タガブレスレット
2月23日土曜日 秘密基地にて予定
・六代目太鼓のお話し
11月17日土曜日 秘密基地にて予定
参加費500円 14:00〜17:00
この3つです〜
その他の講座も、
スケジュール決まり次第
随時アップしていきますから
お楽しみに♬
参加されたいご希望ありましたら
お気軽にお問い合わせください♬
定員になり次第
締め切りとなる講座もありますからね!
おかげで来年の
桜祭り太鼓フェスはますます
盛り上がりそうです♬
今から、春が
待ち遠しいです♬
今日も素敵な1日を^_−☆
2018年9月25日火曜日
2018年9月24日月曜日
言葉ではなく、感じる事の大切さ♬しゅん太丸、修行へ行くの巻
こんにちは、六代目彌市です♬
入社して、
早くもちょうど
半年が過ぎた
しゅん太丸♬
先日、
めでたく20歳の
誕生日を迎える事ができました!
はい、
来年の1月が成人式です♬
若いな〜♪( ´▽`)
うちの社員はありがたい事に
しゅん太丸だけじゃなくて
本当にみんな真面目で、
何より
太鼓が大好きなんです♬
自分が20歳の頃を
ふと思い返してみても♪( ´▽`)
一旦は地元の企業に勤めたんですが、
その会社を辞めて、、、
ま、
その間に
たまたま家業が「太鼓屋」だったから
親父の仕事を手伝いながら
何か次の新しい道でも
模索しようかと、、、、
太鼓が好きでもなければ、
興味もない、、、
今の彼らとは
真逆のスタートラインだった頃を
思い出します♪( ´▽`)
だから、
余計に若い彼らの成長を
間近で感じられる事は幸せに思うのです♬
しゅん太丸、
実は、ここ数日
「加藤建具」さんという
友人の建具やさんに
いろいろと道具のメンテナンスの仕方や
木の材料の事を
教えてもらいに
短期修行に出ておりました♬
私自身、
師匠に桶の作り方
そのものは教えてもらっても、
桶って、本当にたくさんの
刃物やカンナを使うんですが、
その手入れの仕方までは
習う事が出来ず、、、
自分でもわからないことだらけ、、
当然、
しゅん太丸にも教えてあげられない、、、
そんな中、
友人の加藤建具さんが
手入れの仕方を
教えてあげるからと
なんともありがたい
お声掛けしてくれたのです♬
今回、
しゅん太丸が
主に教えてもらってきたのが
「カンナ」の研ぎ方♬
ありがたいことに、
今は亡き、
秋田伝統工芸士であった
五十嵐さんから
大切な「カンナ」は
たくさんいただいたのですが、
正直、いただいた直後は
切れ味バツグン!!で
これはすごい!
そう感じていたんですが、
当然、使えば使うほど
だんだん切れなくなっていく、、、
そこで、
いざ研ごうとしても、
角度や形の
特殊なカンナを研ぐという技術が
今までの三浦太鼓店では
なかったので、
研げば研ぐほど切れなくなってしまう、、、
困ったそのたびに
いろいろ教えてくれたのが
加藤建具の同級生
林くんだったのです♬
持つべきものは友ですね♪( ´▽`)
カンナの研ぎ方
教えてやるから、
しゅん太丸を
1週間くらい預かるぜと、、、
そして、
修行の旅に出ることになったのです♬
太鼓づくりも
当然そうですが、
私たちの仕事って、
言葉とか教科書では
決して伝えきれない「感覚」っていうのが
本当に大切です。
そして、
その「感覚」っていうのは
心で感じて初めて
気づける「感性」なので、
百聞は一見にしかず、
とにかく
優れた「技」とか
優れたモノに触れることが
一番の勉強になるんです♬
短い期間ではあったけど、
少なからず
しゅん太丸は、
今回の修行生活でいろいろと
感じてくれたようで、
日報にこんな風に
書いてくれてました♬
“言葉で教わる以上に、感じたことが大きい”
本当にそうなんです。
修行から帰ったら、
早速その教えてもらった研ぎ方を
今度はしゅん太丸が
教える立場になって、
カネゴンや、
若い社員同士に教え合ってくれました♬
基礎からきっちりと
叩き込んでいただけた事で、
おかげさまで
これまで使っていたた刃物も
みんなピカピカに研げる
ようになりました♬
太鼓作りは、
単に美しい太鼓が作れたら
「ゴール」ではないと、、
常々思ってます。
目に見えない「音」とか、
お客さんの「想い」とか、
そういう大切な事って
決して「目」では見えないから
心で感じられる「感性」を
磨く事♬
これをいつも大事にしています。
ピカピカに
磨かれたのは、
刃物だけじゃなく
心も一緒に磨かれたって事ですね♬
ありがたいです。
さて、
今日は祝日ですが
私たちはもちろんお仕事です♪( ´▽`)
ここのところ、
少し疲れが溜まってフワフワしてますが、
ぼちぼちと
マイペースで頑張ります♬
今日も素敵な1日を^_−☆
入社して、
早くもちょうど
半年が過ぎた
しゅん太丸♬
先日、
めでたく20歳の
誕生日を迎える事ができました!
はい、
来年の1月が成人式です♬
若いな〜♪( ´▽`)
うちの社員はありがたい事に
しゅん太丸だけじゃなくて
本当にみんな真面目で、
何より
太鼓が大好きなんです♬
自分が20歳の頃を
ふと思い返してみても♪( ´▽`)
一旦は地元の企業に勤めたんですが、
その会社を辞めて、、、
ま、
その間に
たまたま家業が「太鼓屋」だったから
親父の仕事を手伝いながら
何か次の新しい道でも
模索しようかと、、、、
太鼓が好きでもなければ、
興味もない、、、
今の彼らとは
真逆のスタートラインだった頃を
思い出します♪( ´▽`)
だから、
余計に若い彼らの成長を
間近で感じられる事は幸せに思うのです♬
しゅん太丸、
実は、ここ数日
「加藤建具」さんという
友人の建具やさんに
いろいろと道具のメンテナンスの仕方や
木の材料の事を
教えてもらいに
短期修行に出ておりました♬
私自身、
師匠に桶の作り方
そのものは教えてもらっても、
桶って、本当にたくさんの
刃物やカンナを使うんですが、
その手入れの仕方までは
習う事が出来ず、、、
自分でもわからないことだらけ、、
当然、
しゅん太丸にも教えてあげられない、、、
そんな中、
友人の加藤建具さんが
手入れの仕方を
教えてあげるからと
なんともありがたい
お声掛けしてくれたのです♬
今回、
しゅん太丸が
主に教えてもらってきたのが
「カンナ」の研ぎ方♬
ありがたいことに、
今は亡き、
秋田伝統工芸士であった
五十嵐さんから
大切な「カンナ」は
たくさんいただいたのですが、
正直、いただいた直後は
切れ味バツグン!!で
これはすごい!
そう感じていたんですが、
当然、使えば使うほど
だんだん切れなくなっていく、、、
そこで、
いざ研ごうとしても、
角度や形の
特殊なカンナを研ぐという技術が
今までの三浦太鼓店では
なかったので、
研げば研ぐほど切れなくなってしまう、、、
困ったそのたびに
いろいろ教えてくれたのが
加藤建具の同級生
林くんだったのです♬
持つべきものは友ですね♪( ´▽`)
カンナの研ぎ方
教えてやるから、
しゅん太丸を
1週間くらい預かるぜと、、、
そして、
修行の旅に出ることになったのです♬
太鼓づくりも
当然そうですが、
私たちの仕事って、
言葉とか教科書では
決して伝えきれない「感覚」っていうのが
本当に大切です。
そして、
その「感覚」っていうのは
心で感じて初めて
気づける「感性」なので、
百聞は一見にしかず、
とにかく
優れた「技」とか
優れたモノに触れることが
一番の勉強になるんです♬
短い期間ではあったけど、
少なからず
しゅん太丸は、
今回の修行生活でいろいろと
感じてくれたようで、
日報にこんな風に
書いてくれてました♬
“言葉で教わる以上に、感じたことが大きい”
本当にそうなんです。
修行から帰ったら、
早速その教えてもらった研ぎ方を
今度はしゅん太丸が
教える立場になって、
カネゴンや、
若い社員同士に教え合ってくれました♬
基礎からきっちりと
叩き込んでいただけた事で、
おかげさまで
これまで使っていたた刃物も
みんなピカピカに研げる
ようになりました♬
太鼓作りは、
単に美しい太鼓が作れたら
「ゴール」ではないと、、
常々思ってます。
目に見えない「音」とか、
お客さんの「想い」とか、
そういう大切な事って
決して「目」では見えないから
心で感じられる「感性」を
磨く事♬
これをいつも大事にしています。
ピカピカに
磨かれたのは、
刃物だけじゃなく
心も一緒に磨かれたって事ですね♬
ありがたいです。
さて、
今日は祝日ですが
私たちはもちろんお仕事です♪( ´▽`)
ここのところ、
少し疲れが溜まってフワフワしてますが、
ぼちぼちと
マイペースで頑張ります♬
今日も素敵な1日を^_−☆
2018年9月22日土曜日
自分らしく生きるコツ♬
こんにちは、六代目彌市です^_^
人生で、5度目の
秋田への旅路♬
みなさん、秋田へ
行ったことありますか?
秋田は本当に素晴らしいところです(^ ^)
何が素晴らしいって、
まず、その景色♬
何度行っても
まず最初に目に入ってくるのが
この青々と澄んだ青空と
どこまでも続く秋田こまちの田んぼ道(^ ^)
秋田の空って、
なんて言うのか、、、、
空が近く感じるんです。
地元愛知にいて、
あまり普段の日常に「空」を感じることって
本当に少ないんですが、
不思議なほど、秋田は
「空」を身近に感じるんです。
高い建物が
少ないってこともあるんでしょうが、
それだけ澄んだ空気と
秋田の自然が美しい証拠なんでしょうね♬
普段いろんなモノを
背負いながら生きてます♪( ´▽`)
そんな私の心を
浄化させてくれる場所。
「シンプル」に生きるって事の
素晴らしさと、
その大切さを
教えてくれる場所が
私にとって「秋田」なのです♬
そして、
なぜ?秋田なのか
今回は、前回の6月に続き
桶太鼓の材料となる秋田杉を
買い付けに行ってきました♬
秋田との不思議なまでの
「縁」はこれまで幾度なく
このブログで書き綴ってきた
今は亡き伝説の桶職人
五十嵐さんとの出会い♬
私が生きる「伝説」だと
感じた素晴らしい人を
世の中の人たちにも
知ってほしいと言う思いもありますが、
自分自身の「記憶」として
忘れない為にも何度も書き残します。
五十嵐さんとの壮大な物語は
過去のブログでも書き残してます↓↓
私が今なぜ桶を作っているのか?
そして、
なぜ原木を買いに秋田に
行くのか?は
これを読んでもらえたら分かります♬
★五十嵐さんとの物語ブログはこちら↓↓
>>>五十嵐さんとの物語
そして、
今回5度目となった秋田への旅は
前回6月に続いて
2度目の秋田杉原木市場へ行ってきました!!!
原木市場というのは、
毎月2回開催されるんですが
実は、
いつでも行けば
必ず秋田杉が買えるわけじゃないんです。
季節によっては
もちろん全く原木が出ない月も
当然あるので、
実際は、これ
行ってみないと分からないので
前回6月の時は
季節があまり良くなかったこともあり
数本しかなかったのが
なんと!
今回は150本以上も
良質の秋田杉がズラリ!!
これだけでも、興奮します♬
そして、
もちろん今回も
五十嵐さんの奥さんが
何から何までサポートしてくださいました♬
長年買い付けに同行されてた
五十嵐さん奥さんですら、
これほどまでに
たくさん並んだ秋田杉を見るのは
めったにない!!
そう言って、
五十嵐さんがこんなメモを
渡してくださいました(^^♪
当然、まだまだ
原木の事なんて
詳しく分からない私に、
色んなことを
教えてくださったり、
現地の市場の方と
密に連絡を取り合ってくださって
原木市場のスタッフの方も
五十嵐さんのお陰で
ビックリするくらい!
とても親切にいろんなことを
教えてくださるのです( ;∀;)
そして、
150本もある秋田杉を
1本1本、、、
何度も何度も
五十嵐さんと見て回って
これだ!
と思う10本に絞って
今回は入札することにしました( ;∀;)
買い付けの方法というのは、
「競争入札」なので、
当然私以外にも
たくさんの業者の方が
買いに来る中、
一番「高い」金額を
付けた人がゲット!できるという仕組み♬
こんな感じで
お目当ての番号が書かれた箱に
金額を書いて投入!!
こうして後は、
ドキドキの結果を待つだけ( ;∀;)
結果はいかに!!
( ;∀;)
無事!
今回も見事に2本ゲットできましたーー!!
1本目はこれ↑
いずれも96年物の秋田杉♬
そして、もう一本↓
150本良質の秋田杉と
ひと言で言っても、
1本1本見ていくと
当然なのですが全部違うんです。
中でも、
少しでも「桶太鼓」に適したモノって
考えると、
より年輪が細かく
美しいモノを選びます♬
とはいっても( ;∀;)
まだまだ全然
よく分からないんですが
これが楽しいのです( ;∀;)
そもそも
私がなぜ?原木まで仕入れに
来ようと思ったかというと、
今は亡き
五十嵐さんが
桶を作る事だけじゃなく、
「原木」から仕入れて
桶作りをしていると聞いたとき、
なんてカッコいいんだと( ;∀;)
そう思いました。
職人として、
自分で作るモノに
そこまでこだわって挑む「姿勢」に
単純に、
男としてカッコいい!!
そう思ったんです♬
原木から仕入れる事は
当然リスクもあります。
わざわざ行っても買えないかもしれないし、
買った秋田杉が
必ずしも良いモノとも限らないし、、、
でも、
そういうことじゃないんですよね。
リスクがどうこうじゃなくて、
何か、
そういう「生き方」に
単純に憧れてしまったんです( ;∀;)
それが、
わたしらしい「生き方」。
そんな事を
思いながらふと目をやると
相変わらず「詩人」の
奥さんが、
ご自宅の工房に
こんな「誌」を飾られていました♬
五十嵐さん奥さんは、
お子さんがお一人見えますが
仙台に就職されていて
今は
お一人で暮らされています。
夫婦二人三脚で
必死に「桶作り」と向き合って来られたた
その溢れる人生の「想い」を
こうして
たくさんの詩にされていています(^^♪
工房だって、
道具こそ私が
たくさんいただいてしまいましたが、
今も、
あの時と同じ景色♬
ただ、
そこにいるはずの人がいない。
そんな想いですら
「詩」にされています♬
もう言葉に言い表せない程
これほどまでに、
純粋でシンプルで
「素敵」だと感じる生き方って
あるでしょうか、、、
そこには、
憎しみも、妬みも、
恨みも、嫉妬も、怒りも存在しません。
そんな、ご夫婦だったからこそ
生み出すことができた
「桶」は奇跡とも呼べる
夫婦の愛の結晶でした♬
さて、
すべてを受け止めてくれる
秋田の空のような
大きな「空」に憧れて
私も私らしくがんばります♬
今日も
ステキな一日を(^_-)-☆
人生で、5度目の
秋田への旅路♬
みなさん、秋田へ
行ったことありますか?
秋田は本当に素晴らしいところです(^ ^)
何が素晴らしいって、
まず、その景色♬
何度行っても
まず最初に目に入ってくるのが
この青々と澄んだ青空と
どこまでも続く秋田こまちの田んぼ道(^ ^)
秋田の空って、
なんて言うのか、、、、
空が近く感じるんです。
地元愛知にいて、
あまり普段の日常に「空」を感じることって
本当に少ないんですが、
不思議なほど、秋田は
「空」を身近に感じるんです。
高い建物が
少ないってこともあるんでしょうが、
それだけ澄んだ空気と
秋田の自然が美しい証拠なんでしょうね♬
普段いろんなモノを
背負いながら生きてます♪( ´▽`)
そんな私の心を
浄化させてくれる場所。
「シンプル」に生きるって事の
素晴らしさと、
その大切さを
教えてくれる場所が
私にとって「秋田」なのです♬
そして、
なぜ?秋田なのか
今回は、前回の6月に続き
桶太鼓の材料となる秋田杉を
買い付けに行ってきました♬
秋田との不思議なまでの
「縁」はこれまで幾度なく
このブログで書き綴ってきた
今は亡き伝説の桶職人
五十嵐さんとの出会い♬
私が生きる「伝説」だと
感じた素晴らしい人を
世の中の人たちにも
知ってほしいと言う思いもありますが、
自分自身の「記憶」として
忘れない為にも何度も書き残します。
五十嵐さんとの壮大な物語は
過去のブログでも書き残してます↓↓
私が今なぜ桶を作っているのか?
そして、
なぜ原木を買いに秋田に
行くのか?は
これを読んでもらえたら分かります♬
★五十嵐さんとの物語ブログはこちら↓↓
>>>五十嵐さんとの物語
そして、
今回5度目となった秋田への旅は
前回6月に続いて
2度目の秋田杉原木市場へ行ってきました!!!
原木市場というのは、
毎月2回開催されるんですが
実は、
いつでも行けば
必ず秋田杉が買えるわけじゃないんです。
季節によっては
もちろん全く原木が出ない月も
当然あるので、
実際は、これ
行ってみないと分からないので
前回6月の時は
季節があまり良くなかったこともあり
数本しかなかったのが
なんと!
今回は150本以上も
良質の秋田杉がズラリ!!
これだけでも、興奮します♬
そして、
もちろん今回も
五十嵐さんの奥さんが
何から何までサポートしてくださいました♬
長年買い付けに同行されてた
五十嵐さん奥さんですら、
これほどまでに
たくさん並んだ秋田杉を見るのは
めったにない!!
そう言って、
五十嵐さんがこんなメモを
渡してくださいました(^^♪
当然、まだまだ
原木の事なんて
詳しく分からない私に、
色んなことを
教えてくださったり、
現地の市場の方と
密に連絡を取り合ってくださって
原木市場のスタッフの方も
五十嵐さんのお陰で
ビックリするくらい!
とても親切にいろんなことを
教えてくださるのです( ;∀;)
そして、
150本もある秋田杉を
1本1本、、、
何度も何度も
五十嵐さんと見て回って
これだ!
と思う10本に絞って
今回は入札することにしました( ;∀;)
買い付けの方法というのは、
「競争入札」なので、
当然私以外にも
たくさんの業者の方が
買いに来る中、
一番「高い」金額を
付けた人がゲット!できるという仕組み♬
こんな感じで
お目当ての番号が書かれた箱に
金額を書いて投入!!
こうして後は、
ドキドキの結果を待つだけ( ;∀;)
結果はいかに!!
( ;∀;)
無事!
今回も見事に2本ゲットできましたーー!!
1本目はこれ↑
いずれも96年物の秋田杉♬
そして、もう一本↓
150本良質の秋田杉と
ひと言で言っても、
1本1本見ていくと
当然なのですが全部違うんです。
中でも、
少しでも「桶太鼓」に適したモノって
考えると、
より年輪が細かく
美しいモノを選びます♬
とはいっても( ;∀;)
まだまだ全然
よく分からないんですが
これが楽しいのです( ;∀;)
そもそも
私がなぜ?原木まで仕入れに
来ようと思ったかというと、
今は亡き
五十嵐さんが
桶を作る事だけじゃなく、
「原木」から仕入れて
桶作りをしていると聞いたとき、
なんてカッコいいんだと( ;∀;)
そう思いました。
職人として、
自分で作るモノに
そこまでこだわって挑む「姿勢」に
単純に、
男としてカッコいい!!
そう思ったんです♬
原木から仕入れる事は
当然リスクもあります。
わざわざ行っても買えないかもしれないし、
買った秋田杉が
必ずしも良いモノとも限らないし、、、
でも、
そういうことじゃないんですよね。
リスクがどうこうじゃなくて、
何か、
そういう「生き方」に
単純に憧れてしまったんです( ;∀;)
それが、
わたしらしい「生き方」。
そんな事を
思いながらふと目をやると
相変わらず「詩人」の
奥さんが、
ご自宅の工房に
こんな「誌」を飾られていました♬
五十嵐さん奥さんは、
お子さんがお一人見えますが
仙台に就職されていて
今は
お一人で暮らされています。
夫婦二人三脚で
必死に「桶作り」と向き合って来られたた
その溢れる人生の「想い」を
こうして
たくさんの詩にされていています(^^♪
工房だって、
道具こそ私が
たくさんいただいてしまいましたが、
今も、
あの時と同じ景色♬
ただ、
そこにいるはずの人がいない。
そんな想いですら
「詩」にされています♬
もう言葉に言い表せない程
これほどまでに、
純粋でシンプルで
「素敵」だと感じる生き方って
あるでしょうか、、、
そこには、
憎しみも、妬みも、
恨みも、嫉妬も、怒りも存在しません。
そんな、ご夫婦だったからこそ
生み出すことができた
「桶」は奇跡とも呼べる
夫婦の愛の結晶でした♬
さて、
すべてを受け止めてくれる
秋田の空のような
大きな「空」に憧れて
私も私らしくがんばります♬
今日も
ステキな一日を(^_-)-☆
2018年9月17日月曜日
和太鼓は楽器になれるのか??
こんにちは、六代目彌市です^_^
さて、
今日は、またまた!?
密かに頭の構想にあった
私が作ってみたかった
「担ぎ専用桶太鼓」の試作第1号が完成したので
こちらをご紹介させてください♬
まだ、塗装前ではあるものの
一見すると普通の「桶太鼓」
それが今回
「担ぎ専用桶太鼓」という目的で製作♬
一体、どこか
どう違うのか??
その誕生の裏にあった
物語をご紹介します♬
実は、
さかのぼること、
昨年の11月に
三浦太鼓店メンバー全員で
岐阜県可児市にある
世界的にも有名なギターブランドメーカーの
ヤイリギターさんへ
工房見学に行ってきたんです♬
ヤイリギターさんは、
高い技術を持つ職人集団が
日々、手仕事で「本物」のギター作りに
こだわる素晴らしいギターブランド♬
同じ職人として、
これは絶対深い学びがあるに違いないと
社員みんなで訪れたのですが、
「本物」を作るために
整えられら環境や設備を見て
ただただ、
同じ職人としてうらやましてく、
それはそれは
圧倒されるばかりでした♪( ´▽`)
当然、
「ギター」と「太鼓」
一見、何の接点も
ないように思いますが、
「楽器」という角度で
捉えれば、
見るもの、感じるもの
全てが新鮮で
太鼓づくりにヒントになることが
たくさんあったんです♬
中でも、
私が一番ヒントになった話が
これでした↓↓
ギターの音が生まれる仕組みは、
とてもシンプルで
ボディとなる胴に弦が張られ
それを弾くことで「音」が生まれます♬
そして、
その「音」というのも
これまた胴の素材や
作り方によって無限に作れるのですが、
そのギターの「音」に
大きく影響しているのが
ボディーにあたる胴の
「素材」とその「厚み」だというのです。
素材で音が違うのは
太鼓も全く同じなのですぐに理解できましたが、
「厚み」という視点は、
正直あまり意識したことが
なかったので、
直感的に、面白いなぁ〜って
感じました♬
そうか〜、
ギターは、
ボディの厚みを薄くすることで
胴自体がよく響くようになり
結果、音がよく鳴るという♬
だったら、
もしかして「桶太鼓」も
そういう視点で捉えたら
新しい可能性が生まれるんじゃないか?
と、いうことで
今までの私の視点は、
胴が「薄い」ということは
イコール胴の「強度」に
関わってくるので、
逆にあまり薄くしてしまうのが
怖くて、
どちらかというと
いかに厚みを残して作れるか?
と、いう視点で
桶太鼓を作ってましたが
今回は、
思い切って真逆の視点で
桶太鼓の胴の響きを
最大限活かせるように、
極限まで薄い胴で作ってみよう!
そう思ったのです。
思い立ったら即行動!
早速、いつも使っている
厚みの板よりも薄い材料を準備♬
写真の右はこれまで桶を
作る時に使っていた材料の厚み
そして、
左側が今回の試作用に
準備した板の厚み♬
一見すると、
それほど大きな差が
ないように見えるかもしれませんが、
このわずかな違いこそが
大きな差になっていくんです♬
薄いがゆえに、
これまで以上に
一つ一つの作業を丁寧に
積み上げていかないといけません。
試作の桶のサイズは
1尺6寸♬
なぜ1尺6寸にしたかというと、
実は、
私が桶づくりを習い始めて
師匠と一番最初に作ったのが、
自分用の1尺6寸の
担ぎ桶だったんです↓
当時は、
ちゃんと桶という「カタチ」に
できたことだけで感動してましたから、
当然その先の「音づくり」だったり
仕上がりだったりは、二の次でした。
そこから、
自分なりの経験と知識を
積み重ね、
ようやくたどり着いた
自分が求める「音」を
自分で作れるという幸せを感じながら
試作作りに没頭すると同時に、
懐かしの1号機を改めて
見つめながら、
あの頃いろんなことを
教えてもらった師匠との時間を思い出し
いろんな思いが
蘇ってきました♬
私が桶づくりを師匠の元で
習い始めたのは、
平成28年の1月。
胴の中には、
もちろんその歴史が刻まれています↓↓
今年が平成30年ですから、
まだ桶を作り始めて
たかだか2年と9ヶ月なのです♪( ´▽`)
いろんな方との
奇跡的な出会いに改めて感謝しながら
気合を入れて
試作作りを続けます♬
この1号機が幸運にも
当時、本当に何もわからず
作っていたので、
とにかく重い♪( ´▽`)
当然、板の厚みも厚いので
今回の試作を作って
音の違いを確かめるには絶好の相手だ!
よって、
板の厚み以外は
この師匠と作った第1号と
全く同じ仕様で作ることにしました♬
ようやく、
少しずつカタチになってきたところで
いよいよ、
胴の中を削り込んでいきます。
ここでの作業が、
今回一番試してみたかった
板の「厚み」を決める重要な作業♬
ただただ
削ることはカンタンでも、
削り過ぎてしまえば
胴が割れてしまうし、
バランスよく削っていかなければならず、
いつも以上に
時間をかけ、
いつも以上に
たくさん削り込んでいきます♬
こうして、
ただでさえいつもより
薄い材料を、
さらに削り込んでいき、
これまでになかった
胴の薄さにチャレンジしました♬
そして、
いよいよ完成した試作第一号がこちら↓↓
右が、今まで使っていた
最初に作った桶で、
左が、今回新たに
作った試作第1号♬
塗装前ではあるものの、
パッと見ても
その違いはそれほど感じはしませんが、
この時点で、
桶の軽さが歴然と違うのです!!
早速、重さを測ってみることに!
まずは、今まで
使っていた重たい桶↓
胴だけで2.85キログラム!
これは、正直重いです♪( ´▽`)
今、標準で作っている桶で
だいたい1尺6寸が
2.2キロほどで作ってますから
ペットボトル1本分以上
重いので、
担いだ時の肩への負担も
当然大きいわけです、、、
続いて、
今回の試作機↓↓
なんと!!
2キロを切って、
1.8キロ!と
驚きの軽さ♬
今までの桶とは
1キロ以上軽くなったし、
1.8キロというのは、
通常の1尺4寸サイズの
桶と同じ重さです。
さて、
重さだけで驚いている
わけにもいかず、
肝心なのはその「音」に
どれだけ違いが出るのか??
早速、組み上げてみることに!
緊張の音出しは、いかに〜!!!!!!
おおお!!
これは、
明らかに違う♪( ´▽`)
確かに、胴が薄くなったことで
胴自体の響きが増して
音の響きに加えて、
なんと言えばいいのか、
胴が響くことによって
深みのある音色もプラスされたような印象になりました♬
胴が厚くてしっかりしていると、
芯のある音は出るのですが、
胴自体がああり響かないので
硬くてクリアな音の印象。
一方で今回の薄い胴は、
胴自体がよく響くので
クリアな音の中に深みと響きが
プラスされたような印象に仕上がりました♬
まさに、
ギター作りのノウハウは
太鼓にもそのまま同じことが言える!
そんな検証結果です♬
そして、なおかつ軽い!
「軽さ」とアンサンブルに埋もれない
音のクリアな「響き」が、
もしかして作れたら
桶太鼓の可能性はもっと広がるかもしれない、、、
「担ぎ専用桶太鼓」には、
そんな想いが込められています♬
さて、
せっかくここまで
「軽さ」と「響き」にこだわって作ったので、
塗装も、音を止めずに
塗膜を薄く仕上げられるよう
ここからは
塗装職人のしろちゃんに相談して
この太鼓にあった
最適な塗装で仕上げてみたいともいます♬
僕が目指しているのは、
「桶太鼓」を
ただの太鼓じゃなくて、
ギターのように「楽器」としての
価値を高めたいってこと。
ギターだったら、
素材や、製法によって
演奏者が様々な「音」を選んで買うことができる。
でも、
太鼓は、今は選べても
大きさだったり、デザインが主流。
そこに「音」という
視点がプラスされれば、
もっともっと桶太鼓の可能性は
広がると思う。
そう考えると
まだまだ作りたい桶、
まだまだ作れる桶が
実は無限にあることに気づくのです♪( ´▽`)
さて、
今日も、どんな桶を作ろっかな♪( ´▽`)
試作の商品化も
必ずやりますから
お楽しみに♬
今日も素敵な1日を^_−☆
さて、
今日は、またまた!?
密かに頭の構想にあった
私が作ってみたかった
「担ぎ専用桶太鼓」の試作第1号が完成したので
こちらをご紹介させてください♬
まだ、塗装前ではあるものの
一見すると普通の「桶太鼓」
それが今回
「担ぎ専用桶太鼓」という目的で製作♬
一体、どこか
どう違うのか??
その誕生の裏にあった
物語をご紹介します♬
実は、
さかのぼること、
昨年の11月に
三浦太鼓店メンバー全員で
岐阜県可児市にある
世界的にも有名なギターブランドメーカーの
ヤイリギターさんへ
工房見学に行ってきたんです♬
ヤイリギターさんは、
高い技術を持つ職人集団が
日々、手仕事で「本物」のギター作りに
こだわる素晴らしいギターブランド♬
同じ職人として、
これは絶対深い学びがあるに違いないと
社員みんなで訪れたのですが、
「本物」を作るために
整えられら環境や設備を見て
ただただ、
同じ職人としてうらやましてく、
それはそれは
圧倒されるばかりでした♪( ´▽`)
当然、
「ギター」と「太鼓」
一見、何の接点も
ないように思いますが、
「楽器」という角度で
捉えれば、
見るもの、感じるもの
全てが新鮮で
太鼓づくりにヒントになることが
たくさんあったんです♬
中でも、
私が一番ヒントになった話が
これでした↓↓
ギターの音が生まれる仕組みは、
とてもシンプルで
ボディとなる胴に弦が張られ
それを弾くことで「音」が生まれます♬
そして、
その「音」というのも
これまた胴の素材や
作り方によって無限に作れるのですが、
そのギターの「音」に
大きく影響しているのが
ボディーにあたる胴の
「素材」とその「厚み」だというのです。
素材で音が違うのは
太鼓も全く同じなのですぐに理解できましたが、
「厚み」という視点は、
正直あまり意識したことが
なかったので、
直感的に、面白いなぁ〜って
感じました♬
そうか〜、
ギターは、
ボディの厚みを薄くすることで
胴自体がよく響くようになり
結果、音がよく鳴るという♬
だったら、
もしかして「桶太鼓」も
そういう視点で捉えたら
新しい可能性が生まれるんじゃないか?
と、いうことで
今までの私の視点は、
胴が「薄い」ということは
イコール胴の「強度」に
関わってくるので、
逆にあまり薄くしてしまうのが
怖くて、
どちらかというと
いかに厚みを残して作れるか?
と、いう視点で
桶太鼓を作ってましたが
今回は、
思い切って真逆の視点で
桶太鼓の胴の響きを
最大限活かせるように、
極限まで薄い胴で作ってみよう!
そう思ったのです。
思い立ったら即行動!
早速、いつも使っている
厚みの板よりも薄い材料を準備♬
写真の右はこれまで桶を
作る時に使っていた材料の厚み
そして、
左側が今回の試作用に
準備した板の厚み♬
一見すると、
それほど大きな差が
ないように見えるかもしれませんが、
このわずかな違いこそが
大きな差になっていくんです♬
薄いがゆえに、
これまで以上に
一つ一つの作業を丁寧に
積み上げていかないといけません。
試作の桶のサイズは
1尺6寸♬
なぜ1尺6寸にしたかというと、
実は、
私が桶づくりを習い始めて
師匠と一番最初に作ったのが、
自分用の1尺6寸の
担ぎ桶だったんです↓
当時は、
ちゃんと桶という「カタチ」に
できたことだけで感動してましたから、
当然その先の「音づくり」だったり
仕上がりだったりは、二の次でした。
そこから、
自分なりの経験と知識を
積み重ね、
ようやくたどり着いた
自分が求める「音」を
自分で作れるという幸せを感じながら
試作作りに没頭すると同時に、
懐かしの1号機を改めて
見つめながら、
あの頃いろんなことを
教えてもらった師匠との時間を思い出し
いろんな思いが
蘇ってきました♬
私が桶づくりを師匠の元で
習い始めたのは、
平成28年の1月。
胴の中には、
もちろんその歴史が刻まれています↓↓
今年が平成30年ですから、
まだ桶を作り始めて
たかだか2年と9ヶ月なのです♪( ´▽`)
いろんな方との
奇跡的な出会いに改めて感謝しながら
気合を入れて
試作作りを続けます♬
この1号機が幸運にも
当時、本当に何もわからず
作っていたので、
とにかく重い♪( ´▽`)
当然、板の厚みも厚いので
今回の試作を作って
音の違いを確かめるには絶好の相手だ!
よって、
板の厚み以外は
この師匠と作った第1号と
全く同じ仕様で作ることにしました♬
ようやく、
少しずつカタチになってきたところで
いよいよ、
胴の中を削り込んでいきます。
ここでの作業が、
今回一番試してみたかった
板の「厚み」を決める重要な作業♬
ただただ
削ることはカンタンでも、
削り過ぎてしまえば
胴が割れてしまうし、
バランスよく削っていかなければならず、
いつも以上に
時間をかけ、
いつも以上に
たくさん削り込んでいきます♬
こうして、
ただでさえいつもより
薄い材料を、
さらに削り込んでいき、
これまでになかった
胴の薄さにチャレンジしました♬
そして、
いよいよ完成した試作第一号がこちら↓↓
右が、今まで使っていた
最初に作った桶で、
左が、今回新たに
作った試作第1号♬
塗装前ではあるものの、
パッと見ても
その違いはそれほど感じはしませんが、
この時点で、
桶の軽さが歴然と違うのです!!
早速、重さを測ってみることに!
まずは、今まで
使っていた重たい桶↓
胴だけで2.85キログラム!
これは、正直重いです♪( ´▽`)
今、標準で作っている桶で
だいたい1尺6寸が
2.2キロほどで作ってますから
ペットボトル1本分以上
重いので、
担いだ時の肩への負担も
当然大きいわけです、、、
続いて、
今回の試作機↓↓
なんと!!
2キロを切って、
1.8キロ!と
驚きの軽さ♬
今までの桶とは
1キロ以上軽くなったし、
1.8キロというのは、
通常の1尺4寸サイズの
桶と同じ重さです。
さて、
重さだけで驚いている
わけにもいかず、
肝心なのはその「音」に
どれだけ違いが出るのか??
早速、組み上げてみることに!
緊張の音出しは、いかに〜!!!!!!
おおお!!
これは、
明らかに違う♪( ´▽`)
確かに、胴が薄くなったことで
胴自体の響きが増して
音の響きに加えて、
なんと言えばいいのか、
胴が響くことによって
深みのある音色もプラスされたような印象になりました♬
胴が厚くてしっかりしていると、
芯のある音は出るのですが、
胴自体がああり響かないので
硬くてクリアな音の印象。
一方で今回の薄い胴は、
胴自体がよく響くので
クリアな音の中に深みと響きが
プラスされたような印象に仕上がりました♬
まさに、
ギター作りのノウハウは
太鼓にもそのまま同じことが言える!
そんな検証結果です♬
そして、なおかつ軽い!
「軽さ」とアンサンブルに埋もれない
音のクリアな「響き」が、
もしかして作れたら
桶太鼓の可能性はもっと広がるかもしれない、、、
「担ぎ専用桶太鼓」には、
そんな想いが込められています♬
さて、
せっかくここまで
「軽さ」と「響き」にこだわって作ったので、
塗装も、音を止めずに
塗膜を薄く仕上げられるよう
ここからは
塗装職人のしろちゃんに相談して
この太鼓にあった
最適な塗装で仕上げてみたいともいます♬
僕が目指しているのは、
「桶太鼓」を
ただの太鼓じゃなくて、
ギターのように「楽器」としての
価値を高めたいってこと。
ギターだったら、
素材や、製法によって
演奏者が様々な「音」を選んで買うことができる。
でも、
太鼓は、今は選べても
大きさだったり、デザインが主流。
そこに「音」という
視点がプラスされれば、
もっともっと桶太鼓の可能性は
広がると思う。
そう考えると
まだまだ作りたい桶、
まだまだ作れる桶が
実は無限にあることに気づくのです♪( ´▽`)
さて、
今日も、どんな桶を作ろっかな♪( ´▽`)
試作の商品化も
必ずやりますから
お楽しみに♬
今日も素敵な1日を^_−☆
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