2014年5月30日金曜日

想いをカタチに! “今日の太鼓からvol.26”

こんにちは、六代目彌市です!(^^)!

梅雨入り前のこの季節、
夏を思わせるような暑さがやってまいりましたね!

明日は、長男と次男の小学校運動会です(^^
絶好の運動会日和となりそうです!


さて、お久しぶりの“今日の太鼓からvol.26”


今日は、お客様の想いがカタチになった!?
そんな素敵なデザイン桶太鼓ご紹介します!


今回ご要望いただいたのは蓮のデザインを
桶に入れて欲しいというご要望でした。


なるほど、蓮は最近人気のデザインでもあるので
ある程度イメージはできていたのですが、

今回なんと!?

お客様ご自身がその下絵を描いてきてくださったんです(^^


お客様自身で書かれた下絵
 
 
 
今まで、いろんなデザインを作らせてもらってきましたが
あくまでイメージを言葉で伝えてもらったのをカタチに
してきましたが、今回は原画を書いてくださるという初めての経験!
 
 
絵心があるってすばらしいですね!(^^)!
 
 
さて、これだけ想いの詰まった
デザインですのでカタチにしないわけにはいきません!
 
 
残念ながら、いただいた絵をそのまま
太鼓に塗装はできないので、
いただいた大切な絵をもとに
塗装用にデータを起こさせてもらったのがこちらです>>>
 
 
 
このデザイン原画を毎回起こしてくれるのが
零~ZERO~メンバーである元気マンこと、星野伸介君なんですね!
 
零~ZERO~には多彩な才能の持ち主が
集まってくれているので助かります!(^^)!
 
 
いざ!塗装へ
 
 
今回は、片面は和紙を使ったデザイン
もう片面はゴールドギミック塗装という方法でデザインさせてもらいました。
 
 
まずは、ゴールドギミック面!
 
シンプルかつ表情豊かなゴールドギミック塗装
 
 
 
 
そして、もう反対面は和紙を使って
かわいらしく蓮を表現(^^)
 
和紙を使い立体的かつかわいらしい塗装
 
和紙を使う事で立体感と質感が豊かになります
 
 
そして、今回
ご自身で描いていただいたという事で
ペンネームも入れさせてもらいました!
 
名入れもデザインに
 
 
 
いままでいろんなデザイン塗装をさせていただいてきましたが、
お客様自身の想いが詰まったデザインをカタチにすることが
できて幸せです(^^♪
 
 
 
さて!実は
まだまだ新作桶太鼓たくさんあるんでね
 
これから出し惜しみせず
どんどん紹介していきますので
お楽しみに!(^^)!
 
 
 

 



 
 

2014年5月29日木曜日

伝統の世界に革新を!

こんにちは、六代目彌市です(^^♪

10周年ライブが終わったこの5月後半、
毎回ご縁をいただいている大衆演劇の
『劇団菊太郎』さんへ太鼓演奏指導&曲つくりへメンバーと
行ってきました!

劇団菊太郎さん『みかわ温泉海遊亭にて』


限られた滞在期間、そして限られた時間・・・

自分たちのステージの一つのショーとして
太鼓演奏を習得されているのですが、
毎回その姿勢と情熱、本物の太鼓打ち顔負けの
演奏技術に驚かされます(^^♪


そして何より座長の命をかけた熱い魂。
大衆演劇に対する愛でしょうか・・・


若いメンバーを率いるチカラ、日々挑み続ける姿勢
本当にいつもたくさんのことを学び、
いつ会ってもその変わらぬ姿勢に驚かされるばかりです


みなさん大衆演劇ってなじみや、見られたことありますか???


私たちもこの劇団さんとの出会いがなかったら
大衆演劇の世界とのご縁なんてなかったとおもいます。


歴史ある大衆演劇の世界の中で、目立つことをすれば
同じ業界の人間から叩かれることもあるようですが、

まわりからなんと言われようとも、変化することと挑戦する事、
何より、お客さんに喜んでもらいたいという姿勢で突き進み

それが自分たちの使命だと確信し
作り上げられる舞台は本当に素晴らしいです!


変化することにおそれず挑戦する姿勢は
私自身もいつも刺激を受けています(^^


それから、それから劇団菊太郎さんも
かわいい子供たち、これまた男ばかりの3兄弟(^^♪
会うたび大きく!成長される3兄弟!(^^)!



そもそも、大衆演劇がみられる場所って
今の日本にどれほどあるでしょうか・・・


こういう環境と場所、大衆演劇という文化を残そうと努力されている

みかわ温泉さんの努力もすばらしいですね!


今月は明日の30日までみかわ温泉海遊亭にて
ステージで来月は大阪だそうです


日々全国を駆け巡り、人々に勇気と感動を
とどけている劇団菊太郎さん!(^^)!


みなさん機会がありましたら
一見の価値ありです!

そして運が良ければ新作の太鼓ショーが
見れるかも(^^♪












2014年5月28日水曜日

守るために変化する。

こんにちは、六代目彌市です!(^^)!


先日、愛知県下のしょう中学校を対象に発行されます
『子とともに』に掲載いただきました(^_^.)

子とともに

 
 
私自身が、小学校時代からこの冊子になじみがあり
大人になった自分が紹介されるとは、なんとも
 不思議な感覚とうれしい気持ちと・・・・
4年生になります長男がお父さんが出てきた!と
 なにより驚いておりました(^_^.)
 
 
あらためて自分のこと話すことで
自分自身、まだまだがんばらなきゃなと背筋をただす
いいキッカケを与えていただいた気がします。
 
 
振り返ってみると
この仕事についてからの今日まで、時代の変化や
私自身の変化、さまざまな環境の変化と寄り添いながら
歩ませていただいた気がしています。
 
少しだけ、振り返る事ができるようになった最近、
あらためて感じている事があります
 
 
それは、“伝える”ということ。
 
 
以前親父にこんな質問をしたことがあります。
 
 
親父は伝統とは何だと思う?
伝統を意識して仕事をしている?
 
 
そしたら、即答
そんなものは意識したことなんてない。
 
ただ、心にあったのは求められるお客様に
迷惑をかけてはいけないという
“責任感”だけだ。
 
 
この言葉は厳しい時代を生きてきた
親父ならではの言葉だと感じました。
 
 
 一昔前は、伝統とか伝えるという事を
考える“余裕”すらなかった厳しい時代。
 
 
たったひとりでも求めてくださる人が
いるからやってこられた責任でしょうか・・・
 
こうやって考えると伝統というのは
単に技術や質だけのモノではなく
その時代その時代を生き抜いてこられた
先人たちの結晶だと私は思います
 
 
これこそ、日本の財産で
どれだけお金を積んでもその歴史は買えることができません
 
失ってしまうのは一瞬です。
 
守るためには変化することと、自らが求められる存在になる事
そして、伝えることが今の時代には必要なのかなと
感じ始めています
 
 
そして、人に伝えるためには
自分自身がもっともっと勉強しなくてはなりません。
 
 
伝えるって自分が感じるより
よっぽど難しいですからね~(^_^.)
 
 
さて、次なる目標を
定めがんばります!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


2014年5月27日火曜日

今年も行ってきました(^^♪豊中和太鼓まつり


こんにちは、六代目彌市です!(^^)!
 
五月に入って気持ちの良い
五月晴れが続きますね~
 
この週末も天気がよく、絶好の行楽日和で
みなさんいろいろお出かけされたのではないでしょうか!(^^)!
 
 
私たちも、先日の日曜日
大阪は服部緑地公園内にあります野外音楽ステージにて
豊中和太鼓まつりに参加させていただいてきました(^^
 

 
 
今年でご縁いただいて何度目かになりますが、
参加と言っても演奏ではなく、三浦太鼓店ブース出展でございます(^^♪
 
 
 
今回で14回を数える
このイベントですが、毎回設営される出演団体スタッフの方々の
行き渡る対応力に驚かされ、いつも勉強させてもらいます!
 
 
そして、なんといっても
この野外ステージの空間がすばらしいですね(^^♪
 
服部緑地野外ステージ・リハーサル風景
 
 
 
当日は、天候にめぐまれ
本当に多くの方々にご来場いただきました!
 
豊中市のゆるきゃら登場に子供たちも大喜び!

 
 
終演後、いつもお世話になっている
八鼓のみなさんと記念撮影!(^^)!
 
 


 
 
 
今回も貴重なご縁ありがとうございました!
気持ちのいい日差しと、太鼓の音、野外ステージ空間は
 
仕事をわすれるほどひとときの安らぎでした(^^
 
 
 
 
 
 



2014年5月7日水曜日

零~ZERO~LIVE2014ありがとう!

こんにちは、六代目彌市です。

先日は零~ZERO~LIVE2014
本当に多くの方々にご来場いただき

たくさんのメッセージやお祝いを頂戴し
あらためてこの場をお借りしてお礼申し上げます

本当にありがとうございました!


また、公演後の送り出しにて
直接みなさまのところへ顔出しができず
大変もうしわけありませんでした。


まだ心と身体と頭がバラバラで
現実なのか夢なのか未だ実感が湧きませんが
すこしずついつもの日常に戻りつつあります


この場所をあたえていただいた
感謝の気持ちはいくら伝えても伝えきることができませんが
私たちのメッセージが少しでも多くの方に届けられたなら
それが恩返しとなるのでしょうか


今回の公演では、“感謝”のその先にある
私たちだから伝えられる零~ZERO~が誕生した「使命」や「役割」
を伝えることが大きな大きなテーマでした。


それが10年たって気付くことができた
私たちの新生RE-BIRTHです。



人は、その人にしかできない
役割や使命を持ちこの世に生を授かるといいます。

では、私たち零~ZERO~が
この世に誕生した意味や役割、使命とは・・・


私たちだからこそ届けられる事とは・・・・


コンサートオープニングにて
今回、五代目親父に太鼓つくりを舞台上で特別出演というカタチで
演出してもらいました。


伝統と現代の両方に触れることができる
私たちだからこそ気付くことができた“和太鼓の本質”


和太鼓の本質とは“活きた音”です。



その音があるからこそ本気の願いがメッセージとなり
神々に、人々の心の奥深くにとどきます。


その音が生きているからこそ何十年、何百年と受け継がれていくんです。


それが伝統の本質です。
これは太鼓の世界に限ったことではないですね。


何不自由なくモノに溢れる現代と言う世の中で
モノの価値や大切さ、そのものが本来持っている本質が見失われがちな
気がしています


目の前にあるもので、この先何十年
何百年受け継ぐ価値の宿っているモノやコトってどれだけあるでしょうか


私は伝統とは先人たちの知恵の結晶だと思っています。


その知恵とは、長い年月の中で
磨かれたいくら高いお金をだしても買う事が出来ない
日本人の大切な財産だと思っています


守るためには時代に寄り添う事、
時代に必要とされることも同時に必要なことですが


時代にあった変化に対応しつつ、
本質だけは絶対になくしていけないのだと思っています


その本質こそ、今回私たちが
とどけたかった“音”そのものです


一人でも多くの方々に
私たちの想いが“音”となり届いてくれたことを願っております


本当に本当にありがとうございました!
すべてのご縁に心から感謝しまたあらたな10年にむけ
いざ出陣です!(^^)!


平成26年5月吉日
零~ZERO~ 代表三浦和也

追伸。
今回の公演DVDを今回販売いたします!
DVDまたはブルーレイにて承ります

また、発売開始しましたらあらためてご案内させていただきます
お楽しみに(^^♪









2014年5月2日金曜日

太鼓店新聞最新号できました!

こんにちは、六代目彌市です!(^^)!
 
ようやく天気にも恵まれ、今日はあたたかく
まさしくGW日和ですね!
 
みなさんリフレッシュされてますでしょうか(^^♪
私たちは仕事でござんす(^_^.)
 
 
さて、4月号を目指してがんばってましたが
今年は年度末からバタバタしており少し予定より
遅くなってしまいましたが、三浦太鼓店新聞の
最新号が完成しました!
 
三浦太鼓店最新4月号!
 
 
本日、ヤマト便にて発送させていただきましたので
ご請求いただいている方々は、早ければ明日!
到着すると思います
 
 
えっ!?
 
 
まだご請求されてない!
 
 
そんな方がみえましたら、
お気軽にご請求ください。
 
 
年4回をめざし不定期ですが
無料でお届けさせていただきます。
 
 
なかなか普段おつたえできない
太鼓つくりや、太鼓に関する情報を
私たちなりの視点でお届けいたします!
 
 

2014年5月1日木曜日

伝えたい音がある。

こんにちは、六代目彌市です!(^^)!

いよいよ5月になりました(>_<)
5月と言えばそう!!!


零~ZERO~LIVE2014『新生』ですよ~(^^♪

まだ若干チケット余っております!
前日の4日までは三浦太鼓店の店頭か幸田町民会館にて
販売しております!

当日券もございます。

三浦太鼓店はGWの連休はやってますが
ライブの関係で親父を含め5日のみ臨時休業となりますので
申しわけありませんがよろしくおねがいします(>_<)





ああ(>_<) いよいよはじまるというか
いよいよ終わってしまうというか・・・


今はとても複雑な心境です(泣)


零~ZERO~の10年のすべてをかけて
この舞台に捧げるつもりでここまで作り上げてきました。


今回の大きな大きなメッセージテーマである『新生』


この新生という意味の中には、私達零~ZERO~が
この10年でたどり着くことができた自分たちの存在する意味、使命を
生み出すという想いが込めてあります


人はそれぞれ、その人にしかできない
役割や使命をもってこの世に生まれると言います


では?私達零~ZERO~がこの世に生をさずかった
意味や役割っていったいなんだろう・・・


私達にしか届けられない何かが、絶対にあるはずだ!と
前回ライブからの2年間必死その答えを模索し
考え続けてきました。


そして、たどり着いた答え


それは、和太鼓の本質である“音”


「伝統と現代」と言うキーワードの中で
私達零~ZERO~だからこそ伝えられる音があると
今確信しています。



今回の公演をまえに、面等向かってあまり
こういう事を聞く機会がなかった五代目親父に

親父が考える“伝統”ってなんだと思う?


と、聞いてみました(^^



そしたら、ひと言。

『やめてはならぬ、代々受け継ぐ責任』


この言葉の中には、苦しい時代を生きてきた
親父ならではの言葉だなと、とても重く受け止めました。


どんなに素晴らしい技術も、どんなにすばらしいモノも
どんなに素晴らしい事も、どんなにすばらしい世界も


求められなければ、存在を継続されることは難しい。


和太鼓の伝統のみならず、いま日本の伝統産業が
かかえる最大の試練がそれなのかもしれません。


受け継ぐ事を責任とし、苦しい時代を全うしてきた
五代目親父はやっぱり偉大だな(>_<)


私なんてまだまだひよこのひよこでござんす。


そういう時代もたやすことなく
繋げてきてくれたからこそ、私達はその上に立たせてもらえてるんだと


あらためて感じました。


だったら、その先につなげる“音”を
精一杯届けるのが私達の使命だとおもいます


創作系が新しい太鼓の文化だとするならば
それが次世代の和太鼓の伝統と呼ばれるように

命かけて目の前にある和太鼓と向かいたいと思います


零~ZERO~LIVE2014『新生』
どうぞおたのしみに!(^^)!