2014年9月28日日曜日

100年続けば伝統!確かな理由があるから受け継がれる。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


昨日は、御嶽山の突然の噴火・・・
登山の多いこの季節、想像もできないような
ニュースの映像に驚きました。


地震、豪雨、噴火・・・・

いずれも天災とよばれ
いつなんどき起こるか誰にもわからない自然災害。


改めて自然の驚異を感じ、
大きな地震がくるくると言われるこの地方も

まだまだ意識は薄いんだなぁ~と
自分自身を含め改めて考えるきっかけになりました。




さて、そんな本日は
出演にお仕事に大忙しの日曜日。


地元岡崎の富田病院さん110周年記念式典に
出演させていただきました(^^)/

蒲郡クラシックホテルにて


セレモニー演奏


県知事はじめ、多くの著名人が
この式典に参列され110年の重みと歴史を感じました。


と、言いながら


実は来年われら三浦太鼓店は150周年を迎えるんです(^^)

東京ディズニーランドでも貸切ろうかしら!?(大笑)



そんな冗談を言っている暇もなく
演奏後はとんぼ返りして、今日は先日ブログにアップさせてもらった
太鼓をお客様立会いのも皮張り!

先日歌口メンテをさせてもらった大平太鼓


お客様立会いのもと皮張り



皮をはずして、胴に手を入れた時点で
なんというか、もうすでに太鼓が喜んでいると言いますか・・・


ああ、この太鼓はまた良い音鳴るな~
というのが分かっていたので、今日は実際に皮を張るのを
私も楽しみにしておりました(^^)/


片面を張り上げ、予想以上に
太鼓が期待に応えてくれたので一安心!


こんな時しか太鼓の中も見れないので
お客様にとっては貴重な時間でしょうか




ご自身で銘も入れていただきました(^^)/




式典に出演させていただいた富田病院さんも110年・・・


この太鼓も刻まれた銘はきっと100年、200年、300年と
必ず残されていくと確信しています。


受け継がれる“モノ”や“コト”には必ず
受け継がれる理由が存在すると、

私は日々伝統にたずさわる
この仕事の中でとても強く感じています。


便利さやを追い求め、使い捨ての文化が
決して悪い事とは思いませんが、


それだけになってしまうのは
問題です。


受け継ぐ理由の中に宿るその“価値”とは
先人たちの知恵の結晶です。


長年つちかい、育まれたその“知恵”は
お金で買えない我々日本人の財産ですね~



時代が多様に変化し、
現代人のもとめる生き方が変わってしまったから


昔のままのカタチでは現代人のニーズにあわない
モノもたくさんあります。


何を守るべき軸にしてどう変化していけるのか


これからの時代には必要不可欠な
大きなテーマです。


大切な魂をつなげてくださった
鼓燐のみなさんに感謝です(^^)/








2014年9月26日金曜日

太鼓の命をつなぐ大切な場所。

こんにちは、六代目彌市です(^^)

みなさん今日もご機嫌いかがですか?


基本、私は日々何かと格闘し
悩みながら生きてるのでブログを書ける日は

心に余裕がある日です(笑)



そんな私のこころを“つない”でくれているのは
太鼓が好きという情熱と、みなさんからの
あたたかいメッセージだったりします。


今日は、ちょっとそんな“つなぎ”の話。



太鼓って、もうブログを読んでくださってる
あなたならお分かりでしょうが

太鼓の本質。命は→“音”です。


では、その音はいったいどうやって生まれてるかご存知ですか?


太鼓の音は打つ面である“皮”を“胴”にテンションをかけて
張ることで叩いたときに“音”がうまれます。




要するに、皮だけが鳴っているわけではなく
胴体だけが鳴っているわけでもなく、


皮と胴が一つになってはじめて良い音がうまれるんです。


この時!良い音を生むために
とーーーーっても大事なポイントがあるんです!



それは!? 


“歌口”(うたぐち)と呼ぶ皮と胴体が密着する部分。

言わば、胴と皮をつなぐ大切な役割を担っている場所です

太鼓の歌口


管楽器や笛なんかでは、唇をあてる場所、
また咥える部分を同じく歌口と呼ぶそうです(^^)


そう!まさに音を生む大切な場所っていう意味ですね



いくら皮の素材が良くても、いくら胴の素材が良くても


実はこのポイントがしっかり押さえれていないと
皮と胴が一つにならず、良い音が生まれないんです。



言わば、皮と太鼓を“つなぐ”大切な場所。



自転車に例えるならペダルが皮で、タイヤが胴としたら
この歌口はエネルギーを伝えるチェーンみたいな感じです


いくら競技用のスピードの出せる自転車だって
チェーンが外れていたら??


一生懸命こいでもこいでも、チカラが伝わらずに前に進めないですよね!


太鼓の皮のエネルギーをきちんと胴へつなぐ
そんなチェーンのような大切な役割があるのが
この歌口とよぶ部分なんです。


先日、とある修理の太鼓をメンテナンスしている際に
胴の素材も、皮も悪くないのにどうして音が鳴らないのか・・・


そう思って皮を外してみると
はやりこの歌口のカタチが悪く、

皮のエネルギーがうまく胴に
伝えられてなかったんですね~

早速、歌口をきちんとつながるようメンテナンス。




かけ橋、つなぎ、絆・・・


人も太鼓も外身ではなく、大切なのはそれを支える隠れた部分なのかもしれません。












2014年9月24日水曜日

仲秋の灯り祭。安城デンパーク(^^)/

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


連休も終わり、休み明けの朝ですね~

私も昨日は出演イベントに出かけておりました!


デンパーク仲秋の灯り祭


安城市にありますデンパーク仲秋の灯り祭。


秋の夜を3000本にも及ぶ竹灯籠やキャンドルの灯りが
おりなす一大イベントです(^^)


昨年より、ご縁をいただき
祭りステージを盛り上げさせていただきました!

これはまだ明るい1stステージ。


2回公演の1回目はまだ夕焼け空のもとでの
演奏でしたので、キャンドル点火前です。


この私たちの前と後ろにみえている
すべての竹に温かいキャンドルの灯がはいります(^^)/


みなさんご覧ください(^^)/この景色は壮大ですよ!


キャンドルアートは加藤慎太郎さん!

そして、竹灯籠は岐阜県各務原にあります
真伝不動明王寺さんから今年の竹華灯籠祭りでも
活躍しました3メートルにも及ぶ竹灯籠です!


竹灯籠にはすべて自作のアートが彫られてます!



こちらはキャンドルの灯りに溶け込む
マギーさんです(笑)




数千もの灯りのもとで、
秋の夜風と虫の鳴き声と一緒に
気持ちよく演奏させていただきました!


こちら、真伝不動明王寺
チーム和慧のみなさんです(^^)/




デンパークさん、本当に素敵な場所です。


なによりスタッフの方々がデンパークを愛してる
のがものすごい伝わってくるので、私たちも
そんな素敵な場所に来ていただいたお客さんを

すこしでも楽しい思い出で帰っていただけたらと
2stステージがんばりました(^^)

正直、1回目でほぼ私の体力は
尽きてましたね~(笑)


ただ、そんな中での2回目ステージは
不思議な何かがステージ上の自分たちにあって

演奏が終わった瞬間、メンバーは
興奮状態でした(^^)


数々の舞台でいろんな経験とか、
その場所でしか感じられない感覚を味わうことが
あるのですが、今回もそんな特別な時間になりました!


今年も貴重なご縁をいただきました
デンパークのみなさん、関係者のみなさん

ありがとうございました!















2014年9月20日土曜日

ご存知でしたか?太鼓にも“目”があることを!

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


今日はまた涼しいですね~
今年は例年になく秋の訪れを早く感じます

まだ真夏の布団で寝てるので
朝さむくて目をさましちゃいます(>_<)

風邪ひかないように気をつけなくちゃ!

みなさんも体調管理くれぐれも
お気をつけてくださいね(^^)


さて、昨日は第2回目の教室でした。


初心者の方から、経験者
老若男女の生徒さんがいる中、


毎回毎回、いったいどう伝えたら
分かりやすく、体感し楽しんでもらえるかという事を
試行錯誤しています(>_<)


理屈でない“感覚”という世界を
言葉でつたえるには本当にむつかしいですが


自分が演奏を通して人に伝えることは
自分の中の処理で済んでいたので

そこまで私でも深く考えませんでしたが


自分ではない他人に
この感覚を伝えようと思ったら


複雑な暗号である“音”という世界を
きちんと翻訳してあげることが必要だと

この2回の講座を通して
すご~く感じました!

“太鼓道”


こうして、ブログに書きながら
私自身も自分の頭の中にある感覚を
吐き出し整理して伝えていこうとおもいます!


みなさん、太鼓にも人間と同じく“目”があるって
ご存知ですか?


いきなり何を言い出すんだと
思わないで聞いてください(苦笑)


私は今回の教室で常々
太鼓にとって一番大切なことは“音”だとお伝えしています。


太鼓の音=言葉

そして、言葉=コミュニケーション



太鼓を叩くということは、
その音で奏でるコミュニケーションそのものなんです。


ちょっと想像してみてくださいね


日本語しかしゃべれない人が
英語をしゃべるようになりたいときどうしますか?


そう!駅前留学ですね(笑)


英会話教室に通って、
その言葉を覚えるじゃないですか

言葉がわかってはじめて英語でコミュニケーションが
とれるようになります。


これ、太鼓の音も全く同じです。


先にも言った通り太鼓の“音”=言葉

言葉=コミュニケーションという事なので



自分が伝えたいメッセージを
より言葉にしてきちんと届けられるようになる事で


相手に→伝わる



伝わってますでしょうか?




そして、ここが大切なポイントです


相手に何か思いをきちんと
届けたい、伝えたいと思ったとき


みなさんどうします?


そう相手の“目”をみて話しますよね!


例えば“ありがとう”という言葉を
真剣に伝えたいと思った時

相手の目をみないでありがとうと
言ったときと、


きちんと相手の目をみて
ありがとう!と言った時


どっちがその思いは相手に伝わるか
明らかですよね


でね、この“目”は太鼓にもあるんです!

太鼓の目!?


さて、太鼓の目ってじゃあいったい
どこかわかりますか?



それは!


太鼓を打つ皮のど真ん中にあるんです(?_?)


いいですか、だいたい真ん中辺とかじゃなくって
ド真ん中!です


ここに太鼓の目があります。



だから想いをちゃんと届けたい・・・
伝えたいと思ったら、この目を見て打ってあげる


ど真ん中を打ってあげることで
そのメッセージはより伝わるという事です



ただし太鼓の演奏をする時に
ずっとこの真ん中しか打ってはいけないという
事ではなく、


自分の想いを、言葉を音にのせて
より相手にきちんと届けたいと思ったら


この目を見を打ち抜く
目を見て話してあげることで

聞いている人への伝わり方が
まったく違います。


打ち手がきちんと太鼓の目をみて
話してあげる(打ってあげる)と、


太鼓はきちんとその想いを受け止めてくれます。


ここの太鼓と自分というコミュニケーションがうまれ
楽しくなります。


人と人がコミュニケーションを通して
幸せだったり楽しさを感じることと全く同じなんですね~(^^)


多くの演奏者は
まだまだこの目を見れないことが多いです

目を見て話すことは
恥ずかしいですかね(笑)


これは余談ですが、
プロアマ問わず多くの演奏を映像や生の演奏拝見しますが


私は演奏している音を聞かなくても
ちゃんと太鼓の目を見て話しているかどうか


一目瞭然でわかります。


目を見て話してくれる人の演奏は
究極音を聞かなくても私にはその想いが

メッセージとなって届いてきます



音階のない音を表現することは
難しいですが、太鼓にも“目”があるという事だけでも


知っておいてもらえたら
少しは何か変わるかもしれませんね




















2014年9月17日水曜日

カスタムデザイン桶太鼓。白馬の王子様!?“今日の太鼓からvol.27”

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


岡山から無事戻ってまいりました。
今回4日間と長期にわたって滞在し、イベント参加させてもらいましたが

今回もたくさんの人たちと出会うことができ
とても楽しい時間でした(^^)/


岡山県の和太鼓連盟のつながりの深さと
太鼓に対する姿勢から改めて多くの事をまなばせて
いただいたと共に、出展ブースにて太鼓製作実演は

多くの方々に興味をもってもらえて、
連盟の方や一般の方々にまた演奏とは違った視点で
あらためて“和太鼓”という楽器について伝えられることができたのでは

と思っております!(^^)!


初日は私が三六-SABUROKU-の皮製作実演


2日目は五代目親父による長胴革張り実演



このような貴重なご縁と場所を提供くださった
岡山県和太鼓連盟さん、また備中温羅太鼓のみなさんには

本当に感謝感謝です!



さて、この会場にて当日展示さもさせてもらいましたが
ここ最近カスタムデザインの桶ドシドシ出来上がってきてまして

みなさんにも紹介していきますよ~


お久しぶりです“今日の太鼓からvol.27”


今回は、斬新に胴のベースをメタリックのエメラルドグリーンで塗装し

その中にシルバーペガサスをデザイン!

鮮やかさと華やかさの中に深みのあるエメラルドグリーン


このカラーベースに、シルバーにてペガサスをデザイン!



ペガサスデザイン


こちらが全貌です!(^^)!






このデザインにいったい何色!?の調べがよいかと
思っておりましたが、お客様のご指定はゴールド!


正直くみ上げるまでどんな印象に仕上がるか
私だって創造できませんでしたが、これまた
豪華さがプラスされ素敵なカスタムデザイン桶太鼓が完成しました!


また今回の塗装でもう一つこだわりポイントはここ!↘


たが→いぶし銀塗装


たがの塗装をシルバーアクセサリーのように
くぼみを活かし“いぶし銀”塗装にすることで

ペガサスとエメラルドグリーンの華やかさの中に
引き締まった印象の男性らしさが加わりました(^^)/


この太鼓は、いつもお世話になっている
劇団菊太郎の団員さんが太鼓ショーで演奏されます!


月ごとに劇場を転々とされておりますが
今月は広島県、広島市駅の近くにあります清水劇場に滞在されていますよ~(^^)/


そんな劇団菊太郎さんに、今回カスタムデザイン桶を
2台作らせていただいたので次回はもう一方のデザイン桶を
ご紹介しますね~


お楽しみに~(^^)/













2014年9月14日日曜日

晴れの国太鼓まつりに参加。岡山県総社市です(^o^)/

こんにちは六代目彌市です(^o^)/

岡山2日目の夜。

虫の鳴き声しかない、
高台のホテル。

愛知の雑踏から離れ
時間の流れすらゆっくりに感じ
一人チューハイ片手に岡山の夜を
満喫しています^ ^


晴れの国和太鼓まつり^ ^
素晴らしいイベントに参加させていただいてます!

晴れの国和太鼓まつり 岡山県総社市


今回のイベントは、いつも大変お世話になっています備中温羅太鼓さんとの
ご縁で声掛けいただき、


五代目親父と参加しております^ ^




今日は私が、太鼓作り実演で
サブ六の革張りを実演。

明日は親父が、長胴の張り上げ実演を
予定しています(^o^)/

イベントは、明日まで開催中で
ございます!




ゲストプロ団体の演奏や
屋外ステージでは、いろんなイベント開催しています^ ^

皆さん是非遊びに来てね(^o^)











2014年9月12日金曜日

岡山で出店します!晴れの国和太鼓まつり

こんにちは、六代目彌市です!(^^)!


朝晩めっきり涼しいというより
寒く感じる季節になりました。

また季節の移り変わりで、各地で豪雨の被害や
土砂崩れなどが起きているようですが皆様の地域大丈夫でしょうか


昨日はここ岡崎も一時雷雨がすごかったです(>_<)



さて、週末は連休ですね(^^)/
みなさん行楽へお出かけでしょうか


私は今日から4日間のスケジュールで
岡山県まで親父と出張でございます(^^)/


晴れの国和太鼓まつり




今回は、幾度も零~ZERO~で共演させていただき
岡崎にもきていただきました備中温羅太鼓さんとのご縁で

今回は、演奏ではなくこのイベントにブース出展し
五代目と私の太鼓製作実演や商品販売、展示を予定しています(^^)


イベント詳細は以下スケジュールを
ご確認ください!


お近くのかた是非遊びに
来てください(^^)/


月曜夜には帰れるかな
行ってきま~す!


以下詳細>>>

13日
◆屋内イベント(総社市民会館)
 12:00開場 13:00開演 17:00終演
 <出演>岡山県和太鼓連盟10団体
    和太鼓×マリンバGONNA(愛知)
◆屋外イベント(神が辻プラザ)
10:00開演 15:00頃終演
<出演>岡山県内子供・学生・大人の太鼓団体

14日
◆屋内イベント(総社市民会館)
12:00開場 13:00開演 17:00終演
<出演>岡山県和太鼓連盟10団体
和太鼓 大元組(東京)
◆屋外イベント(神が辻プラザ)
10:00開演 15:00頃終演
<出演>岡山県内子供・学生・大人の太鼓団体

その他のイベント
◆和太鼓ができるまで
三浦太鼓店、五代目&六代目が太鼓づくりの実演をします!
市民会館ロビーにて実演します。
◆太鼓であそぼう〜♪
いろいろな太鼓を打ってみよう。(未経験者大歓迎!)
◆ドーンと響け!でっけぇ音一番コンテスト!!
岡山県下最大の6尺3寸(直径1.9m)の大太鼓で音量No.1を決定します!
◆○×クイズ
景品もあるよ。
◆岡山県内のご当地キャラ大集合!!

2014年9月10日水曜日

アイスウォーターチャレンジ

こんにちは、六代目彌市です。

いまfacebookなどのSNSで拡散が広がっている
アイスウォーターチャレンジ。

筋萎縮性側索硬化症といわれる難病に
対する認知と募金につなげることが主な目的らしい。


みなさまご存知でしょうか。


私はこのチャレンジに対すること、
病気の事知りませんでした。


ただ、なんとなくSNSでみなさんが
騒いでいるなぁ~と他人事に思ってましたが


先日、吉村城太郎さん、星野慎介さんの
お二人よりご指名をいただきました。



私は常々、人にはその人にできる
役割と使命を持って生まれてきたんだと言ってます。

そしてそう感じています


これは極端な言い方、考え方かもしれませんが、
世の中には難病といわれる苦しい病に
おかされて満足に生きられない人たちもたくさんいるのでしょう


病気でなくても、その国の社会、経済、情勢が厳しく
生きることが困難な人たちもたくさんいるのでしょう


でも、そういう人たちであっても
きっとその人はその人の役割があって
この世に生を授かったと私は信じたいです


こういう考え方だって、なんの不自由もない
現代に生まれ、日々しあわせに過ごさせてもらっている
私にいったい何がわかってそんなことが言えるのかという思いもありますが


幸せに暮らせる人が悪いのではなく
そういう人だって、だからこそ人を助けたり、
できることがあるんだと思います


かっこつけるつもりも
嘘偽りを書くつもりもありません


私も自分の家族ができたとき、本気でその家族の幸せと
健康を願いしました。


でも、そう願っても生まれてくることが
当たり前と思っていても、生まれてくることすら
叶わなかった命とも直面しました。


単に水をかぶることで、私は
人を救うことはできません


でも、私のできる事、役割・使命と向き合うと
太鼓を通してなら、もしかしたら世界の平和と人々の幸せ
にほんの少し、チカラになれるのか・・・

チカラになりたいと願っています


よって、わたしのかぶる水は
単なる水ではなく、太鼓の皮を仕込む水です。


改めて命の事、太鼓の事に
向き合う時間をくれたことに感謝します


人々の平和と幸せを今日も願います






2014年9月9日火曜日

言葉にするのは難しい“感覚”的な世界を伝える挑戦。創作太鼓の道しるべ “太鼓道”

こんにちは、六代目彌市です!(^ ^)!


錦織さん残念でしたね〜(^ ^)
今朝も早起きしてニュースを見てましたが...


でも、彼はかならずまた決勝の舞台にもどり
優勝を実現させる日がくると信じます

感動と勇気と「志」の大切さをあらためて
感じさせてくれた錦織さんに感謝と拍手を送りたいですね(^ ^)/



さて、そんな世界で活躍される日本人に
負けてはいられないと私も私のできる世界で
精一杯戦いを挑もうとしています!


いよいよ、先週から始まりました
あらたな教室事業。


今回の教室は、自分自身が主催する
初企画なんです。


第一回太鼓道。



どうして、今伝えよう、教室を開こうと
思ったか...

ここに、これからの創作太鼓会へ発信する
私自身の最大のてテーマが宿っています。




太鼓屋なんて、太鼓の仕事なんて何の興味もなかった
子供のころ...


この仕事に入って初めて感じる父の偉大さ、背中。


太鼓は単なる工芸品ではなく、その先にある“音”が何より大切なんだと気づいた事。


自分つくる太鼓の「音」に自信と責任を持ちたいとはじめた演奏活動。


日々の仕事から感じる和太鼓の、日本の「伝統」のすばらしさ。



気づいたら、10数年
私はすっかり和太鼓の世界にはまり
仕事も太鼓も大好きになっていました。


大好きな太鼓が作れて、大好きな太鼓が叩けて
たくさん仲間もできて、なんて楽しく幸せなんだろう...


そんな日々を過ごさせてもらいました。



すこし少しずつ自分の作る太鼓の音に自信が持てるようになり、
少しずつ和太鼓から伝統を学ばせてもらう中、

少しずつ、また昔とちがった違和感を感じるように
なったんです。


それは、やっぱり「音」でした。


太鼓の世界には、地元のお祭りや神社仏閣で使用される
伝統芸能としての太鼓と、

私たちが演奏活動をしているような
いわゆる創作系和太鼓といわれる新しい世界が存在します


普段仕事柄、このふたつの世界を
いったりきたりする機会が多いのですが、


伝統芸能の太鼓の「音」と

創作系和太鼓の「音」...



まったく同じ和太鼓を使っているにも
関わらずその「音」がぜんぜん違ったんです


ここから先は「感覚」的な世界で
ことばに表現することはめちゃくちゃ難しいですが

私が今回挑戦しようとしている世界は
この「感覚」的な世界を言葉にして

とにかくわかりやすく伝えたい!
そういう挑戦です。


200年、300年も受け継がれ、今なお現役で活躍する古~い太鼓から
和太鼓の本質(和太鼓にとって一番大切なこと)を学び、


伝統芸能で奏でられるその「音」から
いったい何が人の心に響き、届くのかという事を学びました。

古い太鼓から学ぶ



演奏家としては決してプロでない私ではありますが、

こういう立場にいる自身だからこそ
伝えられる役割があるんだと今確信しています


よって、今回の教室カリキュラムは
太鼓作りの話だったり、

そもそも音がどのように生まれるのかという
仕組みを学ぶ時間も作りました。


太鼓を叩くという基本の構え方や
ばちの握り方ももちろん大切なことですが


それより何より、


目の前にある和太鼓っていったい
どういう楽器なのかという事を知らないと


結果的にその先にでてくる「音」が
ただのパフォーマンスの延長になってしまう···


新たな時代に誕生した
創作太鼓の道しるべ、“道”



自分なりの「太鼓道」挑戦します



追伸。

今回のカリキュラムは全6回の
完結型となっております。
よって途中参加はできません

次回は来年4月5月6月の月2回
同じく岡崎の甲山会館で予定しています
ご興味いただけましたら次回お待ちしております(^ ^)
































2014年9月8日月曜日

“志”さえあれば世界を征する

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

この週末は出演イベントや催し物が目白押しで
土日の仕事は親父にゆだねて、各地へでむいておりました(^^)


昨晩は、三浦太鼓店からすぐ近くにあります
籠田公園で、お月見の会。

実際は明日の午前中がもっとも満月に近づくらしいですが
すばらしい月夜の会での演奏をさせていただきました!

お月見の会。籠田公園



籠田公園はわたしにとって幼いころからの
庭のような遊び場で思いでたくさん(^^)


小学校1年の頃、公園の中にある高~い鉄棒にぶら下がって
兄貴に無理やり押されて落っこちて骨折ったな(笑)

自作凧揚げの有名なおっちゃんが
いつも赤いパンツ一丁で自転車逆さに乗ってたな~(笑)とか・・・


そんな想い出公園で、月夜の中の演奏。


私が音を奏でた瞬間から、公園の虫たちや鳥たちも大合唱をはじめ
たくさんコラボ共演してくれて感動でした!(^^)!


すてきなご縁ありがとうございました!



それから、地元ネタでもう一つ

来年、2015年はここ地元岡崎のというか日本の歴史的な人物である
徳川家康公顕彰400年を迎えます


今岡崎は400年記念事業にむけていろいろな活動が
はじまっておりますが、昨日おかざき塾歴史教室の市橋先生の
講演会に参加してまいりました!

市橋先生の講演会。家康公岡崎での10年




今回のテーマは、家康公岡崎での10年にスポットを
あてられたお話しでしたが、戦国の乱世

いろいろなお話の中、家康公がここ岡崎の地で
一番得たモノは、単に人を殺す戦(いくさ)ではなく


“平和のために戦う戦こそ真の戦い”である
という“志”を得たことだ。



最後に先生がまとめで話された
このお話がとても印象的でした。



なんの為に・・・  誰のために・・・


自我の欲ではなく人々の平和を願う強い“志”


想いあれば戦いは避けられなくても日本を、世界をも
動かすことができる。



そうそう!世界といえば
錦織圭すごいですね!(^^)!



彼も同じく有言実行の強い“志”を
もったすばらしい人物ですね!


いや~家康公、錦織圭から
あらためて想いは叶う勇気をもらいましたね


影響されやすい私は
なんだかいける気がしているのです(笑)


今日も志もってがんばるぞ!