2017年3月29日水曜日

人生を変える瞬間を作りたい。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

今年もやりますよ!

来る4月23日の日曜日(^^♪

三浦太鼓店主催「50キロウォーク!!!」

お蔭様で、今回でなんと3回目の50キロウォーク!


そもそも事の発端は、2年前。


1865年創業の我々三浦太鼓店は

2015年にめでたく創業150周年を迎え
何か150周年を生きた証としてカタチを
残したい、、、、


そんなことを考えていた時に

ふと、いつもの悪知恵が思いついちゃったんです( ;∀;)


150年の歴史というのは、一段飛ばしは
一度たりともあり得ない。

樹が毎年、一つずつ年輪を重ねるように、

私達も150年一歩ずつ歩んできた。


だから、そのバトンを次の50年にむけて
また1歩ずつ歩んで行こう。


そんな願いを込めて企画しました(^^♪


本当は、だから最初は
三浦太鼓店の社員だけで歩こうと思ってたんです♪

7代目の長男も当時小学5年生で無事完歩!



それが、ふたを開けてみたら
ビックリ仰天( ;∀;)


各地から私も歩きたい!と
多数の声をいただき

結果的に毎年50名を超える
参加者の方々と一緒にたくさんの感動を
生み出しています(^^)/





50キロの道のりを歩くというのは、
本当に並大抵の事じゃないんですよ。


初年度は50名中、約20名が途中で脱落( ;∀;)


朝5:30に岡崎城下の龍城神社さんに集合し
皆さんで安全のご祈祷を受け

ただただ自分の足ひとつでゴールを目指します!




平均で言うと、

am6:00に出発して

だいたいpm19:00~20:00ぐらいの
ゴールが多いので

11時間~12時間を歩きっぱなしという事になります( ;∀;)





人生を変えるような瞬間て

誰でもいくつか持っていると思いますが、


人生を変える人との出会いだったり、

人生を変える出来事だったり、、、、



私は、人との出会いにしても
出来事のしても


人生を変える瞬間って結局「感動」なんだと
思っています。


また六代目が変なイベント企画したな( ;∀;)

とか、、、

最近よく思われるのですが(笑)


私は、単にイベントをしたいんじゃなくて
多くの方々と「感動」を共有したいだけなのです(^^


自分の人生振り返ってみても、

自分を何より成長させてくれたのが「感動」でしたからね(^^


一人でも多くの方々に、

そんな「感動」を与えられたらと思って
1度限りのイベントに終わることなく

今年も無事3回目の企画となりました(^^)/


何より、一番毎年やる気と気合が入っているのは

何をかくそうこの人です↓(笑)



親父が早いんですよ~( ;∀;)

まだまだ若いもんには負けるか!!と

毎年50キロウォーク前には、

自宅から仕事場までの2キロを往復して
歩く練習をはじめるんです(笑)


日時は4月23日日曜日。

小雨は決行で荒天は中止です。

参加費は1,500円
小学校高学年~ですね。

オリジナルTシャツをお配りするので

参加ご希望の方は
Tシャツのサイズとご住所と連絡先を明記の上
メールかFAXでお申し込みください。

メール info@taikoya.net

FAX 0564-21-2272

締め切りは4月1日です。


歩ききる自信がない方でも
安心してください!

当店スタッフが、緊急車両で
お迎えにあがりますからね(^^)/


たくさんのみなさんのご参加
お待ちしております!!

















2017年3月28日火曜日

守る伝統と、変化する伝統

こんにちは、六代目彌市です♪( ´▽`)


昨晩、富山県の株式会社能作さんの社長
能作克治さんの講演に伺ってきました♪( ´▽`)



能作さんは100年以上の歴史を持つ老舗で
もともとは、仏具などの伝統的な鋳物を作っている会社。

それが、10年ほど前から
モノづくりの視点を変化させて、

仏具だけではなく、

生活日用品などの様々なジャンルに
伝統技術を活かすことで

それこそ革命的に変化を遂げられた
今や世界的な企業です。




最近では、様々な番組メディアなどでも
紹介されてますから

みなさんもどこかで
見たことある!って方多いのではないでしょうか




実は、この能作さんの技術は
三浦太鼓店にも欠かすことのできない
モノを昔から作ってもらってきたんです!

それはこれ⇩


はい、手拍子とかチャッパという名で知られる
近年の太鼓演奏には欠かせない楽器ですね!

三浦太鼓店のチャッパは実は、
昔からこの能作さんが作ってくださってたんです(^-^)


そんなご縁もあって
今回のお話を社員含めみんなで聴きに
伺ったのですが、

そりゃ〜驚きの凄さでしたね♪( ´▽`)

10数年前から様々なモノづくりにチャレンジされ

当時10数名だった社員が

なんと、今では100名を超える企業に!

能作さんの、その革命の
原動力って一体なんだろうって??

そんなことを考えながら
話を聞いてたんですが、

見えてきた答えはとてもシンプルでした。

能作さん、

実は、これ不思議なことに
先祖代々、みな社長は婿養子なのだそうです( ´▽`)


能作さん自身も、
福井県出身で、もともとは全く違う企業に
勤めてみえたのですが、

先代の一人娘さんとの結婚を機に
今の道へと入られたそうです。


なるほどなって思いました。

いわゆる老舗と言われる
伝統を受け継ぐ企業で、

ここのところ会社として業績を上げられて
多方面で活躍される企業の多くは、

実は、代々の血筋ではなく
全く別の方が社長になっていることが

少なくないんですよ!

一般的に考えると、

日本は天皇家にはじまり
歌舞伎などもそうですが、

DNAとか遺伝子とか
受け継がれた歴史が深ければ深いほど

長男がその世界を受け継ぐことが一番!

という思想は根強いですね。


ただ、ビジネスとして
視点を考えていくと

伝統的な技術や思想を受け継ぐだけなら
長男でも全うできるかもしれませんが


これだけ変化の激しい激動の時代を
捉えていくには、

いかに自分たちの技術や状況を“客観的”に
捉えられるかという視点は欠かせないと
思っています。

これが、意外と難しい!

誰でもそうですよね。

自分自身を客観的に
見ることって、できそうでできません。

伝統が深くなればなるほど、

時間が長くなればなるほどなおさら難しいのです。

能作さんは、
いつも社長自身が外からの風ですから、

常に、自分たちの歴史と技術と伝統を

“客観的”に見れてるんだなって感じました。


ちょっと、今日は文章ばかりの
難しく感じられちゃう内容でごめんなさい♪( ´▽`)



私はいつも考えているコトがあります。

それは伝統には、

代々受け継がれてきて
変わることのない、変えられない
いわゆる“守るべき伝統”と、

時代の変化、匂い、風を
敏感に察知してその時その時に
合わせてカタチを変える
“変化する伝統”が同時に存在しているコト。

そして、
受け継がれた伝統を守るためには、

やっぱり時代を敏感に察知して
革新すること、
革命を起こすくらいの大胆な発想力が
とても大事だと思っています。

その考え方は、

昔からあったんですが

最近はその思いが
自分の中で加速度を上げて起こってますね(^-^)


だから、仕事が面白いのかもしれないです(^-^)

与えられたモノを守るだけの仕事って
きっとつまんないです。

だって、そこに自分の意思はないのですからね。

自らの意思で、

やりたいことを
やらされごとじゃなく作っていけること!

これが何より今の私の原動力です(^-^)

太鼓作り!

本当に楽しいですよ(^-^)

いつも遠足に行くみたいにワクワクしてます(笑)

いつか能作さんのような会社にしたいな!
今度富山へ行くことにしました!

さて、今日も楽しくお仕事頑張りますか〜

今日も素敵な1日を♪( ´▽`)


2017年3月27日月曜日

春は出会いと別れの季節。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


昨日は、朝から冷たい雨の日曜日でしたが

みなさんのご協力の甲斐あって
今年も無事、岡崎桜まつり太鼓フェスティバルを
終えることができました(^^♪




春は、出会いと別れの季節ですね!

私達も男性メンバーが2人、
育児休暇のために

無期限の活動休止に入りますし( ;∀;)


4月からは、

岐阜総合学園より、

日置くんの後輩である金浜君が
いよいよ新入社員として三浦太鼓店に入社します(^^)/

みなさん仲良くしてやってくださいね~!!





新たな出逢いのよろこびあり、

別れの切なさあり、、、、


みなさんもきっとそうだと思います。


そんな経験を重ねていくたびに、


その日、1日1日や

その一瞬一瞬の大切さを

とても深く考えるようになっていきましたね~。


みんなと過ごす今この瞬間は最高にハッピーだ!

でも、同時に

それは、永遠に続くことじゃないって
いつも自分自身に言い聞かしています(^^

すると、そこには大きな「感謝」が生まれていく。


今日も、ご先祖様の
お仏壇にそっと手を合わせ

今、この瞬間に最大限の感謝をして
生きていきたいですね。


今日もステキな一日を(^_-)-☆






2017年3月26日日曜日

太鼓の美容院!?

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

今日はあいにくの雨になってしまいましたが( ;∀;)

予定通り、岡崎桜まつり太鼓フェスティバルは
本日やりますからね~( ;∀;)




この日のこの舞台が1年に唯一のステージという
教室もありますから、

みんな気合入っております!!


もちろん、私たちも雨に負けずに
気合入れて盛り上げて参りますよ(^^♪

がんばりましょう!!


さて、前回桶太鼓のリメイクについて
ブログで記事を書かせてもらってから

何ともありがたいことに、

各地からリメイクして欲しい!!

と、桶が私の元に
集まってまいりました(^^


いったん、緩んだタガを外し

板を再度組み直して、

表面はキレイにカンナで仕上げて生地を出します。


そして、リメイク完了して

最終の塗装仕上げを待つ桶達↓


一度キレイに生地まで削り直しますので

こんな感じで木目仕上げにすることだって
できちゃいます( ;∀;)





でね、

先日うちの零~ZERO~のメンバーの桶も
これを見てやってほしいって頼まれたので

同じくタガを締め直して、
綺麗にリメイクさせてもらったんですが、、、


先週、その新しくなった桶を
早速メンバーが練習に持ってきていて

その「音」を聴いてハッとしました♬


今までの「音」と全然違ったんです。

言葉で表現するのは難しいですが、

音に芯があって、

なんだか桶が喜んでいる感じに聞こえました(笑)


メンバーもすぐにその事に気付いてましたから
私だけが感じたのではないんだと!


そうか~、


リメイクって単にキレイに仕上げる事じゃなくって

桶太鼓の「美容院」みたいなモノなのかもなって
思いました(^^♪


私もこの桜祭りのステージ本番に気合入れて
つい先日美容院に行ってきたばかりなのですが(笑)

やっぱり、

美容院行ってキレイにかっこよくしてもらえると

なんだか表情だったり、歩き方だったり
声だったり、

「元気」が出るじゃないですか(^^)/

桶も同じなんですね~


また綺麗にしてあげて、

元気な音で、その音を聞いてくださる方々に

さらに元気を与えてくれたら!!

こんなにうれしい事はありませんから

見た目だけじゃなくて、

内側から元気になるように
リメイクしてあげようって思いました(^^♪


そういえば、わたし

美容師とよく間違えられますが
まんざら間違えじゃなかったのかも(笑)

はい、太鼓の美容院です( ;∀;)


さて、今日もステキな一日を(^_-)-☆






2017年3月25日土曜日

最初からでっかい夢じゃなくていい。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

ここの所、次から次へと

ワクワクするような話が
どんどん舞い込んできて( ;∀;)

頭の整理が少し追いつかなず、、、

ブログを書くということが
止まっちゃいましたね(笑)

安心してください!元気です


八丁味噌仕込み桶プロジェクトも
順調で!



お蔭様で、たくさんの
方々のチカラを借りて

まずは初日の目標であった
六尺桶を立てるところまで行きましたよ!!



じゃじゃ~ん!!



正直、うまく行くかどうか
めちゃくちゃ不安だったんです!

だって、

100年物の底板を再利用して
材料として大丈夫かどうかも分からなかったし、、、

そもそも六尺桶なんてデカいのを
作ったことがなかったので( ;∀;)

カタチになるかどうか!?

すら分からなかったんです(苦笑)


それでも、たくさんの方々の
チカラを借りて無事にカタチになり
本当に感謝しています(^^)/



ここから場所をカクキューさんから
瀧山寺へと移動しまして、

タガを組んだり
桶の皮を縫ったりと!

作業進めていきますから
次回
4月15日!みなさんお手伝いに来てくださいね!


よくもま~こんなに大きな桶が
作れちゃったな~って

改めて自分自身、しみじみと感じていたんですが、

翌々考えてみたら、

わたし、桶作り始めたのは
去年の1月からなんですよね。

師匠に習って、

最初の1号機ができて
まだ1年なのです。

最初の1号機↑


1年前のこの頃の自分が、

1年後に八丁味噌の底板を使って
六尺六寸の大きな桶を作っているなんていう

“夢”とか“目標”があったと思いますか??

あるわけないですよね。

だって、桶そのものが作れなくって

この時の目標はただ一つ、

“桶が作れるようになる事”

だったんですから。


それがね、

不思議なことに、

ある程度桶が上手に作れるようになってきたら

今までじゃ出来なかった
話が、向こうからやってくるようになったんです。


例えば、

子供たちに運動会で担がせたいからって
幼稚園から小さな桶太鼓を40台ほど注文いただいたり、


浜松の伝統芸能で使われている
3尺を超える大きな桶の修理の話が来たり、、、


八丁味噌のプロジェクトを知ってと
京都のある寺院の氏子さんが

自分所でもこういうプロジェクトで
大きな桶が作れないでしょうかと

六尺六寸をはるかに超える
7尺桶の相談が舞い込んだり、、、、


とにかくビックリするようなことが
ここ最近毎日起きるんですよ( ;∀;)


そして、改めて思いました。

“夢”って最初からでっかい夢じゃなくていいんだって。


自分にとって、

ちょっとだけ頑張れば手の届くことから夢は始まるんだって。


ポイントは、

ちょっとだけ頑張るってことかな。

今の自分より、一歩先に行く勇気をもって
踏み出してみることかな。


そうすると、

不思議なことにその先の世界は
ドンドン広がってつながっていくんですね。


最初からでっかい夢じゃなくていい。

今の場所から一歩だけ歩を進めてみる

そしてその一歩は、自分一人のチカラじゃなくていい。

人を頼って、
人に助けてもらう。

私はみなさんに助けてもらってばかりです( ;∀;)


だから、余計に

今度は自分ができることで恩返ししたいなって思います。


今日もステキな一日を(^_-)-☆


2017年3月16日木曜日

誰を先生に持ちたいか!?それはあなたの自由です。

こんにちは、六代目彌市です(^-^)

実は、ここ1週間くらい
桶作りが突然うまくいかなくなってしまって、、、

悩みに悩みに悩みまくって
頭から煙が出てました♪( ´▽`)

心にゆとりが失われた瞬間に、
ブログを書く気力も失われ(笑)

どんな状況になろうとも
凡事徹底だ!と

自分に言い聞かせても
人間は、心にゆとりがないと

全ての歯車がうまくいかなくなっちゃうんですね〜♪( ´▽`)

いろいろいい経験ができました。

うまくいかなくなっちゃった原因を、
いろんな角度から見つけに行ったんですが

結果的に“これだ!”

という明確な原因は
未だに分からないのですが、

私の頭の中には、
いつも明確な“完成図”があるので

それに少しでも近づけるよう
頑張ります(^-^)




お陰さまで、桶づくりが自分でできるようになって、

様々な桶が当社に持ち込まれるようになりました。

持ち込まれる様々な桶⇩



同じように見えて、

カタチや作り方だったり
素材やこだわりって、

やっぱり全然違うんですよ!

これが面白いんです(^-^)


こういう時私は、
“人生”って選択だなって思うんです。


自分が、何をお手本にして生きたいのか?

誰を“先生”にしたいのか?

桶づくりで私が一番お手本にしている

秋田の伝統工芸士であった今は亡き
五十嵐さんに、以前にどうしても!聞きたくて

聞いてみたんです。


五十嵐さんの桶は何でそんなに美しいのですか?


と、、、、


そしたらこんな答えが返ってきました。


そんなことはあまり意識したことないよ。

お父さんも、そのまたお父さんも
そうやっていたから今の自分がそうしているだけ、、、


なるほどな〜。


そういうことだよな〜って。



正直、あまり仕上がりが良くない
桶とかを見ることがありますが、

この人が悪いとか、
技術がないとかっていうことじゃなくって

その人が何を“お手本”に“先生”にして
生きてきたかというのが

目の前のカタチとして現れいる
だけなんですよね。

これだから人生って面白いなって思います(^-^)


どう生きたいか、

どうなりたいか、、、

どうありたいか、、、


全ては自分自身の選択で決まるんです。


そして、選択は自由です。

間違いもなければ、正解もないのです。


自分が信じた道で、
自分が納得できれば、

それがあなたの正解ですね。

私は、私が信じた正解を目指したいだけですから。


そんな偉そうなこと言っても、

まだまだ人の言葉に左右されまくっちゃう
弱っちな自分ですが、

それも含めて大好きな自分ですから
今日もハッピーを選択して

楽しく1日過ごします♪( ´▽`)

今日も素敵な1日をo(^_-)O















2017年3月13日月曜日

子供は満月、竹は新月。お茶は満月。

こんにちは、六代目彌市です(^-^)

昨晩、塗装職人しろちゃんに
待望の第2子である長男!

優心くんが誕生したました!



半分冗談のような話ですが、

昨晩は満月。

昔から、子供は満月に生まれやすいという
言い伝えがあるので

しろちゃんに、12日の夜に
生まれるんじゃない!?

そう話していたら
現実になりました(笑)

月の満ち欠けは、

海の満ち引きに影響をしていることは
誰もが知っていることですが、

赤ちゃんを守るお腹の中の羊水というのは、

海水の成分とほぼ同じなんだそうです。

ま、

詳しいことは
わかりませんが、

不思議だな〜って思うのと同時に

そう、

忘れてはいけない

私たちは宇宙の一員、

宇宙の一部であるってことですね(^-^)


実は、竹もそうなんです!



昨日は、八丁味噌桶仕込み大太鼓プロジェクトの

タガ用の竹割り作業の日。




実は、竹は出産とは逆で

満月の日は切ってはいけないという
言い伝えがあります。

なぜか?


それは、満月は月の引力が影響し
土から養分を吸い上げ

切り倒した後に
虫がつきやすいと言われているからです。

土からの栄養がたっぷり吸われた
竹というのは、

虫にとっては美味しい!

ということですね♪( ´▽`)


そのことを、聞いていたので

昨日は割りの作業が中心で、

竹そのものは
以前新月の日に切り倒しておいたものなんです!




そう言えば、

お茶は満月の夜に積むといいと
岡崎の宮ザキ園さんの六代目が言ってたな〜

土からの養分をたっぷりと吸われる
満月の夜に積みとったお茶というのは、

栄養価も味も格別だそうです!


何れにしても、不思議。

詳しいことは専門家じゃないのでよくわかりませんが

改めて、

私たちは宇宙の一部だってことを
自然と共に過ごしていく中で

感じています♪( ´▽`)

自然の流れってあるんですよね〜。

今日も無理せず、

自然と調和しながら素敵な1日を♪( ´▽`)




2017年3月11日土曜日

うまく行かない理由は一つだと勝手に思い込んでいた。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

どんな時も~

どんなときも~♬

最近の私の頭の中に
なんども流れるマッキーの歌(笑)


いつも明るく元気で笑顔!!

これを心がけている私ですが、、、

今回ばかりは正直眠れぬ日々が続いております(苦笑)

そう、なぜか?

突然なんです。

突然、桶づくりがうまく行かなくなっちゃったんです(涙)




別に今までやったことがない桶を作ってるわけでも

何でもなくって、、、、


今まで通りの道具で、

今まで通り作っているはずなのに、、、、



何度やっても、

桶との歯車が嚙み合わないのです(涙)




さすがに困り果て、、、

遅れを許されない状況でありながら、、
作業を一時中断し


師匠に会いに、、

いや、

師匠にSOS。助けを求めてきました。



師匠は、いつも明るく元気で、

そしてたくさんの「経験」と「知恵」を持ってます。


それを私におしみなく教えてくれるんです涙

なるほど~!!


師匠に言われたアドバイスを元に、

早速帰ってから実践してみるも!!!




なんと、結果は相変わらずダメダメで、、、





自分でも

もちろん、考えられることや
試せることは全て試しました。

そのうえで師匠のアドバイスものっけて
やってみたんですが、、

それでもうまく行かない、、、、


もう頭がピーマンです(笑)


うまく行かない時って、

「原因」や「理由」は1つだと思ってました。


だから、

それさえ解決できれば

いつも通りうまく行くものだと、、、


そうじゃないんですね。


うまく行かない時って、

その原因は一つじゃない。


相手にだけ原因があると思ってたことも

自分にも実は原因があるってこと
世の中にはたくさんありますしね( ;∀;)


今回の事で、

いろいろあらためて勉強になったな~


そうは言っても

それほど今の私に余裕はないのですがね(苦笑)



みなさんからたくさん
暖かいメッセージやアドバイスももらえたんで!

まずは深呼吸して

今日もやれることをまた1つ試してみます!!

あ~( ;∀;)


今日こそはうまく行きますように!








2017年3月9日木曜日

やっぱり先人の知恵はすごいぞ!

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

八丁味噌仕込み桶の大太鼓プロジェクトも
いよいよ本格始動です( ;∀;)


完成イメージ画像


今日は、六尺六寸にもなる大太鼓を
担ぐための御柱を切り出しに、

地元額田の赤松さんの山へ
入りました。




ここで、登場したのが

御年80歳を迎えられる
赤松さんのお父さん!




何のために、

何をどうしたいのか?

まずは話を聞かせなさいということで、
今回のプロジェクトについて
お話させてもらったところ、、、

切り方から、
選定の仕方から

自身も山へ一緒に足を運んで頂き
いろいろと「知恵」をご指導くださいました!




切り株を見ては、

こういう切り方ではダメだ!!!

もっとこういう風にしないと、、、




15メートル、樹齢60年の杉の丸太は
200キロをゆうに超える重さですから

いかに安全に、

間違いなく狙い通りの方向へ切り倒すか
現場は緊張の連続でしたが、

的確なご指導の導きのお蔭様で
無事御柱4本切り倒しを終えることができました↓



本日、作業手伝ってくださった
みなさま!!!

本当にありがとうございます(^^)/




そしてそして、

その足で向かったのが、


今回のプロジェクトをやるにあたって
私がどうしても会っておかないとイケない人物。

それが、「師匠」なのです( ;∀;)


昨年9月から、身体を悪くされて
今は仕事がまったくできない状態、、、

そのお身体の様子も
とても気になっていたので

会いに行ってきました!




腰を悪くされ、

今は自力では立つこともできない状況だそうで、、、

やっぱりお仕事はされておりませんでしたが、

それでも腰以外はとーーっても元気(^^)/

久しぶりに、
師匠の元気な声を聞けたことが何よりうれしいーーー(涙)


聞きたいことは山ほどあるんですよ( ;∀;)

今回の大きな桶を作るにあたっての知恵もそうですが、

最近、突然うまくいかなくなってしまった
桶づくりについて、、、


たまっていた私の心の不安をすべて
打ち明けて、

それをおしみなく受け止めて、
ひとつ一つ丁寧に返してくれました( ;∀;)


これは、たまたま偶然なのですが

師匠のお宅には、
友人の竹屋さんが来ていて、

竹の扱いについても
お二人からいろいろとお知恵を伺うことができました!

師匠の友人!


このお二人も御年83歳!!!!




今日は、御柱から師匠から

みな80歳を超える先人の方々の「知恵」が
大活躍した一日でした。


本当に先人の知恵ってすごいんですよ。


時に、それは人の命だって救うこともありますし

私達が生きる上で大切なコトを
たくさんたくさん含んでいるんです。


お金じゃ買えませんよ。


じゃあ、だれがこれを引き継いで

だれがこれを次の後世につなげていくのでしょうか

つなげていけるのでしょうか????



私は、

こうしたすばらしい人の心に触れれば触れるほど

ありがとう!という感謝の気持ちと同時に

自分に与えてもらったその想い、バトンを
つぎにつなげる役割があるって思ってます。

だから、がんばれます。

大先輩たちに感謝しかないのです。

何ができるか考えたら、


その背中を追って、

いつかあなた達の背中のような人間になりたいって
本気で思えるすばらしい人間です。

師匠は、今身体は不自由ですが
心はとっても健康でした(^^)


まだまだ、桶作りだけじゃなくって

見習うべき生き方、

その道は遠くて長いと
あらためて感じた一日でした。


がんばろう。

今日も本気で感謝の一日
ありがとうございます!


2017年3月2日木曜日

夢を語れる大人であり続けたいのです(^^♪

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

3月は初日から
雨模様のスタートですね!

一雨ごとに春が近づいてくる、、、

そんなワクワク感も感じながら
過ごしております(^^♪

季節の変わり目で、
体調も崩されやすい時期かと思いますので

みなさんお身体大切にお過ごしくださいね(^^


さて、

今朝は、こんな1件のメールに驚き
ブログを書いております。

2年ほど前に、

NHKさんの「オン・マイ・ウェイ!」
という番組に出演させていただいたんですね~!



現在ネット上でも視聴可能ですこちらから>>>


小中学生向けの道徳番組なのですが、

何度か再放送もしていただいており、
今年も再放送の予定があります。


そんな番組担当ディレクターさんから

今回、なんと

この番組の内容を
平成31年度からの中学校使用予定の道徳の教科書に
掲載させてほしい、、、

というモノでした( ;∀;)


まさかまさか、こんな展開になるとは、、、


正直よろこび半分驚き半分( ;∀;)


だって教科書って、

子供の教育の「お手本」ですよね。


自分の生き方が、

子供たちの「お手本」になれるのか、、、、


ビックリです( ;∀;)


でもね、

私は「大人」として一つだけいつも大切に
している事があります。


それは、

「夢」を語れる大人であり続けるコト。


「夢」というのは「希望」です。


私は子供の頃、将来に対して、

“大人”になるってことに対して、
「不安」を抱えて生きてました。


それは、

残念ながら、世の中が、社会が
私の周りの大人たちが、

私達子供たちに大人になる“喜び”や“希望”
“夢”を与えてくれる人がいなかったからです。


だからは私は、
夢を語れる大人であり続けたいのです。


働くって、こんなに素晴らしい事なんだよ!

世の中はこんなに豊なんだよ!

大人になるとこんなにいろんなことが
できるようになるんだよ!


子供は親の大人の背中を見て育ちます。


大人たちが、夢を抱き
日々、それに向かってイキイキ元気に
過ごしていれば、

子供は将来に希望を抱くでしょう。


逆に大人たちが、
日々、暗いニュースばかり、
人の批判やよくない行いばかりを
みせていたら、、、


子供は将来に希望をいだけるでしょうか、、、、


お手本になれるかどうかは
今は分かりませんが、

夢を語れる大人でありたいと
本気で願っています。


そうやって、いつか

4人の子供たちと一緒に働くのが
私の最大の夢ですね(^^♪




今日もステキな一日を(^_-)-☆



2017年3月1日水曜日

100年使われた八丁味噌の古い桶材を再利用して“大太鼓”を作り、祭りのシンボルにしたい!

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

童心に帰るってこういうことですよね~( ;∀;)

実は、

今年の地元岡崎の夏祭りに向けて
ビックプロジェクトを考えました(^^♪

昨日はその第一歩!

どうしてもその祭りに欠かせない
「真竹」を切りに

竹切り名人たちと共に
山を駆け巡ってあそんでました!!(笑)


竹切り名人本多さん!!

山奥にそびえたつ15m級の真竹を
斜面を駆け下りながら降ろす達人の道中さん!!!( ;∀;)




そしてそして、

切り出した竹を、

これまた見事な達人技で
上手に割いていく竹名人の長江さん!!




で、

いったい何がしたいのか!?

という事ですが、

結論はこれです。

「100年使われた八丁味噌の古い桶材を再利用して
 “大太鼓”を作り、祭りのシンボルにしたい!」


ということです(^^♪


ここ岡崎は八丁味噌の産地です。



この味噌を仕込むために使われる
六尺もの大きな桶には、寿命があるんです。





およそ、100年から150年ほどで
そのお役目を終えるそうです。

そんな話を八丁味噌さんから聞いて、


味噌桶としての役割は終えてしまったけど
何かできないか!???

そこで、
この古い大桶の「底板」を再利用しよう!

と思いついたのです(^^♪




これだけ大きな桶になると
何トンもの重さが加わるので、

「底板」にはとっても厚くて良い
杉の材料が使われてます。



100年使われて、もちろん
たっぷり味噌の香りも染み込んでますが

それでも、引き直せば十分使える
材料です!!




はい!

これを使って、再び六尺(2メートル)の
大桶を作って、

それを太鼓にしちゃって
岡崎の祭りのシンボルにしちゃおう!!

という、

本気の遊びなのです(笑)

あ、完成イメージこんな感じかな↓




でもね、

ただの遊びじゃないんです。

私にはちゃんと「目的」があります。


それは、

「人と人とのつながりを深く感じられる場所を作ること」


なのです。


なぜ?こんな馬鹿みたいにデカいモノを
作ろうと思ったかというと、

自分ひとりじゃそもそもどうにもならない、、、

そういうモノを作ろうとすることで、
すでに誰かに「助け」てもらわないと
この祭りは完成しないのです。


デカすぎて、作る場所がない、、、
困った!

八丁味噌さんに相談したら
なんと、八丁味噌さんの蔵の一角を貸してくれることになりました!


大きな桶にするために、
15m級の「真竹」がいる!
困った!

地元の竹名人に相談したら
真竹の竹林を持っている人を紹介してくれて

それが、冒頭の竹切り作業です(^^
無事に試作の大きなタガができました!!




まだまだあります、

板をあらためて引き直してくれるのは
地元岡崎の加藤建具さんが協力くださったり、

山車にするためには
御柱がいるのですが

それは地元額田の林業さんが
お手伝いしてくださったり、、、


いろんな人の、いろんな知恵を借りて

それを集結しないと成しえないモノ!!
これこそ私が考える「祭り」なのです(^^


お蔭様で、桶作りも順調で
それこそ一人でもある程度の大きさのモノまで

作れるようになりましたが、

それじゃ意味ないんです。


一人じゃできないってことが
深く感じられる場所が大事ってことです。


今の時代、なんでも便利で
豊かで、、、、

わたしは一人でも生きていける、、、


いつしかそんな勘違いが
生まれがちですが、

やっぱり、

最後の最後、人は人と助け合い
支え合って生きていくんですね。


完成した山車の重さは2トンにしたいです(笑)


それを大の大人が150人で
真剣に担ぐんです( ;∀;)



軽量化しようと思えば
いくらでもできますが、

あえて、2トンを目指すのも理由があります。

2トンってね、

一人じゃピクリともしませんよ( ;∀;)


100人いたってまともに上げられませんから。


大の大人が命がけで真剣に
息を合わせて気持ちを合わせて
チカラを出し切ったその瞬間に

はじめて上がるんですよ。


そういう「感動」の体験から
人と人とのつながりを

深く感じてもらえる場所に
なったらな~と。


このビックプロジェクトは、

八丁味噌さんで行う予定の

大桶づくりから、
誰でも手伝って参加してもらえる
企画にしています。

だから、みなさん!

ぜひ、大桶作るの手伝いに来てください!

太鼓の皮も現場で作りますから縫うの
手伝いに来てください!



今月から
月2回くらいのペースで考えてます。

またスケジュール詳細が
決まったらあらためてアップしていきますから!

どうかチカラを貸してください!
お願いします!