2017年1月30日月曜日

大人になるってどういう事かなぁ?

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


今日は南風の影響で

3月4月なみの温かさになるようです!


ここのところの冬景色も

ひと段落でしょうか、、、


さて、

昨日の夜の事、、、、



妻が小学校6年生

来年から中学生になる長男の塾の話をしてました。



みなさん塾って行ってました?

または、

お子さんに通わせてますか???


私はですね~( ;∀;)


こうみえて、学生時代の成績は

下から数えた方が断然優秀で、


塾も一時は通わせてもらいましたが、


「勉強」じゃなくて友達と「遊び」に行ってただけ( ;∀;)



そんなもんだったので、

もちろん成績もあがらずに、、、


辞めましたね~(笑)




そんな長男坊も現在塾へ行ってるんですが、


中学生になったら、

なんと月謝が3倍も跳ね上がるそうなのです( ;∀;)


真剣に驚いてる私を見て、

妻いわく、


そんなの当たり前だと、、、



はぁ~すごいなぁ~



それでも、子供のためであれば

行かせてあげたい気持ちもありますが


私みたいに遊びに行ってるだけじゃ

まったく意味がないので( ;∀;)



昨晩、長男と2人で

お風呂に入りながらちょっと

父親らしく真剣に話をしてみたのです(^^



長男に3つの質問をしました。

-----------------------------------

1つ目は、

塾は楽しい?


2つ目は、

なんの為に勉強すると思う?


3つ目は、

大人になるってどういう事かなぁ~?

-----------------------------------


さて、


私がしたこの3つの質問に対しての

長男の答えはこうでした。



・塾は楽しい?

→うん、とっても楽しい。


・なんの為に勉強していると思う?

→勉強に遅れないためと、将来大人になって困らないため。


・じゃあ大人になるってどういう事かなぁ~?

→まわりの人に喜んでもらえる人になること。





正直我が子ながらとっても驚きましたね( ;∀;)



私が小学校6年生の時は、

そもそも何か「考える」という思考能力はゼロ!!!



勉強する意味とか、

大人になる意味なんてまったく分からなかった、、、



大人になる意味が分からなかったからこそ、


将来の夢とか、希望が

なんにも持つことができなかったんです、、、



みなさんはいかがでしたか?



そんな自分だったので、

私が親としてできることとして、


「勉強」は教えてあげられないけれど、

「大人」になる意味だけは、

ちゃんと教えられる大人でありたいとずっと思ってたんです。




時がきたら、そういう話し合いをしてみようと、、、、



それが、昨晩でした。




“まわりの人に喜んでもらえる人になる”


とは、世のため人のためになる事をして

役に立つという事。



そんな事教えたこと

いままで一度もなかったですが



私が、今自分自身が大人になって


そういう生き方こそ


何より大切な事だと感じている“答え”なのです。




私の父親としての教育がよかったのか?(笑)



いや、


しっかり者の妻の教育方針が

正しかったのか( ;∀;)


何はともあれ、


200点満点の回答に驚いた昨晩のできごとでした。

将来が本当にたのしみです( ;∀;)



すでに精神年齢で言ったら

私よりはるかに優秀ですからね(笑)



この子たちと

希望溢れる、夢いっぱいの未来が

作れたらしあわせだなぁ~!






今日も素敵な一日を(^_-)-☆


2017年1月29日日曜日

角度が違ってもたどり着くゴールは必ず同じ。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


1月最後の日曜日ですね。


早すぎる(゚∀゚)


こうやってまた1年も充実して

ワクワクして過ぎていってしまうのか(゚∀゚)


ちなみに2月は、

地元の祭りがあったり、

林英哲さんや近藤克次さんの公演見に行ったり

五代目YAICHI杯(ボウリング大会)を開いたり(笑)



まだまだ小豆島からの余韻が

心の中をひきずりまくってますがわらうぃ

またまた2月もワクワクする出来事いっぱいなのです~(^^♪



と、いうことで

今日も相変わらずの小豆島のお話です((´∀`)



帰ってからね、

島であった出来事を社員に話をしたりして


また、

あらためてお世話になった方々から

いろんなメッセージをいただいて、



だんだんと見えてきたことがありました。



それは、

それぞれの道、

それぞれの人生、


“角度”が違ってもたどり着くゴールはみんな同じなんだ!ってことです。


ヤマロク醤油五代目山本康夫さんの想いは、

子や孫の為に、、、

木桶復活プロジェクト!




じゃあ、

山本さんは木桶を復活させることによって

“何”を後世に残したいのでしょうか???


一番大事な部分がそこにあります。


みなさん何だと思いますか???




それは、

木桶による“発酵文化”を

後世に伝え残したい!のです。




その“発酵文化”を

伝え残すために、どうしても“木桶”が必要だってことです。


伝わってますでしょうか???



これは、“桶”というモノをとらえる角度こそ

違いますが、わたしとまったく同じ考え方なのです。




私の場合は、

「活きた音」


そう、木桶によって生まれる“活きた音”を

後世に伝え残したい!のです。



その“活きた音”を

伝え残すために、どうしても“木桶”が必要だってことです。




味噌、醤油、酒の文化は

今、そのほとんどがステンレスに変わってしまっているそうです。



現在、こうした昔ながらの木桶にこだわり

守り受け継いでいる会社はわずか1%だそうです。




それは、単に生産者の


“エゴ”とか“頑固なこだわり”

などでは決してありません。



“木桶”を守ることが、

必ずその先にある人々の“豊かさ”に

つながっていくことを


この現場にいる人たちは

職業こそ違えどみんな理解している人たちなのです。







不思議なようで、


ごくごく当たり前の生き方、考え方がここにはあります。







人間もまた、

この世に生まれたら必ず“死”というものが

訪れます。


人生の歩み方や生き方の角度は違っても、

たどり着くゴールはみんな同じなのです。



“角度”が違ってもたどり着くゴールはみんな同じ!



そういう事ですね(^^



さて、今日はこれから

今年一本目の三六-SABUROKU-の桶を

仕上げるかな!



今日もステキな一日を(^_-)-☆








2017年1月28日土曜日

これがオレのロマンや(^^)/

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


あらためまして、小豆島への旅は

いろんな衝撃と感動とハプニングと、、、、


そりゃ~まぁなんとも刺激的で

ハッピーな旅となりました( ;∀;)


感謝してもしつくしきれませんが

とにかく、本当にありがとうございます!


今日はあらためて、

そんな旅のレポート致します♬



2017年1月25日深夜1時ごろ、、、


氷点下-3度、

完全に高速道路は凍結。


滋賀県走行中、、、

こんな状況で37歳の誕生日を迎えました(笑)



ブレーキを踏んでも

アクセルを踏んでも


どっちにしても車がフリフリと

スリップスリップ( ;∀;)


こんな恐怖は味わったことがないのです、、、


助けを求めたくても一人旅。

ひとまずSAに逃げ込むも

この状況( ;∀;)








これは、想像以上でしたね( ;∀;)


予定では

愛知を21時に出発して

12時過ぎには神戸着を予定していたのですが、、、



この凍結区間を

10キロ程度でノロノロ運転し、

神戸港へは明け方の3時ごろにつきまして

5:30の出港までわずかな仮眠となりました( ;∀;)






神戸港ジャンボフェリー乗り場


まだ夜もあけきらぬ、

明け方の神戸を出港しいざ小豆島へ!

フェリーで3時間の船旅です!






フェリーはとっても快適でしたね~!

道中の疲れと寝不足もあって

少しここで仮眠がとれてよかったです(゚∀゚)


3時間の船の旅、

意外と長かったですが、無事に小豆島は

坂手港が見えてきました!





ジャンボフェリーへは

ハイエースごと乗り込んだので、


ここからは車で移動!


目的のヤマロク醤油さんへは港から車で10分ほどの距離。


見えてきました見えてきました!


早速大桶がお出迎え!

ここが小豆島ヤマロク醤油さんです(^^)/






もうこの時点でテンション⤴



さて、そもそも

桶づくりを見せていただく事にはなってましたが、


ここでどんな作業をされているのか、、、、


まったく見当もつかずに

訪れたのですが、


ヤマロクさんに到着するやすぐに

お店のスタッフの方が出てこられて、


あ、桶作りですか???


と一言。


外の作業で寒いので

温かい格好をして裏口に来てくださいと、、、、



は、はい!


そう返事をして

早速着替えて裏手にまわってみると、、、



こんな状況なわけです(゚∀゚)




大きなパーツを助け合いながら作業する人たち、、、


女性もやれることは何でもお手伝い、、、


タガの中にいれる芯を作るために

ワラの縄で作業する方々や、、、





竹くぎを黙々と削っている人たちや、、、





多きなタガを編むために

格闘してるヤマロク醤油の五代目社長

山本さんや、、、





その横では、

地元の大工さんが底板を削りだしている、、、




そんな現場へいきなり

足を運んだものですから、


すべてが衝撃的で

ボー然としていたら、、、



三浦さんも早く一筆書いて書いてと


まだ到着して

何にもしていない私に筆と墨をわたされ、、、


なんと(゚∀゚)

底板に筆入れをさせていただくことに!





いや~

正直、ついた瞬間で

まだどなたともお話も挨拶もしていない状況に

戸惑いながら、ひとまず

書いてくださいと言われて、


絞りだした文字がこれでした(笑)


ヤマロク醤油五代目山本さん


六代目になる息子さんも筆入れ!





そんなたくさんの方々の想いがつまった

新桶六号になぜか私の名前まで(笑)





とにかく、この現場は

みんなそれぞれが、何というのか


「ワクワク」して作業しているんです(^^)


一つ一つの作業を、

みんなで助けあいながら、、、


それを楽しんでる!!






一人じゃ組めない

大きなタガも、


みんなで教え合って組み上げます(^^)/





わたしにとっては、


ディズニーランドよりも

USJよりも楽しい(゚∀゚)



そんなワンダーランド楽園でした(^^♪




学んだこと、

感じた事、

分かったこと、

分からなかった事、

楽しかったこと、

嬉しかったこと、




いろいろありすぎて、、、


まだ頭はグルグルしてます(笑)




でも、ひと事で表現するならこれだったのかもしれません↓






「これがオレのロマンや!」(笑)



徳島の若手桶職人

司製樽の原田君のひと言でした(^^



ヤマロク醤油の山本社長の言葉、

“子や孫や世代の為に・・・”





子や孫の世代に、

何を残したいのか

何を残すべきなのか、、、、



それこそ“ロマン”だと私は感じました。



ロマン、、、、


それは答えなき人生の

大冒険なのです(^^♪




答えなんて必要ないのです。




人、想い、感情が無条件で

集う場所。



それこそ“ロマン”なのです(^^



まるで映画のワンシーンを見ているかのような場所。






と、いうことで

ロマンチックに憧れてみました(笑)






ここでの経験と出会いは、


また私にとってかけがえのない

宝物になりました(^^♪






よし!


今日もロマンを追い求めてがんばるぞ!


みなさんもロマンティックな一日を(笑)(^_-)-☆









2017年1月26日木曜日

ウンチクじゃなく、常識に。


おはようございます^ ^
六代目彌市です!

今朝は、瀬戸内海を眺める
小豆島の宿で目覚めました^ ^


かろうじて近くにコンビニは
一つあり、

本土から来た人たちにとっては、
慣れない環境に不便なのかな〜と
思いましたが、

不便だけど、
この島は豊かです。

ヤマロク醤油さんの、
大桶作りには

九州や四国、関東まで
全国各地からさまざまな業界の
方々が集まってきていました。




男が男に惚れる。

私にとっては、
ココはワンダーランド(//∇//)

ディズニーランドよりも楽しいと
思える現場です(笑)

みな、それぞれの役割りを
淡々とこなし、

一つのモノづくりの
完成を目指している。

桶を組む横で、底板を組む人。


その横でタガを組む人。


驚いたのは、
女性も多かったこと、、、

そんな女性もきちんと役割りがあり
桶作りに参加。

これだけ大きな桶の太いタガには
タガの内側に同じ竹で芯を入れますが

その芯をモクモクと
作っていたり、、、

板と板をつなぎ合わせる為の
竹釘を削っていたり、、、





誰もが、驚くほど情熱的に
一つのモノづくりのゴールを
目指している!

そんな現場でした。

完成した大桶の底板には、
ヤマロク醤油五代目山本社長さん始め 

この桶作りに関わる全ての方々が
名前を刻む。


山本社長の想いは、こうでした。

“子や孫の為に、、、”


こんな感じの現場が
朝早くから夜遅くまで続きます



あまりに感動しすぎて、
このプロジェクトをどう
“子”や“孫”に伝え残しますか?

そう尋ねたんです。

そしたら、こんな答えが
返ってきました。

「ウンチクじゃなくて常識にしたい」

こだわりの醤油作り、

こだわりの製法、

こだわりの素材、、、


こんな感じで、消費者や
まわりに対して自分たちの取り組みを
あぁだこうだ伝えるんじゃなく、

徹底的に“本物”にこだわったその先に
生まれる“感動”を大切にして、

多くを語らずとも、
受け継がれる「文化」を目指してると、、、


驚きました。


言われてハッとしました。



これが、私がいままで
尊敬する先人たちから感じてきた
“想い”と重なった瞬間でした。


何の理由もなく、最大限の愛情のを
子どもに注ぐ母親の“愛”みたいなものですね^ ^



今年は、この冬に
5本の大桶作りを目指して
いるそうです。

今日ももうすぐ作業がはじまりますから私もそろそろ支度して(//∇//)

残念ながら、今夜で
小豆島からお別れですが

残り少ない貴重な時間を
共有したいです(^^)





2017年1月24日火曜日

職人か?はたまた経営者か?

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


さてさて、各地で大雪のニュース。

今週がピークのようですね~


大きな事故もあちこちであるようで

心配です、、、


ここ愛知はそれほどまで雪の影響は

今のところ出てませんが、

さすがの寒さです!


みなさんの地域は大丈夫でしょうか、、、



さて、今日の午前中は

OkaBizと言って、

地元岡崎にあるビジネスサポートセンターへ

経営者として今後のビジネス展開の相談へ行ってきました。




“経営者は孤独”とよく言われることがあるようですが、


確かに、いろんな「決断」を迫られるときに

やっぱり最後は自分一人で決めなければならない事が

あるんです。



そういう意味では、「孤独」と表現されるのかもしれませんが


ここ岡崎には、本当にありがたいことに

そんな経営の道しるべを相談できる場所があるんです。


それが、OkaBiz。




さて、


私は「経営者」なのでしょうか?

それとも「職人」なのでしょうか?




答えは、「経営者」であり「職人」なのです(^^


そんな生き方こそ、私が私である唯一無二の存在意義だと

思っています。


午前中は、「経営」のお勉強をして、

午後からは、見せに戻って「職人」として太鼓を作る。






ひと昔前、


この世の中に現代ほど多くのモノで溢れていない時代

「モノ」がないので、人々は「モノ」を欲しがりました。


だから、モノを作るスペシャリストである「職人」という

お仕事がとても意味を持っていました。



でも、現代は違います。


もう、この世の中にはありとあらゆる「モノ」はあり

人々はもう「モノ」はいらないのです。



と、なるとモノを作るスペシャリストであったそう「職人」さんは

どうでしょうか?

どうしたらよいでしょうか?



そんな時代背景を客観的に見て感じながら

育った世代の私は、


いくら良いモノを作り続けていても、

必ずしも世の中に必要とされる仕事にならない事も

学びました。


後継者不足だったり、

職人の高齢化だったり、、、



現在の日本の伝統文化と言われる

多くのモノが今そういう状況に置かれています。




だから、現代はすばらしいモノを作る「職人」としての

技術を高めるのと同じだけ、



「今」という時代がどういう時代で、

この先どうしたらこの文化を後世に残せられるのか?


そんな「経営者」としての視点が必要不可欠なのです。




偉そうなことを言って、


2011年に会社法人にし、

家業から事業への転換と

社長としての取り組みはまだまだ始まったばかりなのです!




よって、分からないことだらけ~( ;∀;)



だからこそ、

こういう誰かに相談できる場所って

本当にありがたい!!!って思いますね~



感謝感謝!!!



お蔭様で、「職人」としてモノを作っていても楽しいし

「経営者」としてビジネスの学びを深めていても楽しい!



そう思える毎日です(^^♪




今夜は特別冷え込むようですので


みなさん温かくしておやすみくださいね~!



今日も一日お疲れ様でした(^_-)-☆








大きな事はできないけれど、小さな事はできる。それが一番大事。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


毎日、無心で太鼓を作っているというより、


毎日、いろんなことを“考えながら”太鼓を作ってます( ;∀;)



それは、


家族のことだったり

将来の夢だったり、

今夜のごはんだったり(笑)


安心してください!


もちろん、

目の前にある太鼓と向き合いながら

良い太鼓を作ろうという気持ちは

忘れてませんから(^^♪



楽しい妄想をしながら

ふと、感じる瞬間があtったりして、、、


そういう事を書き留めて

いつもブログを書かせてもらっています(^^



そして、今日の気づき・・・




それは、

“大きな事はできない”でも

“小さい事は今すぐできる”



と、いう事です。





私には、

本当にありがたいことに


人生のお手本となる生き方、

指針となる尊敬する人が何人かいます。



そんな人たちの背中を見ていて、

ある共通点があることに気付きました。




それが先ほど書いた、


“大きな事はできない”でも

“小さい事は今すぐできる”です。




ここで言う“小さな事”というのは、


言い換えれば“当たり前の事”や

日常的な事を指します。



例えば、


人の悪口を言わない。

人を恨まない。

自分が間違ってしまったと思ったらすぐに謝る。

目の前にいる人、一番身近な人やモノを大切にする。

他人と自分を比べない。

自分ができることで世の中の人の役に立つ努力をする。

誠実。

優しさ。

愛。

地道。

毎日“笑顔”でいる(^^




まだまだ書ききれません、、、、



いかがでしょう?



こういう生き方ができる人は、

自分自身も当然ですがその周りまで“豊か”です。




たくさんお金を持っている事や

大きな家に住んでいる事や、

大きな会社にする事や、

人からすごいと言われる事に、

一切振りまわされることなく、



ただただ、目の前にある事を

ひたすらに大切にする生き方です。













大きな事ばかりにとらわれて、

今この瞬間目の前にある事がおろそかになってしまったら

せっかく積み重ねてきた努力も無駄にしてしまうかもしれない。




人は一歩ずつ歩むのです。


いっこ飛ばしや、ジャンプはありません。



小さな事を何より大切にする心が

一番の「大事」→そう大きな事なのかもしれない



これが今日の私の気づきです(^^♪



「飛躍」と掲げた私の今年のテーマも、


本当の意味の“飛躍”が

日々の小さな事の積み重ねの先にある。



そう思えるようになりました。



さて、明日の明朝に神戸からフェリーに乗って

小豆島へ出発するので、



今夜から旅立ちます~(^^


道中の雪だけが心配ですが、

旅の報告またアップお楽しみに!


今日も素敵な一日を(^_-)-☆



2017年1月23日月曜日

必要なときに、必要な人と出会う旅。それが人生なのかな?

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


昨日は、長男の12回目の誕生日でした~(゚∀゚)


あっという間に干支もひとまわりし、

今年から中学生、、、


あぁ人生ってあっという間だな~と

あらためてその過ぎ去る時間の速さに

驚きを感じました(^^



何はともあれ、

12年間、無事健康に過ごしてきてくれただけで

感謝感謝なのです!



さて、

新しい年を迎えて

順調にいろいろと動き始めていますが



実は、今年は

こんなことにも挑戦しようと思ってるんですね~


初告白です( ;∀;)






これ、なんだかお分かりでしょうか?


これは、地元岡崎のカクキュー八丁味噌さんの

大桶です。


大きさは縦横約2メートルもあります。


実際の蔵の中では

こんな感じでお味噌が作られています↓↓





そのスケールと、味噌桶の数の多さだけで

圧巻なのですが、



一つの桶の寿命は

だいだい100年くらいだそうです。



現役を終えた桶は、

こんな感じでバラバラにされて

今まではほとんど活用手段もなく

廃棄されていたそうです↓





それではもったいない!


実際その材料をみさせてもらうと

とくに、底の板は材料も厚みがしっかりあって

質も非常にいい杉の材料が使われていて、


十分に桶の材料として

再利用できる!!





以前にも一度その部材で

小さな1尺5寸の桶を作ったことがあったのですが


今回は、小さな桶じゃなくって



今まで私が作ったことのない

スペシャルビックなサイズの桶にチャレンジしようと

思ってます( ;∀;)



ん~、


それこそ、6尺くらいの桶つくりたいな~と!!!




先日の新作で発表した4尺の鼓路和ーKORONA-がありますが、


正直、4尺以上のサイズになると

今までの作り方とは全く違った知識とノウハウが必要で


今の私じゃ作れないのです。



そこで、


実は、あさって25日から

小豆島へ渡って、その大桶づくりの現場を

拝見させていただけることになりました( ;∀;)



以前に一度、ブログでもご紹介させていただいた


小豆島のヤマロク醤油さんです!!






今や日本全国の醤油、味噌、酒蔵で

いまだに木桶で作っている会社というのは


わずか1%だそうです。


と、いう事は


私たちが日常から食している味噌、酒、醤油の

ほとんどがステンレスで作られたモノ。



そんな現代において、

ヤマロク醤油の五代目山本康夫さんは


本物の味を後世に残したいと、


衰退する桶づくりの文化を守るべく

自社での桶作りを数年前からはじめられて


毎年、この冬の時期に

何台かあたらしい桶を作られていることを知りました。



その事を知ったのは、


たまたまある番組に当店が取り上げていただいた際に

スタッフの方が


私の桶づくりを見て教えてくれたんですね~



その場ですぐにヤマロクさんに連絡して

今回のご縁がつながりました( ;∀;)




写真はあくまでイメージですが、


こんな感じの地元岡崎の祭りの

シンボルになるような!


そんな太鼓を作ってやろうと!

実はひそかにたくらんでいるのです( ;∀;)



必要な時に、

必要なタイミングで、

必要な人と出会う。



これまで、そんな人生で

私は幸せすぎました。



大きなことに挑戦するときには、

小さなことを大切にすることを逆に教えてもらったり、、、


考えれば考えるほど

不思議なことばかりですが


自分にできることに精一杯の

使命感と責任をもってがんばります!



今日もステキな一日を(^_-)-☆



2017年1月21日土曜日

三河の伝統、『武者的神事』での奉納演奏

こんにちは六代目彌市です(^^)/


先週は、全国的に大雪、


そして、昨日は大寒!

一年で一番寒い時期ですね~(゚∀゚)



さて、そんな大寒の日に毎年

地元岡崎の徳川家康公ゆかりの神社、


『伊賀八幡宮』にて江戸時代から続く伝統的な神事、

武者的神事が行われ、

私たちも奉納演奏をさせていただきました(^^♪




これが、今年零~ZERO~としての

初の演奏、そして


神聖なる場所、伝統の儀式の中での

新作『鼓路和ーKORONA-』の記念すべき

デビュー演奏!!とあり


いつも以上の気合と(^^♪

そのご縁に、ただただ感謝なのです!







『武者的神事』とは、大変珍しい神事で、


15間(約28メートル)も離れた場所から、

1尺2寸(約36センチ)四方のヒノキの板的を目指して矢を放ち、



その結果によって、一年の主に農作物の吉凶を占うという

伝統的な神事です。



矢を放てるチャンスは2回!


矢が当たっても、当たらなくても

また、必ずしも


当たったから良いとか

当たらなかったら良くないという事ではないのです(^^




それでも、現場は張り詰めた緊張感!!!


誰もがかたずをのんで

矢の行方を見守ります(^^


今年の射手は小野さん!






小野さんは、前日から神社に入り

当日の神事に備えていきます。



さて、気になる今年の結果は!





残念ながら、矢は二回とも外れてしまいましたが、


その結果は、すぐに

このような形で報告されます!






今年の結果はこちらです↓






その昔、江戸時代には

この神事の結果をここ岡崎から、遠く江戸城の家康公のもとまで


早馬に乗って急ぎ知らされていたそうです!



みなさんも初詣でおみくじなど引かれた方多いと思いますが、


時代をさかのぼり、

江戸時代というのは、米をはじめとする農作物の作柄の良しあしが

人々の生活にそのまま影響した時代であり、

これは現代の私達では想像もできません。


そして、お米は食糧としてだけではなく“通貨”であり、財産でもありました。



私達日本には昔から各地に五穀豊穣を祈る

伝統文化がありますが、



その背景には、人々の生きるうえでかかすことのできない

“本気の願い”があったんだと想像します。




伊賀八幡宮の武者的神事は、

時代は変わり、早馬こそありませんが


各種メディアに取り上げられ

全国各地に結果が報道されています。


YAHOOニュースの動画はこちらから観れます>>>



今年も一年五穀豊穣、


みなさまにとって実り多き一年でありますように!





写真提供:ASAKOさん