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2018年10月4日木曜日

若者たちの夢。

こんにちは、六代目彌市です(^ ^)

10月に入って
毎週の台風の到来、、、


そして、

私の日常も
同じく嵐のような日々、、、


でも、

「忙しい」と言う言葉で
片付けてしまうことは嫌いです♪( ´▽`)


なぜなら
「忙しい」とは

「心」を「亡くす」こと
だと教えてもらったので、

どれだけ
バタバタの日々でも

心だけは亡くさずに
深呼吸なのです♪( ´▽`)


さて、


先日ご縁をいただいた
お客様の公演を2件見てまいりました。


まずは、神奈川県を拠点に
活動される「湘南打樂たまゆら」さんの

結成10周年記念公演♬




今年、この10周年公演に合わせて

当店から、「三六mini」を
買っていただき

この日も演奏の中心で
太鼓が活躍してくれてました♬


彼らは、
もともとは

神奈川県の相洋高校和太鼓部の卒業生♬


みんな、
学校を卒業してからも

太鼓を続けたい、、、、


そんな思いで
結成されたグループだそうです。


同じ高校の
和太鼓部出身のメンバーという事もあって

メンバー同士の
仲の良さが舞台全体から滲み出るのど


息も、「想い」もそろった

とても
素晴らしい良い演奏でした♬




話は、変わりますが


実は、
ここ最近


突然、三浦太鼓店で働きたいんですが、、、、


そうやって連絡を
くれる若者が増えてるんです♬



その理由としては、


先ほどの「たまゆら」さんと
一緒で、


今、全国で
高校の和太鼓部の活動が

とても盛んに行われているという
時代背景があります。


ちなみに、

当店のしろちゃんは
地元岡崎の城西高校和太鼓部出身ですし、




カネゴンと、
ひーくんは

岐阜総合学園の和太鼓部出身ですし、

カネゴン↓



ひーくん↓




しゅん太丸は、

光明学園相模原高校の和太鼓部出身♬



みんな高校で3年間
青春の全てを「和太鼓」に


捧げてきたわけですがから、


高校球児が甲子園を目指し
その先に「プロ野球」と言う道があるように、


和太鼓の世界も、
将来の「仕事」として

夢を描く若者が増えてくれたということです♬


これは、本当に
嬉しいこと♬


自分自身も
彼らと同じ20歳そこそこで

この道に入ったんですが、


正直、親父は
当時サラリーマンをしながら

土日の休みだけで
太鼓屋の仕事をかろうじて

つないでいる状況だったし、


私の場合は
たまたま「家業」が太鼓やだったっていう


それだけの理由で、


夢とか希望なんて
何も持たず、


ただ、

人生の逃げ道として
とりあえず「太鼓屋」の仕事を

手伝って何か道を
探していこうか、、、


くらいにしか
当時は本当に考えてなかったです、、、



この当時の
チャラい感じの写真を
見てもらえれば、

わかると思います♪( ´▽`)




たまたま
家業が太鼓屋だったというだけで、


別に太鼓が好きなわけでもなく
興味すらなかったこの頃、、、


仕事に情熱があるわけもなく、

ただ、

親父から習ったことだけを
こなすだけの日々でした。


でも、

そんな私ですら

この世界に入って「太鼓」と
真剣に向き合っていく中で、


どんどんその「魅力」に
はまってしまって、

今があります♬



今、太鼓に将来の夢や希望を描く
多くの若者と同じように、


私自身これからの太鼓に
大きな「夢」を感じているんです。


だから、

私は三浦太鼓店で働きたいと
言ってくれる若者を見ると

当時の自分を思い出し、


そんな彼らの人生の
少しでも役に立てるモノなら、

全ての若者を
雇ってあげたいと思うのが

本音なのです。


現実は、

当然全くそうはいきませんが♪( ´▽`)


近頃の若者はと、

よく年長者の方は
言いますが、


私は「若い」と言う
ただそれだけで大きな「才能」だと

思うんです♬


だから
これからも、

そんな若者たちの
少しでも想い描いた「夢」を

現実として受け入れて
あげらえるようなそんな企業を目指して
頑張りたい、、、


忙しいなんと
言っている暇はないのです♪( ´▽`)


さて、

今月からは
秋のイベントシーズンで

毎週のように
演奏活動もあちこち出かけますーー!


仕事に演奏活動に
がんばるぞーー!


今日も素敵な1日を^_−☆

2018年9月24日月曜日

言葉ではなく、感じる事の大切さ♬しゅん太丸、修行へ行くの巻

こんにちは、六代目彌市です♬


入社して、

早くもちょうど
半年が過ぎた

しゅん太丸♬




先日、

めでたく20歳の
誕生日を迎える事ができました!


はい、

来年の1月が成人式です♬

若いな〜♪( ´▽`)


うちの社員はありがたい事に

しゅん太丸だけじゃなくて
本当にみんな真面目で、


何より
太鼓が大好きなんです♬



自分が20歳の頃を
ふと思い返してみても♪( ´▽`)


一旦は地元の企業に勤めたんですが、

その会社を辞めて、、、




ま、

その間に
たまたま家業が「太鼓屋」だったから


親父の仕事を手伝いながら



何か次の新しい道でも
模索しようかと、、、、



太鼓が好きでもなければ、

興味もない、、、



今の彼らとは
真逆のスタートラインだった頃を

思い出します♪( ´▽`)




だから、

余計に若い彼らの成長を
間近で感じられる事は幸せに思うのです♬



しゅん太丸、


実は、ここ数日
「加藤建具」さんという


友人の建具やさんに
いろいろと道具のメンテナンスの仕方や

木の材料の事を
教えてもらいに

短期修行に出ておりました♬


私自身、

師匠に桶の作り方
そのものは教えてもらっても、


桶って、本当にたくさんの
刃物やカンナを使うんですが、


その手入れの仕方までは
習う事が出来ず、、、


自分でもわからないことだらけ、、


当然、
しゅん太丸にも教えてあげられない、、、



そんな中、


友人の加藤建具さんが

手入れの仕方を
教えてあげるからと


なんともありがたい
お声掛けしてくれたのです♬




今回、

しゅん太丸が
主に教えてもらってきたのが


「カンナ」の研ぎ方♬





ありがたいことに、

今は亡き、
秋田伝統工芸士であった

五十嵐さんから


大切な「カンナ」は
たくさんいただいたのですが、


正直、いただいた直後は

切れ味バツグン!!で


これはすごい!

そう感じていたんですが、


当然、使えば使うほど

だんだん切れなくなっていく、、、



そこで、

いざ研ごうとしても、



角度や形の
特殊なカンナを研ぐという技術が


今までの三浦太鼓店では
なかったので、


研げば研ぐほど切れなくなってしまう、、、



困ったそのたびに
いろいろ教えてくれたのが

加藤建具の同級生
林くんだったのです♬




持つべきものは友ですね♪( ´▽`)


カンナの研ぎ方
教えてやるから、


しゅん太丸を
1週間くらい預かるぜと、、、


そして、
修行の旅に出ることになったのです♬





太鼓づくりも
当然そうですが、

私たちの仕事って、


言葉とか教科書では
決して伝えきれない「感覚」っていうのが


本当に大切です。


そして、

その「感覚」っていうのは

心で感じて初めて
気づける「感性」なので、


百聞は一見にしかず、


とにかく
優れた「技」とか


優れたモノに触れることが
一番の勉強になるんです♬


短い期間ではあったけど、

少なからず
しゅん太丸は、

今回の修行生活でいろいろと
感じてくれたようで、


日報にこんな風に
書いてくれてました♬



“言葉で教わる以上に、感じたことが大きい”


本当にそうなんです。






修行から帰ったら、

早速その教えてもらった研ぎ方を

今度はしゅん太丸が
教える立場になって、

カネゴンや、
若い社員同士に教え合ってくれました♬





基礎からきっちりと
叩き込んでいただけた事で、


おかげさまで
これまで使っていたた刃物も

みんなピカピカに研げる
ようになりました♬





太鼓作りは、
単に美しい太鼓が作れたら
「ゴール」ではないと、、


常々思ってます。


目に見えない「音」とか、

お客さんの「想い」とか、


そういう大切な事って
決して「目」では見えないから


心で感じられる「感性」を
磨く事♬


これをいつも大事にしています。


ピカピカに
磨かれたのは、

刃物だけじゃなく
心も一緒に磨かれたって事ですね♬


ありがたいです。


さて、


今日は祝日ですが
私たちはもちろんお仕事です♪( ´▽`)


ここのところ、
少し疲れが溜まってフワフワしてますが、


ぼちぼちと
マイペースで頑張ります♬


今日も素敵な1日を^_−☆






2018年9月22日土曜日

自分らしく生きるコツ♬

こんにちは、六代目彌市です^_^


人生で、5度目の
秋田への旅路♬


みなさん、秋田へ
行ったことありますか?


秋田は本当に素晴らしいところです(^ ^)


何が素晴らしいって、


まず、その景色♬

何度行っても
まず最初に目に入ってくるのが

この青々と澄んだ青空と
どこまでも続く秋田こまちの田んぼ道(^ ^)




秋田の空って、

なんて言うのか、、、、


空が近く感じるんです。


地元愛知にいて、
あまり普段の日常に「空」を感じることって

本当に少ないんですが、


不思議なほど、秋田は
「空」を身近に感じるんです。


高い建物が
少ないってこともあるんでしょうが、

それだけ澄んだ空気と
秋田の自然が美しい証拠なんでしょうね♬


普段いろんなモノを
背負いながら生きてます♪( ´▽`)


そんな私の心を
浄化させてくれる場所。


「シンプル」に生きるって事の
素晴らしさと、

その大切さを
教えてくれる場所が
私にとって「秋田」なのです♬



そして、

なぜ?秋田なのか


今回は、前回の6月に続き

桶太鼓の材料となる秋田杉を
買い付けに行ってきました♬


秋田との不思議なまでの
「縁」はこれまで幾度なく


このブログで書き綴ってきた

今は亡き伝説の桶職人
五十嵐さんとの出会い♬


私が生きる「伝説」だと
感じた素晴らしい人を

世の中の人たちにも
知ってほしいと言う思いもありますが、


自分自身の「記憶」として
忘れない為にも何度も書き残します。



五十嵐さんとの壮大な物語は
過去のブログでも書き残してます↓↓


私が今なぜ桶を作っているのか?


そして、


なぜ原木を買いに秋田に
行くのか?は

これを読んでもらえたら分かります♬


★五十嵐さんとの物語ブログはこちら↓↓
>>>五十嵐さんとの物語



そして、

今回5度目となった秋田への旅は

前回6月に続いて
2度目の秋田杉原木市場へ行ってきました!!!




原木市場というのは、
毎月2回開催されるんですが


実は、

いつでも行けば
必ず秋田杉が買えるわけじゃないんです。



季節によっては
もちろん全く原木が出ない月も

当然あるので、


実際は、これ
行ってみないと分からないので


前回6月の時は
季節があまり良くなかったこともあり

数本しかなかったのが


なんと!


今回は150本以上も
良質の秋田杉がズラリ!!





これだけでも、興奮します♬


そして、

もちろん今回も

五十嵐さんの奥さんが
何から何までサポートしてくださいました♬




長年買い付けに同行されてた
五十嵐さん奥さんですら、

これほどまでに
たくさん並んだ秋田杉を見るのは

めったにない!!

そう言って、
五十嵐さんがこんなメモを
渡してくださいました(^^♪




当然、まだまだ

原木の事なんて
詳しく分からない私に、


色んなことを
教えてくださったり、


現地の市場の方と
密に連絡を取り合ってくださって


原木市場のスタッフの方も

五十嵐さんのお陰で
ビックリするくらい!

とても親切にいろんなことを
教えてくださるのです( ;∀;)


そして、
150本もある秋田杉を

1本1本、、、


何度も何度も

五十嵐さんと見て回って



これだ!

と思う10本に絞って
今回は入札することにしました( ;∀;)



買い付けの方法というのは、


「競争入札」なので、


当然私以外にも
たくさんの業者の方が

買いに来る中、


一番「高い」金額を
付けた人がゲット!できるという仕組み♬


こんな感じで
お目当ての番号が書かれた箱に

金額を書いて投入!!





こうして後は、
ドキドキの結果を待つだけ( ;∀;)


結果はいかに!!



( ;∀;)



無事!

今回も見事に2本ゲットできましたーー!!


1本目はこれ↑


いずれも96年物の秋田杉♬


そして、もう一本↓




150本良質の秋田杉と
ひと言で言っても、


1本1本見ていくと
当然なのですが全部違うんです。


中でも、

少しでも「桶太鼓」に適したモノって
考えると、


より年輪が細かく
美しいモノを選びます♬



とはいっても( ;∀;)


まだまだ全然
よく分からないんですが


これが楽しいのです( ;∀;)


そもそも
私がなぜ?原木まで仕入れに
来ようと思ったかというと、


今は亡き
五十嵐さんが


桶を作る事だけじゃなく、


「原木」から仕入れて
桶作りをしていると聞いたとき、


なんてカッコいいんだと( ;∀;)


そう思いました。



職人として、

自分で作るモノに
そこまでこだわって挑む「姿勢」に


単純に、

男としてカッコいい!!


そう思ったんです♬



原木から仕入れる事は
当然リスクもあります。


わざわざ行っても買えないかもしれないし、


買った秋田杉が
必ずしも良いモノとも限らないし、、、



でも、


そういうことじゃないんですよね。


リスクがどうこうじゃなくて、


何か、

そういう「生き方」に
単純に憧れてしまったんです( ;∀;)


それが、

わたしらしい「生き方」。



そんな事を
思いながらふと目をやると


相変わらず「詩人」の
奥さんが、

ご自宅の工房に
こんな「誌」を飾られていました♬




五十嵐さん奥さんは、


お子さんがお一人見えますが
仙台に就職されていて


今は
お一人で暮らされています。


夫婦二人三脚で
必死に「桶作り」と向き合って来られたた


その溢れる人生の「想い」を


こうして
たくさんの詩にされていています(^^♪





工房だって、

道具こそ私が
たくさんいただいてしまいましたが、


今も、

あの時と同じ景色♬




ただ、

そこにいるはずの人がいない。

そんな想いですら
「詩」にされています♬







もう言葉に言い表せない程

これほどまでに、


純粋でシンプルで
「素敵」だと感じる生き方って

あるでしょうか、、、



そこには、

憎しみも、妬みも、
恨みも、嫉妬も、怒りも存在しません。


そんな、ご夫婦だったからこそ


生み出すことができた
「桶」は奇跡とも呼べる

夫婦の愛の結晶でした♬



さて、

すべてを受け止めてくれる
秋田の空のような

大きな「空」に憧れて

私も私らしくがんばります♬


今日も
ステキな一日を(^_-)-☆


2018年9月17日月曜日

和太鼓は楽器になれるのか??

こんにちは、六代目彌市です^_^


さて、

今日は、またまた!?
密かに頭の構想にあった

私が作ってみたかった
「担ぎ専用桶太鼓」の試作第1号が完成したので

こちらをご紹介させてください♬




まだ、塗装前ではあるものの

一見すると普通の「桶太鼓」

それが今回
「担ぎ専用桶太鼓」という目的で製作♬



一体、どこか
どう違うのか??


その誕生の裏にあった
物語をご紹介します♬


実は、

さかのぼること、
昨年の11月に

三浦太鼓店メンバー全員で

岐阜県可児市にある
世界的にも有名なギターブランドメーカーの

ヤイリギターさんへ
工房見学に行ってきたんです♬





ヤイリギターさんは、

高い技術を持つ職人集団が
日々、手仕事で「本物」のギター作りに

こだわる素晴らしいギターブランド♬




同じ職人として、

これは絶対深い学びがあるに違いないと
社員みんなで訪れたのですが、


「本物」を作るために
整えられら環境や設備を見て


ただただ、
同じ職人としてうらやましてく、

それはそれは
圧倒されるばかりでした♪( ´▽`)


当然、

「ギター」と「太鼓」


一見、何の接点も
ないように思いますが、


「楽器」という角度で
捉えれば、


見るもの、感じるもの
全てが新鮮で


太鼓づくりにヒントになることが
たくさんあったんです♬


中でも、
私が一番ヒントになった話が
これでした↓↓



ギターの音が生まれる仕組みは、
とてもシンプルで


ボディとなる胴に弦が張られ
それを弾くことで「音」が生まれます♬


そして、

その「音」というのも

これまた胴の素材や
作り方によって無限に作れるのですが、


そのギターの「音」に
大きく影響しているのが

ボディーにあたる胴の
「素材」とその「厚み」だというのです。


素材で音が違うのは
太鼓も全く同じなのですぐに理解できましたが、


「厚み」という視点は、

正直あまり意識したことが
なかったので、


直感的に、面白いなぁ〜って
感じました♬




そうか〜、


ギターは、
ボディの厚みを薄くすることで

胴自体がよく響くようになり
結果、音がよく鳴るという♬



だったら、
もしかして「桶太鼓」も

そういう視点で捉えたら

新しい可能性が生まれるんじゃないか?



と、いうことで


今までの私の視点は、


胴が「薄い」ということは

イコール胴の「強度」に
関わってくるので、

逆にあまり薄くしてしまうのが
怖くて、

どちらかというと
いかに厚みを残して作れるか?

と、いう視点で
桶太鼓を作ってましたが


今回は、

思い切って真逆の視点で


桶太鼓の胴の響きを
最大限活かせるように、


極限まで薄い胴で作ってみよう!


そう思ったのです。



思い立ったら即行動!


早速、いつも使っている
厚みの板よりも薄い材料を準備♬



写真の右はこれまで桶を
作る時に使っていた材料の厚み

そして、

左側が今回の試作用に
準備した板の厚み♬

一見すると、

それほど大きな差が
ないように見えるかもしれませんが、


このわずかな違いこそが
大きな差になっていくんです♬



薄いがゆえに、

これまで以上に
一つ一つの作業を丁寧に

積み上げていかないといけません。



試作の桶のサイズは
1尺6寸♬



なぜ1尺6寸にしたかというと、

実は、

私が桶づくりを習い始めて
師匠と一番最初に作ったのが、

自分用の1尺6寸の
担ぎ桶だったんです↓




当時は、

ちゃんと桶という「カタチ」に
できたことだけで感動してましたから、


当然その先の「音づくり」だったり
仕上がりだったりは、二の次でした。


そこから、

自分なりの経験と知識を
積み重ね、


ようやくたどり着いた


自分が求める「音」を
自分で作れるという幸せを感じながら

試作作りに没頭すると同時に、



懐かしの1号機を改めて
見つめながら、


あの頃いろんなことを
教えてもらった師匠との時間を思い出し


いろんな思いが
蘇ってきました♬





私が桶づくりを師匠の元で
習い始めたのは、

平成28年の1月。

胴の中には、
もちろんその歴史が刻まれています↓↓




今年が平成30年ですから、

まだ桶を作り始めて
たかだか2年と9ヶ月なのです♪( ´▽`)


いろんな方との
奇跡的な出会いに改めて感謝しながら

気合を入れて
試作作りを続けます♬



この1号機が幸運にも
当時、本当に何もわからず
作っていたので、


とにかく重い♪( ´▽`)




当然、板の厚みも厚いので


今回の試作を作って
音の違いを確かめるには絶好の相手だ!


よって、

板の厚み以外は

この師匠と作った第1号と
全く同じ仕様で作ることにしました♬





ようやく、

少しずつカタチになってきたところで


いよいよ、
胴の中を削り込んでいきます。


ここでの作業が、

今回一番試してみたかった
板の「厚み」を決める重要な作業♬




ただただ
削ることはカンタンでも、


削り過ぎてしまえば
胴が割れてしまうし、

バランスよく削っていかなければならず、


いつも以上に
時間をかけ、


いつも以上に
たくさん削り込んでいきます♬




こうして、

ただでさえいつもより
薄い材料を、

さらに削り込んでいき、


これまでになかった
胴の薄さにチャレンジしました♬


そして、

いよいよ完成した試作第一号がこちら↓↓




右が、今まで使っていた
最初に作った桶で、

左が、今回新たに
作った試作第1号♬


塗装前ではあるものの、

パッと見ても
その違いはそれほど感じはしませんが、

この時点で、

桶の軽さが歴然と違うのです!!


早速、重さを測ってみることに!

まずは、今まで
使っていた重たい桶↓




胴だけで2.85キログラム!


これは、正直重いです♪( ´▽`)


今、標準で作っている桶で

だいたい1尺6寸が
2.2キロほどで作ってますから

ペットボトル1本分以上
重いので、

担いだ時の肩への負担も
当然大きいわけです、、、



続いて、

今回の試作機↓↓



なんと!!

2キロを切って、

1.8キロ!と
驚きの軽さ♬


今までの桶とは
1キロ以上軽くなったし、


1.8キロというのは、


通常の1尺4寸サイズの
桶と同じ重さです。


さて、

重さだけで驚いている
わけにもいかず、


肝心なのはその「音」に
どれだけ違いが出るのか??


早速、組み上げてみることに!





緊張の音出しは、いかに〜!!!!!!





おおお!!

これは、


明らかに違う♪( ´▽`)



確かに、胴が薄くなったことで

胴自体の響きが増して
音の響きに加えて、


なんと言えばいいのか、


胴が響くことによって
深みのある音色もプラスされたような印象になりました♬


胴が厚くてしっかりしていると、


芯のある音は出るのですが、

胴自体がああり響かないので
硬くてクリアな音の印象。


一方で今回の薄い胴は、

胴自体がよく響くので
クリアな音の中に深みと響きが
プラスされたような印象に仕上がりました♬


まさに、

ギター作りのノウハウは
太鼓にもそのまま同じことが言える!


そんな検証結果です♬


そして、なおかつ軽い!


「軽さ」とアンサンブルに埋もれない
音のクリアな「響き」が、


もしかして作れたら
桶太鼓の可能性はもっと広がるかもしれない、、、


「担ぎ専用桶太鼓」には、
そんな想いが込められています♬





さて、

せっかくここまで
「軽さ」と「響き」にこだわって作ったので、


塗装も、音を止めずに
塗膜を薄く仕上げられるよう

ここからは
塗装職人のしろちゃんに相談して


この太鼓にあった
最適な塗装で仕上げてみたいともいます♬


僕が目指しているのは、

「桶太鼓」を
ただの太鼓じゃなくて、

ギターのように「楽器」としての
価値を高めたいってこと。


ギターだったら、


素材や、製法によって
演奏者が様々な「音」を選んで買うことができる。


でも、

太鼓は、今は選べても
大きさだったり、デザインが主流。


そこに「音」という
視点がプラスされれば、


もっともっと桶太鼓の可能性は
広がると思う。


そう考えると
まだまだ作りたい桶、

まだまだ作れる桶が


実は無限にあることに気づくのです♪( ´▽`)


さて、


今日も、どんな桶を作ろっかな♪( ´▽`)


試作の商品化も
必ずやりますから

お楽しみに♬


今日も素敵な1日を^_−☆

2018年9月2日日曜日

僕は191歳。

こんにちは、六代目彌市です(^^)

いよいよ9月ですね〜

9月に入って早速
大きな台風も近づいているようなので、

みなさんくれぐれも
お気をつけて!


さて、よく

三浦さんは
考え方が深いですね〜♬

と、

そう言って
いただける事が多いんですが、


ある意味、「当然」だと僕は思ってます。


決して、自分の
考えを自慢しているわけでも、

才能があると勘違いしている
わけでもありません。


なぜ?


たかだか38年しか生きてない
若者の僕の考えは「深い」のか?


それは、実は


僕は191歳だからです♪( ´▽`)



1980年1月25日生まれの僕は


正真正銘の38歳ですが、


1865年、
今年で創業153年を迎える

三浦太鼓店がこれまで
重ねてきた153年分の「知恵」が


私に宿っているからです。


153年➕38年=191歳



人間とは本当に素晴らしい生き物で
長く生きれば生きた分だけ、


「知恵」を積み重ねていくんです!


そうやって人類は
常に「進化」してきましたよね。




普通の人は、

長くてもせいぜい100年の寿命。



100年生きられた人は、

当然まだ20年しか生きてない人よりも


たくさんの事を知っているじゃないですか



それと同じ。


私の中には、

受け継がれた153年分の
先人たちの生き方、知恵が積み重なって


今の自分があります。


それを、「伝統」と呼んでいる
だけのコトです。




150年の伝統って
簡単に言いますが、


150年分の経験をしたい!

そう思っても、


そては、

どれだけお金持ちでも、

どれだけ有名人でも、



「時間」をお金で買うことは
できません。


100年分の経験を買いたい、、、、


そう思っても、


それはどこにも売ってないってのです。



お金じゃ決して買えない「価値」。



だから、「伝統」って
とてもとても大切なことだと思うので、



時代に合わなくなった「伝統」だから
と言って、


今、日本から
どんどん失われていくモノが
多いと感じますが、



それは、


これまで、
長年積み重ねてきた先人たちの「叡智」を


一瞬でゴミ箱に捨てて
しまうようなモノなのです。



そして、
一度捨ててしまったら


もう元に戻すコトはできません。


また再び元に戻したいのであれば、

そこから100年、

歴史を積み重ねる意外に「道」はないのです。



三浦太鼓店の歴史は江戸末期
今の豊田市から始まり、、、



明治から→大正




大正から昭和




そして、平成へ、、、





いつも私が感じるコトは、


先人たちは、
決して私たちに難しいコトを
伝えようとしてないって事です。


むしろいつも、
とてもシンプルです♬


例えば、太鼓作り。


初代に直接会って
どうやって作ったらいいのか?


それは聞く事が
できないけれど、


私たちには、

初代が作った太鼓が
残されています。


だから、

その「音」を聞けばいいのです♬




太鼓の本質というのは「音」です。


音と言うのは、「言葉」です。


言葉と言うのは
コミュニケーションでありメッセージなのです。


だから、
その「音」を聞けば


太鼓作りにとって
何を大切にしなければならないのか?


と言う、すべての答えが
聞こえてくるんです♬


もし、

この「音」が今の私たちに
残されてなかったら、、、、


きっと、

今でも右に行ったらいいのか

左に行ったらいいのか?


どっちに行ったらいいか
わからず太鼓作りをしなければ

ならなかったでしょうね、、、、



そして、私たちの伝統とは
職人としての「技」だけじゃありません。



そこには、
人としての生き方の知恵、


商売をやるにあたっての心得も
同時に伝えられてきています。






・仕事は丁寧に
・常に誠実であれ
・お客様に喜んでもらえるモノを作る



・丁寧な仕事をするためには

道具が大切です。

整えられた環境が大切です。



・常に誠実であるという姿勢は、

人様に迷惑はかけない。
間違った事をしてしまったらゴメンなさいと謝る。
ありがとうの感謝の気持ちを伝える。


幼い頃、

きっと誰もが両親や、
おじいちゃんおばあちゃん教えてもらった事。



そして、

そういう事をきちんと
守った先に

初めて「お客様に喜んでもらえるモノ」

って生まれるんだろうなって感じています。




こうした事って、


改めてお伝えしなくても、


もうきっと誰もが
それは大事だと知っている事ばかりですよね。



それこそまさに
先人の「知恵」であり「伝統」なのです。




その伝えを日々大切に
ちゃんと実践しようと思って

行動できるかできないか、、、



たったそれだけで、


その先に広がる道が
大きく変わっていくんだと思います♬



さて、

今月は三浦太鼓店のホームページが
リニューアルされる予定で


何ヶ月も前から準備してきました♪( ´▽`)


私のブログに加え、

今後はスタッフブログも
立ち上げていきたいと思ってます♬


もしかしたら、
その時

このブログもお引越しするかもです!

また、
その時はご案内させていただきます。


いつも読んでいただき
感謝です♬


今日も素敵な1日を^_−☆