まだまだ暑い日が続きますが、最近はこの日本の暑さに
少し、からだも慣れてきたかな(>_<)
さて、夏のこの時期は秋祭りに向けた地元の祭りの太鼓準備が
忙しくなってきます!
今回は、地元安城市・桜井神社の祭礼で使用される
この三河地域特有の太鼓、その名も“コンコロ”太鼓の張り替えをさせていただきました!
過去に何度も張替えの後
この太鼓は、明治41年謹製。三浦太鼓店製です!(^^)!
胴の中にはそんな記録も残っておりました!
今から105年前にできた太鼓です。
古い太鼓はいつも私にいろんなことを教えてくれます!
そして、すごいエネルギーを感じます!
ひと言に100年といいますが、それだけの歴史を積み重ねるには
そのモノの本質と価値、生命が宿っているからこそ・・・
先人たちは、100年残したいから、伝統にしたいから
モノ作りをしていた訳ではなく、純粋に求められるものを作っていた、
ただそれだけだったと思う。
求められるものがあり、それに応える。
私達にはそのバトンをつなぐ役割と責任がある
100年、200年と受け継がれる、
そんな太鼓作りたい。
便利さを求め、効率化をはかる事や、安定性、機械化製品になっていくことは
決して悪い事ではないけれど、
効率化ゆえに失ってしまった事ってたくさんあって
じつは、そのものの本質的な価値は
手間ひまかけたその中にこそ宿っていた・・・・
そんなものってたくさんある気がします。