今日は地域の祭の太鼓についての記事です!
みなさん中山太鼓ってご存知でしょうか???
中山太鼓は、岐阜県恵那市串原総氏神中山神社の
例大祭の時に花馬と一緒に奉納される奉納太鼓で
現在では、岐阜県の重要無形民俗文化財にも指定されているそうです。
今回この地域で使用される太鼓を2張り
張り替え修理をさせていただきました。
恵那市串原の地区は6地区に分かれているそうですが
どの地区も、大太鼓1台、締太鼓2台、笛数人
というシンプルな構成。
大太鼓と言っても、1尺9寸から2尺前後の太鼓です。
正直、私自身がこの串原という地区のお祭りのことを
あまりよく知らなかったのですが、これ調べてみると大変面白い事がわかってきました。
それは、中山太鼓の演奏スタイル!
映像がありました>>>
地元愛知の方なら何か感じられる方もいらっしゃると思います!
そう!打ち込み!
幡豆や、一色、毎年フェスティバルでお世話になっている
佐久島の太鼓とスタイルがとてもよく似ています!
似ているのはスタイルだけではありませんでした!
これがバチです>>>
材質はきりでしたが、やはり打ち込み同様すりこぎ型、バット型のバチ
それからそれから、
大太鼓の脇に据えられる締太鼓はなんとチャラボコでおなじみの
金胴型締太鼓“小〆”(こじめ)でした!
曲調やニュアンスは少し異なりますが
演奏スタイルから、太鼓の構成は非常によく似ています
これは面白い!
どうして三河湾から、岐阜県の山奥である恵那市に
共通点を見ることができるのか!?
一つ考えられることがありました!
それは、矢作川!
先にも話しましたチャラボコ太鼓で使用する特殊な金胴型の締太鼓は
この三河地域を中心に使用される太鼓ですが
この太鼓を使用する分布図を調べていくと
矢作川を中心につながっている事がわかってきました。
残念ながら本場のお祭りに足を運んだことがまだないので
今年はぜひ行って見ようと思います!
このお祭りは、なんと一般の見物客にも太鼓を叩かせてくれるそうで
毎年、大変多くの方々が来られるそいうです!
とても楽しくリズミカルな演奏
その様子も動画がありました!(^^)!
みなさん行ってみませんか!