こんにちは、六代目彌市です!(^^)!
昨日は、地元の幼稚園の子供たちの団体客!?
がご来店くださいました!
ご存じ日本一小さいな太鼓屋、三浦太鼓店!!!
園児と言えど、30人!!!
入るのか((+_+))
こんな感じになりました(笑)
さんざん親父が太鼓の作りかたをわかりやす~く説明したあと
何か質問はありますか~?
と、一言園児
『太鼓ってどうやってつくるの~』((+_+))
こどもは面白い!(^^)!
さて、そんな子供たちにも説明していたので
今日は太鼓の鋲についてお話ししましょう
太鼓の皮を打ちつけて止めているモノは
『太鼓鋲』とよびます。
画をとめるのは画鋲(がびょう)って呼びますね
それが太鼓なのでそのまま太鼓鋲と呼びます。
太鼓にサイズがあるように、この鋲にも大きいものから
小さいものまで、それぞれ太鼓にあわせた大きさがあります。
上記写真は1尺6寸の宮太鼓ですが、傘の部分が6分というサイズの
鋲を使いました!(^^)!
ちなみに、片面いくつ打つと思います?
鋲を打つ間隔だったり、太鼓の大きさ、はたまた
その太鼓屋さんによって違いますが、
この当店で修理させていただいた
1尺6寸の片面は“148個”打ちました!
鋲の間隔ってキレイでしょ~
これも秘密の道具ではありませんが、
ちゃんと先人たちの知恵が詰まった道具があり
きちんと均等にきれいに打つことが可能なんですよ!
それは改めてご紹介しましょう。
太鼓は一度鋲を打ったら締め直しや、張り替えをしない限り音の調整、チューニングはできないです
新しい皮はお客様の求められる音をよく聞きながら
使い込む、打ち込む中で新しい皮がどう育っていくか
考えながら最後の鋲打ちを向かえます。
なので、鋲打ちという作業自体ももちろん大切なのですが
そこに至るまでの張り具合だったり、皮の作り方だったり
という事が何より大事になってきます。
これにはやはりたくさんの経験が必要ですね
まだまだ修行の日々は続きます。