今日はこんな太鼓が修理に入ってきました(>_<)
太鼓の胴のなかで、“ガラガラ”と異常な音がする・・・・
皮をはずし、ふたを開けてみるとなんと!?
これなんだかわかりますか????
そう太鼓の命でもある、うた口と呼ばれる部分です。
胴の材質より、固いバチで叩いてしまった事がおもな原因です。
太鼓の場合、どうしても調子やリズムをとったりするのに
ふちを叩く事があり、太鼓によくない事は分かっていても
いたしかたないという現実も理解しています。
その場合は、太鼓に少しでもやさしい
ばちの材質を選ぶなど、方法を考えていかなければなりませんね・・・
もちろん、皮も大事ですが
その皮を支え、和太鼓の軸となっているのは
なんといっても胴です。
胴がなければ太鼓になりません。
逆に言えば、胴を大切にしていただければ
何十年、何百年と受け継ぐことができるのです。