2013年5月19日日曜日

昔の道具


こんにちは、六代目彌市です!(^^)!

とうとう今年も花粉の季節がやってきました(>_<)
例年かならず私はこの時期でなんです(泣)


季節外れの花粉症と戦いながら
今日も仕事がんばります!(^^)!


さて、今日は当店に代々伝わります道具をちょっとご紹介しましょ(^^♪

こちら>>>




何に使うかわかります???

ってわかりませんよね~


この地域特有のチャラボコ太鼓などで使われる小〆(コジメ)太鼓
皮を作る時に使います。


小〆太鼓の皮は通常の締太鼓の皮より
強く張りあげる事が要求されるため

この道具をてこの原理のように使って
皮を強く引っ張ります。



ちなみに、作る前の皮は
こんな状態(^^♪


左の皮が実際に叩く面になる皮で
右の皮は、強靭な引っ張りに耐えるように
補強の為にあてる、“あて皮”と呼んでいる皮です。







太鼓一つ作るのに
まだまだたくさんの道具が必要です


現代の科学からしたら
とても原始的な作業が多いのですが


それが手間な作業でも
なんかそうする事をあえてすることが


大事なんじゃないかなって
思う事があります。


こんなこともできないと思いますが
もし機械で太鼓を作れたら、機会が作った太鼓の音がするような気がします


人の手が作るから
人の手が作ったぬくもりや音が宿るのではないでしょうか・・・