昨日はここ岡崎はすごい雷雨だったようですね〜!
私はちょっと出張で遠方にでておりましたので
運が良い事に雨にはあわず・・・
今日は、これから岐阜県各務原の真伝不動明王寺さんで
竹華灯籠まつりに出演させていただくので、天気の神様が
到来してくれることを祈って演奏してきます!
この季節、外でのイベントや演奏が多くなると思いますが
太鼓に取ってこの“雨”ほど大敵なものはありませんね・・・
あるお客様から、この時期屋外での演奏が多く
雨の日の天候に悩まされ、万が一太鼓が濡れてしまった場合の
対処方法を教えてほしいと、ご依頼ありましたので
今日は、雨天時の対応について少しお話しさせてもらいます
雨は太鼓にとって大敵。
まず、基本的に雨の中での演奏は
もちろんNGです。
太鼓の皮は水分を含む事で柔らかく伸びやすくなります。
よって、雨があたってしまった皮(伸びやすくなった皮)を
叩き続けるということは=一生懸命皮を伸ばしてしまっている
事になり、結果皮が緩んでしまう原因になります。
皮の張りは太鼓にとって、音をつくる命でありますので
こういう状況は避けていただきたいですね。
ただ、そうは言ってもどうしても
ちょっとの小雨や演奏中に雨が降ってきてしまう・・・
そんな経験私達もあります。
そういう時は、演奏後に以下3つの対応をきちんとしていただければ
大丈夫ですのでご安心ください。
①濡れてしまった太鼓の表面、胴体を
乾いたタオルでよく拭き取る。
②締太鼓や桶太鼓など、皮を緩める事ができる太鼓は
すぐにテンションを緩めていただく。
③最後はカバーなどにはすぐに入れずに、湿度の低い環境で
ゆっくり乾かして上げる。
日陰や涼しい場所でゆっくり乾かしてあげると良い
この3つをしっかりやっていただければ
大丈夫です!
ただし、③の乾燥については
皮は極度の温度や湿度の変化を与えると
これも負担がかかりすぎて破れてしまうなどの
原因にもなりますので、直射日光や熱いドライヤーなどは避け
日陰や涼しい場所で扇風機など
あてていただくのが一番よい方法かと思います
そして、しっかり乾きさえすれば
また同じように問題なくご使用いただけます!
夏まつり本番でいよいよ太鼓が
屋外で、各地で活躍するこの季節です。
きちんとメンテナンスしていただければ
雨の日の対応も心配なく長く愛用いただけると思いますので
ご参考ください!
さて、今日のイベントは雨降らない事を
祈って!!!