昨日は、御嶽山の突然の噴火・・・
登山の多いこの季節、想像もできないような
ニュースの映像に驚きました。
地震、豪雨、噴火・・・・
いずれも天災とよばれ
いつなんどき起こるか誰にもわからない自然災害。
改めて自然の驚異を感じ、
大きな地震がくるくると言われるこの地方も
まだまだ意識は薄いんだなぁ~と
自分自身を含め改めて考えるきっかけになりました。
さて、そんな本日は
出演にお仕事に大忙しの日曜日。
地元岡崎の富田病院さん110周年記念式典に
出演させていただきました(^^)/
蒲郡クラシックホテルにて
セレモニー演奏
県知事はじめ、多くの著名人が
この式典に参列され110年の重みと歴史を感じました。
と、言いながら
実は来年われら三浦太鼓店は150周年を迎えるんです(^^)
東京ディズニーランドでも貸切ろうかしら!?(大笑)
そんな冗談を言っている暇もなく
演奏後はとんぼ返りして、今日は先日ブログにアップさせてもらった
太鼓をお客様立会いのも皮張り!
先日歌口メンテをさせてもらった大平太鼓
お客様立会いのもと皮張り
皮をはずして、胴に手を入れた時点で
なんというか、もうすでに太鼓が喜んでいると言いますか・・・
ああ、この太鼓はまた良い音鳴るな~
というのが分かっていたので、今日は実際に皮を張るのを
私も楽しみにしておりました(^^)/
片面を張り上げ、予想以上に
太鼓が期待に応えてくれたので一安心!
こんな時しか太鼓の中も見れないので
お客様にとっては貴重な時間でしょうか
ご自身で銘も入れていただきました(^^)/
式典に出演させていただいた富田病院さんも110年・・・
この太鼓も刻まれた銘はきっと100年、200年、300年と
必ず残されていくと確信しています。
受け継がれる“モノ”や“コト”には必ず
受け継がれる理由が存在すると、
私は日々伝統にたずさわる
この仕事の中でとても強く感じています。
便利さやを追い求め、使い捨ての文化が
決して悪い事とは思いませんが、
それだけになってしまうのは
問題です。
受け継ぐ理由の中に宿るその“価値”とは
先人たちの知恵の結晶です。
長年つちかい、育まれたその“知恵”は
お金で買えない我々日本人の財産ですね~
時代が多様に変化し、
現代人のもとめる生き方が変わってしまったから
昔のままのカタチでは現代人のニーズにあわない
モノもたくさんあります。
何を守るべき軸にしてどう変化していけるのか
これからの時代には必要不可欠な
大きなテーマです。
大切な魂をつなげてくださった
鼓燐のみなさんに感謝です(^^)/