こんにちは、六代目彌市です(^^)/
意気込んでもダメですね~
新年早々体調をくずし、まず“書く”という
気力、考えるという思考を失ってました(泣)
書くことも、考えることも、発信そのものにたくさんの
エネルギーがいるのだという事を改めて感じましたね~
発信したいのに身体がついて来なかった・・・
復活です!
私はインフルエンザではなかったですが
今流行ってますのでみなさんもどうぞ
お身体大切に(^^)
さて、昨日は地元岡崎で開催された
【多文化共生フェスティバル】という催し物に
出演させていただきました(^^)/
多文化共生とは、市内に在住される外国人の方々との
文化交流が主な目的です。
現在岡崎市内にはなんと65か国、9,000人もの
外国人の方々住んで見えるそうです(^^)
そして、やっぱりその間をつないでくれるのが
各国の伝統的な“音楽”
それぞれがそれぞれの国の文化、風土に
根付いた音楽が世界にあることを改めて実感しました。
でね、その中でとても感じたこと・・・
それはやっぱり“音楽”は“コミュニケーション”なんだという事
音楽という大きなメッセージは、言葉の壁を無くしてくれます。
だって、もともと音楽って
文字や伝達手段のない時代に
よりたくさんの人に、より遠くの人に
その想いやメッセージを伝える手段でありました。
英語、日本語、中国語、韓国語・・・・
人の発する言葉には限界があるけれど
音楽にはそれがまったくありません。
そして、今日はさらにその先の世界も
お伝えしたいと思います
それは“間”。
私はいい音楽というか、メッセージとして伝えようと思ったら
“音”そのものがメッセージなっている必要があると思っています。
伝わっていますでしょうか・・・
単なるリズムや曲を演奏することと、
その音をメッセージとして演奏できる事とは
異なるという事です。
では、その違いはどこにあるのでしょうか?
それが先に言った“間”です。
間というのは“音”と“音”の間にあるみえない“音”のことです。
いきなり???
ですかね~(笑)
分かりやすくお伝えするなら
太鼓で言うと、まず一発の音を叩く。
そうすると“ドン”と音がうまれます。
では、質問です。
太鼓の音って一発叩くとこの“ドン”だけでしょうか???
違いますね~
ドン!と叩いた瞬間に音の余韻、響きがうまれます。
そして、次の音へとつながっていく。
この“ドン”とつぎの“ドン”の間にある見えない音
余韻、響きの事を私は“間”と表現しています。
演奏者自身がこの“間”を
感じて演奏できているかどうか
一目瞭然で分かります。
だって、まったく伝わってくる音が
違うんです。
間を感じられる演奏は不思議と、安心感や
メッセージ、すべてが途切れることなく“つながり”として
伝わってきます。
これは日本特有の文化でもなんでもなく
世界中のトラディショナル(伝統)と呼ばれる世界では
当たり前に存在している“音”です。
楽譜所の♪を追うだけ、
リズムやテンポをいくら正確にあわせる、演奏することができても
この“間”を感じる事ができなかったら
とても薄っぺらい音楽になってしまいます。
世界中の音楽、音、そのメッセージに触れ
あらためて音楽ってすごいなぁと感じたイベントでした(^^)/
そして、私たちは和太鼓の活きた音を通して
その想い、魂を伝えたいと思っています