こんにちは、六代目彌市です。
今日まで休みをいただき
明日から仕事はじまりです!
私のこころもからだも十分な
栄養補給ができましたので、2015も良いスタートがきれそうです。
今年もいろんな事をやりたいなぁと
考えておりますが、その一つに太鼓教室があります。
昨年第一回目の講座をやらせていただきましたが
今年も4月からの3ヶ月間、全6回のカリキュラムで
考えております!
今や太鼓を習いたいなぁと思ったら
たくさんの教室や場所があるので、
日本全国どこでも環境は整っておりますが
それぞれにそれぞれの指導方針やスタイルがありますねぇ
そんな中、私がこの6回の講座で
伝えたいことはたった“一つ”なんです。
それは、
叩き方でもなく、楽曲でもなく、技術でもない
“感じるチカラ”です。
“感性”とも言いますが、“理屈”で考えるのではなく
“感覚”で受け取る能力ということです。
現代という世の中は、本来人間の持っている
“五感”という感覚をあまり使わなくなってきている・・・
そう感じます。
五感を使わなくても死ぬことがないからです。
でも、一昔前の時代は
感じ取る力、“感性”がなければ生死をも左右するほどの
人間にとって大切な大切な感覚でした。
太陽の チカラ、月の満ち欠け、
自然からいただく食物のエネルギー・・・
人の暮らしのと大自然、宇宙というのが
そのまんま直結した時代でした。
一方現代は、便利さを追求し
一見豊かな時代ともとれる暮らしではありますが、
実は、とても表面的な世界なんですね。
物事を伝える、伝承する手段として
むかしから守・ 破・離という言葉ありますが、
守が太鼓の基本的な叩き方や
構え方という風にとらえるなら
私の伝えたいことは、
その 基礎基本という考え方である“守”の前の段階。
これこそが感じ取る、感じるチカラ“感性”です。
伝わっていますでしょうか・・・
理屈や頭で考えるのではないということから
すべてははじまります。
目をとじても見える世界がある。
耳をふさいでも聞こえる音がある。
手でふれなくても伝わるエネルギーがある。
これこそ、本来人や自然、本質をそなえたモノに
宿る大きな大きなエネルギーです。
表現という観点でいうと、
バチのあげ方や角度も大切ですが
結局そういうことは“理屈”でしかないので
この理屈が邪魔をして感覚までつながらないのです。
目に見えない感覚という世界を
伝えることは難しいです。
だって言葉で伝えても限界があり、
やっぱり何度もいいますが感じ取るチカラ“感性”が
最後は受け止めてこそつながる世界があるんですね。
一度で発信できるのも、太鼓の数にも
限界があるので人数はかなり限定された
教室ではありますが、興味あるかたみえましたら
詳細お送りさせていただきますのでお気軽にお問い合わせください。