こんにちは、六代目彌市です。
昨日は日本中が泣いた日。
私も泣きました。
どれだけいろんな事を
深く考えても誰にもその答えなんて
分からない、、、、
それが人の人生です。
自分の生きる年数は
いくら自分であっても決められない。
それでも、
生き方だけは自分で決められる。
私は、私のできることを
改めて精一杯。
言葉で伝えて
言葉を残すことの大切さを
あらためて実感しています。
さて、秋田での修行の話
まだまだみなさんに
それこそ伝えていきたい事
たくさんあるんです!
私が、五十嵐さん宅に
滞在中に愛用していたグラスがあるんですが
通常の桶作りだけじゃなくて
伝統工芸士として、工芸品づくりも
積極的にされていた
五十嵐さんの作品です↓
最高級の秋田杉で作られ、
飲み口に口をあてると
不思議なほどすーーっと口になじむ。
これこそ、
人の手作りがなせる業です。
まさに伝統工芸士!
小さい桶を作るって、
実は、
大きな桶を作るのと同じくらい難しいのです。
というか、
それぞれ全く違う技が必要なのです。
道具だって、小さいものが必要だし
何より、本当に繊細で
感覚を研ぎ澄ませた手先の技が必要なのです!
実は、そんな小さな桶を作るための
道具や材料を
今回、五十嵐さんから
いつか三浦さんならできるようになるから!
そう言って
すべてもらってきたんですね( ;∀;)
小さくたって、
正真正銘、すべて本物。
最高級の秋田杉。
そして、それを作るための道具
道具もある。
材料もある。
あと、ないのは
私の「決断」だけ( ;∀;)
なんだかふと!
昨日はそんな「スイッチ」が入る。
よし!やっタルで~(^^)/
作業をはじめてみるものの、、、
すべてのサイズが
あまりに小さいので
いったい何を作ってるのか見えてこない(笑)
それでも、
小さくたって工程は、ほぼ同じなので
とにかくやってみる!
お!
なんとかカタチが見えてきた( ;∀;)
これなら
本当にいけるかも!
そんなワクワクそわそわしながら
作業は続行!
表面を仕上げていくカンナも
小さくって手のひらサイズ(^^)
こう見えても私の自慢は
手と足がデカイこと(笑)
よって、
こういう細かな作業には
たぶん向いてない(笑)
一番難しいのは
竹を極限まで細~く割いていく作業↓
これ、自分でやってみて
驚いたんですが、
ビックリするくらい
上手く竹が割けていくんです。
ブログ見てくださっている
方ならご存知かもしれませんが、
つい数か月前まで、
私はこの竹さんにことごとく
悩まされてきましたから( ;∀;)
これほどまでに
すんなりと竹を操れる自分になってる!
そんな成長を
自分で感じられた驚きの瞬間だったのです!
これはもしかして
本当にいけるかも!
ドキドキはとまらない(笑)
ただひたすら
ミニちゃんと向き合う( ;∀;)
そして、ついに!
ついに!
ついにーーーー!
↓↓↓↓
手のひらサイズのミニ桶ちゃん!
できちゃいました( ;∀;)
これが、どんなに
難しくてすごい事か
だれも分かってくれなくていいんです(笑)
ただただ、
そんな大切な道具と成長するチャンスを
私に与えてくださった五十嵐さんに
これまた感謝感謝(涙)
この記念すべき第一号の
ミニ桶ちゃんはキレイにかわいく塗装して
五十嵐さんの奥さんに
送ることにしよう!
製品のクオリティとしては
まだまだ全然低い⤵
それでも、またあらたな道が開けそう!
さて、
ミニ桶ちゃんで心癒されたので
今日は打って変わって
4尺5寸の大桶くんを作ることにしよう!
今日もステキな一日を(^_-)-☆