こんにちは、六代目彌市です
まおちゃんのブログ、
多くの方々が見ていたように
私もいつも見てました。
どんな心境で
あの言葉が綴られていたのかは
私達なんかじゃ想像もつきませんが、
ただ一つ
分かることは、
まおちゃんにとって
「書く」という行為そのものを通して
自分が生きた「証し」を
残そうと思ったのだと思います。
私自信、
いつもこうしてブログを書いてますが
やはり一つの目的として
「後世に残すコト」を意識して書いてます
ではなぜ残すことは大事なのでしょうか?
こんな話を聞いたことがあります。
「国宝」と認められる建造物は
必ずその建物だけじゃなくて、
その建物が実際に
その当時に建てられたという確かな「証し」が
必要なのだそうです。
建物自体が現存していたとしても
そこに確かな証しが必要だという事です。
なるほどな~
これ私にはとてもよく分かるんです。
この写真みてください↓
これは、唯一残っている
初代の写真です。
そして、この写真と共に
初代は150年後の私たちに
確かに生きた証しを残してくれているんです↓
三河の國 岡崎横町
現在の本町にあたる場所に店があり
初代の名は三浦彌市であったこと、
そして「吉長」という屋号を持っていたこと
最後に花押(初代のサイン)を持っていたこと
書き残すということは、
自分の存在を後世に
伝え続け認めてもらうことに繋がるんですね。
そして、
残されたその記録から
私達はいろんなメッセージを受け取るわけです。
そうそう、
先日秋田の五十嵐さんからも
大切な大切な五十嵐さんが生きた証しを私は
いただいてしまいました。
桶樽寸法帳と書かれた古びたノートには、
桶作りの工程が上手なイラスト共に
分かりやすく書き残されていました。
このノートは、
何か困った時に開けば
必ず私を助けてくれる一冊です。
五十嵐さん自身はこれを
後世に残すために書いていたわけじゃないのかもしれない。
残そう、
伝えようと思ってないモノの方が
メッセージとしては
強く伝わってくる、、、、
そんな事もやっぱりあるよな~とか、、、、
いろんなこと
考えながら
私自身何が残せられるのか
今から真剣に考えてます(^^)
さて、
今日は日曜日ですが
私はお仕事です(^^)/
4尺5寸の大桶と一人格闘しながら、
間の時間でまたコソコソと
悪だくみをして遊びで何か作ってます(笑)
今日もステキな一日を(^_-)-☆