2017年6月25日日曜日

書き残すことが生きた証となる。

こんにちは、六代目彌市です

まおちゃんのブログ、
多くの方々が見ていたように
私もいつも見てました。

どんな心境で
あの言葉が綴られていたのかは
私達なんかじゃ想像もつきませんが、

ただ一つ
分かることは、

まおちゃんにとって
「書く」という行為そのものを通して

自分が生きた「証し」を
残そうと思ったのだと思います。


私自信、

いつもこうしてブログを書いてますが


やはり一つの目的として
「後世に残すコト」を意識して書いてます


ではなぜ残すことは大事なのでしょうか?


こんな話を聞いたことがあります。


「国宝」と認められる建造物は
必ずその建物だけじゃなくて、

その建物が実際に
その当時に建てられたという確かな「証し」が
必要なのだそうです。


建物自体が現存していたとしても
そこに確かな証しが必要だという事です。


なるほどな~


これ私にはとてもよく分かるんです。


この写真みてください↓



これは、唯一残っている
初代の写真です。

そして、この写真と共に
初代は150年後の私たちに

確かに生きた証しを残してくれているんです↓




三河の國 岡崎横町
現在の本町にあたる場所に店があり

初代の名は三浦彌市であったこと、


そして「吉長」という屋号を持っていたこと


最後に花押(初代のサイン)を持っていたこと


書き残すということは、
自分の存在を後世に
伝え続け認めてもらうことに繋がるんですね。


そして、

残されたその記録から
私達はいろんなメッセージを受け取るわけです。


そうそう、

先日秋田の五十嵐さんからも
大切な大切な五十嵐さんが生きた証しを私は
いただいてしまいました。




桶樽寸法帳と書かれた古びたノートには、


桶作りの工程が上手なイラスト共に
分かりやすく書き残されていました。



このノートは、

何か困った時に開けば
必ず私を助けてくれる一冊です。


五十嵐さん自身はこれを
後世に残すために書いていたわけじゃないのかもしれない。


残そう、
伝えようと思ってないモノの方が

メッセージとしては
強く伝わってくる、、、、


そんな事もやっぱりあるよな~とか、、、、

いろんなこと
考えながら

私自身何が残せられるのか

今から真剣に考えてます(^^)


さて、

今日は日曜日ですが

私はお仕事です(^^)/

4尺5寸の大桶と一人格闘しながら、

間の時間でまたコソコソと
悪だくみをして遊びで何か作ってます(笑)


今日もステキな一日を(^_-)-☆