ワールドカップ日本代表、がんばってますが
なかなか結果に結びつかず・・・
残念(>_<)
残り1戦に期待ですかね~
さて、先日地元愛知県の一色高校近くの
開正地区からお預かりした3尺3寸の大太鼓!
一色開正地区の大太鼓
このあたりの地域は、3尺を超える大太鼓を使った
勇壮な打ち込みの祭りばやしが今なおあるのですが
残念ながら、この開正地区のこの太鼓は
もう打ち手がいない、継承者がいないという理由から
使う事がなくなってしまったそうです(>_<)
これだけ立派な、歴史ある太鼓・・・
もうその音を奏でてくれる継承者が
いない、なくなってしまうというのは本当に本当に残念でなりません
太鼓の胴の中には、
このような銘が残されてました。
胴名に残された銘
明治、ちょっと何年というのが
残念ながら破れてしまっていて
はっきりと分からないのですが、
「栄生村大字赤羽」、「太鼓屋佐竹市右衛門」
とあります。
現在の西尾市一色町赤羽に昔は太鼓屋さんがあったんですね~
これも残念ながら、今はない太鼓屋さんです
また、修理の記録に当時の張り替え価格を記した
当時の貨幣価値を知らせる珍しい記録も残ってました!
修理代金の記録
明治・・年
こちらも残念ながら、何年という詳細な文字が見えませんが
同じく、太鼓屋佐竹さんが当時の代金、
16円で張り替えたと記録があります!
16円!
ちなみに、ちなみに
この太鼓、昭和2年に当店でも修理をしている記録が残っているのですが
その時の代金も記してありました!
当店での修理記録
昭和2年9月岡崎本町 三浦彌市 (60円)
とあります!
昭和初期、3尺3寸の張替60円!
すごいですね~
ちなみに、時はうつりかわり2014年の現代
3尺3寸の張替価格は約600,000円
60万円でございます(^_^.)
貴重な記録と、歴史ある太鼓が
叩き手、継承されることがなくなってしまうというのは
本当に本当に大変残念なことです。
続ける事の難しさ、大変さと同様に
なくなってしまう事の寂しさ、せつなさを感じます
歴史ある素晴らしい太鼓。
また次の命を与えてくれる縁がつながる事をねがっています