めずらしく体調を崩し、
いつもは気合いで乗り切ったり、太鼓叩いて治ったふりを
していましたが、完全にダウンし病院で点滴でした(>_<)
季節の変わりめ、みなさんもお体たいせつにしてください
ようやく、いつもの元気が戻りつつあります
さて、“今日の太鼓から” vol.7
もう数か月前になりますが、地元岡崎の由緒ある神社
“六所神社”から楽太鼓の修理を預かってまいりました。
以前ブログでも紹介しておりますが
修理前の太鼓はこんな状況でした。
最近では木彫りの火炎は大変貴重で珍しいです
そしてその中には徳川家の紋である三つ葉葵が装飾されていました。
家紋の周りがほんのり金がかっているのがわかりますでしょうか???
太鼓が古く、ほとんど剥がれ落ちてしまっていますが
もともと現在黒く見える火炎の部分はすべて“金箔”で装飾されていました
太鼓の皮面はこんな状況でした。
さてさて、いよいよ修理が完成した太鼓を
親父と共に神社に納めさせていただいてきました。
さすがに少し緊張している親父
火炎部分のこれがもとの姿です(@_@;)
豪華な金箔の輝き
こちらが全貌です。
金箔が施されたのは火炎部分と
太鼓の皮全面です
太鼓の皮も今回両面張り替えさせていただいておりますので
箔押しを新たに施し、その上に岩絵具で彩色をしてあります。
箔押しや、彩色に関しては
もちろん私たちではなく、専門の職人による仕事です
あらためて、本来の輝き、姿を取り戻した
美しい楽太鼓が完成し何よりです
またこれで、この先何十年、何百年と
つなぐことが出来たら幸いです