こんにちは、六代目彌市です!(^^)!
昨晩、いつも大変お世話になっております
愛知県常滑市・保示囃子保存会さんの練習へお邪魔してきました!
“祭りの音”を感じたかったから・・・
祭りの音とは、なんぞや!?
ですが、
元来、太鼓の音や、笛の音が持っている
役割というか、本質というのは“音”そのものが
メッセージであり言葉なんです
中心にあるものは、“音”
近年、和太鼓文化の中にあらたに定着しつつある
いわゆる創作和太鼓と言われる奏者の多くは
中心にあるのが、“音”でなく自分自身であったり、
見た目やパフォーマンスに偏りがちであると感じています
残せない、残らないのではないかと感じてなりません。
昔ながらの祭りの太鼓や、伝統芸能というのはたしかに見た目は地味だったり、華やかさはないかもしれませんが その中にある本質、“音”は何だ!? という事をしっかりと感じ、理解したうえで新しいコトを起こさなければ一時の流行りすたりで終わってしまうのではないか・・・
これは和太鼓文化に限ったことではないですね
現代社会は、 いろんなモノやコトに溢れる時代
でそのモノがもっていた本来の価値や本質が
伝わらず、損なわれてきている気がしています
私自身は幸いにも、仕事に恵まれ
現代と伝統を肌で感じることができるから
少なくとも和太鼓の本質はわかっていると思っています
そもそも新たなムーブメントが起きる前に
すたれて行ってしまう世界もたくさんあるなか
和太鼓は伝統だけでなく
すくなくとも現代文化の中にムーブメントが起きている
そのことはとても大事な事だし
嬉しいことだし幸せな事です
現代にうまれた新たな文化を
本当の意味で伝統にするには
その“本質”、“音”たるものが何ぞや
という事をこれから少しずつ
伝えていく、感じてもらう役割が
私にはあると思っています
練習の音、グルーブを感じ
一人興奮する昨晩の私でした!(^^)!