昨日のブログ、過去にないほど多くの方から
反響いただきました。
私のメッセージがどのように届いたかは
わかりませんが、少なからず“何か”ヒントに
つながれば嬉しいです。
私自身、幼き頃から家業が太鼓屋で
現在は自分の仕事として、使命として
この和太鼓と向き合っていますが
毎年毎年、いや
日々その太鼓に対する感覚に
変化があります。
そして特にここ最近、自分自身の中で
その変化のスピードというか
目の前に霧のようにかかっていた
モヤが晴れていくような感覚があります。
太鼓って何度も伝えますが
やっぱり“音”なんですよね。
でも、その音って目には見えないじゃないですか~
最近気付いたのは、太鼓の音は
決して目には見えないんだけど
そこには確かなエネルギーが存在してるってことです。
スピリチュアルでもなんでもないので
ご安心を(笑)
気温とか、電気とか、気圧とか
私たちが生きるために必要な空気だって
目には見えないけどそこに必ず存在する
大きなエネルギーですよね!
それと太鼓の音も同じってことです。
太鼓の音エネルギーの存在が
ハッキリと見えるようになってきたら
ある一つの違和感というか疑問が
私の中に生まれました。
それは、太鼓を打つために必要な“構え”です。
エネルギーというのは使い方を間違えると
せっかくの良さ活かすことができませんね。
だから太鼓の音=エネルギーも
上手に使う必要があるんです。
そのためには実は!太鼓の前に“構え”ては
いけないんです。
構えないと叩けないじゃないか!と
思わずついてきてください(^^)
どうして、構えてはいけないかというと
“構える”という行為は、
その言葉の意味が現す通り
構えることで太鼓と自分の間に大きな大きな“壁”を作ってしまうんです。
その壁は、自分と太鼓の前に立ちはだかり
エネルギーを上手につなげてくれないんです。
じゃあ一体どうしたらよいか・・・
簡単です!
太鼓の目の前に立ち、
その音エネルギーを上手に活かそうと思ったら
“構える”のではなく、そのエネルギーを“包み込む”
ん~と、もっと簡単に言うと赤ちゃんを抱っこするようなイメージです(^^)
音エネルギーは命そのもの。
命という事は例えるなら赤ん坊と同じだってことです(^^)
音はエネルギーは、命そのもの。
この絵ちょっと見てみてください。
女性で出産経験のある方ならすぐに
ピンとくると思いますが
赤ちゃん抱っこするときって
みなさんどうします???
やさしく包み込み、そして赤ちゃんを絶対落とさないように
脇をすこし開いて抱きかかえますよね!
太鼓の前に立った時、これと同じ感覚を持ち
立ってほしいという事です。
だから構えるのではなく、目の前にある
太鼓は赤ん坊だと思って(笑)
やさしく抱っこしてあげるイメージで
包み込んであげてください。
そうすると!
ほら、自然と脇は開き
リラックスした状態で、自分と太鼓がまさに“一つ”なるんですよ!
これこそ、太鼓の音エネルギーを
最大限活用するための最初の一歩です(^^)
だから、決して太鼓の前に立ったら
“構え”ないでくださいね(^^)/