2014年10月17日金曜日

太鼓の前では構えないでください!六代目からの大切なお知らせ。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


昨日のブログ、過去にないほど多くの方から
反響いただきました。


私のメッセージがどのように届いたかは
わかりませんが、少なからず“何か”ヒントに

つながれば嬉しいです。


私自身、幼き頃から家業が太鼓屋で
現在は自分の仕事として、使命として

この和太鼓と向き合っていますが


毎年毎年、いや

日々その太鼓に対する感覚に
変化があります。


そして特にここ最近、自分自身の中で
その変化のスピードというか


目の前に霧のようにかかっていた
モヤが晴れていくような感覚があります。



太鼓って何度も伝えますが
やっぱり“音”なんですよね。


でも、その音って目には見えないじゃないですか~

最近気付いたのは、太鼓の音は
決して目には見えないんだけど


そこには確かなエネルギーが存在してるってことです。


スピリチュアルでもなんでもないので
ご安心を(笑)


気温とか、電気とか、気圧とか
私たちが生きるために必要な空気だって


目には見えないけどそこに必ず存在する
大きなエネルギーですよね!


それと太鼓の音も同じってことです。


太鼓の音エネルギーの存在が
ハッキリと見えるようになってきたら


ある一つの違和感というか疑問が
私の中に生まれました。




それは、太鼓を打つために必要な“構え”です。



エネルギーというのは使い方を間違えると
せっかくの良さ活かすことができませんね。


だから太鼓の音=エネルギーも
上手に使う必要があるんです。



そのためには実は!太鼓の前に“構え”ては

いけないんです。


構えないと叩けないじゃないか!と
思わずついてきてください(^^)



どうして、構えてはいけないかというと


“構える”という行為は、

その言葉の意味が現す通り


構えることで太鼓と自分の間に大きな大きな“壁”を作ってしまうんです。


その壁は、自分と太鼓の前に立ちはだかり
エネルギーを上手につなげてくれないんです。



じゃあ一体どうしたらよいか・・・


簡単です!



太鼓の目の前に立ち、
その音エネルギーを上手に活かそうと思ったら


“構える”のではなく、そのエネルギーを“包み込む”


ん~と、もっと簡単に言うと赤ちゃんを抱っこするようなイメージです(^^)


音エネルギーは命そのもの。


命という事は例えるなら赤ん坊と同じだってことです(^^)


音はエネルギーは、命そのもの。


この絵ちょっと見てみてください。


女性で出産経験のある方ならすぐに
ピンとくると思いますが


赤ちゃん抱っこするときって
みなさんどうします???


やさしく包み込み、そして赤ちゃんを絶対落とさないように
脇をすこし開いて抱きかかえますよね!



太鼓の前に立った時、これと同じ感覚を持ち
立ってほしいという事です。


だから構えるのではなく、目の前にある
太鼓は赤ん坊だと思って(笑)


やさしく抱っこしてあげるイメージで
包み込んであげてください。


そうすると!


ほら、自然と脇は開き
リラックスした状態で、自分と太鼓がまさに“一つ”なるんですよ!



これこそ、太鼓の音エネルギーを
最大限活用するための最初の一歩です(^^)


だから、決して太鼓の前に立ったら
“構え”ないでくださいね(^^)/