こんにちは、六代目彌市です(^^)/
さて、今日から新しい月の
はじまりはじまり~♬
毎年、1月は年が明けたと思ったら
怒涛に過ぎ去り、気が付けば2月~!!!
なんて感じです( ;∀;)
それだけ充実した日々を
過ごさせてもらえていることに感謝ですね!
さて、最近はめっきり
“桶職人”化しているわたしですが、
あらためまして、
わたくし三浦太鼓店の六代目なのです( ;∀;)
ある時は、桶職人
ある時は、社長(六代目彌市)
ある時は、太鼓職人
よって桶作りは、日々の太鼓作りの
“一部”であるということですね♬
昨日もそうでしたが、
午前中は社長としてビジネスのお勉強。
そして、午後から会社に戻って桶太鼓作り、、、
こんな感じの日々です(^^♪
桶作り、とっても楽しいですが、
それと同じだけ
社長としての学び、
ビジネスのお勉強も意外や意外
おもしろいのです(^^♪
そんな中、
現在三浦太鼓店のビジネスサポートをしてくださっている
Okabiz(オカビズ)の瀧口さんと、
いろいろ経営について相談してて、
ある質問をしてみました。
瀧口さん、ちなみにですが
今わたしが作っている「桶太鼓」の
年間生産数は現在どのくらいだと思います???
数字が得意な瀧口さんは、
すぐにその質問に対してそろばんをはじき出しました(^^
みなさん、どのくらいだとおもいます??
参考までに、瀧口さんの出した答えは
1日10~13台として
1か月が200~260
長期連休もあるとして、、。
年間だいたい
「2600台」くらいですか???
・ ・ ・ ・、、、、
瀧口さん、
もし今それだけ桶太鼓作れたら
三浦太鼓店はビルが建ってます(笑)
正解は、
1日0.5台
1か月10~15台
年間150台くらいが現状では限度なのです( ;∀;)
「2600台」:「150台」
“ケタ違い”とはまさにこのことを言うのですね(笑)
そんなに作れたらいいんですがね~( ;∀;)
ただし、「大量生産」したい訳じゃないのです。
そもそも「大量生産」から正反対の場所にあるモノ
だと思いますが、
量産体制を整えて、
数をたくさんつくって売りたいという発想が
そもそもないのです。
私が、日々めざす音つくりというのは
決してブレることのない一つの言葉、
キーワードを持っています。
それは、「活きた音」。
“活きた音”というのは、
ズバリそのまま太鼓の音のことですが、
もっとわかりやすく言うと、
誰もがきいて心地よい、“良い音”だと思ってください。
素人でも、太鼓を叩かない人でも
あ、
あの太鼓いい音がするね♬
これが、私の言う“活きた音”だと思ってください。
でね、
その活きた音には、大切な“作り方”があるんですよ!
それは、太鼓になる
一つひとつの素材を“つなげる”こと。
例えば、
太鼓には“胴”と“皮”の素材がありますが
この2つの“つながり”をしっかり作ってあげることが
大事なのです。
つながりを作り、関係性を深めてあげれば
あげるほど、その先に生まれる“音”が
活きてくるんです!!
これは、人と人との関係性と
まったく同じです。
たとえ、目の間にいる人が
血のつながった家族や恋人だったとしても、
表面上のカタチだけの関係性だったら
どうでしょうか???
そうじゃなくって、
心と心の深い場所でお互いが
つながり合っていたらどうでしょうか??
そう、
人間関係も、太鼓も全く同じで
深い場所でつながればつながるほど
お互いの関係性が活きてくるんです。
これが私の言う“活きた音”です。
だからね、
誰でも構わずたくさん売りたいという想いにはならず
日々の太鼓作りと同じように、
出会った一人ひとりとの関係性を
深めながらお役にたちたいのです(^^♪
“ビジネス”という事で言ったら
必ずしもこんな私のような考え方が
正解かどうかはわかりませんが、
それでも、こころは豊かです(^^
あまりに、お時間かかりすぎて
たまにお客様からお叱りを受けてしまう事も
ありますから、それは気を付けないとです( ;∀;)
さて、今月も
社長、桶作り、太鼓作り、父として
がんばります~
今日もステキな一日を(^_-)-☆