2017年2月1日水曜日

これぞ本当の“ケタ”違い!?

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


さて、今日から新しい月の

はじまりはじまり~♬


毎年、1月は年が明けたと思ったら

怒涛に過ぎ去り、気が付けば2月~!!!


なんて感じです( ;∀;)



それだけ充実した日々を

過ごさせてもらえていることに感謝ですね!


さて、最近はめっきり

“桶職人”化しているわたしですが、


あらためまして、

わたくし三浦太鼓店の六代目なのです( ;∀;)



ある時は、桶職人

ある時は、社長(六代目彌市)

ある時は、太鼓職人



よって桶作りは、日々の太鼓作りの

“一部”であるということですね♬




昨日もそうでしたが、


午前中は社長としてビジネスのお勉強。






そして、午後から会社に戻って桶太鼓作り、、、






こんな感じの日々です(^^♪




桶作り、とっても楽しいですが、


それと同じだけ


社長としての学び、

ビジネスのお勉強も意外や意外


おもしろいのです(^^♪



そんな中、

現在三浦太鼓店のビジネスサポートをしてくださっている

Okabiz(オカビズ)の瀧口さんと、


いろいろ経営について相談してて、

ある質問をしてみました。



瀧口さん、ちなみにですが


今わたしが作っている「桶太鼓」の

年間生産数は現在どのくらいだと思います???



数字が得意な瀧口さんは、

すぐにその質問に対してそろばんをはじき出しました(^^



みなさん、どのくらいだとおもいます??



参考までに、瀧口さんの出した答えは


1日10~13台として

1か月が200~260


長期連休もあるとして、、。


年間だいたい

「2600台」くらいですか???



・ ・ ・ ・、、、、



瀧口さん、


もし今それだけ桶太鼓作れたら

三浦太鼓店はビルが建ってます(笑)



正解は、

1日0.5台

1か月10~15台

年間150台くらいが現状では限度なのです( ;∀;)


「2600台」:「150台」



“ケタ違い”とはまさにこのことを言うのですね(笑)



そんなに作れたらいいんですがね~( ;∀;)



ただし、「大量生産」したい訳じゃないのです。


そもそも「大量生産」から正反対の場所にあるモノ

だと思いますが、




量産体制を整えて、

数をたくさんつくって売りたいという発想が

そもそもないのです。




私が、日々めざす音つくりというのは

決してブレることのない一つの言葉、

キーワードを持っています。


それは、「活きた音」。



“活きた音”というのは、

ズバリそのまま太鼓の音のことですが、


もっとわかりやすく言うと、

誰もがきいて心地よい、“良い音”だと思ってください。



素人でも、太鼓を叩かない人でも


あ、

あの太鼓いい音がするね♬



これが、私の言う“活きた音”だと思ってください。


でね、

その活きた音には、大切な“作り方”があるんですよ!


それは、太鼓になる

一つひとつの素材を“つなげる”こと。


例えば、

太鼓には“胴”と“皮”の素材がありますが


この2つの“つながり”をしっかり作ってあげることが

大事なのです。


つながりを作り、関係性を深めてあげれば

あげるほど、その先に生まれる“音”が


活きてくるんです!!



これは、人と人との関係性と

まったく同じです。



たとえ、目の間にいる人が

血のつながった家族や恋人だったとしても、


表面上のカタチだけの関係性だったら

どうでしょうか???



そうじゃなくって、


心と心の深い場所でお互いが

つながり合っていたらどうでしょうか??


そう、

人間関係も、太鼓も全く同じで


深い場所でつながればつながるほど

お互いの関係性が活きてくるんです。



これが私の言う“活きた音”です。



だからね、

誰でも構わずたくさん売りたいという想いにはならず


日々の太鼓作りと同じように、



出会った一人ひとりとの関係性を

深めながらお役にたちたいのです(^^♪



“ビジネス”という事で言ったら


必ずしもこんな私のような考え方が

正解かどうかはわかりませんが、



それでも、こころは豊かです(^^



あまりに、お時間かかりすぎて


たまにお客様からお叱りを受けてしまう事も

ありますから、それは気を付けないとです( ;∀;)



さて、今月も

社長、桶作り、太鼓作り、父として


がんばります~


今日もステキな一日を(^_-)-☆