こんにちは、六代目彌市です(^^♪
今日から10月!
イベントシーズンお祭りシーズン
そして運動会シーズンと
爽やかな秋空の下、
何かと催し物の多いこの季節ですね!
私も昨日は、
末っ子四男坊キラ君の運動会でした(^^♪
お蔭様で、子供がたくさんいるので
ここ最近の「運動会」参加率は
とても高いのですが(笑)
「競技」の中身が
長男の時から随分と変わってきたな~って感じました。
何が??って
まず、大人だけのリレー競争がない!?
とか、
何かとニュースで話題になってた
「組み体操」問題とか、、
大人だけのリレーは
長男の時はまだあったので
私選抜で選ばれて本気で走りましたよ( ;∀;)
なくなっていく理由は、「ケガ」したら危ないから、、、、
だそうです。
大人が転んでケガしたら
仕事に支障がでるという理由で
全体として大人のリレーが中止になったそうです、、、
確かにそうかもしれませんが、
正直、面白くない。
今の時代、
こうやってドンドン「真剣勝負」できる場が
奪われていくのですかね、、、
私、子供たちって
大人が何かに「真剣」に向き合っている
その姿をみて育つんだと思ってます。
カッコ悪くたっていいのです。
転んだっていいし、ビリでもいい。
中途半端じゃなくて、真剣に向きあう
大人の背中を見ると絶対に「何か」感じるはずだから、、、
自分の幼いころを振り返ってみても
やっぱりそう思う。
私、今でこそこれだけ太鼓と真剣に向き合う
人生を送らせてもらってますが、
実は、昔から
太鼓屋になる事を憧れていたわけでは
まったくありませんでした。
家業ですからね、
身近に太鼓はありましたよ。
でも、
太鼓に興味はなく、
むしろ、どちらかと言えば「嫌い」だった。
理由は、かんたん。
親父が嫌いだったから。
実は、私の子供の頃
親父は太鼓屋が専業ではなかったのです。
むしろ太鼓屋は副業。
サラリーマンをやりながら、
土日の休みの日にかろうじて太鼓屋の仕事を
つないでる、、、、
そんな状況でした。
今のように太鼓文化が盛んな時代じゃなく
そもそも仕事が少ないということ、
祖父が仕事人間ではなく、
幼いころから親父は苦労して育ったこと、、、
また祖父は、病気がちだったことも原因で
親父は中学に入るころには
ほとんどの太鼓作りができてたそうです。
仕事もなく、
祖父も仕事に対して決して
「憧れる」ような姿勢を見て育たなかった親父は
当然、「太鼓屋」になりたい!!
そんな夢や希望は抱かなかったと思います。
だから、選択肢はまずは
安定の会社員。
それでも、代々続いた
仕事を辞めるわけにはいかずに
なんとか土日の休みで
仕事をつないできた、、、
そんな状況でした。
ただでさえ、大変なサラリーマンの仕事。
夜遅くまで仕事して帰ってきて
土日もほとんど休まず太鼓屋の仕事、、、、
疲れをいやす時間なんて
当然なかった親父は、いつも何かに怒っていた、、、
子供の頃の親父の記憶は
そんな感じで、、、
だから親父が嫌いだったんですね。
今は違いますよ( ;∀;)
誰よりも尊敬してます(笑)
でも、こうしたいろんな人生の経験を通して
私は大人こそ私は「真剣」な姿を見せるべきだと
思ったんです。
大人が下手でも
何かに真剣に向き合っている姿は
やっぱりカッコいい!!
大人が夢や希望を語れば、
子供は自然と夢や希望を抱くようになる!
今年作った祭り、味噌六太鼓も
大人が本気になれる場が作りたかったという想いがありました。
だから子供たちが憧れるんですよ。
僕も大人になったら、担ぎたい!
僕も大人になったら、あの太鼓を叩きたい!
もしかしたら、そういう真剣勝負の場は
多少の危険があるのかもしれない、、、
味噌六も重さ2t、高さ4メートルありますから
本当に危険と背中合わせです。
だから、より「真剣」になるんです。
私はこれまで、
憧れる人がたくさんいて、
そんな人たちの背中を今でも追えることが
とても幸せだなって感じてます。
だから、自分も
未来ある子供たちにはそんな存在でありたいって思います。
まだまだ中途半端ですがね、、、
でも、気持ちだけは「真剣」です(^^♪