2018年3月7日水曜日

172年の時を越え、新たな「感動」を生み出す音作り!

こんにちは、六代目彌市です!

みなさん!
昨日3月6日は何の日??

そう、

3月6日は3と6で
「みそ6」の日なのです♪( ´▽`)

いよいよ本格的に「味噌人会」が発足し、
新たな歴史を「伝統」として残していこう!

地元、岡崎が誇る
地元「愛」を育む1ページが切り開かれました!




そして、そして
何と!!

わたくし、記念すべき味噌人会
初代会長という

大変名誉ある大役をさせていただく事になりました♪( ´▽`)




昨年この岡崎の祭りに
新たなシンボルとして誕生した「味噌六太鼓」は、

本当におかげさまで、
大変大きな反響をいただくことができました♬

そもそもこの「味噌六太鼓」をなぜ作ろうと思ったのか??

これは、以前私のブログで
紹介させていただきましたのでぜひ↓
僕が本当に作りたかったモノ



先祖代々、太鼓屋という仕事をさせていただいてきて


どれだけ時が経とうとも、

どれだけ年月が過ぎようとも、

どれだけ時代が変わっても、


変わらずに人々から必要とされ、
残されるモノがあることに気づきました♬


では、

変わらず必要とされるモノって
どうして受け継がれていくんだろう??


そう考えた末に
辿りついた答えが「感動」だったんです♬


人は、

自分の心の奥底で感じた「感動」は
決して忘れることはありませんよね。


自分自身が、この仕事を通して
感じさせてもらえた多くの「感動」!


そうやって感じた感動を、

今度は自分自身の手で作りたい!
残して行きたいって思うようになりました。


そして、その「感動」を
さらに自分一人のモノにするんじゃなくて

誰かと分かち合いたいって思いました(^^)


「感動」は誰かと分かち合って
初めて生まれる感情だと思ってます♬


だから、味噌六はデカイのです(笑)



自分一人では決して作ることのできない大きいものを
たくさんの人たちと思いをつないで作る感動♬


そして、そこから生まれた音を中心に100人もの男たちが
心を一つにして初めてさし上がる感動!!


今度は、そういう大人の真剣な姿を見て、
子供達が感動し、

自分もいつかあんな大人になりたいなぁって

子供にとってのヒーローみたいな存在になる!


伝統を繋ぐって私はそういう事かなって思っています♪( ´▽`)



いよいよ、今年も2代目味噌六作りがスタートします!

昨日ちょうど、今年の桶の材料となる
カクキュー八丁味噌さんへ
古い桶材をいただいてきましたが、

そこには弘化2年とありました♬


何と!172前の桶!!!



172年前にこの桶を作った人は、

まさかまさか、
172年後に太鼓にされるなんて
思ってなかったと思います♪( ´▽`)


ちなみに、

まだ勘違いされている方も
見えるようですが、


この「味噌六太鼓」は、

古くなった桶を
そのまま使っているわけじゃないんですよ♬




さすがに、

150年以上、味噌仕込み桶として
使われたモノは

そのまま使うことはできません。


実は、この古い桶の
「底板」だけを頂戴して

そこから
一から桶を作る作業をしています♬


これが今回
頂戴する底板です!!




底板って、

何トンもの比重がかかる
重要な部分で、材料も厚くて

いいモノが使われてるんです。




これを、再び

太鼓ように「柾目」という
方向に細かく、引き直します。





そして、その1枚1枚の板を
こんな感じで削って♬




普段から

私が作っている新しい桶と同じように
組み立てていくんです!




そうやって完成した
直径2メートル!

初代「味噌六太鼓」の桶が
こちらです↓



桶を作る工程そのものから
祭りは始まっていて、


その作業は、女性でも
子供さんでも

どなたでも参加いただくことができます!


昨年の太鼓作りと
祭りの様子はこちらのダイジェスト動画で
ご覧いただけます!




またたくさんの方々と共に、
たくさんの「感動」を分かち合い、

人と人、

人と自然がつながる場所作りを
目指して頑張りますので

どうかご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします!