こんにちは、六代目彌市です!
先日、
ある高校和太鼓部の男の子から
こんなメッセージが届きました♬
以下
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突然失礼します!
ひとつ質問してもいいですか?
今部活で基礎打ちのメニューを増やしたいと思い
いろいろと考えているんですが、
何かいいメニューなどありますか?
リズムでも打ち方でも良い案があれば
教えていだだきたいです♬
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何事も「基礎基本」は本当に大切ですが、
練習方法って、
以外とみなさん悩んでたり
するんですね♬
そこで、
私はこの彼に聞いてみました。
今はどんな練習を
やってるの???
すると、
こんな返事をいただきました↓
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遅いテンポで1打1打を確認する練習、
連打で手首を使う練習、
16部のテンポキープなどを5~10分やってます。
この3つのテンポを変えたりしてやってます。
その後、
曲を繰り返し叩いたりしてます。
このような連絡を主にやってます♬
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はい、
どれも間違ってなく正しいのですが、
遅いテンポで打ち込む練習も、
連打で手首を使う練習も、
細かな16分を打つ練習も、
いずれも目的が全て「打つ」事なんです。
でも!
実は、太鼓にとって
何より大切で肝心なことが、
この練習メニューからは養うことができません。
さて、
太鼓にとって何より大切な
「基本」練習ってなんだと思います??
それは、
太鼓の声(音)を聴いてあげる事なんです♬
太鼓は一打
打てば必ず「余韻」が響きますよね♬
その音が、余韻が完全に消えて
なくなった!と、思うまで
五感を研ぎ澄まして
太鼓の声に耳を傾けてあげるのです♬
以前、
何十年も幼い頃から
太鼓を打っている子が
自分の叩いている「音」が
聴けなくて、
音の事はよくわからないです、、、、、
そう言われた事がありました♪( ´▽`)
太鼓は打つ事が
楽しいですし、
気持ちいですので、
実は、多くの方が
こういう現象に陥りガチなのですが、
太鼓の「音」とは、そもそも
コミュニケーションなので、
「言葉」なんです。
「音」=「声」
そして「言葉」です。
じゃあ、質問です。
自分の想いを相手に伝えたい時に、
自分の発する「声」がもしわからなかったら
相手にその想いは届きますか????
絶対無理ですよね。
自分の言っている事すら
なんと言っているか
もしわからなかったら、
絶対に相手に
その想いを伝える事は
できません。
だから、まず
目の前の太鼓の声(音)を
聴いて、聴いて聞きまくるのです♪( ´▽`)
すると、不思議♬
だんだん目の前の
太鼓さんが何を言っているか
その声(音)が聞こえてきます。
すると、あら不思議。
だんだんと楽しくなってきます(^^)
打つと言う行為は、
太鼓に自分の想いを伝える行為。
伝えっぱなしでは
コミュニケーションは成立してません。
ただの一方通行です。
自分が伝えたら、
相手の話しも聴いてあげる。
これが、
コミュニケーションの鉄則ですよね。
ここで言う相手とは太鼓です。
だから、太鼓の声(音)を
聴いてあげる事で、
はじめて目の前の太鼓と自分が
つながる事ができるのです♬
打った事があっても
聴いた事がない。
これが太鼓打ちで圧倒的に
多いです。
自分の言いたい事ばかり
言ってちゃダメって事です!!
って、
なんだ自分と嫁さんとの事を
言っているようで
反省の心が湧いてきました(笑)(笑)
はい、
たまには相手の声にも
耳を傾けてあげましょう♪( ´▽`)
それが夫婦円満の秘訣です
って、違う話になっちゃいました(笑)
今日も素敵な1日を^_−☆