先日、あるフォーラムを聞く機会がありました。
テーマは『道徳』
講師は、テレビドラマ化もされた『ヤンキー母校に帰る』
著書『ヤンキー母校に生きる』を発行された義家弘介氏。
失われた日本人の道徳心についてのお話でした(^^
う~ん。
深いですね~
道徳心とは!?
いったい何か・・・
そして今の日本人に欠ける道徳心とは何なんでしょう
そもそも、道徳とは
辞書を引くと、
“人々が善悪をわきまえて、正しい行為をするために
守らなければならない規範の総体”
とあります。
かんたんに言えば、
良い事はよい、悪い事はわるい
それをきちんと判断し行動する事だと思います。
現代社会における道徳の一番の問題点は
子供の道徳心ではなく、若い親世代の道徳心の欠如が
一番の問題だそうです。
若い親世代か~
という事はまさに現在の私そのものなんですよね~
自分自身は道徳的な人間かな~(笑)
私が子供の頃にも『道徳』という授業は
もちろんありました。
ただ、その時じゃあ一体何をまなんだのかと
聞かれても全くおぼえていません。
私が思うに、道徳心は人から与えられて
育つのではなく、たくさんの失敗や経験の中で
育まれるものだと思っています。
少なからず、私はそうでしたね。
今の時代、モノに溢れ
何不自由のない豊かな暮らしの中で
人は、“与えられる”ことに慣れすぎてしまって
自らのあたまで考え行動することができなくなって
しまっているのではないでしょうか・・・
幸いにも、自分の育った環境は
そんな豊かな時代ではあったけれど、
多少の不自由も先祖が残してくれていたことで
必死に自分の頭で考え行動するチャンスが
私にはありました。
多くの現代人は、きっとそんな
チャンスすら与えられないで生きているのでは
ないでしょうか・・・
豊かさとは、モノや資源が溢れている
状態ではないですもんね
これって、失われつつある
“伝統”とどこか似ているような気がしました。
豊かさの一方で、大切な、見失っていけない
“何か”が絶対あります。
これから先、自分たちの子供世代に
こうした道をどう説いていくのか?
あらためて感じさせらる貴重な時間でした。
わたしももうすぐ4人の子を持つ
親ですのでね(^^