本日三浦太鼓店、仕事納めでございます。
今年も一年本当に本当にお世話になり
ありがとうございました。
ありきたりな言葉ではございますが
本当に、この一年無事に過ごすことができますこと
こころから感謝申し上げます。
おかげさまで来年創業150周年という
私たちにとって節目を迎える2015年。
時の流れと共に、今の時代に生かされた
私の中にいろんな想いや感情が湧きあがってきています
自分の役割と立場を理解しこれからどうのように
カタチにしていけるのか・・・
不安と緊張、わくわくと期待が入り混じる
年の瀬となりそうです。
私は五人兄弟の次男坊です。
写真右側がすぐ上の兄貴です。
弟も兄貴もいてどうして自分がこの家業を継ぐことになったのか・・・
子供の頃を振り返ってみると
男三人の中で唯一わたしはある種の責任感みたいなのを
ずっと抱えていた気がします。
子供心なので、何に対しての責任感
だったのかは全然わかりませんが、
唯一それがほかの兄弟になくて私に合ったモノだった気がします。
親父に対するあこがれ、
祖父に対するあこがれもありますが
私はなによりやはり初代に対するあこがれが強いです。
初代三浦彌市
会えることなら、いろんなことを聞いてみたい。
単純にそう思う。
でも、たま~に会えるんです(^^)
スピリチュアルでも嘘でもなく
本当の事。
初代三浦彌市の銘
古い太鼓が修理に入ってきた際、
太鼓の胴の中に初代の銘を見ることがあります。
これが、時をこえ時代をこえ
ご先祖様に会える瞬間です。
そして、そこから多くのメッセージを
私は受け取ります。
だから、まだまだやるべきこと
やらなければならないことが見えてくるのかもしれません。
現代という、多様化かつ複雑化した世の中で
“守る”ためには“変化”することも必要不可欠です。
時の流れもあるけれど、
人として、人間として、自然や宇宙の真理
守らなければならないことは何一つ変わっていないと
感じています。
来年もみなさまにとって
すばらしい良き年になりますことを
三浦太鼓店社員一同心からお祈り申し上げます
平成26年12月吉日
三浦太鼓店 六代目彌市
みなさん来年もよろしくお願いします!