2014年12月22日月曜日

私にとって演奏することは“音作り”。“音作り”とは太鼓を作る事と同じ。大太鼓ソロにかけた想い。

おはようございます。

六代目彌市です(^^)/



あすは天皇誕生日の祝日ですね!


今日は間の月曜日で
連休の方もみえるのでしょうか(^^)



人の誕生っていったいなんだろう?



これは今に生きる私達の言わば永遠の
テーマみたいなものだと思います


私は常々、人にはその人にしかできない
大切な役割がある。


そう言ってきました。


そう感じはじめると、その事が
どれだけ大切なことなのかもっと感じる事が出来ました。


そして、


その大切な役割というのは
人間だけに限ったことではない、


自然や植物、動物だって


みな同じ役割があるという事に気づきました。




それぞれが、それぞれに与えられた大切な大切な
使命、役割をまっとうすることで


その先につながるたくさんの幸せがある。



そう信じています。



私にとって“誕生”とは、

そんな自分の役割と向き合う事。




私に与えられた役割は、三浦太鼓店の六代目彌市として
世の中の人々に和太鼓の“活きた音”を届けること。


その“音”は、神々に
多くの人々の心の奥深くに響く“音”



今年の5月、和太鼓零~ZERO~10周年記念公演にて
私自身初となる大太鼓ソロに挑戦しました。



大太鼓ソロと言っても、

私にとっては単なる“演奏”ではありません。



目の間にある太鼓は、

私自身、自ら生み出した3尺6寸の大太鼓である三六-SABUROKU-。





ふつうの人は、


たぶん大きな太鼓を前にすると
その大きさとエネルギーに圧倒されると思います


でも私は違います。

この太鼓は言わば、自分自身そのものなんです。



和太鼓の命である“活きた音”を創ること。

そして、その“活きた音”でたくさんの人に幸せを届ける事。




そんな想いをそのままストレートに“誕生”という

タイトルで演奏させていただきました。



“活きた音”はこそ和太鼓の本質。


演奏前半、少し見にくいですが

自ら作り出すその音を“手”を使い
音作りをしています。

私にとって演奏することは、
太鼓を創ることと同じです。


ライブDVDにも、収録されておりますが
“誕生”お届けします