2014年12月11日木曜日

自然の驚異から考える人間の驚異。

こんにちは、六代目彌市です



ここ最近、天災、いわゆる
大自然がもたらす驚異の被害が多く報告されています


大寒波、大地震、噴火・・・・


御嶽山の噴火は記憶にあたらしく
私達地元周辺の方々も多くの人が被害にあわれてしまいました。




でもね、自然というのは
これが本来の姿であり、言い変えれば


これが自然が持つ唯一無二の大きなエネルギーなんです。



何が言いたいかって言いますと、
この自然と寄り添う事ができたとき

はじめて本当に大きなチカラがうまれるってことです。


残念なことに、現代の社会では
この自然を“驚異”と捉え、人と自然との間に大きな
壁を作ってしまっている・・・

そんな気がしています。




こういう仕事に日々たずさわっていると
その本来の“自然”がもっているチカラ、エネルギーを
ものすごく感じるんです



昔の人が使うモノってこういうモノが多かったんですよ!



例えば太鼓つくりに欠かせない道具や、素材も
現代の科学や技術革新のなかでいろんな製法や
あたらしいモノも生まれてますが


やっぱり、“昔ながらの”という
素材や製品に勝てるモノってないんですよ


この“昔ながらの”っていうのが
キーワード


昔ながらの製品って
もともとその土地、自然の中にある素材や製品を

人の手と“知恵”が重なり生み出されたものだから


言ってみれば“自然”のエネルギーと“人”のエネルギーが
融合したモノなんです。



水のチカラ、大地のチカラ、風のチカラ、空のチカラ・・・



きっとそこにある真実に目をそむけたとき
自然は驚異となり人間に襲い掛かってくるのでしょう


原子力のことはよく分かりませんが、
ただ、こういうチカラこそ人間の勝手な都合が生み出した
過ちなのではないでしょうか・・・

自然からしたらこれこそ人間の驚異です


最近自分の中に“真理”という言葉と
つながることが多いんです


“真理”というのは
いつどんな時も変わることのない普遍的な事実の事です


朝になれば太陽が東からのぼり
夜になれば西の空へ沈んでいく・・・


バカボンのパパみたいに太陽が西から上ることは
ないですからね(笑)


変わることのない事実“真理”に寄り添い
生きていくことが現代の、これからの私たちの未来に


大きく関わってくるようなそんな気がしました。



人と人との関わりにも真理があり

人と自然との関わりにも真理がある。