2015年6月7日日曜日

“活きた音”とは「人と人をつなぐ音」。この大家族が教えてくれた生きる真理。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


先日の6月4日をもちまして
五代目親父無事に人生の二周り目である還暦を迎える事が出来ました!


多方面のみなさまから、
ほんとうに温かい祝福メッセージをいただきまして


なんとお礼を言っていいのやら
親父もすべてのメッセージ読ませていただき

感涙しております(>_<)



みなさん無事還暦を迎えることができました(^^)/



そんな親父と昨日交わした会話。



親父:私の父、つまりおじいちゃんは60歳の時は
すでに病院通いで仕事はまったくできる身体ではなかった。

自分もその歳になったのかと。。。


あと何年仕事ができるか・・・





親父のお父さん、つまり私のおじいちゃんは若いころから病気がちで
おじいちゃんが仕事をしている姿を私は写真でしか見たことがありません。


おじいちゃんが親父と同じ60歳を迎えたころは病院通いで

すでに仕事ができなかったそうです。




そうだよな~、


60をこえるとそろそろ社会的には定年の時期。


昨晩集まった家族全員の前で来年は和也に代を譲ると
話した親父の姿をみて、親父の節目は私の節目でもあると強く感じました。


今年で創業150周年。


先祖代々つながった私たちの仕事。


激変する社会環境の中で“ビジネスの真理”が問われる時代。



働く事とは、生きる事とは、ビジネスとはいったいなんだろう・・・


子供5人、孫10人という大家族が集まった中
私はふとそんな事を考えていました。




どっからどう見ても幸せそうに見えるこんな私たち三浦家でも


あたりまえのように、家族の危機はたくさんあった。


こんな事がどうして起こるのか、
大きな問題はひとつやふたつではなかった。

家族崩壊の危機すら幾度もあった。


でも、いかなる時も

どんなピンチも乗り越えられたのは
やっぱりこの家族だったから。



人と人がつながることの大切さを
私はこの家族から学んだんだ。




もしかしたら、ビジネスの真理も、人間の真理も、生きる真理も

すべての答えはここにあるのかもしれない。



私たちが今、掲げる理念“活きた音”というのは


言い変えれば、「人と人をつなげる音」なんです。



私たちの作る音を通して、
たくさんの人の心と心をつなぎ、幸せを届けたい。



「太鼓」という“モノ”を作りたいのではなく、


その“音”を通して人と人の心をつなげたいのかもしれないと

感じた瞬間でした。



まだまだ、親父のような“覚悟”は私にはないけれど、

いよいよバトンを受け取る姿勢になれと

親父に背中を押されました。



親父、還暦おめでとう!

末永く健康で一緒に仕事ができたらいいな(^^)/