こんにちは、六代目彌市です(^^)/
先日、とあるお客さんから
「ホウレンソウ」をいただいたんですよ~(^^)
これが、本当に美味しくて美味しくて( ;∀;)
ね!
みるからに青々、イキイキして
美味しそうなホウレンソウでしょ(^^♪
なんだか、
いつも見慣れたホウレンソウと違っていて
茎もしっかりしているし、
葉っぱの緑の色も濃いんです♬
無農薬だからちょっと虫食いの穴とか
カタチが不揃いだったりするんです。
でもね、
カタチは不揃いでも
やっぱり「味」が全然ちがうので
いただいたお客さんに聞いたところ、
そりゃ~そうだよ!
みなさんがいつもスーパーで買ってくる
当たり前にキレイに揃ったホウレンソウは
温室育ちで2か月くらい。
うちのホウレンソウは、
太陽の元でそだてて、倍の4か月かかってるんだが
栄養も、味も本物だよ!
とね。
なるほどな~。
今の世の中は、
きれいなモノ=良いもの
とか、
きれいなモノ=本物
だという風になんでも思われガチですが
実は違いますよね。
野菜なんて特にそうですね。
傷があったり、曲がったりしてたら
売り物にならないっていいます。
そういえば、
TOKIOさんの番組で
0円食堂なってのが流行してますが、
まさに「捨てる」モノであっても
立派な食材になってますよね。
実は、太鼓も同じです。
ほら、
みなさん皮ってあたりまえに「白い」って
思っていませんか?
そんなはずないですよ( ;∀;)
だって、皮って動物ですもん。
生き物ですもん。
人間と同じです。
肌が白い人もいれば、黒い人もいる。
こんな感じで「ホクロ」だってあるし
シミだってある。
もっと言うと、
この2つの皮を見比べてみてほしい↓
これはきれいな白ですね~♬
一方こちらは↓茶褐色でまだら模様
でね、
実はこれ
どちらの皮が強度的に強いかと言うと
圧倒的に茶褐色の皮の方が強いんです。
先のホウレンソウと同じで
茶褐色の皮は科学的な薬品を使わないので
天然自然の「色」も「強度」も「匂い」も残るんです。
でも、
多くの方はこういうのを嫌がります。
きれいで揃っているモノ=良いモノ、本物
現代の日本文化の「価値観」は
違うモノや不揃いなモノは“個性”として
認められず、良くないモノとして
捉えられてしまっていますね。
教育もそうかもしれません。
だから、より一層わたしは思うのですが
“本当の価値”とか
“本物”を伝えることの
大切さというより、“難しさ”ですね。
大切なコトはだれだって理解してくれるんですが、
その価値を本当に理解してもらう事が
何より難しいです。
だって、先のホウレンソウのように
生まれてから一度もスーパーの
ホウレンソウしか食べたことがなかったら
わからないのは当然ですよね。
そういう時代です。
あまりに美味しかったのでね、
お客さんに伝えたところ、
喜んでくださって(^^)/
なんと、畑にホウレンソウを刈りに
おいでよ!と誘ってくださって( ;∀;)
なんとホウレンソウ刈りに!
土にたわむれて、
ホウレンソウを刈らせて
もらった後は、畑は子供たちの遊び場でした( ;∀;)
こういう、「感動体験」があって
はじめて伝わる“価値”って
やっぱりあるんですよね。
“価値”あるモノを理解できても
それをどうやって現代の世の中に伝えていくか
あらためて、
いろいろと考えていかなきゃな~と(^^♪
さて、今日からいよい4月ですね!
新年度のスタートです。
今日もステキな一日を(^_-)-☆