2017年11月10日金曜日

全ては、やるかやらないか!

こんにちは、六代目彌市です(^^♪

昨晩は、仕事おわりに
経営セミナー勉強会に参加してきました!




お話くださったのは、


醤油蔵の山川醸造から山川社長さんと、

枡(ます)作りの大橋量器、大橋社長さん!


いずれも岐阜に本社をかかえる
伝統産業です。




よって、お話くださったテーマも

「伝統を活かし、成長される経営術」と、

まさに、“今”抱える自分たちの問題と
重なって本当に学び深い内容でした。


その中でも、特に印象に残ったお二人の話。


まず、山川醸造さんは

「本物を作ってみんな辞めてる」と、、、

明治には全国12,000件あった
木桶で作る本物の醤油蔵が今は10分の1だそうです。


「伝統」とか「素材」とか「本物」というのは
間違いなく「価値」ではあるけれど、

かならずしもそれが生き残る、
世の中に必要とされ続ける「理由」には
ならなかったって事です。



そして、枡屋大橋さんの言葉。




伝統の枡という世界に、

様々な新しいチャレンジをされ続けているんですが、

その原点にある想いは「危機感」だったって事です。



全てはやるか、やらないか、、、

“やっていたって厳しい時代”だと、、、、


様々なことにチャレンジし続けてきたからこそ今がある。


そうおっしゃってました。



これ、本当に共感します。


私もそうなんです。

私、いろんな事をそれこそ
ご先祖様に感謝しますが、


私が一番感謝している事って
実は、お坊ちゃん育ちでなかったことなんです( ;∀;)





私がこの仕事の後を継ぐと決めて
三浦太鼓店に入った時、

親父はまだサラリーマンでした。


だから、いつも平日は私一人です。


仕事も当然ありません。

1年目は給料は0円です。

2年目からようやく5万円もらえるようになりました。


30歳手前まで
昼は太鼓屋、夜は飲食店でアルバイト、、、

そんな生活をずっと続けてました。


だからいつも、「危機感」だったんです。

逆に、その危機感があったからこそ
ここまで頑張って来れました。


もし、自分が大きな太鼓屋のお坊ちゃん育ちだったら
たぶんというか、間違いなく私は

会社をつぶしていたと思います( ;∀;)


いつもギリギリのところに立ってるから、

真剣に考えて、真剣に行動して、真剣の努力できる。


私は、坊ちゃんじゃなかったことを
心から感謝してます(^^♪


うまく行く事ばかりじゃなくって、

うまく行かない事も当然ありますが、


自分でチャレンジした事って
それすら人生の糧になりますからね♬


改めて同じような境遇で
成果を出されてる企業の偉大なお話聞いて

勇気と元気をいただきました!


ということで!

今月、早速大橋社長さんに頼んで

枡作りの工房見学へ
お邪魔してこようと思います!(^^)


全てはやるか、やらないか!

ですね。


今日もステキな一日を(^_-)-☆