こんにちは、六代目彌市です(^^)
今日は、朝から雨模様で
11月も後半になり、とても肌寒い1日でしたね〜♪( ´▽`)
みなさん、体調など崩されてないですか?
私は今日もお仕事なんですが!
実は、今日ちょっと面白いことを
発見してしまったんです!!
今日まったく同じサイズの
1尺4寸桶を仕上げてたんですね♬
コレです↓↓
こんな風に「タガ」を締め終えた後に、
いよいよ胴の中も
キレイに削っていきます↓↓
ここまでは、まったくいつも通りの流れです。
この後、削り終えた「胴」を
コンコン♬と叩いて、
いつもその「音」から、
仕上がり具合を確認してるんですが、、、
ん!?
いつもは1本ずつ仕上げていくので
まったく気づかなかったんですが、
たまたま今回、
同じサイズの桶を同時に仕上げてたので
胴の中を削る前のモノと、
胴の中を削ってからのモノを
それぞれコンコンと叩いてみたら
明らかに「音」が違うんです♬
誰でも聴き比べできるほど
明確に違うので動画撮ってみました↓↓
「音」の違いわかりました??
最初に叩いてた右側の桶が、
まだ胴の中を削る前のモノ
そして、
次に叩いたのが
削った後の胴なんですが、
音がちょっと低いでしょ♬
単純な事で当たり前だと
言われればそれまでですが♪( ´▽`)
板の「厚み」が、
胴の仕上がりに影響する事が
わかったんです♬
しっかりと胴の中を削って
仕上げたモノの方が音が低いんですが、
これが単純にどういう事かって言うと、
「胴」そのものがよく響いてるって事です♬
伝わってますでしょうか???
太鼓って、皮だけが鳴ってるわけじゃなく
当然、打てば「胴」も鳴るわけなので、
板が薄くなればなるほど、
胴自体がよく響くようになって
太鼓の「音」がよく鳴るようになるって事です♬
そういえば、
昔の太鼓って最近の太鼓よりも
胴がとっても薄く作られてるんです!
こんな感じで、
職人さんが手彫りによって
ギリギリまで薄く削って作られてます♬
ただし、
薄い胴は、確かによく鳴る事は
理解できるのですが、
デメリットとしては、
「強度」が落ちるのであまり強く張れないという事。
どこまで薄く削り込めるか??
はたまた、
胴が薄くする事によって
どこまで、「音」に良い影響が出るか???
わかりませんが、
担ぎ桶専用の極限うすうす桶太鼓を
早速作ってみようと思います!
担ぎ桶は、
担ぐ人の負担にならない程度の「重さ」で
仕上げようと思ってましたが、
「重さ」だけじゃなく、
胴の「厚み」によって、
さらに音の鳴り方が変わるとしたら
これは面白い事できそうです♪( ´▽`)
何はともあれ、
まずは試作品!作ります(^^)
また情報アップしますので
お楽しみに!!