暑いですね〜!
暑いですね〜!!
本当に、
暑いですね〜♪( ´▽`)
あまりの暑さに
集中力もだんだんなくなってきたので、
昨日、息抜きがてら
兼ねてから作りたいと
思っていた桶太鼓の
試作1号完成させました♬
今回の太鼓は、
こんな感じで↓↓↓
一見すると、
普通の桶に見えますが、
実は、細部にこだわりがある代物です♪( ´▽`)
まず、この桶太鼓、
ここ最近、
お客様から
アンサンブルに埋もれない
よりクリアで高い音が出せる
桶太鼓が欲しいのですが、、、
そんな声をいただき
それを形にしてみたのです♬
単純に高い「音」の桶が
欲しいのであれば、
太鼓の口径を小さくすれば、
当然、「音」は高くなるのですが
それだけじゃ〜
工夫もないし面白くないな〜♪( ´▽`)
と、言うことで
今回は、これまで
桶太鼓の材料としては
ほとんど使われることが
なかった「スプルース」と言う
材料に注目して試作してみることにしました♬
スプルースと言う木材は、
主に、北米が原産で
日本の風土より
さらに寒冷地で育った樹木で
木の密度がしっかりしており、
木目も素直なことから
日本でも、昔から建て具とかにも
よく使われていた材料です。
楽器としては、
昨年訪れた、岐阜県にある
ギター工房「ヤイリ」さんに伺った時、
ギターの天板にも
主にこの「スプルース」が
使われうことが多いことを知りました♬
今、使っている
秋田杉よりも
さらに質が硬くて
しっかりしているので、
「高い音」を出す♬
という、目的に
もしかしたらこのスプルースが
相性良いのでは??
そんな事で、
早速作業に入ってみると、、
やはり、削り慣れた
秋田杉と違って硬くて削りにくい、、、
削ったクズの香りも
どこか、よそ行きの香りが
しているのです♪( ´▽`)
ちょっぴり苦戦しながらも、
なんとかカタチが
できてきました↓
なんとか、カタチが
見えてきたので、
この時点で、
たくちゃんと、しゅん太丸にも
見てもらう♬
やたらとスタイリッシュで
スマートな桶に、
2人の反応も上々で、
一体どんな「音」になるのか??
ますます楽しみに♬
ある程度、
胴のカタチが見えてきたので
いよいよ、ここから次は
「タガ」を入れていきます↓
さて、
今回の桶、「タガ」の本数は
何本入れようか、、、
以前の実験で、
タガがたくさん締まっている桶の方が、
音が締まってクリアになる事が
分かっていたので、
中央のタガを
通常の1本だけじゃなくて、
2本重ねて
より胴を締め付けてみることにしました↓↓
そして、無事
合計6本のタガを入れることに成功♬
最後は、胴の中を
しっかりと仕上げて、、、
じゃじゃ〜ん♬
こんな桶胴が完成しました!!
おもしろーーー!
可愛いーーー!
見た目のフォルムに
癒されるそんな桶になりました♪( ´▽`)
さて、
早速皮を張ってみたい!!
これに合わせる皮も重要で、
今回は、
・極薄の馬皮「肩の部位」
・メスの牛皮
この2枚を、事前に
皮作り担当のひー君に頼んで
作ってもらっておきました↓
まだ、
塗装までは仕上げられてませんが、
早く、音がどんな感じか
聞いてみたくて早速組み上げてみる↓
そして、
できたのが試作1号なのです↓
さて、
肝心かなめのサウンドチェックは
いかに!!??
今回は、
①極薄馬皮 竹ばち
②極薄馬皮 ホウばち
③メス牛皮 竹ばち
④メス牛皮 ホウばち
⑤メス牛皮を表にして両面打ち
この5パターンを
ショートムービーで撮ってみました♬
まずは、私も一番気になる
①極薄馬皮 竹ばち↓
まだ、竹ばちの扱いになれず
上手く叩けなくてごめんなさい♪( ´▽`)
続いて、
②極薄馬皮 ホウばち
続いて、
③メス牛皮 竹ばち
今度は、メスの牛皮
④メス牛皮 ホウばち
そして、最後は
⑤メス牛皮を表にして両面打ち
いかがでしたでしょうか??
実際の生の音の印象は、
やはりスプルースという
新たな素材の硬い特徴が
「音」によくあっていて
これは面白い
太鼓になりそうです♪( ´▽`)
早速、今夜
親父たちの太鼓チーム練習に
持って行って
みんなの意見を聞いてみよう♬
今日も、暑い1日ですから
みなさん熱中症にはくれぐれもお気をつけて!
今日も素敵な1日を^_−☆