こんにちは、六代目彌市です(^^♪
さて、
今年はしゅんたまるという
新戦力の加入で、
ますます桶作りに
磨きがかかってきましたが、
ここ最近、
少し去年までの流れと
仕事の流れが変わってきたなぁ~って
感じてることがあるんです♬
それは、
修理やリメイクの
お仕事が増えたこと♬
先日も、浜松で7尺~8尺クラスの
タガを修理させてもらったり、、、
新しい太鼓だけじゃなくて
メンテナンスのお仕事が
だんだん増えてきて
これも、技術や信頼
あってこそご依頼いただける話だなぁ~と
とてもうれしいのです(^^♪
先日も、
あるお客様から
こーーーーんな長いーーーーい( ;∀;)
桶を持ち込んでいただいて
リメイクのお話しをいただきました↓↓
長さは約150㎝
10数年前には
こういう太鼓が流行った時があって、、、
結構見かける事も
多いんですが、
実際のところ
太鼓の「打面」に対して
ここまで長さが必要な理由も
正直あまりなくて、、
「運搬」や「保管」が大変、、、、
と、いう事で
今回、この長ーーーーい1つの太鼓から
新たに、3つの太鼓を
作ってほしい♫
そんなご依頼をいただきましたので
ご紹介いたします(^^♪
まずは、
この長ーーーーい太鼓を
3つに単純にカットするところから
スタート♬
次は、
表面をキレイに削り直して
行きます♬
表面がキレイに仕上がったら、
次は、胴の中♬
もともと、長ーーい桶だった為に
厚みもしっかりあったんですが、
短くカットしたことによって
これだけの厚みは必要なくなり、、、
適切な厚みと軽さになるよう
胴の中も削っていきます↓
でもって、
もともとのこれが↓↓
こうなりました↓↓
下の2つは
長さ60㎝で、
今まで使っていた
やぐら台でも使えて、
なおかつ据え置きとしても
活用できるようにリメイク!
そして、
余った短い桶は、
担ぎ平桶太鼓として生まれ変わりました♬
塗装もキレイに仕上げて
完成した太鼓はこんな
感じにしあがりました↓↓
時代に合わなくなったり、
上手く活用できなくなってしまったモノ
古くて使えなくなってしまったモノなどを
時代に合わせて、
新たな活用方法を見出していく♬
そんな考え方を
「アップサイクル」って言うそうです。
本来廃棄するだけのはずだった
150年使った古い味噌仕込み桶を、
「太鼓」として「祭り」として
あらたな可能性を生み出した「味噌六」も
まさに、アップサイクルですね♬
実は、
1つの太鼓から3つの太鼓は
今回はじめてじゃなくって
過去にも同じようにご依頼がありました。
1つの太鼓から3つの太鼓パート1はこちらから>>>
太鼓の役割も、
私達の仕事の役割も、
やっぱり時代の変化と共に
ニーズが変わっていくんでしょうね♬
今回もお役に立てて
何よりです。
さて、
今週末は
台風の影響が全国的に広がりそうです
みなさん
お気をつけて、
今日もステキな一日を(^_-)-☆