こんにちは、六代目彌市です^_^
人生で、5度目の
秋田への旅路♬
みなさん、秋田へ
行ったことありますか?
秋田は本当に素晴らしいところです(^ ^)
何が素晴らしいって、
まず、その景色♬
何度行っても
まず最初に目に入ってくるのが
この青々と澄んだ青空と
どこまでも続く秋田こまちの田んぼ道(^ ^)
秋田の空って、
なんて言うのか、、、、
空が近く感じるんです。
地元愛知にいて、
あまり普段の日常に「空」を感じることって
本当に少ないんですが、
不思議なほど、秋田は
「空」を身近に感じるんです。
高い建物が
少ないってこともあるんでしょうが、
それだけ澄んだ空気と
秋田の自然が美しい証拠なんでしょうね♬
普段いろんなモノを
背負いながら生きてます♪( ´▽`)
そんな私の心を
浄化させてくれる場所。
「シンプル」に生きるって事の
素晴らしさと、
その大切さを
教えてくれる場所が
私にとって「秋田」なのです♬
そして、
なぜ?秋田なのか
今回は、前回の6月に続き
桶太鼓の材料となる秋田杉を
買い付けに行ってきました♬
秋田との不思議なまでの
「縁」はこれまで幾度なく
このブログで書き綴ってきた
今は亡き伝説の桶職人
五十嵐さんとの出会い♬
私が生きる「伝説」だと
感じた素晴らしい人を
世の中の人たちにも
知ってほしいと言う思いもありますが、
自分自身の「記憶」として
忘れない為にも何度も書き残します。
五十嵐さんとの壮大な物語は
過去のブログでも書き残してます↓↓
私が今なぜ桶を作っているのか?
そして、
なぜ原木を買いに秋田に
行くのか?は
これを読んでもらえたら分かります♬
★五十嵐さんとの物語ブログはこちら↓↓
>>>五十嵐さんとの物語
そして、
今回5度目となった秋田への旅は
前回6月に続いて
2度目の秋田杉原木市場へ行ってきました!!!
原木市場というのは、
毎月2回開催されるんですが
実は、
いつでも行けば
必ず秋田杉が買えるわけじゃないんです。
季節によっては
もちろん全く原木が出ない月も
当然あるので、
実際は、これ
行ってみないと分からないので
前回6月の時は
季節があまり良くなかったこともあり
数本しかなかったのが
なんと!
今回は150本以上も
良質の秋田杉がズラリ!!
これだけでも、興奮します♬
そして、
もちろん今回も
五十嵐さんの奥さんが
何から何までサポートしてくださいました♬
長年買い付けに同行されてた
五十嵐さん奥さんですら、
これほどまでに
たくさん並んだ秋田杉を見るのは
めったにない!!
そう言って、
五十嵐さんがこんなメモを
渡してくださいました(^^♪
当然、まだまだ
原木の事なんて
詳しく分からない私に、
色んなことを
教えてくださったり、
現地の市場の方と
密に連絡を取り合ってくださって
原木市場のスタッフの方も
五十嵐さんのお陰で
ビックリするくらい!
とても親切にいろんなことを
教えてくださるのです( ;∀;)
そして、
150本もある秋田杉を
1本1本、、、
何度も何度も
五十嵐さんと見て回って
これだ!
と思う10本に絞って
今回は入札することにしました( ;∀;)
買い付けの方法というのは、
「競争入札」なので、
当然私以外にも
たくさんの業者の方が
買いに来る中、
一番「高い」金額を
付けた人がゲット!できるという仕組み♬
こんな感じで
お目当ての番号が書かれた箱に
金額を書いて投入!!
こうして後は、
ドキドキの結果を待つだけ( ;∀;)
結果はいかに!!
( ;∀;)
無事!
今回も見事に2本ゲットできましたーー!!
1本目はこれ↑
いずれも96年物の秋田杉♬
そして、もう一本↓
150本良質の秋田杉と
ひと言で言っても、
1本1本見ていくと
当然なのですが全部違うんです。
中でも、
少しでも「桶太鼓」に適したモノって
考えると、
より年輪が細かく
美しいモノを選びます♬
とはいっても( ;∀;)
まだまだ全然
よく分からないんですが
これが楽しいのです( ;∀;)
そもそも
私がなぜ?原木まで仕入れに
来ようと思ったかというと、
今は亡き
五十嵐さんが
桶を作る事だけじゃなく、
「原木」から仕入れて
桶作りをしていると聞いたとき、
なんてカッコいいんだと( ;∀;)
そう思いました。
職人として、
自分で作るモノに
そこまでこだわって挑む「姿勢」に
単純に、
男としてカッコいい!!
そう思ったんです♬
原木から仕入れる事は
当然リスクもあります。
わざわざ行っても買えないかもしれないし、
買った秋田杉が
必ずしも良いモノとも限らないし、、、
でも、
そういうことじゃないんですよね。
リスクがどうこうじゃなくて、
何か、
そういう「生き方」に
単純に憧れてしまったんです( ;∀;)
それが、
わたしらしい「生き方」。
そんな事を
思いながらふと目をやると
相変わらず「詩人」の
奥さんが、
ご自宅の工房に
こんな「誌」を飾られていました♬
五十嵐さん奥さんは、
お子さんがお一人見えますが
仙台に就職されていて
今は
お一人で暮らされています。
夫婦二人三脚で
必死に「桶作り」と向き合って来られたた
その溢れる人生の「想い」を
こうして
たくさんの詩にされていています(^^♪
工房だって、
道具こそ私が
たくさんいただいてしまいましたが、
今も、
あの時と同じ景色♬
ただ、
そこにいるはずの人がいない。
そんな想いですら
「詩」にされています♬
もう言葉に言い表せない程
これほどまでに、
純粋でシンプルで
「素敵」だと感じる生き方って
あるでしょうか、、、
そこには、
憎しみも、妬みも、
恨みも、嫉妬も、怒りも存在しません。
そんな、ご夫婦だったからこそ
生み出すことができた
「桶」は奇跡とも呼べる
夫婦の愛の結晶でした♬
さて、
すべてを受け止めてくれる
秋田の空のような
大きな「空」に憧れて
私も私らしくがんばります♬
今日も
ステキな一日を(^_-)-☆