2018年9月22日土曜日

自分らしく生きるコツ♬

こんにちは、六代目彌市です^_^


人生で、5度目の
秋田への旅路♬


みなさん、秋田へ
行ったことありますか?


秋田は本当に素晴らしいところです(^ ^)


何が素晴らしいって、


まず、その景色♬

何度行っても
まず最初に目に入ってくるのが

この青々と澄んだ青空と
どこまでも続く秋田こまちの田んぼ道(^ ^)




秋田の空って、

なんて言うのか、、、、


空が近く感じるんです。


地元愛知にいて、
あまり普段の日常に「空」を感じることって

本当に少ないんですが、


不思議なほど、秋田は
「空」を身近に感じるんです。


高い建物が
少ないってこともあるんでしょうが、

それだけ澄んだ空気と
秋田の自然が美しい証拠なんでしょうね♬


普段いろんなモノを
背負いながら生きてます♪( ´▽`)


そんな私の心を
浄化させてくれる場所。


「シンプル」に生きるって事の
素晴らしさと、

その大切さを
教えてくれる場所が
私にとって「秋田」なのです♬



そして、

なぜ?秋田なのか


今回は、前回の6月に続き

桶太鼓の材料となる秋田杉を
買い付けに行ってきました♬


秋田との不思議なまでの
「縁」はこれまで幾度なく


このブログで書き綴ってきた

今は亡き伝説の桶職人
五十嵐さんとの出会い♬


私が生きる「伝説」だと
感じた素晴らしい人を

世の中の人たちにも
知ってほしいと言う思いもありますが、


自分自身の「記憶」として
忘れない為にも何度も書き残します。



五十嵐さんとの壮大な物語は
過去のブログでも書き残してます↓↓


私が今なぜ桶を作っているのか?


そして、


なぜ原木を買いに秋田に
行くのか?は

これを読んでもらえたら分かります♬


★五十嵐さんとの物語ブログはこちら↓↓
>>>五十嵐さんとの物語



そして、

今回5度目となった秋田への旅は

前回6月に続いて
2度目の秋田杉原木市場へ行ってきました!!!




原木市場というのは、
毎月2回開催されるんですが


実は、

いつでも行けば
必ず秋田杉が買えるわけじゃないんです。



季節によっては
もちろん全く原木が出ない月も

当然あるので、


実際は、これ
行ってみないと分からないので


前回6月の時は
季節があまり良くなかったこともあり

数本しかなかったのが


なんと!


今回は150本以上も
良質の秋田杉がズラリ!!





これだけでも、興奮します♬


そして、

もちろん今回も

五十嵐さんの奥さんが
何から何までサポートしてくださいました♬




長年買い付けに同行されてた
五十嵐さん奥さんですら、

これほどまでに
たくさん並んだ秋田杉を見るのは

めったにない!!

そう言って、
五十嵐さんがこんなメモを
渡してくださいました(^^♪




当然、まだまだ

原木の事なんて
詳しく分からない私に、


色んなことを
教えてくださったり、


現地の市場の方と
密に連絡を取り合ってくださって


原木市場のスタッフの方も

五十嵐さんのお陰で
ビックリするくらい!

とても親切にいろんなことを
教えてくださるのです( ;∀;)


そして、
150本もある秋田杉を

1本1本、、、


何度も何度も

五十嵐さんと見て回って



これだ!

と思う10本に絞って
今回は入札することにしました( ;∀;)



買い付けの方法というのは、


「競争入札」なので、


当然私以外にも
たくさんの業者の方が

買いに来る中、


一番「高い」金額を
付けた人がゲット!できるという仕組み♬


こんな感じで
お目当ての番号が書かれた箱に

金額を書いて投入!!





こうして後は、
ドキドキの結果を待つだけ( ;∀;)


結果はいかに!!



( ;∀;)



無事!

今回も見事に2本ゲットできましたーー!!


1本目はこれ↑


いずれも96年物の秋田杉♬


そして、もう一本↓




150本良質の秋田杉と
ひと言で言っても、


1本1本見ていくと
当然なのですが全部違うんです。


中でも、

少しでも「桶太鼓」に適したモノって
考えると、


より年輪が細かく
美しいモノを選びます♬



とはいっても( ;∀;)


まだまだ全然
よく分からないんですが


これが楽しいのです( ;∀;)


そもそも
私がなぜ?原木まで仕入れに
来ようと思ったかというと、


今は亡き
五十嵐さんが


桶を作る事だけじゃなく、


「原木」から仕入れて
桶作りをしていると聞いたとき、


なんてカッコいいんだと( ;∀;)


そう思いました。



職人として、

自分で作るモノに
そこまでこだわって挑む「姿勢」に


単純に、

男としてカッコいい!!


そう思ったんです♬



原木から仕入れる事は
当然リスクもあります。


わざわざ行っても買えないかもしれないし、


買った秋田杉が
必ずしも良いモノとも限らないし、、、



でも、


そういうことじゃないんですよね。


リスクがどうこうじゃなくて、


何か、

そういう「生き方」に
単純に憧れてしまったんです( ;∀;)


それが、

わたしらしい「生き方」。



そんな事を
思いながらふと目をやると


相変わらず「詩人」の
奥さんが、

ご自宅の工房に
こんな「誌」を飾られていました♬




五十嵐さん奥さんは、


お子さんがお一人見えますが
仙台に就職されていて


今は
お一人で暮らされています。


夫婦二人三脚で
必死に「桶作り」と向き合って来られたた


その溢れる人生の「想い」を


こうして
たくさんの詩にされていています(^^♪





工房だって、

道具こそ私が
たくさんいただいてしまいましたが、


今も、

あの時と同じ景色♬




ただ、

そこにいるはずの人がいない。

そんな想いですら
「詩」にされています♬







もう言葉に言い表せない程

これほどまでに、


純粋でシンプルで
「素敵」だと感じる生き方って

あるでしょうか、、、



そこには、

憎しみも、妬みも、
恨みも、嫉妬も、怒りも存在しません。


そんな、ご夫婦だったからこそ


生み出すことができた
「桶」は奇跡とも呼べる

夫婦の愛の結晶でした♬



さて、

すべてを受け止めてくれる
秋田の空のような

大きな「空」に憧れて

私も私らしくがんばります♬


今日も
ステキな一日を(^_-)-☆