2018年9月24日月曜日

言葉ではなく、感じる事の大切さ♬しゅん太丸、修行へ行くの巻

こんにちは、六代目彌市です♬


入社して、

早くもちょうど
半年が過ぎた

しゅん太丸♬




先日、

めでたく20歳の
誕生日を迎える事ができました!


はい、

来年の1月が成人式です♬

若いな〜♪( ´▽`)


うちの社員はありがたい事に

しゅん太丸だけじゃなくて
本当にみんな真面目で、


何より
太鼓が大好きなんです♬



自分が20歳の頃を
ふと思い返してみても♪( ´▽`)


一旦は地元の企業に勤めたんですが、

その会社を辞めて、、、




ま、

その間に
たまたま家業が「太鼓屋」だったから


親父の仕事を手伝いながら



何か次の新しい道でも
模索しようかと、、、、



太鼓が好きでもなければ、

興味もない、、、



今の彼らとは
真逆のスタートラインだった頃を

思い出します♪( ´▽`)




だから、

余計に若い彼らの成長を
間近で感じられる事は幸せに思うのです♬



しゅん太丸、


実は、ここ数日
「加藤建具」さんという


友人の建具やさんに
いろいろと道具のメンテナンスの仕方や

木の材料の事を
教えてもらいに

短期修行に出ておりました♬


私自身、

師匠に桶の作り方
そのものは教えてもらっても、


桶って、本当にたくさんの
刃物やカンナを使うんですが、


その手入れの仕方までは
習う事が出来ず、、、


自分でもわからないことだらけ、、


当然、
しゅん太丸にも教えてあげられない、、、



そんな中、


友人の加藤建具さんが

手入れの仕方を
教えてあげるからと


なんともありがたい
お声掛けしてくれたのです♬




今回、

しゅん太丸が
主に教えてもらってきたのが


「カンナ」の研ぎ方♬





ありがたいことに、

今は亡き、
秋田伝統工芸士であった

五十嵐さんから


大切な「カンナ」は
たくさんいただいたのですが、


正直、いただいた直後は

切れ味バツグン!!で


これはすごい!

そう感じていたんですが、


当然、使えば使うほど

だんだん切れなくなっていく、、、



そこで、

いざ研ごうとしても、



角度や形の
特殊なカンナを研ぐという技術が


今までの三浦太鼓店では
なかったので、


研げば研ぐほど切れなくなってしまう、、、



困ったそのたびに
いろいろ教えてくれたのが

加藤建具の同級生
林くんだったのです♬




持つべきものは友ですね♪( ´▽`)


カンナの研ぎ方
教えてやるから、


しゅん太丸を
1週間くらい預かるぜと、、、


そして、
修行の旅に出ることになったのです♬





太鼓づくりも
当然そうですが、

私たちの仕事って、


言葉とか教科書では
決して伝えきれない「感覚」っていうのが


本当に大切です。


そして、

その「感覚」っていうのは

心で感じて初めて
気づける「感性」なので、


百聞は一見にしかず、


とにかく
優れた「技」とか


優れたモノに触れることが
一番の勉強になるんです♬


短い期間ではあったけど、

少なからず
しゅん太丸は、

今回の修行生活でいろいろと
感じてくれたようで、


日報にこんな風に
書いてくれてました♬



“言葉で教わる以上に、感じたことが大きい”


本当にそうなんです。






修行から帰ったら、

早速その教えてもらった研ぎ方を

今度はしゅん太丸が
教える立場になって、

カネゴンや、
若い社員同士に教え合ってくれました♬





基礎からきっちりと
叩き込んでいただけた事で、


おかげさまで
これまで使っていたた刃物も

みんなピカピカに研げる
ようになりました♬





太鼓作りは、
単に美しい太鼓が作れたら
「ゴール」ではないと、、


常々思ってます。


目に見えない「音」とか、

お客さんの「想い」とか、


そういう大切な事って
決して「目」では見えないから


心で感じられる「感性」を
磨く事♬


これをいつも大事にしています。


ピカピカに
磨かれたのは、

刃物だけじゃなく
心も一緒に磨かれたって事ですね♬


ありがたいです。


さて、


今日は祝日ですが
私たちはもちろんお仕事です♪( ´▽`)


ここのところ、
少し疲れが溜まってフワフワしてますが、


ぼちぼちと
マイペースで頑張ります♬


今日も素敵な1日を^_−☆