今回はあの『劇団菊太郎』さんのゲスト出演!という事で
遥々大阪は京橋まで公演遠征してきました(^^♪
劇団菊太郎さんとは、地元みかわ温泉のステージで出会って以来
本当によくしていただいていると言いますか
たーーくさんのご縁をいただいています。
太鼓もこれまた、たーーーーくさん作らせていただいてます!
なんと!?
私達零~ZERO~より太鼓持ってますよ(>_<)
三六-SABUROKU-なんて
派手な演出をされるステージにはえるようにと、これまたド派手にカスタム!
胴体ぐるーーっと昇龍をあしらい名入れ!(^^)!
ドラゴンボールならぬ巴ボールをワシつかみ!
この劇団さんにとっては
これくらいの派手さなんか、どうってことないですが(笑)
いい意味で大衆演劇と言う枠をぶっ壊し続ける
魂と勇気とエネルギーを持ってます!
今回のステージは、もともと吉本新喜劇の劇場であったそうで
都会の真ん中、ビルの5Fでありながら客席数500席、ステージの広さも
とても広い素晴らしい舞台でした。
大衆演劇のステージならではの花道も
お陰様で屋外、屋内をふくめ
いままで本当にたーーくさんの場所で演奏してきました。
曲の完成度そのものはもちろんありますが、
私が舞台本番でとても大切にするひとつに
その場その場にあった最良の“音つくり”です
舞台に行ってまずやることは、
その最良の音を作るためにどんな準備が必要か考えることですね
同じ太鼓を使っていても
その場その場によって、ビックリするくらい音のまわり方が違います。
それは舞台の作り方もそうですが、季節や天候によっても
太鼓の場合は大きく左右されます。
今回はあいにくの雨でした。
なおかつ、今回の舞台裏がフローリングではなく
湿度が多く湿気のこもりやすい場所(>_<)
湿度が多い場所では、太鼓の音はどうしても湿気を吸って
ゆるみガチになってしまうので今回は、締太鼓と、桶太鼓の
チューニングを通常より高めに設定!
舞台によっては舞台照明によって
皮が照明の熱をあびて乾燥しすぎる事もありますが、
今回はそれにも増して湿度が多かったので
本番前にもう一度締め直し調整しましたね(^^♪
いざ本番の音を出したとき、
いつもの練習と違う音のまわり方や皮の状態だと
どうしても力んでしまったりするので
うまくパフォーマンスできなくなります
そうならない為に、常に太鼓の状態と
当日の空気、会場の愛称を見極め最大限お互いが活きる“点”を探ってます
私の場合はもう一つ、
演者としての音つくりと職人としての音つくりを意識しているので
ああ、こういう場所ではこういう風になるのか~
とか、
もう少し、こういう風に皮を作った方が
バランスが良いかな~とか・・・
演奏でリズムを打ちながらも
太鼓作りの事ばっかり考えてしまう事が日常茶飯事です(笑)
ちゃんと演奏に集中しなさい!?って
メンバーには怒られそうですね(笑)
でも、もともと
自分の作る音に自信と責任をもちたい!とはじめた
演奏活動なので、自分との約束は果たせているか(^^♪
おかげで、今回も大きなステージではありましたが
力むことなく無事2回公演終えることができました。
そして、劇団さんの世界では当たり前なのですが
私にとっては人生初のおひねり!?をお客様から頂戴しちゃいました!(^^)!
劇団菊太郎さんは、今月末まで
大阪京橋にあります、KIKI京橋5Fの羅い舞座で毎日公演されてます!
本当にすばらしい舞台です!
私が言うから間違いありませんよ(*^_^*)
お近くの方、ぜひとも機会がありました
ご覧あれ!