2013年10月25日金曜日

その音を決めるのは!第二弾

こんにちは、六代目彌市です!(^^)!


大型台風の接近で、この週末は各地で催し物が中止になったり

いろんな影響が出ていますね~


私達も、この週末が佐久島太鼓フェスティバル!


今のところ開催の予定でいますが、なんせ海を渡っての島国ですので
並の状況次第では(>_<)と心配していますが無事渡れる事を祈っています!(^^)!




さて、前回に引き続きまして
今回も太鼓の音に迫って見ましょ~


今回は担ぎ桶太鼓の音!!






先日たまたま当店にある1本の桶胴で組み上げたところ、

今までに感じたことのない音が出た!というか鳴ったんですね


音の事なので言葉で表現することは難しいですが、

音の深さとか、響き、ばちのタッチから胴と皮の相性!

どれをとってもバツグンでした!!


これは!?

いったいなんだろう!?


こんな太鼓が作れたら、日本一、いやっ世界一の桶太鼓が作れるぞ(笑)


いや笑っている場合じゃなくまじめな話です!(^^)!



そこで、その原因と言うか音を探るべく研究をしてみる事に!


今回注目したのは、胴の膨らみ。


桶胴と一口に言っても、形は様々で

全くストレートの胴とかなり膨らみのあるどうがあります



そこで、ストレートの桶と、膨らみをつけた桶胴を
試作し音の変化をテストしてみました!


左はストレート   右は膨らみをつけた桶胴


さてさてどんな音の違いがでるのか!?

わくわくどきどきしながら、できた桶胴をそれぞれ

組み上げて早速サウンドチェック!!!!




サイズは1尺5寸、皮は担ぎ用の馬皮をあてました(^^♪

いざ!!!


あっ、あれれれ???


明らかに音の違いや変化を感じられると

確信していたのに、正直明らかな違いは感じられませんでした(>_<)



機会計測したら波形、周波数などには違いがあるのかもしれませんが

正直、わたしの耳と感覚であきらかに変化を感じるほどのものではなかったです


う~ん


音の響きに影響するのは胴のカタチではないのかな~


そうか!

もしかしたら胴の材質そのものが影響しているかも


確かに、くり貫きの長胴なんかは全く同じ形でもケヤキ材なのかそうでないのかによって

明らかに音は違いますもんね!



桶胴は基本、当店ではいままで杉やさわら材を使ってきましたが

太鼓の“音”に焦点をあてた材料を探してみたら

もしかしたら面白い音が見つかるかも!



思い立ったら即行動!

の私は早速いろんな材料を取り寄せ

試してみる事にしました!!!





まだ具体的な材料名は明かせませんが、

またご報告します!!!