2013年12月24日火曜日

三浦太鼓店からメリークリスマス!(^^)!

こんにちは、六代目彌市です!(^^)!


今日はクリスマスイヴ❤
みなさん素敵なイヴお過ごしでしょうか(^^♪


先日の日曜日、当店社員の朝倉慶介と
零~ZERO~メンバーである鈴木智重子がめでたく結婚しましたので
ここにご報告させていただきます(^^♪



まだまだ若く、未熟な二人ではありますが 
みなさん今後ともどうぞよろしくお願い致します。



さて、今日はイヴという事で当店から
みなさんへプレゼントではありませんが、新作の太鼓を発表させていただきます!



私自身が好きという事と、楽器としてのまだまだ
進化と可能性の余地があるなぁと日々感じている桶太鼓。

みなさん、桶太鼓の素材や製法、役割ってご存知ですか???


桶胴は主に杉やサワラ材を使用。


そもそも桶とは醤油やお酒、味噌、昔ながらのお風呂などで使用され

中に水分を入れることで木が膨張するという特性があります。

そんな中、太鼓だけなんですね~ 常に乾燥した状態でこの桶を使うのは。

もともと桶は水分には強く乾燥にはあまり強くないという特徴があったので、

胴にひびが入ったり、“たが”が緩んだりと色々問題がありました。


それでは、現代の楽器として利用される太鼓としては品質が良くないのでは・・・

とずっと考えていました。


そして考えて開発したのが今回の新作太鼓です(^^♪



実はこの太鼓。新たな桶を作ろうといろんな挑戦を繰り返し
開発途中の失敗から生まれたものなんですね(笑)


まず一番注目したのが胴の材質。

従来の杉やサワラより太鼓の“音”に適したものがないか探してみました。

そこでたどりついたのが今回の木材。


太鼓の命ともいえる胴の材質が与える音への影響力



日本より緯度が高い寒い地域で育ち、木の質が非常に密でありながら、
軽くて柔軟性や弾力性に優れることが特徴の木材がある事を発見。

その良質な木材はバイオリンやギターにも使われているそうです(^^♪


早速これは面白そうだ!と思い、1尺5.6寸クラスの担ぎ桶を製作し
試してみたところ、木の質が密なので響きが良すぎるというか
予想以上に響きすぎてしまったんですね(>_<)

ああこれではちょっと響きすぎだ~と思ったんです。





響きすぎ!? 



と、いう事は“響く”事をより求められるサイズの大きな太鼓にしたら最適なのでは!
と早速考案したのが今回の太鼓です!(^^)!



サイズは2尺6寸!


予想は的中し、音の響きや胴からくるエネルギーは
従来の桶とは一味違ったパワーを発してくれました(^^♪


そして2尺6寸とサイズだから生まれる音の“響き”と迫力の重低音。

ガッツリ打ち込めるという事、2尺6寸というサイズからその名も
打二六『Dan-Jiro』と命名しました!(^^)!



三浦太鼓店オリジナル新作太鼓。その名も打二六『Dan-Jiro』


詳しくは!こちらのアドレスへ>>>