2017年5月14日日曜日

思いつかない事は、実行できないですしね!

こんにちは、六代目彌市です^ ^

いよいよ、
八丁味噌仕込み桶大太鼓プロジェクト
大きな夢がカタチになって現れて
来ましたよ!

ジャジャン‼️




とうとう最後のタガがはまり、

仕上げとして、
天然のえごま油を提供くださった
地元岡崎の太田油脂の夏目さんが

直々に塗り作業をご指導くださいました٩(^‿^)۶


みんなで仕上げ塗り作業!


おぉ!

やっぱり100年もの間醸された
八丁味噌仕込み桶にしか出せない
深みが、仕上げ塗り作業と共に
現れてくる感動‼️


太田油脂さん!

夏目さん!
本当にありがとうございます٩(^‿^)۶



そして、そして

今回もっとも重要な作業だったのが

いよいよ直径2メートルの皮張り皮縫い作業!


未だかつて私だって
こんな大きな皮を作ったことがない( ;∀;)


そもそも、これだけ大きなサイズの皮が
とれるのか???


そんな不安の中の作業!




そこで、今ある当店の牛革の中で
とにかく一番大きな皮を選びに選んで準備し

皮を張るリングをあててみると!


それでもやはり少しサイズが足りないのですが
そこはある程度の想定内!


ここは職人の経験と技が光場所ですが、


直接打面に影響がない
外側の部分を何か所か縫ってコツコツとつなげていくんです(^^)


ここは、現在
当店の皮づくりを一手に担ってくれている
日置君の活躍場所!!


こうして無事に引っ張れるだけの皮のサイズが完成し
いよいよ皮を張っていきます!


これだけ大きなサイズでも
基本的には作業は一人でやります!

少しずつ少しずつ絞り込んでいき、


また少しずつ少しずつ
皮を踏んで伸ばしていきます!


さすがのデカさに
日置くんのテンションも⤴



作業は大変ですが、

ワクワクどきどきがとまりせん(^^)/


そんなこんなで、
ようやく皮を締め上げることができました!!


さぁここからはいよいよ
この締め上げた皮を縫っていく作業ですね!!

この皮の縫い糸は、これまた
ここまでみなさんにお手伝いいただきながら
寄り合わせてきた麻糸です!
麻糸つくり名人の三浦さん!

ご自身で作ってもらった麻糸を使って
みなさんで皮を縫いあげていただきます!






ひと針ひと針
丁寧に、しっかりと縫い合わせていきます!


そして、無事今回の予定であった
片面の皮が縫いあがりました!




完成した桶と皮を
それぞれ本堂の前に並べての記念撮影です(^^)/






ここまで本当にたくさんの方々のご協力のもと
太鼓がいよいよ形になってきて

自分自身、今回の
プロジェクトをあらためて振り返ってみると

もともとの
このプロジェクトがはじまったキッカケが
あったことを思い出しました。


それは、

昨年の11月の終わりに
桶作りをしながらふと思いついたことを

八丁味噌の野村さん宛てに、
私の勝手な妄想をメールしたことが
すべての始まりでした(^^)

そんな私の妄想に対して
野村さんがこう返事をくださったんです( ;∀;)


三浦さん了解です!
思いつきとか、楽しさは結構大事ですよね。
思いつかないことは、実行できないですしね!


本当にうれしかったです(涙)



そして、ここまで
その妄想が現実になってきて

野村さんの言葉がよみがえるんです。


“思いつかないことは、実行できない”


そうなのです。

思いつかない事は、実行できない。


そして、

思いつかない事は、カタチにならないのです。


逆をいえば、

今目の前に現実やカタチとして
ないとしても、

頭のなかでイメージができるのであれば、

それはいつか現実や“カタチ”にできるということ。



今回のプロジェクトはすべての作業が
誰もが経験したことのない

はじめての事だらけですが、

それでも不思議なことに
こうやって確実にカタチになっていくのは

みんなの想いが具体的に
頭の中でイメージできているからだと思うんです。


人のチカラって本当にすごいですね。


良いことも、

良くない事も、

イメージしたことが現実になるのであれば

できるだけ良いこと!


ステキな未来を妄想して
創って行きたいと私は思っています(^^)


まだまだ、もうひと踏ん張り!


最後は、これを大きな神輿にして
150人で担ぐ!

そこまでしっかりと妄想イメージして
現実にしたいと思います!

応援してください(^^)
宜しくお願いいたします!